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シナリオ詳細

<冥刻のエクリプス>逃げし魂は月夜に踊るか
<冥刻のエクリプス>逃げし魂は月夜に踊るか

完了

参加者 : 50 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●冥府への切符
「これはそう難しくない……少なくとも、魔種と戦うよりは難易度の低い仕事だ。勿論手を抜いたら失敗するし、自らにも仲間にも危険が及ぶ。
 そして、これは今出されているどの仕事にも言えるが──最悪の場合、天義が陥落する」
 そう説明しながら『黒猫の』ショウ(p3n000005)は数枚へ写した羊皮紙をイレギュラーズに配る。1枚を全員で見るには人数が多すぎるが、かといって人数分写すには労力がかかりすぎる故に。
「今回行ってもらう先は、冥府だ」
 冥府、死んだら向かう場所。罪と罰の天秤へと導く川がある場所。そこへ向かえと言われれば少なからずの動揺も見られる。
 まず資料を読んでほしい、というショウの言葉にイレギュラーズは視線を向けた。沈黙、暫し。ふと1人から訝しげな声が上がる。
「……『マーレボルジェの聖遺物』?」
「それが今回の作戦に必要なアイテムさ。冥府へ行って、帰ってくるためのね」
 本来、冥府に辿り着けば戻ることは叶わない。死者が生き返らないのと同じように。そして生者は"招かれざる者"であり、そもそも冥府へ辿り着けない。
 だがマーレボルジェの聖遺物を用いれば、生者も冥府へ足を踏み入れることが可能である。永続的な効果はないが、この仕事の間だけ入ることが出来れば良いのだ。
「それだけだと帰ってこられないんだけどね。このアイテムには加護がある。幻想教会から天義へ持ち込んだことで得た、"人々の祈り"ってやつさ」
 思いは形にならねど、確かに存在する。聖遺物を守ったのは強い信仰心だ。

 さて、それではその聖遺物を使って──冥府へ向かって何をするのか。

「ミッドナイト・ブルーに魂を留め置くの」
 そう告げたのは──いつからそこにいたのだろうか。『色彩の魔女』プルー・ビビットカラー(p3n000004)はイレギュラーズを見渡し、口を開いた。
 冥府に流れるレテの川。流れていくランタンには魂が収められ、その命を燃やしている──そう言われている。
「魔種といっても、真っさらなスノー・ホワイトから色彩は紡げないわ。月光人形を作る時には核となる魂を込めているのでしょうね」
 ならばその魂はどこから持ってくるのか。これは問うまでもなく、初期から流れていた噂に答えが示されている。
 ──黄泉返り。
 死者の魂を戻し、傀儡を作る。それは今も行われ、月光人形を増やしていることだろう。
「皆には冥府へ行ってもらって、そこで現世へ戻ろうとする魂を止めてもらいたいの」
 核がなければ月光人形は生み出されない。現世での増加を抑えられるはずだとプルーは告げる。
「ああでも、気をつけてくれ。魔種によって連れ戻されようとする魂は少なからず抵抗するはずだ。それに、冥府なんて場所には番人がいるものだからね」
 御伽噺に出てくるそれらは、大概が化け物のような風体をしている。魂を導く者、亡者を罰する者、役割は様々だが──生者が歓迎されるとは考え難い。
「……なんて言ってはいるけど、冥府の情報なんて全然ないんだよね。俺もプルーも行ったことないからさ」
 肩を竦めるショウ。しかし、それは当然のことだ。彼らは生者であり、たとえ情報屋だとしても死を越えた先までは調べられない。
「だから、伝えられるのはウィステリア・ミストな言葉ばかりになってしまうわ。参考になるかわからないけれど、無いよりは──」

「──ふむ? 勇者たちが駒を進めるは冥府か」

 プルーの言葉に被さって、見知らぬ女の声がした。──いや、とある者は知った声かもしれないが。
 ローレットの入り口に、2つの影がある。1つは左目に眼帯をつけた女。1つは神父らしき姿をした男。
 イレギュラーズや情報屋の反応に、女の瞳が細まる。
「なに、敵ではない。妾たちもこのゲームに参加しようというだけよ。そうだろう? エドアルド」
 女に同意を求められた男──エドアルド・カヴァッツァは穏やかな笑みを崩さず「ええ」と頷いた。
「ゲーム……?」
 勇者(イレギュラーズ)から漏れた呟きに、女は一層笑みを深めて。
「そう、ゲームよ。世界は盤上、妾たちは須らく駒だ。妾たちはな、その盤上を狂わせに来たのだよ」
 駒だと言いながら、彼女らはどこに属してもいない。常に面白い方へ。常に楽しくなれる一手を指すように。
 そうして引っ掻き回してできた混沌は大いに女を楽しませることだろう。それがイレギュラーズと魔種、双方にとってどんな状況となるのかまでは興味の対象ではないが。
「まあ、人数が増えるっていうのなら有難いね。勿論、変なことはしないでもらいたいけれど」
「無論だ」
 頷く女の隣でエドアルドも微笑みを返す。その目が笑っていないことに──そして誰かを探すように動いていることに、『探されている本人』なら気付けるかもしれない。そんな小さな昏さを秘めて。
「妾はサマエル。『ウィーティス』の教祖を務めている者だ」
 よろしく頼むぞ──サマエルはにぃと、口元を楽しげに歪めた。


●冥府
 それは、死んだら行くべき場所とされている。
 それは、川が流れている場所とされている。
 それは、罪を裁かれる場所とされている。
 それは、罰を背負う場所とされている。
 
 こちらは此岸。あちらは彼岸。
 記憶の川を流れるは命の炎。裁きの時を待つ魂。
 ただ、ただ、静かに。罪と罰の天秤へ導かれるのを待っているのだ──そう、本来ならば。


 ──それは、狂気を伝播させる傀儡。
 ──それは、誰かの大切なヒト。
 ──それは、冥府へ渡ったはずの魂。

 キィ、とランタンの扉が開く音。燃えていた命の炎はふわりと浮いて、此岸へと向かい始めた。

 嗚呼、嗚呼、呼ばれている。
『帰りたい』
『行きたくない』
『おかあさん』
『帰りたくない』
 望む者も、望まぬ者も。何かに引かれるように、ランタンから抜け出して。

 おいで、おいでと──手招かれているように。


●黄昏時
 マーレボルジェの聖遺物によって、冥府を訪れたイレギュラーズたちは思わず空を見上げた。それはまるで、ここが冥府であるということを一瞬忘れてしまったかのように。
 ──いいや、実際に忘れてしまっていたかもしれない。だってそこには、見事な夕焼け空が浮かんでいたのだから。
 どういうことだと困惑の声が上がる。周りを見渡せばその視界には大きな川が写った。
「これがレテの川……」
 目を凝らした『Blue Rose』シャルル(p3n000032)は、川岸にぼんやりとした人影を認めた。それはふらりふらりと危なげな足取りでこちらへ向かってきており──夕焼けが、透けて見えた。
 咄嗟に攻撃を打ち出せば、人影が川の方へとよろける。強くはない。けれど、一撃で戻ってくれるほど柔くもない。
「番人も来たようだ」
 苛烈な炎が揺れる。『焔の因子』フレイムタン(p3n000068)は真っ直ぐに、冥府の番人と思しき化け物を見据えていた。加勢に入ろうとしたシャルルは、しかし川から次々と現れる人影に瞳を眇める。先ほどの人影と、さらにその周囲の人影はシャルルへ狙いを定めているような気がした。
 

 夕暮れ時。
 黄昏時。
 誰そ彼時。

 今、この瞬間は生者と死者が混じり合う、長く短いひと時だ。

GMコメント

●成功条件
 日が沈むまでの間、可能な限り魂を現世へ戻さないようにする

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

●選択肢1:魂迎撃
タグ【霊魂】
 川より上がり、現世へ戻ろうとする魂の対処パートです。
 イレギュラーズのいる側(此岸)へ上がってきた時点で人の姿をとりますが、ぼんやりと不明瞭で輪郭程度しか見えません。わらわらと無数に湧いてきますが、1撃、或いは2撃で川へ押し戻すことができます。
 魂は基本的に現世へ(PCの背後へ)向かって移動しますが、自分か周囲が攻撃を受けた際は反撃します。個々の能力は低いですが、塵も積もればなんとやら。油断は禁物です。
 黄昏時を過ぎると落ち着きます。但しあくまで『今は』であり、今後も『冥府が黄昏時だから魂が戻ることができる』ということを証明しているわけではありません。

●選択肢2:番人撃退
タグ【番人】
 川岸に佇む番人を撃退するパートです。
 此岸側にて、生者が迷い込むことを阻止する役目を受け持っているようです。冥府に来るべきでない者を一目で見分けることが可能であり、イレギュラーズを視認した時点で襲ってきます。
 黒い体にコウモリの羽を生やし、鋭い牙と爪を持った化け物の姿をしています。数は不明ですが、少なくともフレイムタンが対峙する1体の他に2体は確認できています。戦い方は不明。
 1体に対し少人数では厳しい戦いとなるでしょう。常の依頼で登場するボス格程度を想定して下さい。

●フィールド
 黄昏時の空の下、荒野のような地面しかない場所に大きな川が流れています。
 イレギュラーズのいる側は此岸。反対側は彼岸となるでしょう。川の反対側には絶対に行かないでください。
 川には無数のランタンが流れており、その中にはそれぞれ1つの魂が命の炎を燃やしています。全てが現世へ呼ばれているわけではないようですが、開いたランタンは決して少なくありません。
 日が暮れるには暫しの時間がかかる様子です。日が落ち次第、イレギュラーズは聖遺物によって繋がった路を使い、現世へと帰還します。

●友軍
『Blue Rose』シャルル(p3n000032)
 花の精霊だったウォーカーの少女。遠距離神秘型。選択肢1にて魂迎撃を手伝います。

『焔の因子』フレイムタン(p3n000068)
 焔を纏いしグリムアザースの青年。近距離物理型。選択肢2にてイレギュラーズに加勢します。

『旧き蛇』サマエル
 天義に本拠を構える密教集団「ウィーティス」の教祖。この戦いをゲームと称しています。神秘型。今回は勇者(イレギュラーズ)たちに味方をすべく、選択肢2に参戦します。

エドアルド・カヴァッツァ
 神父の男性。妹がローレットにいるという情報を得ています。選択肢1にて、攻撃も回復もそこそこにこなします。

●プレイングの書き方
1行目:選択肢タグ
2行目:同行者・或いは同行者タグ(1人なら改行)
3行目:本文

 上記の書き方を"必ず"守ってください。特に1、2行目。選択肢間違いによる迷子にも注意を払ってください。

●注意事項
 本シナリオはイベントシナリオです。軽めの描写となりますこと、全員の描写をお約束できない事をご了承ください。
 また今回は難易度Normalため、普段のイベントシナリオより迷子に厳しくなります。選択肢ミス、同行者設定ミスにお気をつけ下さい。
 友軍NPCはプレイングにてご指定があれば、皆様と連携を試みることができます。参加者内でご相談の上、プレイングにお書き下さい。

●ご挨拶
 この度RAIDを担当致します、愁と申します。
 茜色の空に、夜の帳が落ちるまで。長くはありませんが、決して短くもありません。
 個々の心情・行動は勿論のこと、全体の人数配分なども依頼達成に大きく関わることでしょう。
 それではご参加、お待ちしております。

  • <冥刻のエクリプス>逃げし魂は月夜に踊るか完了
  • GM名
  • 種別決戦
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2019年07月10日 23時15分
  • 参加人数 50/50人
  • 相談6日
  • 参加費50RC

参加者 : 50 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(50人)

ノアルカイム=ノアルシエラ(p3p000046)
タブラ・ラーサ
【霊魂】

行動:
必ず距離を取って魔弾で攻撃して押し返す! 一体ずつ確実にね。
力不足は自覚してるから、過信はしない。慎重にいくよ。
余力があれば周囲の様子を見て緑の抱擁も。
HPの回復量は微妙だけど、AP回復は便利じゃないかなって。

心情:
死んだことないから死んだ人の気持ちはわかんないし、
かと言って死んじゃったら元も子もないわけで…ああもう!
誰だって死にたくなかったよね、死んでまでこんな思いしたくないよね!
ボク、覚えてるから。……きっと覚えてい続けるから!
エンヴィ=グレノール(p3p000051)
ふわふわな嫉妬心
【霊魂】
クラリーチェ・カヴァッツァ(p3p000236)

パンドラ使用
遠距離から攻撃集中を使いつつ
死霊弓で攻撃予定だけど、一撃で押し戻せるなら通常攻撃を使うわ
攻撃方向をクラリーチェさんと合わせて、受ける攻撃の頻度を減らしていきましょう

延々攻撃をしてて、ふと
出てきた敵を押し戻して、此方に来れないようにする辺りが…
「…ちょっと不謹慎かもしれないけれど…少し、ゲームみたいな感じね…これ…」

そういえば、クラリーチェさんのご家族って…
あぁ…本当に不謹慎過ぎたわ…どうしよう…
「えっと…そうね…もし、クラリーチェさんのご家族に会ったら、ご挨拶しないと…かしら…?」
慌てて取り繕い
…私、変な事言ってないかしら…?
鳶島 津々流(p3p000141)
行く雲に、流るる水に
【番人】

まさか生きているうちに冥府を訪れることが出来るなんて……。
安らかに過ごしていた魂が現世に還らないように止めなくてはならない……その為には。
ちょっと彼らには悪いけど、番人さんたちには少しの間大人しくしていてもらわないとねえ。

という訳で、番人さんと対峙するよ。
前に出て戦ってくれる人を後ろから支援するような形になるかなあ。

彼らは羽があるから飛べそうだよね。まずは【マジックロープ】を放って動きを阻害出来ないか試みてみるよ。
【エメスドライブ】で混乱付与出来ればもっとみんなが攻撃しやすくなるかな?
【ブラックドッグ】での弱点突きも狙ってみるよ。
誰かが怪我したらすぐに【ヒールオーダー】するからねえ。
ヨタカ・アストラルノヴァ(p3p000155)
戦場のヴァイオリニスト
・番人
・パンドラ使用

・心情
冥府を流れる冷たき川…生きながらにして此処へ来る日が来ようとは思いもしなかった。
あの流れ着く魂の中に、亡き母が居るのでは…少し探してしまいそうになる弱い自身が居る…。
しかし、一度亡くなった者が彼岸から蘇る等、理に背かれる事象。

「傾く天秤…何方かの皿が沈む前に…水平に戻す…。」

・戦闘
基本は一体ずつ相手する
離れた場所からの攻撃
近づかれたら移動し距離を保つ
敵が羽で飛ぶ等の行動をみせるようなら飛翼で応対

基本攻撃は魔弾・シャロウグレイブを使い分ける
番人のHPが70%を切るようならファントムチェイサーへ切り替え攻撃

相手の行動の合間を見て瞑想でAPの温存を図る
クラリーチェ・カヴァッツァ(p3p000236)
ほのあかり
【霊魂】
エンヴィ=グレノール(p3p000051)

「いっその事、ゲームと考える方が良いかもしれません。
『自分に近しい人に会えるかも』等考えると、あちら側に引き摺られてしまうかもしれませんし」
不謹慎かも…と言うエンヴィさんに応えつつ…。

私の両親は亡くなって久しいですが、兄の生死は不明のまま。
「家族…。そうですね、もし出会ったら」
今もどこかにいるのかもしれませんね。

後衛にて戦闘開始。
パンドラ使用。
ミスティックロアで自己強化のち、黒の囀りでエンヴィさんと狙う個体を合わせながら攻撃。
私達若しくは視認できる味方のHPが600を切っていたらメガ・ヒール。
他副行動は攻撃集中。

黄昏…何が起きるか分かりませんね
リュカシス・ドーグドーグ・サリーシュガー(p3p000371)
無敵鉄板暴牛
【番人】

●ファミリアの小鳥を飛ばす
敵の援軍等、不測の事態を想定し
戦闘と並行して周囲の監視を行います
何かあれば仲間にも報せ、即座に応戦する心構えデス

●戦闘
全く未知の敵地ですから、いつも以上に慎重に
敵の観察や戦場把握を心掛け、周囲の仲間と連携を取りながら戦います
戦闘に集中しすぎて川向こうに足を踏み入れないよう、堅く気をつけて

攻撃時はバウンティンファイヤーをメインに使用し、【連】狙いで全力攻撃
複数の巻き込みを狙えそうな場合は制圧攻勢を叩き込みます
AP切れの際は全力通常攻撃を

天義の民に貰った《ひとひら》の気持ちと共に
同道の仲間が誰一人として欠けることのないよう
きちんと果たして帰りましょう

●パンドラ使用
リュグナー(p3p000614)
【連行済】
【霊魂】

現世へ戻ろうとする死者の魂か、死して尚利用されるとは哀れなモノだな
だが、死神の子……いや、死神リュグナーとして貴様らを在るべき場所へ帰してやろう

〈戦闘〉
基本的に『ロベリアの花』と『オセの邪眼』で、現世に近づく前に範囲攻撃を行う
攻撃してこようと至近まで近づかれた場合は、その輪郭に手を添え『逆再生』で我が直々に手を下そう
目的は現世に蘇らせないこと故、もし我々の後方へ抜き出た魂がいれば、その者を優先的に攻撃だ
「魂が痛みを感じるかは知らぬが、これも依頼故我慢するが良い。――対価として、貴様らを苦しめんとした愚かな魔種は、我々が貴様らの元に届けてやると約束しよう。そうしたら……好きにするが良い」
ダーク=アイ(p3p001358)
おおめだま
【霊魂】

「死を奪われた吾輩が、冥府に堕ちる日が来るとは、実に興味深い。終わりなき使命から逃れる為に、此処に留まり死を迎えるのも吝かではない──が」

「あれだけ終わりの無い生に苦しんだというのに。吾輩もどうかしてしまったらしい。最後まで見届けたくなった。面白くも光り輝く、この不確定要素(イレギュラーズ)たちと、その軌跡を」

基本は後衛。味方を射線上に巻き込まぬ位置を常に保持
攻撃集中しつつ、目から魔砲を放ち霊魂どもを押し戻す
AP255以下で攻撃集中+マジックロープに切替、敵を縛り付ける
AP40以下で前に出てHPの低い者をかばうor敵を一体ブロック

パンドラ使用
アドリブ可
諏訪田 大二(p3p001482)
リッチ・オブ・リッチ
【番人】

全く、魔種には困ったものじゃ。
じゃが生きている内に死後の世界を見回れる日がくるとは僥倖。
地獄の沙汰も何とやら、ここでカネを見せれば閻魔の覚えも目出度くなろうて。
よし、ワシも一口噛ませてもらおうかの。

とはいえワシは正面からの殴り合いは苦手じゃ。
故にカネの力でヤングマンたちのサポートに徹するぞ。
マネーウィスパーに榊神楽、何なら金の盾を張って庇ってもよい。
再生・充填もあるからの、HP・APとも出し惜しみは不要、パンドラも有りじゃ。

そういえば、この間旅立った地元のダチコーのオルファス君も霊魂となってどこかにおるじゃろう。
探して令嬢のぱんつを渡して色々と尋ねてみるぞ。
番人に何か弱点は無いかの?
エリザベス=桔梗院=ラブクラフト(p3p001774)
特異運命座標
【霊魂】

 おぉ……これが噂に聞く『三途の川』でございますか(違います)。無機物の身では訪れる事は不可能と思っていただけに、感慨もひとしおでございます。それで、ジェンガに戯れているお子様はどこに?(色々間違ってる)
 ひとまずはお仕事という事で、各種範囲攻撃を生かしつつお客様にはお帰りいただくという事になりますが、やっぱり好奇心には勝てねぇぜヒャッハー! というわけで(どういうわけだ)、『ファミリアー』の視界も借りつつ色々と観察したいですわね。
 人間の魂とは何なのか。その糸口が見えるやもしれません。ついでに言えば、敵(?)に何らかの動きや異変があった場合は気付けるかもしれませんので。

アドリブ歓迎
ラァト フランセーズ デュテ(p3p002308)
紅茶卿
【番人】

えっ彼岸で紅茶を飲めるんですか?やったー!流石の私もこれは初体験……あ、ギリギリ此岸なの。なーんだあ。
まあほぼアノ世みたいなもんだ、一服しながらでもやる事はやらねば、ね。

・戦闘
番人……彼らは彼らの理に従って動いている。悪とは断じられないが、こちらも仕事でね。
直接的な戦闘は他の方に任せ、私は後方にて彼ら彼女らを支える。

まずは手近な方にブレッシングウィスパーで祝福を。こんな所でこそ紅茶の囁きを忘れずに。
余裕があればシャドウステップも踏んでおきたいところ。

傷付けばライトヒールで、異常を付与されればキュアイービルでそれぞれ回復を。

そう。誰もティーカップから溢れさせはしない(死なせはしない)さ。
ルーキス・グリムゲルデ(p3p002535)
月夜の蒼
【番人】
【蒼翼】

「世界の危機なんぞで進んで動く性格じゃない癖に」
「よりによって最前線とか……えぇいこの蛇は!」

サマエルに言いたいことは山ほどあるけど積もる話は後回し。
今は番人の排除が先だ。

「ルナは何時も通りカバーと攻撃、サマエルのほうもね」
「マリスとテラは火力支援」
「鈴音ちゃんは回復支援、問題なし?」

私もブラックドッグや暴虐等を用いて攻撃は続けよう。
近寄られた場合はエメスドライブに変更。

「こっちは抜け出してる魂を叩き返したいだけなのにねぇ」
「なんとも、見合わない重労働だこと!」

流石に前線周りは慣れないとキツイなぁ。

「頑張りはするけど、無理はしないでねルナール先生」

パンドラ使用、アドリブ歓迎
ルナール・グルナディエ(p3p002562)
紅獣
【番人】
【蒼翼】

「……ルーキスは俺のだからな!」
「ぜーーーったい渡さないし、返さないからな!」
サマエルの方を見て、まるで犬の様に唸りつつ。

常にルーキスより前に位置取り、移動はルーキスに合わせる。

攻撃はフェアウェルレターが基本、当たらなければ攻撃集中も使う。
弱っている敵ならば格闘に切り替えて攻撃。

APが残り300を切った時点で血意変換を使用。
残りHPが半分を切らない限りは使い、半分を切ったら使用を中止し攻撃は格闘オンリーに切り替える。

ルーキスを狙う攻撃からは必ず庇う。
鈴音も危なければ庇っておこう。
極端に戦況が不利だと判断した場合はルーキスに撤退指示。

パンドラ使用。
マテリア・ライク・クリスタル(p3p002592)
水晶のような物体
【番人】

「すまない。キミ達にとって外敵はボク達の方だ。」
「しかし、キミ達番人は彼らを還す事は出来ない。悪いが仕事の為だ、少しの間だけ大人しくなってもらおう」

接敵(20m以内)と同時にミスティックロアを使用
ピューピルシールとマジックロープによるBSの付与を狙う
必ず麻痺か封印のどちらかを付与出来ているように、どちらも付与出来ていなければ封印の付与を重点に行動
副行動は防御集中
戦闘中は常に地上から3m以内を飛行しながら地形などに足を取られないようにする
イザーク(p3p002729)
悲しいほどにイタチ
【霊魂】
【愛防トリオ】
パンドラ使用
にゃー、こわい。神様でも死後の世界は初めてだもん。でも仲間や天義の人達を失う方が、もっと怖い。ひとりぼっちじゃ怖いけど、三人ならきっと大丈夫だよね!終わったら、美味しい喫茶店でお茶しよ!よーし、頑張るよっ!

シャルルちゃんの加勢?になるのかな。ピュアエルが守りたいって。仲間の直感を信じるよ。

前衛。ピュアエルの近くに並ぶよぅ。
初T榊神楽。以降効果が切れたら再度使う。
近づく敵に聖光。倒しこぼして僕たちを通り過ぎ、シャルルちゃんの方に向かう奴が出たら、そちらを優先で叩くよ。距離があるなら魔力放出を。
グループの誰かがHP半分以下になった場合は、その人の方に移動して祈祷
マリス・テラ(p3p002737)
Schwert-elf
【番人】
【蒼翼】
兵器にとっては縁遠い場所。
まさか冥府なんて僻地を踏むことになろうとは。

「そしておにーちゃんが愉快なことに」
『動物の本能ってやつだろひひひ!』

やることは何ら変わりなく。
番人相手に前衛に立って戦うだけ。

「とはいえ、ノー補給ノーライフ」
『相変わらず要は鈴音だからなぁ』

向かいそうな攻撃は可能な限り前に立ってカバー。
スキルに関しては出し惜しみ抜きの剣魔とディスピリオド。
Apが危うければ血意変換も用いて、ひたすら斬りつける簡単なお仕事。

「おお頑丈」
『さーすがに手が痺れてきたかぁ?』
「戦闘用兵器は伊達じゃねーのです、邪魔する奴はどれだー」

HPが危うくなれば鈴音に回復申請。

パンドラ使用
リアナル・マギサ・メーヴィン(p3p002906)
桃巫女狐
【霊魂】

いやほんと正直ロクでもない天義のために戦う気なんて起きなかったが…頼まれたらやるしかあるまいて…
まぁやることは単純。敵を、狙って、撃つ。
基本は移動しつつ射撃と曲芸射撃を。え、味方が射線に入る?そうなるのなら定点射撃するしかないな…うむ。反撃食らいたくないからなるべく動きたい距離取りたいのじゃが、じゃが
…儂は多宗教であり否定せぬ巫女である。故に蘇り…黄泉がえりを否定はせぬ。勿論、魔種が関わってなければの話じゃ。

…あぁ、私はだって、会いたい人がいるんだから、この人達は否定できないよ。
カルマリーゼ・セフィラ(p3p003135)
黒き森の賢者
【霊魂】

死者は静かに眠るべき、そうでございましょう?
そうもほいほい帰ってこられたりしたら、住む所が少なくなって困りますわよ?
うふふ、皆さんが困らぬよう、厄介なお客様にはお帰り頂かなくてはいけませんね。

・行動
①箒に腰かけて媒体飛行するわたくしと、梟のファミリアーで二手に分かれて空中から敵の様子を偵察
②霊魂の突出している箇所へ向かい、遠くからマギシュートによる迎撃で押し戻す
③落ち着いてきたら、①へ戻る

わたくしの魔法、黒き森の叡智は夜と死を司る夜光蝶と月光蝶
我が蝶の誘いで、大人しくそちらへお戻りくださいませ
なに、ご安心ください
直ぐに強欲の名を冠する者がそちらに向かいますので、すぐ賑やかになりますよ?
藤野 蛍(p3p003861)
学級委員の方
【番人】
桜咲 珠緒(p3p004426)

パンドラ使用

まるでイザナギの神話ね
願わくば、ボク達は目的を果たして堂々と凱旋したいわね…

生きながら三途の川で冥府の番人と遭うなんてゾッとしないわ
番人なら、生死の境を侵犯しかけてるあの魂達こそ何とかしなさいよね!もう!

番人を【怒り】で引付け、仲間の盾となり被害を一身に引き受けることに専念
魂の群れから引き離し番人相手に集中する
戦況判断・状況把握は珠緒さんに全て委ねる
珠緒さんの支えがあれば、安心していくらでも頑張れるわ!

【道徳聖域】【茨の鎧】を維持し【一喝】で引付け
副行動【防御集中】と【一喝】で盾役として踏ん張る!
敵の飛行には空踏呪の浮遊で対応し地上に引き込む
クロサイト=F=キャラハン(p3p004306)
薄幸の頭首
【霊魂】
【愛防トリオ】
パンドラ使用
……悲しい。この全力で恥ずかしさを極めたグループ名、なんとかならなかったのでしょうか。
死は好むところですよ。その一文字だけで悲劇が生まれるのですから。その静かで冷たい死を邪魔する者がいるなんて……嗚呼、愚か。

襲い来る霊魂の、悍ましくも愛らしい姿にうっとりします。痛い?苦しい?辛い?
ふふ。シャルルさんは特に人気でズルいです。私も鋭い殺意を浴びたい。

後衛 イザークさんピュアエルさんより後方に。シャルルさんに近めに。
初T始まりの赤。切れたら随時かけ直し
2人が倒しこぼした霊魂を優先し、衝撃の青でトドメをさします。至近に寄るものは近術で……。
飽きるまでお相手しましょう
ラヴィエル(p3p004411)
愛の妖精
【霊魂】

天義とイチャイチャキングダムの平和は俺が守る…!行くぞ!!愛の妖精と言えど死者の現世inはノーセンキュー!キミ達ばかりずるいだろう!!俺のダイナマイトキックで成仏させてやる!!天国でゆっくりして…次に生まれてくる時は……イチャイチャキングダムで幸せになりな…!現世は生きてる奴らの物ゥ!だがイチャイチャキングダムはお前らをきっと受け入れてくれる!!わかったら帰れ!!チュッ!!!

ムムッ!シャルル(p3n000032)に狙いを定めている…!?クソ!シャルルは俺が守る!!あいつらが変な事をしないように有事には飛び出してかばってやる!!俺は愛の妖精……俺の前では誰一人として愛を失わせはしない!
桜咲 珠緒(p3p004426)
要救護者
【番人】
藤野 蛍(p3p003861)

パンドラ使用

番人は最低3体
単独で抑え続けるのは難しいでしょう
全体を見通し、状況の把握と戦力配分を行う必要があります

同行する方々の能力把握は前提として
盾役と回復役を組とした振り分け、攻撃役は可能な限り1体ずつ落とせるよう
……接触できる前衛は限りがあるため等分し、遠距離勢に集中いただきましょう

見える限りはハイテレパスで状況伝達をし
視界外にはすずきさん、こじまさんを伝令に走らせます
戦闘には不向きな子らですが、非常時ゆえ頑張っていただきます

桜咲自身も、天使の歌・ミリアドハーモニクスを駆使し回復役として立ちます
盾となってくださる蛍さんをはじめ、誰も彼岸に渡さぬように
アメリア アレクサンドラ(p3p004496)
願いを受けし薔薇
【霊魂】
ベルベット・パイソン (p3p004793)

ベルベットおばあちゃんと頑張るよー
ちょっと暗かったらサイバーゴーグル
離れすぎないように気を付けながら、横に広がって壁になるよ
現世には戻っちゃダメなんだって。ゴメンね

神近扇に沢山入るように調整できたら
エーテルガトリング
距離に応じて、魔力放出とマギシュートを使っていくよ
おばあちゃんもボクも、周りの皆も
怪我しちゃったらハイ・ヒールで回復するね
倒れたらパンドラで復活する!

もしシャルルが狙われたら助けるよ
沢山居たって負けない!エーテルガトリング!

おばあちゃん、怖くない?大丈夫?心配ないよ!
ボクは騎士だもの。おばあちゃんを守るよ!ドーンと構えていてね!
ベルベット・パイソン(p3p004793)
蛇使い
【霊魂】
アメリア アレクサンドラ(p3p004496)
パンドラ使用

アメリアちゃんが天義を守る為に頑張ってるから
アタシも頑張るわ~
それに、天義もローレットの大事なお客様だし~

アメリアちゃんの攻撃に巻き込まれないよう注意しながら
死者の魂を川へ帰していくわよ~
魂との距離に応じて
衝撃の青、毒撃、聖光を使い分けていくわ~
聖光はアンデッドに効くから、効果があるといいわね~
副行動は攻撃集中で
近くの魂>一発食らった魂>遠くの魂、の順で狙っていくわ~
APが切れたらマジックフラワーでいくわ~

あらあら、ありがとね~アメリアちゃん
頼もしい騎士さんがいるから、怖くないわ~♪
シャルルちゃんも頑張るのよ、アタシ達がいるわ~
ルチア=ウェンデル(p3p004943)
特異運命座標
【霊魂】

ふん。霊体の相手とは。筋肉の一つでも生やしてから現世に戻るんだな。
ここは通さんぞ。貴様らの現世への未練、私の拳で断つ。

…数が多いな?まずはリジェネレートだ。そう強くない相手ならば全力通常攻撃でなんとかなるか?危なくなってきたら防御集中を副行動として選ぶが。私一人暴れまわってもそう戦局は動かんだろうな、じっくり腰を据えて、自分がやられないように気を付けて行動するとしよう。私以外のイレギュラーズがBSを駆使しているようならそれに乗っかって通常攻撃の【呪殺】を狙わせてもらおう。ぽこちゃかパーティ!は……余程多い数を狙える時だけだな、APは基本リジェネレート用だ。

パンドラ復活も準備しておくぞ。
イースリー・ノース(p3p005030)

【霊魂】


私の生まれた世界において
あの世・彼岸・冥府とは人類の生んだ概念であるとされました。
だからこそ、もし仮に存在したとして、行き着けるのは人類だけだと
私は辿り着けない場所なのだと推測していました。

けれど、この混沌においては実在するのですね。
ありがとうございます。
例え今後行き着けずとも、この経験は何にも代えがたいものとなりました。
では使命を果たしましょう。

霊魂を威嚇術にて撃退しながら、集団に襲われている人がいないか人助けセンサーで捜索。
発見したら名乗り口上で私が引き受け、体勢を整えてもらう隙を作りましょう。
自他の負傷等はキュアイービルとSPDで対処します。
大丈夫、私がお守りします。

パンドラ使用
ミシャ・コレシピ・ミライ(p3p005053)
愛ゆえに
【番人】
リルカ・レイペカ・トワ(p3p007214)
まさか生きながらにしてこんなところに来ることになるとはね…
ほんとに川を渡ってしまうことのないようにお互い気をつけましょうね、リルカ
戻れたら久しぶりに二人で呑みましょう

後衛
仲間たちの回復に専念する
基本はライトヒールを前衛の仲間にかけつつ
ハイヒール、メガヒールも距離とダメージ度合いに合わせて使い分ける
仲間の回復要請があれば応えて移動も

番人がBSを付与してくるようなら超分析も交える

自分のHPが千を切ったらハイヒールで回復

たしかに私たちはここに来るべき者じゃないわ
でもこの魂たちも現世に来てはいけないの
ちゃんと彼岸へ渡ってもらわないとね

パンドラ使用
ヴィマラ(p3p005079)
ラスト・スカベンジャー
【霊魂】

いやー、まさか冥府に来るなんてね、人生何があるか分かんねーもんだ
行くは地獄、帰るは天国
分かんねぇなら、どっちつかずのこの冥府で…
思いっきり歌ってやるぜロックンロール!

行動

配置としては遠距離を意識し、前に出る味方の後ろから攻撃を仕掛ける

副行動は移動の必要がある時以外は、攻撃集中

スキルは主に、味方を巻き込まない位置に向かって、純心のロベリア
前方に味方がいないときは、ゼロ・スクリームを使用
APが120以下になっても戦闘が継続しているときは、相手の攻撃範囲外で瞑想を使用

パンドラ使用可

「そんじゃーまたね!人生の先輩たち! 100年くらいして私がくたばったらまた歌いに来てやるぜ!ロックンロール!」
小鳥遊・鈴音(p3p005114)
ふわふわにゃんこ
【番人】
【蒼翼】

【戦闘】
基本後衛位置で味方の回復とBS解除に専念します。
「鈴音、ちゃんとお仕事出来ますのよっ」」
「ルーキスさん、了解致しましたの!」(猫耳ぴーん!

HP回復にはライトヒール。
BS解除にはキュアイービル。
この上記二つのスキルを使用。
味方にかかったBSは可能な限り解除出来るように注意しておく。
「いたいのいたいのとんでいけー、ですにゃ!」

緑の抱擁はAPが切れてしまった味方を見つけたら使用します。
自分のAPが残り少なく、味方のHP回復とBS解除に支障が出そうな場合は使わない。
ピュアエル(p3p005358)
マジラブ党議員
【霊魂】
【愛防トリオ】
パンドラ使用
一度話した奴は友達!天義の皆は大切な有権者だ。俺に潔き一票くれるかもしれないならさ、もう、死ぬ気で守る理由には十分だぜ!
二人とも、ラブ♡サポート!宜しくな!!イェア!!

友軍のシャルルちゃんを守るように、彼女を狙う霊魂を優先して叩くぜ。
彼女は薔薇にまつわる旅人。そして別の依頼で奪取するアーティファクトの名も薔薇を冠する。彼女が狙われてんのは、どうにも偶然とは思えないんだよな。
それ以前に、女性を守るのが男道ってやつなんだけどよ!

戦闘は前衛!
初Tマッスルパワー
肉薄戦で至近の霊魂を叩きつつ、自分の後ろに取りこぼした時は名乗り口上で引きつけを。よしっ!愛を振りまくぜー!
黒・白(p3p005407)

【霊魂】

HP120とAP10回復していく。
霊魂と共感するギフトで少々ナイーブでセンチメンタル。だが信念は『同胞』を増やさないことなのでヤル気は満ち溢れている。今回は女の子寄りの精神
ああ『同胞』がまた『同胞』になるとかそんなの悲しすぎる…だからあちらに帰って、ただ眠っていて。

再生頼りで副行動は攻撃集中。数が多い時はロベリアの花。
HPが少なくなってきたらスティールライフ。EPが足りない時は遠術。  パンドラ使用 アドリブOK
まだ倒れない、倒れてたまるか。『同胞』を、月光人形を増やすもんか!
アニー・ルアン(p3p006196)
鳳凰
【番人】
同行者:華懿戸 竜祢(p3p006197)
一度灰になった死者が甦ろうだなんて、ホントに馬鹿馬鹿しい話よね。
番人だか何だか知らないけど、邪魔をするならばあんたたちも灰にするだけよ。
あちらも乗り気だから応竜と組むけど……普通に嫌な顔はするわよ?
元の世界であんたにかけられた苦労を思えば当然でしょう。

応竜と同じ対象を相手として、あいつとは別の角度から攻めようかしらね。
まずはミスティックロアで自己強化を行って、その後にパイロキネシスで攻撃。
もしも業炎が付与出来たらその後は焔式に攻撃手段を変更。
徹底的に燃やしにかかるわ。
「私たちの往く道を阻むのなら灰にするだけよ。消えなさい」

パンドラ使用
アドリブ可
華懿戸 竜祢(p3p006197)
応竜
【番人】
同行者:アニー(p3p006196)
ふん、死者が蘇ろうなど馬鹿馬鹿しいにも程がある……
この場においてお前達番人は邪魔でしかない!
行くぞ鳳凰、手を貸せ。まさかこの期に及んで嫌な顔とはいくまいな?くくっ

数ある番人の内1体の相手をしよう
相手がどうであろうと私は私の戦い方をするだけだ
真正面から至近距離で戦闘し、逃がす気などない
何せ鳳凰の攻撃も私と似たような射程だからな、間違っても私ごと燃やすなよ?
基本は格闘で攻め、敵が自己強化を使うようならディストラクションで無効化してくれよう
頃合を見てヴァルキリーレイヴで止めを差しに行く
「お前に輝きなど求めるつもりは無い!消え失せろ!」

パンドラ使用
アドリブ可
Melting・Emma・Love(p3p006309)
溶融する普遍的な愛
【2】に参加するの

戦闘開始時にリジェネレートをして再生と充填付与
あとはタンク役として相手からの攻撃からみんなを守るの

『Loveはみんなを愛するの』

再生にて体力を回復しつつ体力の続く限り番人をブロックする
ピューピルシールの封印やスティールライフが使えるなら使用し
ギリギリまで粘る戦いを行う

エスプリの【反】を利用しダメージを稼ぐ

『Loveからは逃げられないの』

途中体力が4割以下になった場合はエンゼルフォローで一時的に回復を行う

戦闘不能になった際はパンドラを使用して復帰する


アドリブ歓迎です
クラウジア=ジュエリア=ペトロヴァー(p3p006508)
宝石の魔女
【霊魂】

霊魂が戻る、か。死は死じゃの、覆らぬからこその死じゃ。まあ、哲学問答は今はおいておくとするかの
天義が滅ぶは無辜の民が虐げられるに他ならぬ、絶対にさせぬぞ?
行動
1.マギシュートの射程に入った霊魂を片っ端から撃つ
2.エドアルド神父と連携して、負傷者を回復して回る
3.APが切れ気味になったら瞑想を絡めてマギシュートを撃ち続ける
4.至近距離に接近されたら、神秘通常攻撃で倒せそうならそれ、無理そうならソウルストライクで迎撃、AP足りないなら通常攻撃

「蘇りなど、ありえても伝説級のクエスト達成者へのご褒美ぐらいじゃ、帰れ!」
「おお、神父殿、救護は儂も手伝うのじゃ」
矢都花 リリー(p3p006541)
壺焼きにすると美味そう
【番人】

※復活有※

番人ねぇ…
ふーん…


あのさぁ…
番人ならさ、魂が出て行くの何ボーっと見てんのさ…
仕事やる気あんの…?(※自分を棚に上げ)


これはギルティ…超ギルティ…
懲戒決定だねぇ…

判決、後頭部バールの刑…
覚悟…


てことであたいディープシーだし、忍び足で川に潜行して奇襲しよっか…

え?レテの川…?

いや知んないし…
向こうに行かなきゃ別に泳いでしまっても構わんのだろでしょ…?

そんで逆切れマッドネスアンガーかけて、他の人が戦ってるとこに後ろから霊魂頭越えの攻撃集中全力バールぶん投げゴツンって感じで…
倒し切れなかったら、また川に潜ってタイミング計って以下同文感じで…
祇龍院・栞(p3p006728)
紫苑の水涙
【番人】

『現世と冥府の境目が消えし時、死の宴が始まる』、と。黙っては見てられませんね。

他【番人】対応側と協力。フレイムタンさんと動こうかしら。
支援重視、敵/味方間双方の距離や行動隙に注意し立ち回る。
自身や味方範囲攻撃に巻き込まないのも注意。

立ち位置は敵対象からレンジ2~3を維持

:副行動
ヘヴィーランカー(初手、8ターン毎掛け直し)>攻撃集中>防御集中(狙いが此方の場合)>距離調整等移動を優先

:主行動
初手:攻撃範囲に注意しつつロベリアの花

以降呪術にて防技無視を狙う。
至近まで近づかれたら格闘術式→移動で距離を離す。

戦闘後可能なら霊魂操作で他番人位置等調べれないか試す。

パンドラ復活使用、アドリブOK
田中・智子(p3p006780)
負け犬
【霊魂】

基本行動方針・味方の治癒に全力を注ぐ。敵との交戦は治癒するべき味方がいないときに限る。

助けを求める味方は超視力と人助けセンサーで感知。感知次第対象に直行し必要な回復を与える。

助けを求める味方がいない場合には魔弾で魂を押し返す。その際は敵が傍にいない事を確認してある程度遠目の敵を狙いたい。

「大して思い入れもない相手だけに……こんなところで死んだらつまらないというものですよね」
お仕事だからというので死ににくそうな戦場を選んだ智子。やる気はないけど手抜きはしない所存。
ニーナ・ヘルヘイム(p3p006782)
Spica's Satellite
【霊魂】

フム…死を司る神としてこの様な事態は不本意極まるのだが…しかしやらなければならない
現世と冥府が混ざり合うなど許してはいけないの…生者と死者は本来は交わるべきではないのだ
故に「ヘルヘイム」の名において汝らを冥府に送り返そう

戦闘
初手は遠距離での攻撃
ディスペアー・ブルーとルーン・Hで広範囲にわたっての攻撃で一気に掃討
残った死者に対してはフロストチェインで攻撃
APが足りなくなったら近術にて排除する

本来は彼らに対し安らかな死を与えるのが我の役目
だからこそ無理やりに死に戻す今回の作業は心が痛む
…だからせめて彼らに安寧を…私の鎮魂歌にて届けよう(ギフトを使い鎮魂歌を歌い上げる)
シャルティエ・F・クラリウス(p3p006902)
正なる騎士を目指して
【番人】

…侵入しているのはこちら側。ちょっと悪いなって思わなくもないけど…
でも、国の命運が掛かってるんだ。悪いけど、譲る訳には行かないよ!

接近して、『フリーオフェンス』の使用や攻撃集中をしながら『ブロッキングバッシュ』を使う
フレイムタンさんや他のイレギュラーズとも、同時攻撃や多方向からの攻撃で連携を意識しよう
目の前の番人にのみ集中せずに周囲を警戒して、新たな番人の増援は警戒しておくよ
番人を抑える役目が足りないようなら、防御集中とブロックで抑えに回ろうかな

あとは…僕が抑え役をしていない時に回復手や抑え役が危険だったら、防御集中しつつ庇おうと思う
どちらも、欠けたら戦況が一気に不利になりかねないしね
ゴドフリート(p3p006949)
首無し騎士
【番人】

パンドラ使用

吾輩は出現した番人を迎撃するのである
リジェネレートを付与しつつAP尽きるまで一刀両断
尽きた後は格闘にて攻撃

死した者が渡る川であるか
生前より吾輩も混沌世界に居たとしたら
この川を渡っていたのであろうか

そう思いつつも、さて戦である
死合おうか、番人殿
白嶺 絆楔(p3p007126)
白樺のかすがひ
【番人】

初手副行動でミスティックロア後、藤野様(p3p003861)に綻紲ノ鎹を使用。以後HP60%以下or500を切ったメンバーにハイ・ヒール。APが切れるまで継続し、切れたら瞑想。
AP70に届き次第即座に回復続行。

道理ではない手段でわたくし共がここにいることは重々承知。
ですが、黄泉帰りがそも道理を外しているのです。
花は枯れ、命は終わり、次代を繋ぐ。それが道理。
わたくし共よりも先に裁くべき相手がありながらそれを見逃すなど、番人の名が聞いて呆れます。
ですから、わたくしは誰ひとり欠けさせずにこの場を凌ぎます。
微力と笑わば笑え、わたくしは彼岸と此岸の鎹となる者として、不条理に楔を切りに来たのだ!
ディアナ・リゼ・セレスティア(p3p007163)
月の女神の誓い
【2】の番人と対峙

ヒーラーとして基本は行動
ダメージ量の多い方にはハイ・ヒール
私と同じレンジで複数回復が必要な場合はシェルピアを使用します

回復に余裕があり攻撃に移る場合は魔弾や
マジックロープを使用して皆様の援護を行います

「大変な戦闘になりそうですが、
今の私に出来る限りの事をさせていただきますね」

戦闘不能時はパンドラを使用して戦闘に復帰する

「まだ、倒れるわけにはいきません
皆様全員生きて帰る為にも!」


アドリブなど歓迎します
グランツァー・ガリル(p3p007172)
土繰れ
【番人】

ここが冥府。死してなお歩める道があるのであればそれは幸福なことなのかもしれないですねえ。
我々が本来ここに来るべきではないことは重々承知。人の首が照らすこの「道」を歩んでいい存在ではないでしょう。
ですが、死んだ人が蘇っていい道理もありませんよお、それもまた道違いですよお。
生者と死者、互いにあるべき道を歩むために、番人様には少しお相手いただきましょうねえ。

【始まりの赤】で血の喚起をもって行動。前衛は皆様にまかせつつ後ろから戦いますよお。
フロストチェインで番人の動きを縛りつつ、味方の攻撃に追従するようにロックバスターを畳掛けますねえ。

精霊様がおわすれば死者の進む道、生者の帰り道を照らしませ。
ルサルカ(p3p007202)

【番人】
・パンドラ使用可能

 今の私は無力に等しい存在よ。
でもね、無力は無力なりの魅せ所があるって教えてあげるわ。

【番人】組の人達を後衛で担当するわ。
初めは待機を取って、ダメージが大きい人に【ライトヒール】を行いながら副行動の移動で番人から出来る限り離れる。基本はそれの繰り返しね。
APが不足している味方がいたら、【緑の抱擁】で回復しつつAP回復も行うわ。
回復に余裕がある場合は、【魔弾】や【マジックフラワー】で支援攻撃を狙うくらいかしら。
もし挫けそうな人がいたら「貴方ここで死にたいの?私も手伝うからもう少し頑張りなさい」って【一喝】してみるのも良いかもね。

コルヴェット・エスメラルダ(p3p007206)
愛死の魔女
【霊魂】

冥府。黄昏時。黄泉の川流れ
死霊術師の私が此処に来るなんて、運命的って言うか、皮肉って言うか

本来私も、死せる魂を弄ぶ側
でも、今の私は勇者の一人
ならこの力も全部使って送り還してあげる

――何よりこの国は私の友達の故郷だから
絶対、護って見せるわ!


基本は距離を取って戦闘
マギシュートでひとりずつ撃つか、仲間を巻き込まずにいけるならライトニング

霊魂疎通・霊魂操作・そして魂魄遣いの能力を活かして
彷徨える魂達に声を張る

帰りたい?でもそれは残された人に再びの別離を与える事になる
行きたくない?だったらお戻りなさい。貴方のランタンはそっちよ

魂達を誘う呼び声を真っ向から否定する戦い
でもね。これが私の十八番だもの
霜凍 沙雪(p3p007209)
慈愛の英雄
【番人】

●心情
私は、できること、すくない、けど……。
これから、できること、ふやしたい、な。
だから。今は。
だれかの、役に、たちたい。

●行動
同行者はいないが、前衛の誰かが攻撃をしかけていくタイミングを図る
相手が反応して動き出したら、フロストチェインで凍結を狙っていく
凍結や他者の行動で番人に隙ができたら、呪符による通常攻撃で毒の付与を画策
「うごけなくして、あげるから。すきには、させない……!」

また、特に前衛のHPを見ながら、負傷の激しい者にはライトヒールで戦線維持してもらう

自身は打たれ弱いので、攻撃する時以外は岩陰などで身を隠す

「くるもの、こばむなら。ゆくもの、こばむのも、番人の、おしごとなのに」
リルカ・レイペカ・トワ(p3p007214)
(元)ベテラン魔法戦士
【番人】
ミシャ・コレシピ・ミライ(p3p005053)
あたしもここであの世を見ることになるなんて思ってなかったのよさ、ミシャ
無事に戻れたらグラス片手にゆっくり話したいだわさ

前衛
肉薄戦メインに仕掛けていく
APに余裕があるか一気に決められそうなら魔力撃だわさ
ぶった斬るだわさ!

APが切れちゃったらマジックフラワーで火炎付与後格闘で攻撃

移動不要な場合は副行動を攻撃集中に

HP半分以下で一旦後方へ引き回復を要請
半分以上まで回復したら前線に復帰

ちょっと番人さん、確かにあたしたちはここにいるべきじゃないけど
それよりどんどん現世へ戻ろうとしてる魂たちはいいのかしら?
そっちのほうが大問題だと思うのよさ

パンドラ使用
レミア・イーリアス(p3p007219)
墓守のラミアー
【霊魂】

「駄目よ……あなたたちは……戻らせない……。現世の……ためにもね……」
霊魂を抑えるためその場に構え、近距離に近づいてきたものから血蛭+攻撃集中で攻撃。
イレギュラーズから逃れた霊魂が現世に行こうとした場合、届くのならファシネイションで誘引。
APが100未満に陥った場合は格闘+攻撃集中に切り替え。200ほどまで回復してから血蛭に戻す。
HPが500未満になった場合全力移動+防御集中で一度後方に下がり、再生による回復である程度待つ。

「ふふふ……私が本当に死んだら……地獄の番人というのも……向いているかもね……」
黒騎士(p3p007260)
天義の希望
【番人】

天義。天義。神と正義の国か
それを守る為に戦う闇の騎士……悪くないジョークだ
だがそれも戦いならば否やは無い

「……冥府の番人か。相手に不足は無い」
髑髏の騎士は黒き剣を携え、悪魔の如き番人と対峙する――

俺は長くは戦えない。なら最初から全力だ
番人の1体へ駆け『剣魔双撃』を初手から叩き込む
2手目攻撃集中『剣魔双撃』
3手目攻撃集中『剣魔双撃』
以後もAPが残っていれば『ディストラクション』
枯渇すれば『格闘』で殴るのみだ

後の事など考えぬ
俺に出来るのはただ、断ち斬るだけだ
独りならば後が続かぬ
しかし他にも戦う……『仲間』が居るならば憂いは無い
こんな心持で戦えるのは初めてだ

倒れる前にパンドラを使い立ち上がる

リプレイ


 リジェネレートをかけたMeltingは番人の前へと立つ。
「Loveはみんなを愛するの」
 愛するから守る。
「Loveからは逃げられないの」
 立ちはだかって逃がさない。
 Meltingへ苛立ったように牙が食い込むが、その傷は徐々に回復して。そして受けた分からいくらかなダメージが番人にも跳ね返る。
 Meltingが粘れば粘るほど、他のイレギュラーズが長く戦うことができる。どれだけ粘り強く戦えるか──それがMeltingの戦いだ。
(天義。天義。神と正義の国かそれを守る為に戦う闇の騎士……悪くないジョークだ)
 黒騎士が目の前に見据えるは冥府の番人。髑髏のような兜を被った騎士は黒き剣を構える。自らが長期戦に向かぬことは知っている、ならば──。
「──最初から全力だ」
 肉薄し、叩き込まれる剣魔双撃。守りを考えぬそれは後のことも考えぬ戦い方。けれど。
(独りならば後が続かぬ。しかし他にも戦う……『仲間』が居るならば憂いは無い)
 どことなく新鮮な思いを胸に、黒騎士はひたすら剣を振るい続ける。彼の後方から、畳み掛けるようにフロストチェインが番人を襲った。
(私は、できること、すくない、けど……)
 だからこそ沙雪は思うのだ。今は誰かの役に立ちたい、と。
 ひと度では捕らえられぬ相手も、度重なれば余裕は確実に削れていく。
「うごけなくして、あげるから。すきには、させない……!」
 やがてぱき、という音と共に氷が番人へと纏わり付いた。その姿を見て──そして仲間たちが霊魂を押し戻している声に、ぽつりと言葉が零れた。
「くるもの、こばむなら。ゆくもの、こばむのも、番人の、おしごとなのに」
 そこへ番人の羽を雁字搦めにするかの如くマジックロープが飛来する。津々流は「ごめんね」と小さく呟いて。
「ちょっと悪いけど、番人さんたちには少しの間大人しくしていてもらわないとねえ」
 霊魂たちには現世へ還らず、ここで安らかに過ごし続けて貰わねばならない。その邪魔をするのなら、こちらも仕掛けていくだけだ。
 どのような攻撃なら仲間たちが上手く立ち回れるか。それを考えながら攻撃方法を変える津々流は、やはり考えずにはいられない──まさか生きているうちに冥府を訪れることが出来るなんて、と。
 それはヨタカも同じこと。そしてあの川の中に、あるいは輪郭として浮かび上がっている中に亡き母が居るのではと、探してしまいそうになる自身も自覚していて。
 これではいけない、とヨタカは小さく頭を振り、再び霊魂を視界へと収めたその瞳に剣呑の色を乗せた。
 亡くなった者が彼岸から蘇るなど、理に背かれる事象だ。決してあってはならない。
「傾く天秤……何方かの皿が沈む前に……水平に戻す……」
 顕現させしは怨霊。それが番人を執拗に狙い始める。同時に向けられるは封印を施す攻撃。
「すまない。キミ達にとって外敵はボク達の方だ」
 ピューピルシールを番人へと向けながら、マテリアは淡々と告げる。
「しかし、キミ達番人は彼らを還す事は出来ない。悪いが仕事の為だ、少しの間だけ大人しくなってもらおう」
 麻痺は津々流によって付与されている。ならば封印をかけ、戦況を有利に運ぶべきだ。
 薄く足元を浮かせ、ピューピルシールを放ち続けるマテリアに番人の目が向く。がばり、と開いた口からはマテリアに向けて闇色の玉が吐き出されて。
「大変な戦闘になりそうですが、今の私に出来る限りの事をさせていただきますね」
 ディアナはハイ・ヒールでマテリアを回復し、他の者へも目を向ける。余裕がある時には攻撃も向けるが、全員で生きて帰るためにも重視するは回復。だからこそ自らも──倒れる訳にはいかない。
「まさか生きながらにしてこんなところに来ることになるとはね……」
「あたしもここであの世を見ることになるなんて思ってなかったのよさ、ミシャ」
 ミシャとリルカは帰ったら飲もう、と約束して。
「──ぶった斬るだわさ!」
 肉薄したリルカが魔力撃を叩きつける。振り回された爪に血が舞うが、すかさず後方からミシャのライトヒールが飛んできて。
「ちょっと番人さん、確かにあたしたちはここにいるべきじゃないけど。それよりどんどん現世へ戻ろうとしてる魂たちはいいのかしら?」
 リルカの問いに番人は答えない。答える術を持たないのか、それとも。
 けれど、それが問題であるとイレギュラーズは皆思っている。
(たしかに私たちはここに来るべき者じゃないわ。でもこの魂たちも現世に来てはいけない)
 なんとしても、こちら(彼岸)で押し留めねば。
 イレギュラーズたちへの敵意変わらぬ番人に、2人もまた戦闘態勢を崩さない。
(世界の危機なんぞで進んで動く性格じゃない癖に──)
「よりによって最前線とか……えぇいこの蛇は!」
「おや」
 現れた旧知に、サマエルは楽しげに笑って見せて。ルーキスの傍らで威嚇するように睨みつけるルナールの姿も見れば、それは一層深くなる。
「……ルーキスは俺のだからな!」
「おにーちゃんが愉快なことに」
『動物の本能ってやつだろひひひ!』
 マリスとテラがルーキスへ視線を向け、威嚇された蛇はひらりと手を振る。サマエルは「左目」とルーキスを呼んだ。
「──言いたいことが山ほどある顔だな?」
「あるけど後回し。今は番人の排除が先だ」
 視線を番人へと向けるルーキス。サマエルは視線を彼女の後ろへと送って。
「妾を含めて5つの駒。さあ、どう動かす」
 どこにあっても、サマエルにとってはゲームの盤上。ルーキスは彼女とルナールに攻撃手を任せる。
「マリスとテラは火力支援。鈴音ちゃんは回復支援、問題なし?」
「ルーキスさん、問題ありませんの!」
 猫耳をぴこーんっ、と立てて頷いた鈴音。補給品などない以上、いつものように要は彼女だ。
 さあ、遊戯に止まっている暇はない。
「こっちは抜け出してる魂を叩き返したいだけなのにねぇ。なんとも、見合わない重労働だこと!」
 放たれるブラックドッグ。追いかけるようにマリス・テラが肉薄し、剣魔双撃を叩き込む。
「おお頑丈」
『手が痺れてきそうかぁ?』
「戦闘用兵器は伊達じゃねーのです、邪魔する奴はどれだー」
 重なる攻撃に番人がマリス・テラへと牙を剥く。回復の申請をされた鈴音は出番だ、と言うように猫耳を揺らして。
「いたいのいたいのとんでいけー、ですにゃ!」
 鈴音が彼女を治せば、あとはやることに何ら変わりはなく。ただ番人へ攻撃を浴びせればいい。
 多方向からの攻撃に番人がぐるりと見渡し──それでも抑え役がいる限り、進めはしないのだが──その口を大きく開く。ルーキスの前方にいたルナールは咄嗟に彼女を庇った。すかさず鈴音のヒールがかかり、ルナールは槍をしっかりと構える。
「頑張りはするけど、無理はしないでねルナール先生」
 その肩越しに声をかけたルーキスは、サマエルの戦う姿を見ながら小さく息をついた。
 嗚呼、あの蛇がいなければこっちには来なかっただろう。
(流石に前線周りは慣れないとキツイなぁ)
 だが、ここで盤上を降りる訳にも──降ろされる訳にもいかないのだ。

(願わくば、ボク達は目的を果たして堂々と凱旋したいわね……)
 神話のようだ、と蛍は思いながら視線を番人へ向ける。
「珠緒さん、よろしくね。珠緒さんの支えがあれば、安心していくらでも頑張れるわ!」
「はい。盾となってくださる蛍さんをはじめ、誰も彼岸に渡さぬように致しましょう」
 互いに視線を交わして、──そして、動き出す。
「番人なら、生死の境を侵しかけてるあの魂達こそ何とかしなさいよね! もう!」
 番人の注意を引いた蛍の周囲を頁が舞い上がる。振り下ろされた爪に、珠緒がすかさず回復を施して。
(盾役と回復役を組として、攻撃役は可能な限り1体ずつ落とせるよう)
 珠緒は見える限りの仲間へハイテレパスで状況伝達をし、偏った編成があればバランスが良くなるよう指示を出す。
「すずきさん、こじまさん」
 珠緒の言葉に了解したと言わんばかりのロボットたち。見えぬ場所で戦う仲間への伝令へと走っていった。
 蛍と珠緒の相対する番人に対しても、珠緒のハイテレパスによって仲間が増えてくる。
(珠緒さんが頑張ってる。ボクも盾役として踏ん張らないとね!)
 蛍は防御の姿勢を崩さず、そして他へ注意を引かれぬよう再び声を上げた。
 そんな蛍へ綻紲ノ鎹を施した絆楔は珠緒とともに回復手として立ち回る。瞑想を途中に挟みながら、視線をつと番人へ向けて。
「……道理ではない手段でわたくし共がここにいることは重々承知。ですが、黄泉帰りがそも道理を外しているのです」
 花は枯れ、命は終わり、次代を繋ぐ。それが世界の理だ。その理よりはみ出ようとする霊魂たちを裁かないとは──番人の名が聞いて呆れるというもの。
「ですから、わたくしは誰ひとり欠けさせずにこの場を凌ぎます。
 微力と笑わば笑え、わたくしは彼岸と此岸の鎹となる者として、不条理に楔を切りに来たのだ!」
 啖呵を切った絆楔の瞳が苛烈に煌めいた。
 そこへ踏み込んだゴドフリートの一刀両断が、番人の皮膚を傷つける。間合いを取ったゴドフリートはちらりと川を見やった──首はないので、そういった仕草をした、だが。
(生前より吾輩も混沌世界に居たとしたら、この川を渡っていたのであろうか)
 今のままという可能性もある。けれどもしかしたら、とっくにランタンの住人となっていたのかもしれない。
「──さて戦である。死合おうか、番人殿」
 ゴドフリートは再び武器を構えた。
(番人ねぇ……ふーん……)
 リリーは背後から奇襲しようと忍び足──だが、川へたどり着く前に足を止めた。
 あちらはどこからも霊魂が上がってきている。さりとて、霊魂のいない場所といえば遥か遠方だ。
 それならと、なるべく迂回する形で背後へ回ったリリーは思いっきりバールを振りかぶった。
 飛んでいくバール。痛い音が響き、けれど蛍へ注意を奪われている番人がリリーを向くことはない。
「あのさぁ……番人ならさ、魂が出て行くの何ボーっと見てんのさ……仕事やる気あんの……?」
 そこへ何も反応がないのは、元々人の言葉を解さないのか、それとも。
 けれどもリリーには関係ない。仕事放棄の時点でギルティである。
 リュカシスのファミリアーが空を舞う。それを見届け、彼は周囲を見回した。
(川向こうに足を踏み入れないよう、堅く気をつけましょう)
 戦場が未知の土地であることはいつもと変わらない。けれどいつも以上に慎重さが必要だろう。
 そんな彼がバウンティフィアーと共に込めるのは、天義の民に貰った《ひとひら》の気持ち。それを胸に──誰1人とて、欠けさせはしない。
 番人が暴れ、周りを朱へ染めんと牙を剥く。ルサルカは移動を繰り返しながら前衛をライトヒールで癒していた。
(今の私は無力に等しい存在。でもね──無力は無力なりの魅せ所があるって教えてあげるわ)
 魔力の底が見えてきている味方には緑の抱擁を与え、後衛で立ち回るルサルカ。前衛に立つ力がないと自負するのならば、前衛に立てる味方を支援するだけだ。少なくとも今は──一喝せねばならぬほど挫けている者は、誰1人いないのだから。

(ここが冥府。死してなお歩める道があるのであればそれは幸福なことなのかもしれないですねえ)
 グランツァーは始まりの赤で自らを強化し、番人を真っ直ぐに見つめた。
 ここが生者の踏む道でないことは重々承知。けれど、現世もまた、死者が踏むべき道ではない。
 グランツァーの周囲に無数の石礫が召喚され、一斉に番人へと向く。
「生者と死者、互いにあるべき道を歩むために、番人様には少しお相手いただきましょうねえ」
 言葉とともに、石礫が番人へ向かって飛んだ。
(全く、魔種には困ったものじゃ。じゃが生きている内に死後の世界を見回れる日がくるとは僥倖)
 地獄の沙汰も何とやら、というやつだ。金を見せれば閻魔の覚えも目出度くなるだろう、と大ニは踏んで。
 とは言え殴り合いは分が悪いだろう。ならばすべきは支援と──そう、金の盾で以って庇ってやっても良い。
 山吹色の煌めきが辺りを舞い、榊神楽が仲間たちを鼓舞する。
 そして仲間を庇った大ニはふと思った。──先日、地元のダチコーがこちらへ旅立ったのだと。
(番人の弱点を知っているかもしれん)
 情報を得るには対価が必要だ、と大ニは黒のパンツを手に持った。……対価でなくとも、それは証拠隠滅のために置いていったほうが良い、かもしれない。
「えっ彼岸で紅茶を飲めるんですか?やったー! 流石の私もこれは初体験……あ、ギリギリ此岸なの」
 なーんだあ、と肩を落とすラァト。けれどほぼあの世だと自らを納得させ、番人たちを見据えた。
 彼らは彼らの理に従って動いている。霊魂を止めなくとも、悪とは断じられない。
(けれど、こちらも仕事でね)
 手近な仲間へブラッシングウィスパーをかけ、紅茶(祝福)の囁きを与える。
 誰かが傷つき、変調をきたすならこの力でもって癒そう。
(そう。誰もティーカップから溢れさせはしない(死なせはしない)さ)
 揺らめいたとしても、小さなそれに収めてみせよう。
(『現世と冥府の境目が消えし時、死の宴が始まる』と。黙っては見てられませんね)
 栞は憎悪のこもった武器を手に、フレイムタンの相手取る番人へとロベリアの花をぶつける。
「ご一緒しても?」
「否やは無い」
 言葉は短く、視線の交錯は一瞬。2人はすぐに番人の方を向き、攻撃を再開する。
 盾役がいる中、至近まで近付かれることはない。時折吐き出される闇色の球体を躱し、受け止めて。
(……侵入しているのはこちら側。ちょっと悪いなって思わなくもないけど……)
 シャルティエはフレイムタンに続いて、番人へブロッキングバッシュで叩きつける。
 ここで引けば天義という国が魔種の手に堕ちる。譲る訳にはいかないのだ。
 同方向や多方向からの攻撃を意識しながらも、シャルティエは視線を辺りへと度々走らせる。今は3体だが、今後増援が来ないとも限らない。
「……っと、危ないっ」
 ぐらりと崩れかけた抑え役に番人の牙が迫る。シャルティエは咄嗟に駆け出し、その間へと滑り込んだ。
「灰になった死者が甦ろうだなんて──」
「死者が蘇ろうなど──」
「「馬鹿馬鹿しい」」
 アニーと竜祢の視線が混じる。同じ世界から来たこの相手も、どうやら自分と同じ意見のようで。
「行くぞ鳳凰、手を貸せ。まさかこの期に及んで嫌な顔とはいくまいな?」
 楽しげに笑う竜祢にアニーはやはり、嫌な顔をして見せた。元の世界での苦労を考えれば、当然のことである。けれど──手を貸せと言う言葉に否やは唱えない。
 同時に動き出した2人は別々の方向へ。竜祢が格闘技を仕掛ける傍ら、アニーは徹底的に燃やしにかかる。
「間違っても私ごと燃やすなよ?」
 竜祢は笑って、そして真剣な表情を浮かべると巨大剣を振りかぶる。周りに少なくない被害を与えている番人は、自身もまた少なくないダメージを負っていて。
「お前に輝きなど求めるつもりは無い! 消え失せろ!」
 戦乙女の加護を得て、剣が舞う。動きを止めた番人へ、その姿も残さないと言わんばかりにアニーの炎が放たれた。

 とめどない剣戟と怒号が響く中──まだ、黄昏時は終わらない。



 魂たちが現世へと引き寄せられる中、開幕一番に一条の雷撃が地を舐めた。
 死霊術師である彼女がここへ足を踏み入れたのは、運命的と取るべきか──それとも皮肉と取るべきか。けれど。
「今の私は勇者の1人……なら、この力も全部使って送り還してあげる。
 ──何よりこの国は私の友達の故郷だから。絶対、護って見せるわ!」
 決意の色を瞳に乗せて、コルヴェットは語りかける。帰ることは再びの別離を与えるのだと。望まぬのならランタンへ戻るようにと。
 そこへ流れる鎮魂歌。降り注ぐ雹に幾つもの輪郭がぼやけ、ニーナは小さく眉根を寄せた。
(本来は彼らに対し安らかな死を与えるのが我の役目……)
 無理を強いるこの方法に、心が痛まないはずがなかった。けれども死を司る神として、この様な事態は不本意であることもまた事実。
 現世と冥府が混ざり合うなど、決してあってはならない。生者と死者は本来交わるべきではないのだから。
「──故に「ヘルヘイム」の名において、汝らを冥府に送り返そう」
 その声は、冷たい呪いを帯びて。
「おぉ……これが噂に聞く『三途の川』でございますか」
 話に聞いたそれとは違うと思う。が、何にしたって無機物(アンドロイド)であるエリザベスにとっては、ここに来るだけで感慨もひとしお、というやつだろう。
「それで、ジェンガに戯れているお子様はどこに?」
 色々と間違っているエリザベス。しかし一先ずは仕事と、霊魂にはお帰り頂くべくネオアーム──中略──エリザベス砲を放った。その頭上を彼女のファミリアーが飛び回る。
 人間の魂とは何なのか。その糸口が見つけるにはまたとない機会だ。
(ついでに言えば、敵に何らかの動きや異変があった場合は気付けるかもしれません)
 現世へ引き寄せられているだけと言っても、何が起こるか分からないのだから──。
 ノースは目の前の霊魂たちへ向けてありがとうございます、と呟いた。
 彼岸。冥府。そんなものは人類の生んだ概念だと思われていた。そして、そこに行き着けるのは人類のみ──人工知能には行けない場所であると。
「例え今後行き着けずとも、この経験は何にも代えがたいものとなりました。では──」
 使命を果たしましょう。
 その言葉とともに威嚇術が放たれる。ノースは同時に、人助けセンサーで仲間の窮地を察せんとして。
 感知するのは仲間の声と──目の前の霊魂たちによる、心の叫びだ。
「いやー、まさか冥府に来るなんてね、人生何があるか分かんねーもんだ」
 行くは地獄、帰るは天国。それが彼らに分からないと言うのなら。
「どっちつかずのこの冥府で……思いっきり歌い続けてやるぜロックンロール!」
 エレキギターをかき鳴らし、ヴィマラが届ける純心のロベリアは霊魂たちの輪郭をブレさせていた。
 歌い、謡い、踊る。ネクロマンサーたる彼女にとって、彼らへ楽を奏でて在るべき所へ誘うそれは、きっといつもと変わりない。
(死んだことないから死んだ人の気持ちはわかんないし、かと言って死んじゃったら元も子もないわけで)
「……ああもう!」
 ノアルカイムは何とも言えない気持ちとともに魔弾を放つ。
 死にたかった者などいるまい。そして死んでまでこんな思いをしたい者だって。
「ボク、覚えてるから。……きっと覚えてい続けるから!」
 霊魂たちの意識が向けられる。それはその言葉に対してか、害を与える存在と見なされたか。
「大して思い入れもない相手だけに……こんなところで死んだらつまらないというものですよね」
 言葉とともにノアルカイムへライトヒールがかけられる。かけた本人──智子は遠くまで見通す視力であたりを見回して。
 その瞳にやる気というものは見えないが、さりとて手抜きをしたい訳でもない。智子は次の相手へと回復を向ける。

(霊魂が戻る、か。そんなもの──)
「──ありえても伝説級のクエスト達成者へのご褒美ぐらいじゃ、帰れ!」
 クラウジアはマギシュートで片っ端から霊魂を撃退していた。そこに遠慮なんてものはない。
 死は死であり、覆らぬからこその死だ。覆らせてはいけない、とも言うかもしれない。
(まあ、哲学問答は今はおいておくとするかの)
 何にせよ、天義が魔種の手に落ちるとなれば、無辜の民が虐げられるということに他ならないのだ。何があろうとも絶対にさせはしない。
「む」
 クラウジアの視界に入ったのはイレジュラーズではない──けれど此度は味方であるという神父。
「おお、神父殿、救護は儂も手伝うのじゃ」
 どうやら仲間を回復して回っている様子に、クラウジアは声をかけた。
現世へ戻ろうとする死者の魂か、死して尚利用されるとは哀れなモノだな
「だが、死神の子……いや、死神リュグナーとして貴様らを在るべき場所へ帰してやろう」
 悪意、狂気──そんなものが霊魂たちへと襲いかかる。近づこうとするものには手を伸ばし、その輪郭を破滅へ導かんとして。
「魂が痛みを感じるかは知らぬが、これも依頼故我慢するが良い。──対価として、貴様らを苦しめんとした愚かな魔種は、我々が貴様らの元に届けてやると約束しよう」
 差し出されたそれがどうなろうとも……どうしようとも、リュグナーたちの与り知らぬところ。最も──魔種がここへ来ることができるのかは分からないが。
「現世には戻っちゃダメなんだって。ゴメンね」
 アメリアは小さく呟いて、前方へエーテルガトリングを放つ。その攻撃に巻き込まれないよう立ち回りながら、ベルベットもまた衝撃の青を霊魂へとぶつけて。
「アメリアちゃんが天義を守る為に頑張ってるから、アタシも頑張るわ~」
 天義もローレットの大事なお客様だし、と付けるものの、その言葉はアメリアが1番なのだと思わせるようで。そのアメリアがはっと視線をシャルルの方へと向けた。
「おばあちゃん、シャルルを助けに行こう!」
「ええ、わかったわ〜」
 シャルルたちの元へ加勢した2人は近くの霊魂から川へと還していく。アメリアのハイ・ヒールにシャルルが「助かる」と告げた。
 けれど、未だ霊魂たちが引く様子はなく。アメリアはベルベットを守るように1歩前に出た。
「おばあちゃん、怖くない? 大丈夫?」
「あらあら、ありがとね~アメリアちゃん。頼もしい騎士さんがいるから、怖くないわ~♪」
 騎士たるアメリアに守られて、微笑んだベルベットはシャルルへ視線を向ける。
「シャルルちゃんも頑張るのよ、アタシ達がいるわ~」
「……皆が頑張ってて、ボクが頑張らないわけにはいかないさ」
 小さく肩を竦めたシャルル。その瞳は射るように、霊魂へと向けられた。
 徐々に増える霊魂に、気付いた者は他にもいた。
「ムムッ! シャルルに狙いを定めている…!? クソ! シャルルは俺が守る!!」
 駆け出したラヴィエルのダイナマイトキックが霊魂へと炸裂する。一気に標的が変わった様子にシャルルが声を上げるが、ラヴィエルはにっと笑顔を浮かべて見せて。
「俺は愛の妖精……俺の前では誰1人として愛を失わせはしない!」
 囲まれたラヴィエルの愛の鉄拳──いや、愛のキックが川へと霊魂たちを押し戻していく。
「愛の妖精と言えど死者の現世inはノーセンキュー! 現世は生きてる奴らの物ゥ!
 だがイチャイチャキングダムはお前らをきっと受け入れてくれる!! わかったら帰れ!! 次に生まれて来る時は……イチャイチャキングダムで幸せになりな……!」

「天義の皆は大切な有権者だ。俺に潔き一票くれるかもしれないならさ、もう、死ぬ気で守る理由には十分だぜ!」
 ピュアエルは駆ける──シャルルの元へと。薔薇にまつわる旅人である彼女と、薔薇の名を冠したアーティファクトを奪取する別依頼。似ているのは果たして偶然か。
 シャルルの傍らを駆け抜けざま、ピュアエルはその直感を信じるというイザークと、チーム名に嘆きをこぼすクロサイトを振り返った。
「2人とも、ラブ♡サポート! 宜しくな!! イェア!!」
「もちろんさ! ひとりぼっちじゃ怖いけど、三人ならきっと大丈夫だよね! 終わったら、美味しい喫茶店でお茶しよ!」
 イザークもピュアエルの隣へ立ち、榊神楽を舞う。神と言えども死後の世界は初めてで、怖い。けれどもっと怖いのは仲間や天義の人達を失うことだ。
 彼らと、そして範囲へ収めたシャルルに始まりの赤を付与したクロサイトは小さく笑みを浮かべて。
「死は好むところですよ。その1文字だけで悲劇が生まれるのですから」
 その静かで、冷たい死を邪魔する者がいる。嗚呼、なんて愚かなのだろう。けれども襲い来る霊魂の、悍ましくも愛らしい姿には恍惚とせずにいられない。
「ふふ。シャルルさんは特に人気でズルいです。私も鋭い殺意を浴びたい」
「これ、人気っていうのかな……皆に分けたいくらいだけど」
 そう零したシャルルは、しかし加勢が増えたことにどこか安堵したようで。そんな彼女を守るべくピュアエルは気合を入れる。
「よしっ! 愛を振りまくぜー!」
 強化された筋力で以って霊魂を叩くピュアエルに、イザークが聖光で追撃してランタンへと押し戻す。取りこぼした霊魂はシャルルと共に、クロサイトが衝撃の青で接近を許さない。
 しかしシャルルやピュアエルたちの固まる場所へ、さらに霊魂たちが迫っていく。その内1体を後方から飛んできた蝶が押し戻した。
「うふふ、皆さんが困らぬよう、厄介なお客様にはお帰り頂かなくてはいけませんね」
 空より降り立ったカルマリーゼが、崩れた輪郭へと微笑を浮かべる。
 死者がそう簡単に帰ってきては、住む所が少なくなって困ってしまうではないか。
「死者は静かに眠るべき、そうでございましょう? 我が蝶の誘いで、大人しくそちらへお戻りくださいませ」
 夜光蝶と月光蝶が舞い、押し戻される姿とカルマリーゼへ迫る姿が入り乱れる。
 ──もう少しだ。黄昏が終わるまで、そう遠くない。

 嗚呼、と白の口から吐息が溢れた。
(『同胞』がまた『同胞』になるとかそんなの悲しすぎる…だからあちらに帰って、ただ眠っていて)
 ロベリアの花が霊魂を押し戻し、スティールライフで自らを立て直す白。ぐ、と唇を噛みしめるその姿は、けれど何があっても通さないという信念も見えて。
「まだ倒れない、倒れてたまるか。『同胞』を、月光人形を増やすもんか!」
 欲しかった力は今、手元にある。だから、出来る限りのことを。
 ルチアは輪郭でしか見えない霊魂たちを鼻で笑った。
「筋肉の1つでも生やしてから現世に戻るんだな。──貴様らの現世への未練、私の拳で断つ」
 リジェネレートをかけたルチアは霊魂へと肉薄する。1撃──まだ足り得ないかともう1度踏み込めば、魂がふわりとランタンへ戻っていった。
(……数が多いな? 自分がやられないように気を付けて行動するとしよう)
 ジリジリと迫ってくる他の霊魂へ、ルチアは冷静に拳を構え直す。これだけ集まっているのなら、ひと暴れしても良いだろう、と。
「……ちょっと不謹慎かもしれないけれど……少し、ゲームみたいな感じね……」
 延々と敵を迎撃し、近づけないようにするところとか。
 クラリーチェと合わせて霊魂へ死霊弓を放っていたエンヴィは、小さくそう呟いた。
「いっその事、ゲームと考える方が良いかもしれません。『自分に近しい人に会えるかも』等考えると、あちら側に引き摺られてしまうかもしれませんし」
 近しい人。そういえば、クラリーチェの家族は──なんて言いかけてエンヴィは口を噤んだ。これは本当に不謹慎すぎる。
「家族……そうですね、もし出会ったら」
 出会うだろうか。両親は亡くなって久しく、兄は行方不明のままだ。
「えっと……そうね……もし、クラリーチェさんのご家族に会ったら、ご挨拶しないと……かしら……?」
 クラリーチェの言葉に慌てて取り繕うエンヴィ。変な事を言ってないかしら、と思うものの今はこんな言葉しか出てこなくて。
 黒の囀りで霊魂を押し戻したクラリーチェは、つと空を見上げた。
 黄昏時。それはきっと、何が起こってもおかしくない時間だ。
(いやほんと正直ロクでもない天義のために戦う気なんて起きなかったが……頼まれたらやるしかあるまいて)
 やることは単純だ。敵を狙って──撃つ。
 味方を射線に入れぬよう、位置を固定したまま狙い撃つメーヴィン。その瞳はつと細められる。
 メーヴィンは多宗教であり、否定をしない巫女。蘇り──黄泉還りを否定することもまた、ない。魔種が関わってなければの話だったが。
(……あぁ、私はだって、会いたい人がいるんだから、この人達は否定できないよ)
 迫り来る輪郭に、それまでマジックロープで仕掛けていたダーク=アイが動き出す。
「死を奪われた吾輩が、冥府に堕ちる日が来るとは、実に興味深い。終わりなき使命から逃れる為に、此処に留まり死を迎えるのも吝かではない──が、」
 自らに残る力と、出来ること。今は彼女を、メーヴィンを庇うことだと判断したのだ。
 そしてその声音は到底、ここに留まりたいというものではなく。
 ──嗚呼、どうかしてしまったらしい。あんなにも終わり無き生に苦しめられたのに。
「最後まで見届けたくなった。面白くも光り輝く、この不確定要素(イレギュラーズ)たちと、その軌跡を」
 だからここで終えるわけにはいかないのだ。
「駄目よ……あなたたちは……戻らせない……」
 レミアは鮮血の刃を霊魂へと向ける。自らより背後へは行かせまいとその場に構え、少しでも逃れようとする霊魂へ誘引の魔法を向けて。
「ふふふ……私が本当に死んだら……地獄の番人というのも……向いているかもね……」
 当分は先かもしれないが、なんて思いながら、レミアは挌闘技を繰り出して。崩れた輪郭の煌めきがまた1つ、ランタンへと戻っていく。
 いいや、1つだけではない。急激に輪郭の数が減っていく。その背後に見えた空は──深い藍色で。
 黄昏が、終わりを迎えようとしていた。
「そんじゃーまたね! 人生の先輩たち! 」
 死んだらまた歌いにくる、とランタンへ向かって叫ぶヴィマラ。
 ──もし、この世界にも精霊様がおわすれば。死者の進む道、生者の帰り道を照らしませ。
 グランツァーの祈りに呼応するように、後ろへと風が駆け抜けて。

 生者と死者の境が明確になった今──さあ、帰るべきところへ。

成否

成功

MVP

桜咲 珠緒(p3p004426)
要救護者

状態異常

なし

あとがき

 お疲れ様でした。
 他のシナリオと同時参加の方も多くいらっしゃったと思いますが、白紙なし&全員がしっかりとプレイングを書いており、無事オーダークリアとなりました。

 桜色の貴女へ。戦場全体を見据えるプレイングに、今回のMVPをお贈りします。

 またのご縁がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。

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