全部抱えて……か、そうだな。
罪も罰も、嬉しいのも悲しいのも、全部、自分のものだ。
過去も現在も未来もすべて抱えて生きていくというなら……マリエッタ、アンタの荷物は相当な重さになるんだろうな。
それを承知のうえで生きていこうなんざ、とんでもねぇ覚悟だ。
……素直に尊敬するよ。

PPPは大嫌いか。そうか。
当人の意志を尊重したい気持ちもあるが、残された側は素直に喜べるはずがない。
……ままならない力だ。

…PPPに関しては、大っ嫌いな力ですからね
こんな力を私達が使えなかったらよかったのに、と思うばかりです

…最も、これを思いっきりいうと周りから怒られそうなのであまり言いませんけれど
自分という存在は、自分あってのもの…記憶がない私が言っても自分というものは曖昧で不安定ですけれど
自分が抱えている罪も、これから出会う人々も…全部、抱えていきたいと思う以上、死んでしまうなんてことだけは絶対ごめんですからね
芯の強さは自身があるんですよ、これだけは誰にも負けないつもりで…！

「自分の目的の為に死ぬわけにいかない」……か。
俺様も、死んだら悲しむやつより喜ぶやつのほうが多いだろうが……
自分のため、とは考えたことがなかったな。
……芯が強いんだな、マリエッタは。

相手が冠位魔種ではないとはいえ、特殊な力を持っていたら厄介だ。
攻め入るなら念入りな調査は必要だろうな。
……まぁ、イレギュラーズに関しては、敗戦して死ぬよりもPPP発動による自己犠牲での死人のほうが多いのがネックだがな。

大丈夫ですよ。追いつきたい、変わりたい、そんな気持ちがあればきっと変わっていけますからね

ええ、死ぬわけにはいかない。確かに悲しむ人も、喜ぶ人も多いでしょうけれど
何よりも私自身、誰かの為じゃなく、自分の目的の為に死ぬわけにいかな、そう考えていますからね
死者を出さず、確かにりそうですけれど…それが常にできるかどうかはわかりませんから
そうならない為に、今からいろいろと調べないといけませんね

いや、自分を変えようと努力している時点ですごいよ。
怠惰な俺様とは大違いさ。
……俺様も、早くアンタらの熟練度(レベル)に追い付きたいよ。

死ぬわけにはいかない……か。
アンタが死んだら、悲しむやつがたくさんいそうだ。
惜しまれるやつらばかりが死ぬのは自分も見たくない。
出来ることなら死者を出さず成功を勝ち取りたいもんだな。

もしかしたら、もっといい方法もあるかもしれませんけどね？
向上心ばかりは最初はなかったんですけど、気が付いたらいつの間にか、ですね
あまりにもいろいろなものを見てきましたし、負けるわけにもいきませんから

ええ、絶対に私は死ぬわけにはいきませんから
ありとあらゆる手を講じて、絶対に次の作戦も成功させましょうね

成程、そういう向上心は俺様も見習わないといけないな。

かつて冠位嫉妬との戦いで発生した『廃滅病』とやらでも、目が腐り落ちた、という話を聞いたことがある。
すっかり元通り、というわけにはいかないんだろうな。難儀なもんだ。

そうだな、もとよりこちらはそれしか方法がない。
烙印が消えるにしろ消えないにしろ、倒さなきゃならん相手だ。
月の王国に乗り込む日もそう遠くはないだろう。お互い、命だけは大事にしようぜ？

ふふ、強くなりたい、と思っていますから
心だけでも弱く見られないように、こうやって頑張ろう、という気持ちを高めているところはありますね？

ええ、情報を集めてはいますが。おそらくこればかりは仕方ないのでしょう
烙印と受けた人の相性、というものもあると思いますし、人によっては都合のいい部分だけ残る、という事もあるんでしょう

ですが、博士と月の女王を倒すのがやはり確実、なのでしょうね

ああ……アンタならそう言うと思ってたよ。
……強いんだな。

そういえば、報告書を読んだぜ。
『烙印は魂に根付いている』って話と、『後遺症が残るかもしれない』って話だったか。
月の国の女王様を倒せばすべて解決するってわけにはいかないらしいな？

元より、私はどうにかするつもりで動いてますよ
行動そのものに多少なりと変化はあれど、何もしなくなるなんてことはありません

ああ、俺様にとってはとても大事なものさ。

……仮想反転、だったか。
もしそうなったら、マリエッタはどうするんだ？
狂気に支配されて味方を傷付けてしまうくらいなら、家に閉じ籠るか？
それとも、呪いに抗いながら最後まで戦い続けるか？

家族、ですか？よっぽど大事にしているんですね

私は幸い肉体は…でも、それもあと数日かもしれませんね

書物は自分にとって家族のようなものでな。つい気になっちまってよ。

……そうか、報告書で読んだ覚えがある。
おまえさんは一番最初の犠牲者だな？
俺様はまだ時間がある……が……肉体の侵食はアンタより早いかもしれないな。
(長い服の袖を捲ると、現れた腕はまるごと水晶化していた)

……お互い、早いとこ解決方法を見つけないとな。

ええ、お任せください。でもお手伝いを申し出てくれたのはありがとうございます。

…私は私なりの…というものですね
こればかりはどうしても曲げることはできませんから

ええ、烙印はここに…それにもう、あまり時間もないかもしれないので

heh、そうかい、じゃあお任せしよう。

マリエッタだな。よろしく。
……ああ、いや、そっちにも事情があるんだろう？
主義思想や価値観の違いはどうしたって出てくるものだしな。

それより……アンタ、随分と分かりやすいところに『烙印』が出てるんだな？
(マリエッタの左頬に浮かんだ赤い薔薇をじっと見つめて)

ふふ、大丈夫ですよ。こういうの大好きなので、案外気が付いたら終わってたりするんです。
時々時間がいつの間にか過ぎてることもありますが…

と、こうやって自己紹介するのは初めてでしたでしょうか、マリエッタです
依頼ではいろいろとご迷惑をおかけしましたね

成程ね、しかしこの量をひとりで整理……？
シリーズものなんかは探して揃えるのも大変そうだな。
……アンタが嫌でなければ、俺様も時々その整理を手伝ってもいいかい？
はぐれている本があったら可哀相で放っておけん。

正確な主、ではありませんけどね
ローレットに登録されてすぐに、何かできることがないか聞いたところでここの掃除を任されまして、そこから時折整理してるんです
本はたくさんありますよ、みなさん色々持ち込んだりもしますから

お、誰かと思えば……依頼で会ったことがあるな。
嬢ちゃんがここの主かい？　俺様はファニー。
探し物……というより、どんな本が置いてあるのか気になって来てみたのさ。
まさかこんなに大量にあるとは思っていなかったが。

あら…？
珍しいですね、この書斎にお客様でしょうか。何かお探しですか？

……ん、随分すごい本の量だな。
さて、ここの書斎の主は…………
(異様な本の数に関心を抱きながら、きょろきょろと辺りを見渡して)

邪魔をする。
ここでは、色々と世話になった。
グラオ・クローネと言う事で、感謝のチョコレートケーキを作ってみた。
生クリーム多目で、少し傷みやすいので、気をつけて貰えれば。

しばらくごたごたしてしまっていましたね…またお掃除しないと
けれど、近々この書斎をより大きな多機能図書館に移せそうだという話もありましたし、頑張らないとです…！

（屋根の上に座り込んでタバコを吹かしている）

二人とも、またね！楽しかったわ！
アルヴァはあまり心配かけるんじゃないわよ？
（ふりふりと手を振って）

夜間飛行楽しそうなのに…

輝かんばかりのこの夜を。おやすみなさい、皆さん。
(アルヴァさんに連れられ玄関から帰っていった)

お前酔ってんだから飛ぶのは危ないだろ……。
んじゃ、またくるよ。今日はさんきゅな、お疲れさん。
（窓側へ行った愛奈を正面玄関の方に誘導しつつ、退出していった）

いえいえ、こちらこそまた来てくださいね。
お疲れ様です、お二人とも

後片付けしつつ)
皆、お疲れさまだ。夜道に気を付けて。
確か、輝かんばかりの良い夜を・・・であっていただろうか?

面子ではなく安全を優先して下さい…(もう。

では、ひとっ飛びしますか。お邪魔しました。(同じくジャケットを羽織り窓側へ)

ぅ……善処はする……。
だが、隊長の面子的にどうにもならない時は勘弁してくれ。
（額に汗を浮かべながら、さり気なくボーダーラインを下げ）

あぁ、もうこんな時間なのか。
愛奈が帰るんなら、俺もそろそろお暇しようか。
（ジャケットを着直しつつ、軽く欠伸を漏らし）

ええ、きっといい事がありますよ(ふふ＞セレナさん

途中参加でしたが来れてよかった。ありがとうございました、マリエッタさん。

あっ、そうね。結構良い時間。
ここで寝ちゃったら迷惑かかっちゃうし。特にお酒飲んだひとは気を付けてね？
……良い子にプレゼント、って、こっちの世界でもあるのかしら……？

（ちょっぴりそわっとする程度にはピュアだった）

(両手でカップを持ったままじ、とアルヴァさんを見ながら)
約束、ですよ？

マリエッタさん、面倒見いいですものね。

ふふ、どんどん楽しくなってきましたけど、もう夜も遅いですし…
そろそろ解散の流れを作っておきましょうか。これからはゆっくりお話しつつ、眠くなったらちゃんとお部屋に戻って眠るようにしましょうね？
いい子にしているとプレゼントがある、なんて話もありますからね

(何か作ろうとした手をとっさに止め。)

まあ、何がママなのかは、良く解らないが・・・つまる所、マリエッタさんの人徳と言うものだろう。

（うぐぐと唸り声を上げつつ、コーヒーを一口）

わーったよ、あんまり心配させねぇようにすっから、機嫌直してくれよ……。

そりゃあ、マリエッタの母性の成せるわざよ！
皆に愛されてるもの、マリエッタは。ふふふっ。

ま、ママではないのですけれどね…！？ 何故皆さん、そういう呼び方をしているのでしょう…

ママリエッタさん…(ちびちび

もう…でも今日はそんなことは絶対起きませんし、安心して過ごしましょうね？

乙女心の分からない男ね、ホント……。
（そういうものじゃないかも知れないけど、そこはそれ。常套句とかいうやつ）

(ワイングラス開け、ホットワインを取り)
…出来るなら痛々しい姿なんて見たくないです、私は…

(柚子ジンジャーホットワインを成年組の前に置きつつ。)

＞バクルドさん
やれやれ、バグルドさん程に言われると、返す言葉もないな。(一杯あおって。)

そりゃぁ、応急処置しなけりゃ死ぬってなら受けるさ？
でもかれこれここ1年、そういう状況には陥ってねぇし……。
（コーヒーを啜りながら、ちょっと悩ましい表情で）

マージン取ってるなら応急処置ぐらいは受けてくださいー(ちびちび

寒冷地帯における常套手段なのかも知れませんね、アルコールは…

お酒は本当に好きな人がいるのでその人たちにお願いしちゃってますけどね
…かっこいいかどうかはちょっとわからないのですよ…？

鉄騎は色々と酒の依頼も多いからな

ここへ来る途中ちらっと酒の依頼があったからそっちに参加もしてるな