（ひょっこり、窓から顔を覗かせている）

俺は普通に入ることもあるが今日はそういう日だったってこった

いえ、本当に結構な方々から窓から入ってくることが多いので…バクルドさん以外にも

そうですね、少なくとも私が知っている範囲では、地球…と呼ばれる世界と大差のないラインナップのようでしたね
ケーキもありますよ？ 後でとってきますね

そう思うならシワ寄せたくなるような事しないの！
今日ぐらいって言うけど、マリエッタの様子を見るに、度々してないかしら……？

うん！料理とジュースとでめいっぱい楽しむわ！
こっちでもやっぱりチキンは定番なのかしら？それにケーキと……ふふっ。

あ、ええと、良く書斎に来る人なのかしら？
はじめましてかしらね。わたしは魔女のセレナ。マリエッタの友達なの！
よろしくね、陰房さん。

あら、お帰りなさい。今ある分だけでも十分ですのに…今日はもう、思いっきり楽しんでいただければですよ？

今日ぐらいは見逃してくれや、眉間にシワ寄せてちゃ別嬪さんがもったいないぜ＞セレナ
おうよ、宴に顔を出さないなんざ放浪者の名が廃れるってもんだ＞マリエッタ

ん？お前さんは……どっかで会ったか？（陰房を見て、見たことがあるような内容なと思案する）

(食材買い足して戻ってきた)
ふむ?戻れば、既に、か。
邪魔をする、陰房と言う。

もう…でも窓から入ってくる人が多いので、対策はしてあるのでご安心を…ですよ
折角ですからゆっくりしていってくださいね？

あ、と、セレナさんはでしたら思う存分楽しんでいってくださいね。お酒はダメですけど、他は一通りシャイネンナハトに合いそうなものは用意しましたので

うーん……わたしはあんまり友達とか多い方じゃなかったから。
家族ともそういうのはあんまり。だから、今年はちょっと、だいぶ、楽しみだったの！

……ってちょっとバクルド、ちゃんと入り口から入りなさいよね！

まあ少しの間だしな、すぐに出立できるようにな（足は外に出しているため泥や汚れが部屋にいかないようにしている）

あわわわ、バクルドさん…窓からですか。そちらにも土払い用のマットがあって良かったのです。
いらっしゃいです。こんばんはささやかですが楽しんでいってくださいね

（窓を開けて入り窓枠に腰掛ける）
よぉ、また会ったな？
輝かんばかりのこの夜に

あら、そうなんです？
セレナさんのことでしたので、元の世界でも楽しんでいたのかと思っていました

そうなの？わたしも初めてよ！
静かで神秘的な夜に、みんなで集まって、賑やかで幸せなパーティー……とっても楽しみ！

あら、セレナさんいらっしゃいです。そうなのですよ、こんなに大規模なパーティは今年が初めてなのですが

（ひょこっと顔を出す）
来たわよ、マリエッタ！……っと。

（徐にちょちょっと身嗜みを整えて、こほん、と咳払いひとつ）
輝かんばかりの、この夜に！……ってね。
こっちでは、こう言うのよね。

こんなところでしょうか、机と椅子も揃えて…本も退けて保護結界もよし…料理と飲み物を一通り…

あら…今は準備中ですので…！
いろんな方に集まってもらえたらいいなぁと思っているのでお気になさらずゆっくりしておいていただければ大丈夫です。
わぁ、これはありがたいです。準備が終わったらゆっくりいただきますね！

（湯気の立つ鍋を手に、戻って来た。）
ん？マリエッタさんか。お帰り。
ここを使う予定があるなら、邪魔にならぬ様、立ち去るか、何か手伝うが？
（鍋を端に置いて。）
これは、昆布と生姜を煮込んで、緑茶と合わせた飲み物何だが、
一人で飲み切るには、少しばかり、作り過ぎた。
気が向いたら、飲んでみてくれ。
冷え性の人でも、体が良く温まる。　

いけませんね、いろいろあって書斎から離れがちでした。
今日、明日はせっかくの日ですし、21時ぐらいから人を呼んで小さいながらパーティでも準備するのもいいかもしれませんね。

ふむ・・・各地の動乱の対処に忙しいのか、知った顔も来ず、静かな物だ。
調べ物は捗るが・・・静かすぎて、逆に落ち着かないな。
・・・手持ちは・・・ふむ。

(厨房に行き、鍋で刻んだ昆布と生姜を煮込みだした。)

ありがとう、事態が動かない限りは、調べて居たいと思う。
そちらの調べ物も、捗る様に祈っておくよ。

ゆっくりしていってくださいね。私も、自分の調べものでちょっと返事が遅めですけれど…

了解した、ありがとう。
ギア・バジリカの再起動等、流石に無いとは思うが・・・技術的に関連があるなら、或いは・・・。
(隅の方で資料に目を通しだす。)

はい、わかりました。こちらに資料のほうは…後は、過去に私達が行動した流れもあると思うので、それを調べてみるのもいいかもしれませんね

では、すまないが、それ等を頼めるだろうか。
今更ではあるが、調べないよりはマシかなと。

ギア・バジリカ…は、あるかどうかはわからないですね
アーカーシュのほうならば、多少あるかもしれません

了解した。鍋は帰りに、回収しよう。
それで、寄ったついでと言っては、何だが・・・。
ギア・バジリカと、アーカーシュに関係しそうな本や文献は、此処にあるだろうか？

あら、いらっしゃいですよ。お気になさらずゆっくりでもよかったですのに
お鍋は片づけて、そばの台所においてありますよ

失礼する。鍋の回収と・・・うん、少し掃除を手伝わせて貰おう。

ふぅ、だいぶ時間を空けてしまいましたね…埃がたまってしまう目に掃除をしないとですね

汝が前途に幸があらんことを

多少なりとも、楽しんでもらえたなら幸いだ。
さて、オレは、そろそろ戻らないと行けない。
おでんの鍋は、後日に回収に来るので、後は皆でつついてくれ。では、お先に失礼する。
(会釈して退室)

ふむ……求めたる解釈とは相違ではあれど面白き知見であるな

そして、赤子は無垢だが・・・成長の果てに「人」たれば良いが、残念ながら「鬼」に至る場合もある。
故に、赤ん坊は吸血鬼と言う解釈もあるという話だな。

この世界の住人は、どうか知らないが・・・。
オレが居た世界では、母親の母乳と言うのは、構成成分がほぼ血液から出来ている。
これはつまり、血を飲んでいるのと変わらないと言える。

赤子が吸血鬼とな？面白き解釈であるな、何故（なにゆえ）ぞ？

(インデックス順に仕分けしつつ)
まあ、創作で良いなら、血を吸うことで、吸った相手の魂を自己の中に保存する・・・と言うのもあったかな。
後は、怪物では無いが・・・人の赤ん坊が、吸血鬼とも言える。

いや、違うなら良いんだ。気にしないでくれ。

ふむ……目新しきものはないな
されど血のみでしか生きられぬのはやはり下等であるな

誰ぞ、其れは？
負の存在である吸血鬼及びグールを殲滅する女傑であった
我が国（パトリアエ）にも立ち入ったときには都合が良かった故、共闘と相成った

・・・アルカードとか言わないよな?その吸血鬼殺し?

(本の塊を脇に移動させつつ)
明確な文献はないが・・・まず、純粋に食事。「それしか栄養にならない」パターンだな。
二つ目、魔術、呪術的な意味合い。食事に似ているが、この場合、他者の血液に含まれる、魔力の類の吸収が目的だ。
三つ目。二つ目に似ているが、血を流すに事によって、何かしらの術や儀式を行っているパターン。
四つ目。・・・純粋に、血を見るのが好きなので、殺戮をするパータン等かな。

定義だけでいうなれば似通ってる故な＞ポトフ≒おでん

そうか、ならばその空想の化生は何が為に血を啜るのだ？
血の定義は我の興味の範疇ぞ
（新たに本を加えたり整理が行き届いてない棚を整理している）

二つ名か、我の居た世でも総評される傑物が居ったな
吸血殺しと言う名と共に

後は、摂食の為の吸血ではないが、戦い等で、あまりに多くの血を流させた者に対し、吸血鬼と仇名される事もあるかな。

おれの居た世界でも、概ね、創作の産物だが・・・。
ただ、人外である血を吸う存在・・・と言う定義であれば、各地の伝承や神話に、幾つか存在は見られるかな。

(暖炉に鍋を置いて。)
ああ、最近冷え込んできたので、こいつが旨いかと思って。
なるほど、おでんは、ポトフと言う解釈になるのか・・・。

ふむ、多くの旅人は吸血鬼とは創作の化生であると聞く
ならば汝の世界では如何なる扱いぞ？

極東のポトフか
近々冬が来る、であるならば丁度良いと言えよう
此処の主が来た時に食そうぞ
それまでは暖炉がある故そこに置くのが収まりが良かろう