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シナリオ詳細

<崩落のザックーム>ラサの砂漠が燃えるとき

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●魔女の目論見
 魔女ファルカウは砂漠の民を毛嫌いしていた。具体的には皆殺しにせねばならぬとすら思っていた。
 その遺伝子を毛ほども残す気はなく、ベヒーモスの邪魔をする者を殺そうという意見に関しては全剣王もまた同意するところだった。
 『終焉の監視者(クォ・ヴァディス)』と『覇竜観測所』が突如として襲撃されたのはまあ、そんな理由によるところであった。
 さて、それはそれとして。南部砂漠コンシレラをイレギュラーズが通って邪魔をするというのであれば、それも皆殺しにしたいところである。
 だって、邪魔をするのだ。殺されたって仕方ないではないか。
「そうだ。あのお方の邪魔をするのだ。そんな連中は殺されても仕方がない」
 炎が人型になったかのような者たちが、南部砂漠コンシレラを行進する。
「そうだ。あのお方の視界に存在するだけでも罪だろう」
「そうだ。滅ぼさねばならぬ」
「そうだ。焼き尽くさねばならぬ」
「そうだ。あのお方の望まれるままに」
「そうだ。全てを焼き尽くすのだ」
「我等がファルカウさまのために」
 それは分類としては精霊になるだろうか?
 それは魔女の使い魔だ。魔女ファルカウの直接的な配下であるそれらの向かう先には……1つのオアシスがあった。
「砂漠の民の町だ」
「焼かねばならぬ」
「ああ、焼かなければならない」
「一切合切を焼き尽くすのだ」
「全てはファルカウ様の望まれるままに」

●炎の行進
「南部砂漠コンシレラのオアシスが1つ焼かれました」
 『旅するグルメ辞典』チーサ・ナコック(p3n000201)は集まった面々にそう切り出した。
 魔女ファルカウの部下たち……魔女の使い魔と呼ばれる存在たちの仕業だ。
 炎の人型のような姿をした彼等は、目につくもの全てを焼き尽くしながら進んでいる。
 それだけではない。どうにも彼らには目的とする場所があるようだ。
 その先は……1つのオアシス。途中で彼等が焼いた村は、その途中にあったから燃やしたということのようだ。
 だから本来であれば、そのオアシスを救うのが仕事であったのだが。
「……すでに時は遅く。オアシスは焼かれています」
 そう、すでに燃え盛るそのオアシスの村に生存者はいない。
 だが、それだけではない。オアシスの湖が枯れ果て、草は腐り砂すらも輝きを失いつつあるその場所に、1つの魔法樹らしきものが急速に育ちつつある。
 滅びの魔法樹、とでも呼ぶべきだろうか? 恐らくは魔女の使い魔がその場に種を植えたのだろう。
 恐らくではあるが、その成長の大元はパンドラや大地そのもの支える魔素的なものであると思われる。
 大地のマナを吸いあげて、滅びの魔法樹を育てているのだ。その結果どうなるかは……今のこの状況が示している。
「滅びの魔法樹を消さなければなりません。ラサの砂漠が滅びるその前に。もはや最善は望むべくもありませんが、最悪に到るその前に。急行し魔女の使い魔を打ち倒し、滅びの魔法樹を破壊するです」

GMコメント

南部砂漠コンシレラで2つのオアシスが滅びました。
燃え盛るオアシスへ向かい、滅びの魔法樹を滅するのです!
なお、燃え盛るオアシスに生存者はいません。

●魔女の使い魔×40
炎の人型。精霊のような存在であり、魔女ファルカウに仕える直接的な部下です。
炎を発射する単体攻撃、地面から周囲へ炎を発生させる近距離範囲、周囲へ炎の渦を放つ中距離範囲攻撃を行います。
また、状況に応じて超強力な赤い極太レーザーのようなものを放つこともあるようです。

●燃え盛るオアシス
魔女の使い魔に最適なフィールドです。魔女の使い魔に効果は微弱ですがHP回復、AP回復効果を与え続けます。

●滅びの魔法樹
楽園の種、あるいは滅びへの種と呼ばれるものから急速に育つ魔法樹。土地を枯らし尽くしバグ・ホールが開きやすいように調整する最悪の存在。
結構な巨樹に育ちつつあるでしょう。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はCです。
 情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。

  • <崩落のザックーム>ラサの砂漠が燃えるとき完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2024年02月15日 22時25分
  • 参加人数8/8人
  • 相談6日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ラダ・ジグリ(p3p000271)
灼けつく太陽
スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
天義の聖女
仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
ロゼット=テイ(p3p004150)
砂漠に燈る智恵
胡桃・ツァンフオ(p3p008299)
ファイアフォックス
八重 慧(p3p008813)
歪角ノ夜叉
祝音・猫乃見・来探(p3p009413)
優しい白子猫
レイン・レイン(p3p010586)
玉響

リプレイ

●燃えるラサの砂漠へ
「そうか、生存者なしか。助かるよ。考える事がひとつ減った。あとは貴重なオアシスをひとつ駄目にしてくれた落とし前をつけるだけだ」
「そうだな。すでに手遅れなのは無念ではあるが……仇をとってやることくらいは出来るだろう」
 『灼けつく太陽』ラダ・ジグリ(p3p000271)に『陰陽式』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)がそう頷く。
 魔女の使い魔たちによる犠牲は、すでにオアシス2つ。今まさに焼かれているそのオアシスへとラダたちは向かっているが……正直、どうしようもないほどに生存者は絶望的だ。
 近付いてきたせいか、此処からでも見える炎に『天義の聖女』スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)は悲しい気持ちを隠せないでいた。
「これがファルカウさんがやったなんて……異世界では一緒に旅をしたのに、この世界では敵だなんて悲しいな」
 かの世界との差異を思い、スティアはそう呟く。しかし、感傷に浸ってばかりではいられないということも分かっている。
「でもだからといってこんな所業を許す訳にはいかない! 世界を滅ぼすというのなら私は全力で阻止するよ! 滅びの魔法樹なんて破壊してやるー!」
 気合を入れ直すスティアとは逆に『砂漠に燈る智恵』ロゼット=テイ(p3p004150)は非常にクールだった。
「馴染みの町焼かれてるけどキレてないよー、冷静になんないといけないものね。戦地でもない、一般人の住む地域を焼くとか悪名高いラサの傭兵でもやんないけどね。ご立派なファルカウ様はご機嫌でかます訳だ、上品なこって。まああのファルカウなる偉大な賢者さまのクソ高貴なケツ穴縫い付けてやりたいとは思うけれど、そのまま賢いフリでもなんでもしてれば良い」
 いや、キレている。凄いキレている。まあ、仕方のないことだ。燃えているオアシスと、生えている巨樹……滅びの魔法樹。
 1つでも最悪なのに、2つ揃うともうどうしようもない。
「コャー、なんともはや。炎たるくるみちゃんと言えども二度見してドン引きなの。これ以上進ませるわけにはいかぬし……、あの樹、どこをどう見てもヤバそうねぇ……」
「……せめて、これ以上に被害が広がる前に止めましょう。俺は植物好きですがね、あの樹は流石にないっす」
「共存って言葉を知らなさそうなの」
「まったくです」
 胡桃と『歪角ノ夜叉』八重 慧(p3p008813)もそう言い合うが、2人の言葉通りであるだろう。滅びの魔法樹は放っておくわけにはいかない存在だ。
「オアシスに生存者は、いない……滅びの魔法樹も、敵の使い魔も許さない。絶対消さないと」
「雨……降るといいな……水の眷属のよしみで……祈りが届くといい……」
 『祈光のシュネー』祝音・猫乃見・来探(p3p009413)に応えるように『玉響』レイン・レイン(p3p010586)祈雨術をしていたが、使い魔たちを倒さなければその祈りも届きはしないだろう。
 燃え盛るオアシスは、もうすぐそこだ。

●燃えた、その先に
 元々は綺麗なオアシスであっただろうその場所が燃え盛り、水が枯れ果てて。砂漠の砂すら腐りそうなこの場所に、滅びの魔法樹が生えている。
 この燃え盛る中の巨樹は、しかし不可思議に「合っている」のだ。根源を同じくしているからだろうか、この炎の中で1つだけ生えている木が、不自然ではないのだ。
 そしてその周囲に居るのは燃える人型のような……魔女の使い魔たち。
「何か来た」
「ああ、何か来た」
「燃やすべきものたちだ」
「あの方の望まれるままに燃やすとしよう」
「そうだ。あのお方の望まれるままに」
「そうだ。全てを焼き尽くすのだ」
「我等がファルカウさまのために」
 笑っている、のだろうか。ファルカウに誇れる成果があることを喜んでいるのだろうか。
 けれど、魔女の使い魔たちの望む結果になどさせるわけにはいかない。
 滅びるべきはこちらではなく、向こうなのだから。
「さて、作戦目標としては、こうなってはこやつら殲滅するくらいしかやる事残ってないという有様なの。ひとまずけちょんけちょんにするの」
「ええ、任せてください」
 此方を見つけるなり嬉々として向かってくる魔女の使い魔たち相手に慧が胡桃に答えながらブレイズハート・ヒートソウルを発動させていく。
「俺は樹を切ることありますし、この通り炎も扱う。存分に燃やしに来てくださいよ、燃やせるならね」
 挑発も狙うそれに合わせ、スティアの福音が響き渡る。
「数も多いし、皆をしっかり守らなきゃ!」
「そうだね。そのためにも……」
 ロゼットもアッパーユアハートを発動させて敵を引き付けていくが……。
「うるせえな使いパシリ如きが、人間様のつもりになってんじゃねえぞ。人間焼いて気持ちよくなってる気狂いが、親なんて長命種達は可哀想だね。私が幻想種だったら恥ずかしくて首吊ってるよ」
 その内容は、実に過激だ。戦いの鼓動を限界まで高め、周囲の対象を自分へと誘うその効果を高めるかの如く、あるいは溜め込んだ怒りを放出するかの如くにロゼットの言葉は止まらない。
「私も母親知らないようなカスだけど、少なくともファルカウみてえなゴミカスとなんの縁もない事だけは感謝してるよ。世界一の幸福だね。幻想種の唯一の汚点と言って良いよお前らのゴジュジンは。まったく、他人の子供も焼き殺すような奴らが、母親気取りとか面白いジョークだよね。いや前言撤回、少しも面白くないよお前ら。その資格もないような奴が、世界の善意ですみたいな面してるのは控えめに言って不愉快だな。顔さえよけりゃ何やっても好感持ってもらえるとでも? 冗談。今までなんもやらずに役にも立ってこなかったくせに、人殺しだけお上手なんて、ご立派な女神気取りですねえ」
 なんとも凄まじい挑発に胡桃はコャーと鳴きながら前へと出ていく。
 そう、今回の全体的な方針としては、盾役に引き付けてもらって、まずは魔女の使い魔の数を減らす事を優先することだ。
 胡桃としても、敵の数とレーザーの存在から、陣形を縦に重ねるよりは横に広げて前を厚めにするのが良さそうだからと今回は前に出る形となっていた。
 完全逸脱からのあふた〜ば〜な〜で自身を強化していた胡桃はぶれいじんぐぶらすた~を放っていく。
 隙あらば滅びの魔法樹もどうにかするつもりだったが……まだ今は無理そうだ。
(滅びの魔法樹も成長途中みたいなので早めに何とかしたいし……とにかく集中攻撃で確実に数を減らしていくのよ)
「最早、世界を焼くだけの災厄なれば、わたしもまた、その一切を焼尽せしめ、炎を燃やす炎となさんとするの。燃え尽きるのはそなたたちの方なの」
 そう、まさにその通りだと祝音は思う。だからこそ糸切傀儡を放ち少しでも多くにダメージを与えようとしていく。
「糸よ、切り裂け……敵の使い魔を全部!」
 極太レーザー対策で散開しているが……祝音は時折放たれるそれの威力を甘く見てなどいない。油断すれば戦況をひっくり返される程度の威力はある。だからこそ警戒してし過ぎるということはない。
 だからこそ祝音は魔女の使い魔の挙動を確認し、レーザーの兆候を見のがさないように警戒していた。
 レーザーのダメージが重いなら回復に回ることも視野に入れているからであり、そのフレキシブルさが戦況に少なからず寄与している。そんな中でレインも戦場全体の把握に鳥のファミリアーを飛ばしながら戦っていた。
 レインは攻撃と回復を両方担当するが、今は攻撃役としてアンジュ・デシュを放っていく。
 敵が多いから盾役がそれぞれ引き付けやすいように……それから1人に固まらせすぎないように敵を散開できるように上手く誘導するのも攻撃役の大切な役目だ。
「土地のパンドラは吸わせない……バグ・ホールも増やさせない……早く倒したら……その分皆……苦しくなくなるから……」
 そう呟きながら、レインは魔女の使い魔たちの戦い方のパターンを見抜こうとしていた。
(使い魔1体は……範囲攻撃もするけど……基本は単体攻撃……だったら……より強力な攻撃をするには集まって力を纏めて放つんじゃないかな……)
 その予想を元に出来るだけ敵を1つに集め過ぎないように攻撃しながらファミリアーの視界から敵の流れの行く先を常に確認していく。
「よし! このまま押し込んでいくぞ!」
 汰磨羈も妖刀『愛染童子餓慈郎』を振るいながらそう叫ぶが、実際こちらが魔女の使い魔たちに対し優勢であった。
 作戦が上手く嵌っているのもあるだろう。しかし、何よりモチベーションの高さが違う。
 エアリアルを起動したラダも、使い魔たちを根こそぎにするべく、盾役の挑発の効果範囲外にいる使い魔を優先して狙っていた。
「魔法樹が育ち切る前に一気に決着をつける……!」
 だからこそ敵集団が固まっている所へ向けてデザート・ファニングZRを撃ち込んでいく。
「回復する隙は与えない。負傷している個体が見えたら、そいつを中心に撃ち込み確実に数を減らしてやる……」
 この燃えるオアシスそのものが、魔女の使い魔たちを微量ではあるが回復させている。
 それだけでも嫌なものだが……それ以上に、なんとも呪わしい炎だろうか。終焉そのものと同様に、相容れないものをラダは強く感じていた。
「ああまったく、周囲の燃える火が鬱陶しい。肌を焼くこの感覚、昼間の太陽の方がまだマシだ」
 ラサの太陽も優しいものではないが、ここまで呪わしいものではない。この火はただひたすら、呪いに満ちている。
「お前らも魔女の手先か。そのくせ火を扱うとは。仕事を果たしても森に迎え入れられる事もないだろうに、忠義者なこと」
「構わぬ」
「構わぬ」
「我等、あのお方の望まれるままに」
「あの方の為に産まれ」
「あの方の為に死のう」
「全てはあのお方の望みのままに」
 話にならない。ラダは心のそこからそう思う。狂信者、という言葉があるが……正しくそんな感じであるだろう。
「被害を最小限に抑えながら戦わなきゃ! 物量で押される訳にはいかないからね」
 スティアもそう言いながらロゼットへと聖華を発動させていく。
「あんな奴等に、誰も倒れさせない……!」
 祝音もそう叫ぶが、その決意通りに魔女の使い魔たちはその数を減らしていく。
 その中でラダは、仲間たちに1つの提案をする。
「悪い、挑発がてら魔法樹の傍へ連れて行けるか?どうせ切り倒すんだ。いっそ攻撃に巻き込んでしまえば手間が省ける。最後に樹だけ残るなら三光梅舟で切り倒すがね。ああ、根もしっかり掘り返してやるよ」
「ええ、やってみます」
 慧が真っ先にそう答え、壁役の仲間たちは残った魔女の使い魔たちを誘導するべく動き出す。
「すみませんね。あんたを、間引かせてもらうっす」
 慧が災拒みの血刀を振るい、レインのワールドエンド・ルナティックが放たれて。そうしてラダのデザート・ファニングZRが残った魔女の使い魔たちを打ち倒す。
「オアシスの人達を殺した樹……この場で潰えろ!」
 そうして祝音のアイン・ソフ・オウルが滅びの魔法樹を打ち倒して。オアシスを焼いた炎も力を失ったかのように消えていく。
 けれど……オアシスは、元に戻ってはいない。
(オアシスの人達……助けられなくて、ごめんね……!)
「魔法樹も、その原因も……絶対倒すから……!」
 枯れ果てたこの場所には、何も残ってはいない。だからレインは再度雨が降るように祈る。
「助けられなかった人達……いつまでも燃えたままだと……怖いだろうから……雨が降って……魂が落ち着くといい……」
 まだ雨が降る様子はない。しかし、降るだろうとレインは確信していた。
「種も……持ってきた……ひとにぎりの灰も……あの樹が……パンドラ……命を吸うなら……吸うことでバグ・ホールが増えるなら……少しでも命を増やせたらいいな……って……ついで……でも……僕達が守って戦った後……いつか……オアシスができて……人が集まってくれたらいいな……とも思う……」
 召喚されたフェニックスが吹雪の檻を打ち破るため、ファルカウへ至るまでの古木達を、焼き尽くした際に生じた灰の絨毯。そのひとにぎりであるそれをこの場で使うのは、なんとも因果なことだろうか。
「この土地が元に戻るのは……やっぱり時間がかかるのかな?」
「そうだな……燃えたものはもう仕方ない。オアシスの水も枯れ果てた。砂をかけ砂漠に沈めるしかないのだろう。そのまま村ごと墓にすること、どうか許しておくれよ」
 ラダがスティアにそう答え、スティアは少し悲しそうな表情になる。
 それでも土地を調べたら、オアシスを見て回ろうと考えていた。
「犠牲になった人達を弔ってあげなきゃね。野ざらしになったままっていうのはあんまりだしねお墓くらいは作ってあげたいな……」
「そうだな」
 それに、ラダも頷いて。
「それに! それが天義の聖女である私がやるべきことのはず!」
 弔った後は、安らかに眠れるように、これ以上の苦しみを受けないようにと……そんな祈りを捧げるつもりだった。
「私達がもう少し早く来れたら良かったんだけど……こんな悲しい事が起きないようにもっと頑張らないといけないなぁ」
 その言葉は、この場に集まった全員の気持ちでもあっただろう。ラサの乾いた風にその声は消えていく。
 しかし、この地に散った命の……僅かな癒しになると、そう信じたかった。

成否

成功

MVP

スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
天義の聖女

状態異常

なし

あとがき

ご参加ありがとうございました!

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