シナリオ詳細
ガラガラ森の蛇地獄
オープニング
●蛇地獄を知ってるかい
「森は……いいよねえ……」
パサジール・ルメスのキャラバンがひとつ『ぶらりモンキー』のリーダーフランクリンは、白い毛皮で覆われたサルめいた獣種商人だ。
彼の足は革靴のように分厚く硬く、肉体も屈強であることからどんな場所も徒歩で踏破してしまうバイタリティをもつ。
そんなわけで、船や馬車では通商できないような場所を切り開いて商業のラインをつなげるのが、彼らの役目となっていた。
「森は、草の臭いがして、いいよね」
ここ『ガラガラ森』も、馬車が通るには木が狭い間隔で乱立しており地面の高低も激しく、途中にモンスターが現われるということで通行不能エリアとされている場所である。
が。
「土の臭いも、いいよね」
フランクリンはのんびりした様子で森を歩ききっていた。
大変なのはそれに付き合うイレギュラーズたちである。
『ぶらりモンキー』はフランクリンをはじめとするごく少数の猛者がバックパックひとつで歩くというキャラバンだ。それゆえモンスターや盗賊による襲撃に弱く、危険地帯を抜けるには多めに護衛を雇うことがあった。
その護衛を依頼されたのが、イレギュラーズたちだった。
「この先には蛇地獄があるんだあ。知ってるかい? 蛇地獄」
言葉からすると蛇が大量にうねうねしている地獄みたいなものを想像するが……。
フランクリンはピッと指を立てて見せた。
「蟻地獄ってあるよね。くぼんだ土がやわらかくなっていて、アリがはいりこむと抜け出せない。中央に潜んだ虫がそれを捕らえて食べちゃうってやつさ。その、蛇版だね」
蛇というのは大地の精霊に愛されていると言われるほど歩行能力が高く、土の状態がどんなであってもするする登っていくことができる。
そんな蛇ですら滑っていってしまうほど、蛇地獄というのは恐ろしいトラップなのだ。
……が。
フランクリンはよりによって。
「それを、今から走り抜けていくよ」
と、言った。
方法はいたってシンプルである。
あちこち大量に存在する『蛇地獄』。この上をダッシュで走り抜け、途中『餌だー!』という具合に飛び出してくる巨大虫を攻撃によってはねのけていくのだ。
必ずしも倒す必要は無い。巣から遠く離れれば自主的に戻っていくだろう。
とにかく走り抜け、やり過ごせば勝ちなのだ。
……とは言うものの、蛇地獄の砂地は奇妙な魔法がかかっていて恐ろしく走りづらい。
うっかり虫の攻撃に直撃してしまえばそのまま引きずり込まれる可能性だってあるのだ。
そうなった時は仲間どうしで協力して虫を倒し、引きずり込まれた仲間を救出しよう。
「走り抜けるにはスタミナ勝負になるからね。前半と後半で役割を交代する『かわりばんこ戦法』がいいと思うよ。それじゃあ、ヨーイ――」
ドン!
フランクリンたちは勢いよく走り出した。
- ガラガラ森の蛇地獄完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年11月22日 21時15分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●蛇地獄を抜けよ
木々の間隔のひろい森に、無数のすり鉢状の砂地が広がっている。
大地の精霊と仲良くなっているせいなのか、土耐性のやたら高そうな蛇もなすすべなく滑り、中央から飛び出した巨大な虫にみるみる引きずり込まれていった。
その様子に死ぬほどげっそりする『こげねこ』クーア・ミューゼル(p3p003529)。
「この分だと精霊さんの助けは借りられなさそうなのです……」
感覚としては敵の友達を買収するようなモンである。こちとら初対面かつよそ者なので、いかにも10ー0といった所感であった。
なるほど確かに蛇地獄。あれにウワーといって引きずり込まれる自分を想像したら恐くなってきた。
「蟻地獄なら知っているけれど、あれの大きいのは見た事がないな。やはり自然は素晴らしい。まだ見ぬ逞しい生命に讃歌を贈りたいくらいだよ」
一方で『饗宴の悪魔』マルベート・トゥールーズ(p3p000736)はちょっと楽しそうである。
「ところであれは……どんな味がするのかな」
「捕食される側にいながらよくそんな出来ますね」
「うむ、森はいい……私を食べようと地面の下で待ち構えている虫がいなければ、ね」
冗談めかして肩をすくめる『世界の広さを識る者』イシュトカ=オリフィチエ(p3p001275)。
冗談を言ってる場合ですかと言われないのは、話ながらもしっかり銃のリボルバー弾倉に弾をぱちぱち装填しているからである。
余裕綽々、殺意満々である。
体内のマナを調節しながら飛び跳ねる準備をしておく『五行絶影』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)。
「しかしよくもまぁ、こんな危険な道を通るものだ。余程の自信と思い入れ。その双方無しで選ぶ様な道では無い。挑み甲斐があるのは、良い事だがな?」
「同感だな。ほかに道は無いのか?」
『鳳凰』エリシア(p3p006057)が腕組みをして振り返った。
リュックサックをしっかりと背負い直す『ぶらりモンキー』フランクリン。
「無いんだなあ、これが……」
森の上を指さして見せる。
ギョゲーといいながら巨大な鳥が飛んでいて――その鳥をもっと巨大な虫が七割食いちぎっていった。
「あの虫は森の中まで入ってこないからねえ。ここが一番安全なんだなあ」
「ばかな……」
「実は貴殿等、頭のネジが飛んでいるのでは……と思っていたが」
『黒耀の鴉』如月=紅牙=咲耶(p3p006128)はぶるぶるとかたを振るわせた。
「この森ですら安全とは。この先に一体何があるというのでござるか」
「何って……村だよね」
「それはそうだか……」
「この人達みたいのがいてくれてるから世の中救われてンだよネ」
『寄り添う風』ミルヴィ=カーソン(p3p005047)が黄金とルビーでかざられた剣をすらりと抜いた。
これだけ危険に囲まれた場所にも人はコミュニティを築いて暮らしている。
きっと外部との交流なくして生きていけるような自給自足の生活なのだろうけれど、血の巡りを止めれば肉体が腐り落ちるように少しばかりでも交流を求めるものである。
「そうだねえ。それもあるねえ」
「他にもあるような言い方をするな」
「流石『ぶらりモンキー』、悪路を踏破してこそと言った所か」
『砂狼の傭兵』ラノール・メルカノワ(p3p000045)が旅行用のサバイバルハットを脱いで、いつものマトックを装備した。
「依頼人が行くというからには行くしかあるまい。傭兵だった頃にしろ今にしろ、雇われと言うのは辛いものだが……」
握りしめる武器。
漲る肉体。
フランクリンがここを通り抜けられるのは、他ならぬ自分たちがいるからだ。
むろん、旅を生業としている彼らにとって各地の傭兵を使い捨てることは来年の自分を殺すも同じ。自分たちに任せれば生きて踏破できると思えるほど信頼があるということなのだ。
「……よし、いくか!」
この世は混沌。
戦わなければ、勝ち取れない。
●悪路を走れ
肉盾アンデッドを召喚しつつ、マルベートは突き進む。
ざらりと怪しく流れる砂地を踏むこと無く跳躍すると、低空飛行状態でスピンをかけた。
餌を逃してなるものかと砂地の中央から飛び出してくる蛇地獄を、マルベートはスピンの勢いのままはねのける。
はじき飛ばされて巣へと戻っていく蛇地獄を振り返り、マルベートは隊の進行方向へと意識を向けた。
敵を倒すことが目的ではない。敵を退けることが目的だ。
ゆえに――。
「この状況で範囲攻撃は無駄撃ちになるか……ならば」
エリシアは炎の翼を広げて跳躍。仲間の頭ほどの位置をキープして飛行すると、治癒力を込めた炎を自らに纏わせた。
飛びかかってくる蛇地獄がエリシアの胴体をがっちりと挟み込むが、それによってえぐられた肉体をその場で強制的に修復させていく。
重量と砂の流れによってエリシアをじりじりと引きずり込もうとする蛇地獄だが、エリシアは自らの回復に集中。なぜなら、蛇地獄を倒す役目は仲間に任せているからだ。
「そのまま動かないことだ」
イシュトカが黒い翼を広げ、椅子に腰掛けるような姿勢で飛行。
「下手に動けば苦しみが長引く」
エリシアを掴んでいた蛇地獄にリボルバー拳銃の魔力弾をありったけ叩き込む。
肉体を半分以上破壊された蛇地獄は崩れ落ち、弾倉を開放したイシュトカは空薬莢を足下へとばらばら落としていく。
駆け抜けるイシュトカ唯一の足跡であるかのように地面をはねた空薬莢が熱をもって砂地に刺さる。
素早く弾を補充するイシュトカの一方で、感覚の広い木々の間をジグザグに蹴って跳躍していた汰磨羈が巨大な斧を振りかざした。
仲間へと食らいつこうと飛び出した蛇地獄の側面、もとい背後をとると、空中で螺旋状に急回転。
背部装甲を穿つように粉砕すると、崩れる肉体そのものを足場にして再び跳躍していく。
ちらりと見れば、フランクリンたちは余裕そうな表情でせっせと走っていた。
悪路に対する耐性があるのか、走ること自体が好きなのか、苦しげな様子はまるで見られない。
勿論この場に一人残せばインスタントラーメンを作るより早く死ぬと思うので本当に余裕なわけはないのだが。
「そっちはどうだ」
「なんとかネ!」
汰磨羈に呼びかけられたミルヴィは舞うように走り、飛びかかってきた蛇地獄のハサミめいた口を剣によって打ちはじいた。
きらりと光ったピアスが一瞬の軌跡をひく。
蛇地獄の攻撃はキツいが、直撃(クリーンヒット)さえ防げるなら大きな問題は生じない。仮に直撃してしまったなら大幅な防御力低下および引きずり込み状態に発展するため最優先で救出しなければならない。むろん、メンバーのリソース上限は変わらないのでその際に他の仲間がつかまったらリスクは倍。一瞬の油断が連鎖的な崩壊へと発展するとてもリスキーな戦いだ。
そういった点ではミルヴィの回避にふった戦法は噛み合いが良かった。
仮に当たってもライトヒットで済ませることができるし、最悪直撃しても特殊抵抗と防御でそれぞれ五割近く被害を軽減できるのだ。
その更に上を行く噛み合いの良さを見せたのがラノールである。
「俺に足場の不利はない」
恐ろしく足を取られやすい砂地にありながら、ラノールはまるでコンクリート舗装された平地を走るかのようにスムーズに走り抜けていく。
突如飛び出す蛇地獄にも機敏に反応し、巨大なマトックの曲線を利用して恐ろしく器用に攻撃を弾いていく。
よほど油断でもしない限りはラノールを捕まえることなどできないだろう。
弱点らしい弱点をがんばって見つけるとすれば……。
「長いな。まだ走るのか……」
スタミナがそれほどないことくらいである。
「もう少し我慢するのです!」
クーアがバーナーと一体化した刀を握って蛇地獄へ飛びかかる。
蛇地獄は安全地帯から攻撃するスタイルゆえか飛び出したあとの回避能力はそれほどないらしく、クーアの刀が切り裂くたびに激しく燃え上がった。
「うーん……」
この勢いで森ごと焼いたらどんなにか。
とか思ってみるクーアである。秋の森は誘惑がおおくていけない。枯葉とかよく燃えるからね。
「砂に足は取られやすいですが、やられる前にやれば問題は出ないのです!」
「そ、そうは言うが……」
ひいひいと言って走る咲耶。
悪路に強そうな外見をしてるわりに意外と一番つらそうにしているのが咲耶だった。
「拙者、スニーク向けでござるから……」
見えない誰かに反論しつつ、汗をぐいっとぬぐう。
「いやはや昔の修行を思い出すキツさでござる!」
スポーツの特訓に波打ち際ダッシュというものがある。
足場が悪く微妙に傾いてる場所を走り抜けるというもので、地面に足をつける時間を短く蹴る力を強く保つという走法を身につけることができるって聞いた。咲耶が思い出したのはそれかもしれない。
さておき。
「シノビを舐めるな――でござる!」
絡繰暗器をカタナモードに変形させると、燃え上がる蛇地獄を切り裂きながら突き進む。
「斬っても斬ってもきりがないでござるな」
「相手は全員一撃離脱なので仕方ないのです」
「ううむ……過酷!」
メンバーの工夫と安定性によるトータルパワーの高さによって隊列はながく安定した。
そんな余裕ある状態なのであえて解説をするが、四方角を囲むように『ぶらりモンキー』の面々を保護する陣形で中央のフランクリンたちを庇う必要があるか否かの話だ。
結論。厳密に言えばあるが、実質的にはない。
というのも蛇地獄としては初見の12人ほどが団子状に移動している以上(そして大体が初見である以上)集団中央を狙う意味が全く無いからだ。イレギュラーズが半数以上引きずり込まれれば庇う必要が出てきそうだが、その状態はもはや失敗&撤退コースなので敗戦処理にしか使わないことになるのだ。
そんなわけで。
「少々攻撃的に行こう。どうやら復旧にリソースを割く必要がなくなってきたようだ」
イシュトカはやや前方に身を乗り出すと、蛇地獄の巣中央へ向けて威嚇射撃をしかけた。
慌てて飛び出す蛇地獄に急速接近。
至近距離から銃を突きつけると連射しながら頭上を通過。
直後蛇地獄側面を駆け抜けたミルヴィが舞うように切りつけていく。
やや砂地に足をとられはしたが攻撃する分には困らない。
丈夫なハサミがへし折られ、蛇地獄はあわをくってひっくり返った。
安全になった巣を飛び越えるように進むフランクリンたち。行く手を塞ぐように別の蛇地獄が飛び出すが、頭上から回転しながら急降下してきた汰磨羈が攻撃直前の頭をマナスタンプによって踏みつぶした。
「いけない頭だ。消し飛ばさないとな?」
遠心力と重力とマナの噴射エネルギーがそれぞれのった蹴りに頭部をめこっと潰され、足場と化す蛇地獄。
そのうえを飛び石のように乗り越えていくフランクリン。
「んー。とってもいい調子だねえ」
「なら残りはごり押しするのです」
刀を防御の姿勢で構えたクーアが前方チームと入れ替わる。
すると、眼前の道(?)を巨大な蛇が塞いだ。
人を丸呑みにしてしまうようなばけもんスネークだ。
こんなの出るとは聞いてないのですと言って刀を構えるクーア――の目の前で、ばけもんスネークがヒュッと地面に吸い込まれた。
入れ替わりに飛び出してきたのはとんでもなく巨大な蛇地獄。
「……これは聞いてたのです」
「いや、聞いてないぞ」
「大きすぎんか? 何喰ったらこんなに……あ、さっきの蛇か」
エリシアと咲耶が両サイドからツッコミをいれつつ、チャッとそれぞれの武器を構えた。
「巣の密集地帯はもうすぐ終わる。強行突破するでござる!」
絡繰暗器をシールドモードに展開する咲耶。
それをシールドごと潰そうと巨大なハサミで捕まえる巨大蛇地獄。
「今のうちに――」
「お言葉にあまえて」
「少々手荒に行くぞ、我慢しろ!」
咲耶の両肩を踏み台にして跳躍したクーアとエリシア。がそれぞれの武器吹きかけた。
クーアがよくふったスプレー缶をダブルで吹きつけ、エリシアは炎の翼を腕に集めて火炎放射を仕掛けた。
突如激しい炎に包まれる巨大蛇地獄。
「これで終わりか――よし!」
ラノールが突撃。
頑丈な巨大蛇地獄の装甲にマトックを思い切り叩き付けた。
「死体を持ち帰れずに全く持って残念至極――と思っていたけど」
ぐらりとくる巨大蛇地獄の頭上に飛び乗り、マルベートはぺろりと上唇を舐めた。
巨大テーブルフォークを破砕した装甲の間を通して突き込み。えぐるようにして肉塊を引っこ抜く。
「ついでだ。貰っていくよ」
今度こそ脱力した巨大蛇地獄を蹴りつけ、飛び上がるマルベート。
ずずんと音をたて砂を吹き上げる巨体を背に、フランクリンたちは巣の密集地帯を駆け抜け……。
「どうやら、無事に通り抜けたみたいだねえ」
にっこりと笑って振り返った。
後日談というか直後の話。
「この先にあるのはハーモニアの隠里でねー。精霊と仲良く暮らしてるんだ。素敵な植物や民芸品が手に入るんだよ」
にこにこ笑っていうフランクリン。
激闘というか激走を終えてほっとしている咲耶が、それはよかったでござるなあと呟いて……ふと顔をあげた。
「ところでフランクリン殿。もしや隠れ里からの帰り道は……」
「うん」
振り返るフランクリン。
「同じ道を走り抜けるよ」
「いやだー!」
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
――mission complete!
――perfect!
技能における足場対策とビルドにおける掴み対策がばっちりで安定性が抜の群でした。
安定性をつきつめるという大成功案件とはまた別のベクトルの、ノーダメージ(パンドラ消費なし)案件となります。
大成功より出づらいです。これ。
GMコメント
【オーダー】
成功条件1:『ぶらりモンキー』全2名の生存
成功条件2:PCグループ全員の踏破(※1)
※1:戦闘不能になった場合、ぶらりモンキーのメンバーが両肩に担いで走ります。よって4名までは戦闘不能になってもギリギリOKとしますが、そこから先は失敗リスクが生じます。
【概要】
蛇地獄(蟻地獄の巨大版)が大量に並ぶ地帯を走り抜けます。
蛇地獄は直径3メートルくらいの浅いアリジゴク的地形で、踏み込むと中央の巨大虫(これもヘビジゴクと呼ばれている)が飛び出してきます。
巨大虫はウスバカゲロウの幼虫を想像してもらうと分かりやすいんですが画像がグロいので言葉で一旦説明します。
トゲトゲゴツゴツした卵形のボディに巨大なハサミ状の口がついています。これで対象をガシッと挟んで引きずり込んでいく修正があります。
ハサミ攻撃は『物至単【体勢不利】』、クリーンヒット以上で対象は『引きずり込み』状態となります。
・『引きずり込み』:3ターンかけて対象を巣の中に引きずり込みます。引きずられている対象は行動可能。状態発生ターンを含め、3ターン終了時までに巨大虫を倒せなければ対象は強制的に戦闘不能となります。(食べられちゃうと気まずいので、必死に掘り返してなんとかしたものとします)
・蛇地獄の足場
この足場では常に『反応速度-30、回避-20』のペナルティを受けます。
ただし低空飛行していたりその手の足場ペナルティを無効化ないしは軽減できるなにかがあれば、その限りではありません。
(※注意:ジェットパック等の簡易飛行はあくまで簡易飛行なので平行して戦闘できないものとします)
【かわりばんこ戦法】
味方耐久力の有無にかかわらずこういう場所を踏破するための戦法。
まず8人中4人が『アタッカー』。
残る4人が『ディフェンダー』となります。
アタッカーは眼前の敵を攻撃して弱らせたり、時に行動不能にさせたりします。時には味方が引きずり込まれるのでそれを防ぐべく巨大虫を倒す役割をもちます。
ディフェンダーは2人の商人を両サイドから挟むことで攻撃対象から外し、防御や自主回復などを行なうことで巨大虫からの攻撃を防ぎます。
ダメージを負う割合やスタミナの消費量がそれぞれ異なるので、途中で役割を交代することで平均化ししのぎきるというものです。
防御や攻撃に特化した方がいればその限りではないので、それぞれの能力を宣言しあって相談してみましょう。
【アドリブ度】
ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用くださいませ。
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