シナリオ詳細
<夏の夢の終わりに>Kalanchoe
オープニング
●アヴァル=ケイン
「さっむ」
そう呟いた白の少女は体を抱きしめるようにして腕をさすった。けれども寒いものは寒いのである。それもこれも、タータリクスに協力していた魔種『ブルーベル』と旅人『クオン=フユツキ』目標を達成させたからに他ならない。
けれどもそれはそれ、これはこれ。白の少女──シャルレィス・スクァリオを模したアルペドは主君たるタータリクスの為に、言われたままに行動するだけ。彼女の守るべきものはタータリクスと、彼のおひめさまなのだ。
「もうすぐ来るかな。動いていれば暖まるかな?」
ひょいと剣を手に取るアルベドは寒さの立ち込める城内で素振りを始めた。アルベドは人と異なるのだから動いて暖まるわけもないが、細胞の元となった少女の気質もあるのか、それとも埋め込まれたフェアリーシード──妖精の性格もあるのか。とりあえず動いていれば何とかなるとでも言った風だ。
「辺りを見張っておいてくれる? 誰かが来たら、すぐ気づけるように」
辺りをふわふわと漂う邪妖精(アンシーリーコート)たちはアルベドの言葉に散開し、幽霊のような光を纏いながらあっちへこっちへと揺れ動く。その体の何処に視覚をもっているのか──あるいは視覚に相当する感覚が存在しているのか──わからないが、彼らなりに巡回しているようだった。
このように過酷な環境となり、常春であった妖精郷が滅亡へ向かっていることは誰しもの想像に難くない。タータリクスへ噛みついていた者たちもこちらに構うどころではないはずだ。
けれども。
ふよふよとアンシーリーコートが戻ってくる。訴えかけるその内容にアルベドは目を丸くした。
「え、来るの!?」
城への侵入者。しかも彼らは冬の精だけではなく、アルベドやキトリニタスまで相手取っているらしい。ここにももうじき来るだろうというアンシーリーコートの言にアルベドは眼下を見た。
そこは人のサイズで作られたダンスホール。アルベドが立っているのは左右から延びる階段の合流地点。部屋一帯が広く見渡せる場所だ。
「それじゃあ、マスター(主君)の為にも通すわけにはいかないね!」
アルベドは剣を手に侵入者──イレギュラーズの訪れる瞬間を待った。
●ローレット
「状況は大詰めなのです」
『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)が神妙な顔で告げる。その手にある羊皮紙はいつもよりは多く感じられた。彼女は「状況を整理するのです」とそれらをテーブルへと広げ、まとめられた数枚の報告書を指さす。
「魔種タータリクスによって妖精女王が囚われた事件に関しては、ボクたちローレットがエウィンの街へ侵攻することで解決されたのです。結果、タータリクスや魔物たちは妖精城へ籠りました」
次にユリーカの指は2枚の報告書へ。それはそのすぐあとに動き出したブルーベル、及びクオン=フユツキの報告書であった。
「この2人はタータリクスと別行動……と見せかけてやはり妖精城へ。追手のイレギュラーズを振り払って、地下にいた冬の王を目覚めさせてしまったのです!」
実際に狙っていたものはどちらも冬の王自体ではないが、結果として目覚めさせたことは確かだ。そして目的を達成した2人が妖精郷のどこにも見られないことも報告されている。
そして、と最後にユリーカが示したのは報告書ではなく依頼書。これからの動きに関わるところであった。
「タータリクスたちを放っておくことはできません。けれど迫りくる冬もどうにかしないと、妖精郷はなくなってしまうしまうのです。やることはたくさんあって、大変ですけれど……迷宮森林警備隊の皆さんも力を貸してくれるそうです。どうか、皆さんの力でどうにか打ち勝って欲しいのです!」
今、ローレットには溢れる冬の精の対処と、妖精城アヴァル=ケインへの進撃という依頼が多く張り出されている。ユリーカに提示されたそれは後者のものであった。
城にはアルベド、ニグレドだけではなく操られたアンシーリーコートなる生物も多数存在していると言う。けれども友軍の力を借りてこの場を切り抜け、進まなければ──妖精郷の未来は、無い。
- <夏の夢の終わりに>Kalanchoe完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2020年09月01日 22時30分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●
息さえも凍り付いてしまうような寒さの中、8人のイレギュラーズが駆けていた。妖精の住まう城でありながら、人のサイズに作られたそれはなんとも広く。天井は見上げるほどに高かった。
「次は──」
こっちか、と曲がるイレギュラーズ。そこは広いダンスホールのようで。
「──まさか、ここに辿り着くなんてね」
聞いたことのある声に一同は顔を上げ、息を呑む。奥の階段上で立っていたのはアルベドだ。それも『蒼銀一閃』シャルレィス・スクァリオ(p3p000332)にそっくり、いや瓜二つの姿。
「これ以上先には進ませない。私はマスターを守るんだ!」
剣の切っ先を向けるアルベド、周囲にいた人魂のような煌めき──邪妖精(アンシーリーコート)が同意するように宙を跳ねる。
(これがアルベド……錬金術か)
『四季遊み』ユン(p3p008676)はシャルレィスとアルベドを見比べる。同じ姿、けれどその意思は個のものだ。アルベドとは妖精を核に別人格を入れるようなものなのだろうか。
けれど考えていられるほど悠長な場ではない。シャルレィスは剣を抜き、ダンスホールを走り抜けて階段を駆け上がった。
「まさか、私のアルベドまでいたなんてね!」
蒼の嵐が巻き起こる。誰もを傷つけるその中で2人は切り結び、弾かれたように距離を取った。運を引き寄せるアルベドに、ステッキ傘を向けたまま『ファンドマネージャ』新田 寛治(p3p005073)は眉根を寄せる。さすがはシャルレィスのコピー、擬似生命体と言えどもその性質を真似されたとあっては一筋縄にはいかないだろう。
「クロバ・フユツキ──参る!」
『ただひたすらに前へ』クロバ・フユツキ(p3p000145)の爆炎がアルベドを包む。その煙から飛び出してきたクロバの太刀は多彩な型を描き、アルベドを通りこして階段の手すりへと突き刺さったことで止めを迎えた。直後、アルベドの握った剣がクロバの服を裂き、その下の肌まで傷つける。
(なるほど)
一瞬に込められた手数のいなし方。攻撃を受けた感触。技量の高さが伺える。なかなかに手強い相手であるようだ。
しかしだからと言って負けるわけにはいかない。『氷雪の歌姫』ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)は歌を歌い戦旗をひと振りさせる。
「さあ皆さま、存分になさいますようにー」
彼女の周辺にいる者を鼓舞する立ち振る舞い。『希望の蒼穹』アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)はそれを受けて気合いひとつ、アンシーリーコートたちへの中心へ駆けて行って。
「さあこっちへいらっしゃい! 相手してあげるよ!」
赤き花のような魔力塊が膨れ上がり、炸裂し、拡散する。その魔力に当てられたアンシーリーコートの一部がアレクシアへと意識を向けたようだった。
(やっぱり広くて、一度じゃ収まりきらないね)
ダンスホールのあちこちを、そして階段の上をふよふよと泳ぐようなアンシーリーコートに視線を向けるアレクシア。しかしこんなことも織り込み済みで、まだ彼女に焦りの色はない。それは元々予想していたからと言うこともあるだろうし、何より今アレクシアは1人じゃない。共に戦う仲間がいるのだ。
遠方のアンシーリーコート下に大きな円陣が出現する。そこめがけて火球を降らせた『白獅子剛剣』リゲル=アークライト(p3p000442)は、アンシーリーコートたちの意識を引いて駆け出した。
(シャルレイスさんそっくりの姿、か……)
戦いの繰り広げられる階段上へ視線をやる表情は苦い。知人に似ている姿を切り捨てなければならないのだ、苦々しい思いにもなろう。そしてその想いはユンも同じ。
「嫌な性格してるよ」
切れ目のない刺突と斬撃がアルベドの余裕を削いでいく。嗚呼、何が楽しくて味方と同じ顔をした敵を倒さねばならないのだろう。この感情まで計算した上でアルベドを──そしてキトリニタスを──作っているのなら、悪質だ。
妖精と同じ大きさまで小さくなった『妖精の守り手』サイズ(p3p000319)は捨て身の突撃でアルベドの喉元へ、露出しているフェアリーシードへと手を伸ばした。
「そのフェアリーシード、引き抜いてやる!」
「そんなことはさせないよ」
サイズの手とアルベドの距離があく。色あせた瞳と黒の瞳が交錯する。軽やかに後退したアルベドは、自らを──そして喉元にある『命』を狙うイレギュラーズたちを睥睨した。
「おいで、こっちだよ!」
アレクシアの放つ赤の魔力がアンシーリーコートを引きつける。それらを巻き込むように、リゲルは自らが引いたアンシーリーコートごと真一文字に切り払った。銀閃煌めく斬撃は人魂のように浮かぶそれらを後方へと吹き飛ばす。
「アレクシアさん、ここは任せても?」
「大丈夫! 行って、リゲル君!」
力強い言葉にリゲルは頷き、アルベドの元へと駆けて行く。彼は付いて行こうとしたアンシーリーコートへ魔力を当て、アレクシアはその中心に立った。
「行かせない」
梅の花弁をかたどる魔法障壁がアレクシアの周囲へ浮かぶ。アレクシアはさらにその内側でより強固な障壁を為した。
長くは持たない、その一瞬のためにある壁。けれどアレクシアほどの使い手ともあれば幾度も形成できる。
(私にも守りたいものがある)
アンシーリーコートが敵意のまま攻撃を加えてくる。されどそこに含まれた悪意は障壁が防ぎ、アレクシアに訪れるのは回避も防ぎきることもできなかった攻撃のみ。アルベド以外の攻撃がこちらへ集中していることを確認し、アレクシアは再び魔法障壁を張って赤の魔力花を散らす。
「絶対守る。そのためにも──倒れてなんていられないんだから!」
その叫びはアルベドの耳にも聞こえたらしい。アルベドは一瞬そちらを一瞥すると、イレギュラーズの攻撃を受けながらも鋭い一撃を放つ。受け止めたリゲルは空気に満ちる冷気よりも一段冷たい気を剣へ纏わせ、アルベドへ向かって舞うように突き出した。混ざるようにシャルレィスは暴風を剣にまとい、アルベドの力を削いでいく。
「ねえ、君はどうしてタータリクスを守るの? そこに君自身の想いはあるの?」
「想い? そんなものなくたってマスターを守れるよ」
アルベドの答えにシャルレィスは眉を寄せる。それでは何のために守ろうと言うのか。創造主だからか。命令だからか。そこに意思があるのならと思っていたけれど、少なくともそのようには見えない。
「……前に戦った仲間のアルベドは、自分の心を見つけて、イレギュラーズを助けて自壊したよ」
「だから?」
歌うような問いかけは、何の色も篭っていない。だから無意味なのだろうとどこかでわかっていても──問わざるを得ない。
「きちんと考えて欲しいんだ。……君が本当に守りたいものは、何?」
「きちんと? 考える?」
きょとんと目を瞬かせたアルベドは、素直な性格の妖精でも込められているのか。戦いながらも考えてはくれるらしい。それを押すようにクロバが殺人剣を向けながらも声を上げる。
「フェアリーシードに眠る君は、そんな事の為に生きている訳じゃないはずだ!! 目を覚ませ!!」
抗え、創造主(タータリクス)に操られるな。フェアリーシードを救わんと執拗に突撃するサイズもまた、その鎌を振り上げた。氷の魔術でバリアを張るサイズは自らの傷も、鎌への負担も御構い無しに今はただ妖精のことだけを考える。
(救わなくちゃ……俺は妖精鎌なんだから!)
妖精のためならば何を捨てたって構わない──そんな思いを体現するサイズへ無情なる暴風が叩きつけられる。運命力を燃やしたサイズはそれを躱し、再びアルベドへ向かっていった。サイズを援護するようにクロバは連撃で攻め立て、アルベドの体力を削っていく。
どこか似ているような2人はある時には敵の刃をモロに受け、またある時には避けられないような攻撃を完璧に避け切ってみせる。しかし『仲間』という存在がいる分、イレギュラーズたちの方がやや優勢か。ユンはアルベドの喉元に垣間見えるフェアリーシードに目を細める。
(何の関係もない妖精を道具のように扱うなんて)
罪無き者の命を弄ぶとはなんたる勝手か。ユンは五月雨でアルベドを攻めながらも、自らを強烈に癒して戦い続けんとする。
「君がタータリクスを守っているように……俺たちも妖精達や、妖精郷を守らねばならないんだ」
「それなら倒されても仕方ないね」
アルベドの動きを阻害し、仲間が危うくなれば庇うリゲルはアルベドの言葉に頷く。そう、互いに正々堂々の勝負だ。
「だから全力でぶつかろう。それが剣士の在り方というものだろう?」
その言葉は悪くないとでもいうようにアルベドが小さく笑みを見せる。不意にその頭上から氷の槍が降ってきた。
「小細工などさせていただきますわよー」
ユゥリアリアの血を媒介としたそれはあまりにも美しく、束の間見とれてしまいそうなほどで。直後放たれた銃弾に正気へ返ったアルベドは、しかしその銃弾によりまた意識が逸れる。クロバとシャルレィスはその隙を狙い、攻撃を叩き込んだ。
アルベドの勢いが衰えていく感覚はイレギュラーズも、何より本人も感じていただろう。彼女は傷を受けすぎた。体の限界がきているのだ。
しかしそれでもアルベドは戦うことをやめない。それをタータリクスの命令だからなどとシャルレィスは思いたくなかった。
(前の時は倒すしかないって思っていたから、妖精さんを救う事だけに必死だったけど……でも)
ふらついてなお武器を離さないアルベドへ、叫ぶ。
「本当にいいの? その生は、確かに君のものなんだよ!」
フェアリーシードという歪な命だったとしても、唯一無二の生に違いはない。そう語るシャルレィスへアルベドは刃を振るう。
「理解できない。道具である以上を、私は望まない。私はマスターを守る道具」
それ以上もそれ以下も望まないのだと口にするアルベドにユンはもう手出ししない。彼女をただ静かに見つめるだけ。
(この世に生まれてきた以上、心というものはあるんだ)
生まれ落ちた時点で完全なる道具でも機械でもないのだとユンは思う。そうでなければ、心がなければ。他者とてここまで心動かされることなど──きっと、ないのだから。
「……さあ、その妖精と妖精郷の春を返してもらわないと。季節はあるべき姿に。時間は止められないんだ」
ユンの言葉を体現するように、クロバの起こす乱舞がアルベドの腕を跳ね上げる。地に落ちたそれはドロドロと溶けていき、本体の断面からは何かを生やすような動きが見える──が、遅い。畳み掛けるようにクロバは太刀を振るった。
(もう少しだ。もう少しで、届く!)
ここまでくればあとはフェアリーシードを引きずり出すだけ。ユゥリアリアは天使の歌で最後のひと押しをする。リゲルの流星剣がフェアリーシードを傷つけぬよう放たれ、その体を打つ。よろめいたアルベドへ追い討ちをかけるようにシャルレィスは蹴りを叩き込み。
「……おやすみ」
フェアリーシードに手をかけて、ひと思いにそれを引き抜いた。
アルベドは歯を食いしばり、その顔はドロリと溶けて崩れゆく。腕も足も胴体も、武器さえも溶けて沈んでしまう。強敵を打ち倒したのだと感じる一方で、
「まだ終わりではありませんよ」
「ええ。あちらの邪妖精を何とかしないといけませんわねー」
寛治のステッキ傘がそちらへ向けられ、ユゥリアリアは光の翼を羽ばたかせた。視線の先にいるのはまだ残っているアンシーリーコートと、中心で耐え忍ぶアレクシア。その障壁にヒビが入り、花が散るように崩れ去る。
アレクシアの限界は近く。しかし彼女は諦めの色など宿していなかった。必ず仲間たちがきてくれると、信じているから。だから──。
「まだ……もう少し。頑張ろう!」
アンシーリーコートを掃討し、一同はフェアリーシードとされていた妖精を介抱する。まだ生きている妖精を見てほっとするサイズ。その傍ら、アルベドの溶けた残骸に寛治は散った花を見た。
冬に包まれた妖精郷で花など見られるはずもなく、その前に摘んだものなのだろうと思わせる。戦いの激しさに耐えられず、ついに散ってしまったか。
どうしてアルベドがそのようなものを持っているのかわからない。核となった妖精が持っていたのかもしれないし、なんとなしにアルベドが摘んだものだったのかも。
(その花言葉は……『あなたを守る』でしたか)
寛治は知識を引っ張り出してから、静かに目を伏せる。守るものは違ったかもしれない。けれどその意思は引き継ごう。妖精と、妖精郷を守らんとする者として。
「ごめんね……でもその想いは、忘れないから」
残骸と成り果てたアルベドへ呟いたのはアレクシアだ。その想いはアンシーリーコートを引きつけるため直接にはぶつけられなかったが、その戦いぶりは見えていた。対立せども守ろうとした──そのために戦った彼女は、もしかしたら良き友人になれたのかもしれない。
(思えば哀れと思いますが、看過することはできないのです)
ユゥリアリアはフェアリーシードを失い、原型を失ったアルベドを見た。彼女たちにも彼女たちの正義はあったのかもしれない。しかしそれは客観的に見れば間違いで、見過ごすなどできなくて。
リゲルもまた、友人である妖精を思い出す。彼女も今回ばかりはどこかで戦っているかもしれない。妖精郷と、女王と、知己のために。
(彼女達の仲間を犠牲にし、悲しませるわけにはいかない)
だから、せめて──安らかな眠りを。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れ様でした、イレギュラーズ。
彼女は最期まで守りたいもののために戦ったのでした。
それでは、またのご縁をお待ちしております。
GMコメント
●成功条件
アルベド(シャルレィス)を倒す
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。不明点もあります。
●エネミー
・アルベド
シャルレィス・スクァリオ(p3n000332)さんの姿を模した白き怪物です。喉元に核(フェアリーシード)の一部が露出しています。核を破壊すればアルベドは機能停止しますが、核となった妖精も死亡します。
以前発見されているアルベドよりは人らしく、けれども人ではない別物。高度な会話は難しく、その性格もシャルレィスさん本人と全く同じというわけではないようです。タータリクスを守るべきものと定めています。
高威力アタッカーであり、クリティカルとファンブルが次いで高めです。全体的な性能は本物より随分と引き上げられているようです。
疾風斬【偽】:物中単:刃の如く鋭い風を放ちます。【連】
白風烈斬:暴風のように自身を、そして相手を傷つける攻勢です。【流血】
・邪妖精(アンシーリーコート)×10
ふわふわと漂う人魂のような球体。淡い光を纏ったそれは幽霊のようにも見えるでしょう。
ダンスホールを徘徊しており、侵入者を見れば中~遠距離攻撃を放ってきます。
防御技術に長けており、通常攻撃に【乱れ】を持ちます。
金縛り:神自範:びりびりします。【呪縛】【体勢不利】
●フィールド
妖精城アヴァル=ケイン内にあるダンスホール。寒いですが広いです。
奥には左右から弧を描く階段があり、中央で合流します。
●ご挨拶
愁と申します。シャルレィスさんの偽物です。
何もかもを蹴散らして、決着へと駒を進めましょう!
ご縁がございましたら、よろしくお願い致します。
Tweet