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ロリババア牧場株式会社

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「あなたのおかあさんのロリババアです。おげんきですか。わたしはげんきです。きょうもこどもをうんでいます。」
「やきごてゲームマスターがおくるシナリオ、「そうだ、オフ会に行こう」で、こどもたちのオフかいをやるそうです。」
「よければあなたもさんかしてね。おかあさんはたのしみにしています。」
「おともだちもさそってね。おかあさんがんばってあなたのいもうとをうみますから。」
「さいごに、おかねはたいせつよ。むりしないでね。あなたを、あいしているわ。」

 ーー招待状が届いている。

「そうだ、オフ会に行こう」yakigote GM
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/949

【ドキッ☆子ロリだらけのババアオフ会】

■やること
子ロリババアオーナーの皆様でオフ会を開催します。

子ロリババアをみんなで焼いて食べましょう!!あの家畜の子ロリババアです!!人数に応じてロクが責任を持ち屠畜してまいります!!
KBBQ(コロリバアベキュー)開催!!
そして子ロリババアオーナーの親睦を深め、この偉大なる家畜ロリババア種の繁栄を祈り宴をあげるのです!!

■もっていくもの
・子ロリババア
・メカ子ロリババア
・メカ子ロリババアであったもの

(子ロリババアオーナー様に送付しております。個別返信不要です。)

2018/9/20 発信
「あなたのおかあさん、おばあちゃんのロリババアです。おげんきですか。わたしはげんきです。きょうもこどもをうんでいます。」
「そろそろいんたいしたいわ。」
「さて、黒筆墨汁ゲームマスターがおくるシナリオ【世紀末驢馬伝説 邪ロリババア】にて、わたしやあなたのこころのふるさと、【狼の穴】がおそわれているそうです。」
「よければあなたもさんかしてね。おかあさんもさんかして、グリィナをたすけます。」
「わたしたちをやしなっていないひとにも、このいらいをおしえてあげてください。わたしはまだまだうめますよ。そして、おくりとどけるのです。」
「さいごに、リアルマネーはたいせつよ。むりしないでね。あなたを、あいしているわ。」

 ーー依頼書のコピーが届いている。

「世紀末驢馬伝説 邪ロリババア」黒筆墨汁 GM
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1503


■なにするの
子ロリババア、野ロリババア、メカ子ロリババア、HMKLB-PMほかさまざまなロリババアに乗ったりむしろあなたがロリババアになります。
ロリババアって何?誰にもわかりません。ただ、ロバとだけ。

幻想の緑豊かな高原にそれはそれはわるいロバ業者がきたのです!そいつらボコして高原の英雄になりましょう!


■もっていくもの
・子ロリババア
・野ロリババア
・メカ子ロリババア
・メカ子ロリババアであったもの
・HMKLB-PM
・HMKLB-PMであったもの
・(誕生予定)都ロリババア

※うっかりロリババアを捨ててしまっていた場合は貸出もしくは譲渡いたします。


■8枠しかないけど
近々どこかのイベシナやロレトレで、ロリババアオフ会第2弾的なものをタグ募集する予定です。
そちらでどうぞご自由にお楽しみください。


よろしくお願いいたします。


(ロリババアオーナー様に送付しております。個別返信不要です。)

2019/02/26 発信
1/3(長文のため分割)

ーーーーここから読み飛ばそうーーーー

 「こんばんは、いとしいわがこ」

 反響する声。

 暗やみに湿度を伴いながら浮かび上がってきた、おぼろげな輪郭の老ロバは、にぃ、と口角を上げ、心底楽しそうに微笑んだ。
 吸い込まれるような瞳の中を覗き見るが、なにもなかった。そこに、光はない。

 あなたは周囲をぐるりと見回してみたが、ロバ以外には何も、形ひとつ見つけることが出来なかった。辺りは一面、漆黒に染まっている。
 光源もないのに、ぼやけ浮かび上がるロバの姿に少しばかりの不気味さを感じていると、その生物の口から、突如、いたいけな老婆のしわがれ声が滲み漏れ出た。たどたどしく、しかしどこか饒舌にそれは音素を奏ではじめ、そして速やかに翻訳された。

 「こんばんは、いとしいわがこ」
 「あなたのおかあさん、おばあちゃんのロリババアです。げんきにしていましたか。わたしはげんきです。はるですね。いのちめぶきはぐくむはるですね」
 「ここはどこって? まあ。えらいわ。じょうきょうはあくは、いついかなるときもたいせつよ。でもざんねん。あなたにはおしえないわ」
2/3(長文のため分割)

 気がつくと、あなたの傍らには、あなたのロバがお行儀よく座っていた。原初のロリババアはあなたのロバに視線を向け、言葉を紡ぎ続ける。それらフレーズ一つ一つも滞りなく、バベルによって無慈悲にもあなたの頭の中に運ばれた。

 「あら、あなた、ごしゅじんさまのことをきにいっているのね。でも、あなたはたべられないようにきをつけるのよ」

 紡ぐロバの口もとが、一瞬、歪んだように見えた。

「さて、しゅうゲームマスターがおくるシナリオ、『<Chaos Cherry Blossoms>虹に染まる木々を見上げて』にて、おはなみをおこなうそうです。」
「よければあなたもさんかしてね。おかあさんはたのしみにしています」
「あら、だいじょうぶよ。あなたはロバよ。さくら……ええ、さくらにくではないわ」
「おともだちもさそってね。おかあさんがんばってあなたのいもうとをうみますから」
「さいごに、リアルマネーはたいせつよ。むりしないでね。あなたを、あいしているわ」

 ロリババアはあなたのロバから、ぶっちゃけ心底この光景にドン引きしているあなたに視線を移した。
 その見上げる双眸には、堂々とした、風格のあるまばゆい光が宿っていた。そして、次の瞬間、あなたは輝く白に包まれた。



 朝だ。




 ーー枕の下に招待状が隠されていた。

『<Chaos Cherry Blossoms>春が彩る砂漠の地』愁GM
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1565



ーーーーここまで読み飛ばそうーーーー
3/3(長文のため分割)

タグ:
【桜だ!ロバだ!婆ザール!】

■やること
子ロリババア、野ロリババア、都ロリババア、邪ロリババア、ロバ、メカ子ロリババア、HMKLB-PM、なんかロバっぽいもの、ロバだったものを連れ、お花見します。
今回は食べません。

ロバたちをお花見に参加させ、日頃より家畜として励む彼女らに、休息を与えましょう。リフレッシュ休暇です。物資輸送の要、また食料にもなる駄獣は国力になり得ます。
駄獣は大切です。休暇が必要です。

ロバを連れてきた後はお好きに行動してくださいませ。バザールにご用事がありましたら、家畜の自称プロフェッショナルが責任を持ちロバをお預かりいたします。

・メイン会場は広場の予定ですが、そんなの無視してバザールに連れて行ったりと、お好きな時間をお過ごしくださいませ。

あっ、あの!年度末ですしほんと…RCはお大事に…お願いいたします…。

■もっていくもの
・ロバ
・子ロリババア
・野ロリババア
・都ロリババア
・邪ロリババア
・メカ子ロリババア
・メカ子ロリババアであったもの
・HMKLB-PM
・HMKLB-PMであったもの

■プレイング参考

【桜だ!ロバだ!婆ザール!】

私のロリババア、〇〇は野生育ち!〇〇番目に発見されたのよ!
好物は〇〇って聞いたけど……嘘よ!あの子夜な夜な家を抜け出してはそこらへんの雑草食べてるのよ!ぺんぺん草よ!?それをあんなおいしそうに!私が食べたくなっちゃうじゃないの。
さて、お花見ね……あ、あなた妹が来てるじゃないの!ちょっと遊んできなさいよ!
優雅にお茶でも飲みながら、あの子をながめることにするわ。まあ、ふふ、花びらが顔についてるわ!

(愛ロバ紹介とかなんかテキトーな感じでどうぞ字数をお埋めください)


(ロリババアオーナー様に送付しております。個別返信不要です。お目汚し大変失礼いたしました)

2019/03/27 発信
1/3(長文のため分割)

ーーーーここから読み飛ばそうーーーー


 どこかで波の歌が聴こえる。
 

 窓の硝子を雨粒が叩く。しめやかな調子を取りながら、雨は次第に強くなっていく。
あなたは少しだけ目蓋を持ち上げた。窓の外は真っ暗だ。あなたはもう一度、雨音とともに心地よい眠りに包まれようと目を閉じた、その瞬間。

「あらやだ、せっかく来たのに」

 突然のしゃがれ声に驚き、不気味な声のする方へ視線を向ける。そうしてようやく、あなたは闇深い部屋の窓から何者かがこちらを覗き込んでいることに気がついた。
 よくよく見ると、それはロバであった。前髪を顔にはりつかせ、ずぶ濡れになりながら、老ロバはおかしげな様子で目を細め、どこか慣れたような蹄さばきで器用に窓をこじ開けると、首を突っ込んだ。

「無施錠とは無用心ね」

 それはにたり、と笑った。

「ロリババアです。その子の祖母か、母親か、はたまたどこか遠い血筋のものか。おげんきでしたか。わたしは今日もげんきです。さいきん、発音がうまくなりました」

 あなたは、寝所に寄り添い眠るあなたのロバに目をやった。窓辺の老ロバによく似た、あなたの家畜が小さく寝息を立てている。ほら来たぞ、と眠るロリババアに足で合図を送れば、それを見た老ロバが眉をひそめる。

「まあ、その子は起こしちゃだめよ。わたしはゆめの存在であるべきだわ」

 ロバは続ける。

「あら、ロバは喋らない、ですって? 知らないわ、あなたの中の常識なんか。それより中に入れて頂戴」

 あなたは眉間に皺を寄せながらも、そのロバの言葉に従ってむくりと起き上がり、庭口へ向かうと戸を少しばかり開いた。
 すぐさま、奇妙なロバが扉の隙間から強引に顔をねじ込ませてきた。それは歪に口角を上げる。開かれた戸の先から運ばれた、雨の匂いが鼻の奥でじんわりと広がった。
2/3(長文のため分割)

 ずぶ濡れのロバが口を開いた。

「さて、夏あかねGMがおくるシナリオ、『<夏祭り2019>煌めきと昏がりの海』にて、競ロバをおこなうそうです」
「よければあなたも参加してね。わたしも楽しみにしています」
「あら、大丈夫よ。あなたのその子はロバよ。どこからどう見たってロバだわ」
「お友達もさそってね。わたしもがんばって産んだり仲間をさがしたりしますので」
「そうそう、リアルマネーは大切よ。無理しないでね。あなたのロバを、あいしているわ」

 ロリババアは、その不気味な声で目を覚ましやってきたあなたのロバに会釈を交わすと、やっぱりこの光景変じゃね? と、あらゆる全てを疑うあなたを凝視した。

「その子にも、よろしくお願いしますね」
 
 その見上げる双眸には、堂々とした、風格のあるまばゆい光が宿っていた。そして次の瞬間、あなたは輝く白に包まれた。



 ーーまたか。



 外は晴れている。
 戸口に手紙が残されていた。



「<夏祭り2019>煌めきと昏がりの海」夏あかね GM
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1853



ーーーーここまで読み飛ばそうーーーー
3/3(長文のため分割)

タグ:
【4】
【ドキドキ夏の新婆戦!】

(【4】は行き先タグです)

■やること
子ロリババア、野ロリババア、古ロリババア、都ロリババア、邪ロリババア、ロバ、メカ子ロリババア、HMKLB-PM、なんかロバっぽいもの、ロバだったものを連れ、競馬ならぬ競ロリババア大会を開催します。

ロリババアたちをレースに出走させ日頃の鍛錬の成果を他オーナーに見せつけましょう。ロバの強さは国力になり得ます。足の速さ、タフさは物資輸送の要です。粗食に耐え悪路にも対応するこの健気な家畜を互いに研鑽しあいましょう。

■心がまえ
・あなたは騎手になっても良いでしょう。
ただ座って観戦をしたいならあなたのロバには誰も乗りません。有利そうに見えるでしょうが、あなたのロバは何をしでかすかわかりません。
観戦するのもいいですね。

・描写は約束されていません。
描写されなくても参加しています!泣かないで!
参加された皆様にちょっとした参加賞か何かを考えています。だから描写されなくても泣かないで!参加賞しょぼくても泣かないで!

・RCは大切に
決戦お疲れ様でした。水着浴衣すてきですね。RCは大切に。これといって使うアテのない50RCがありましたらよろしければ……。

・ロバいないって?
ロバ売っちゃったよ、あげちゃったよ、という方はお手紙くださいませ。貸し出ししたりお譲りいたします。

■持っていくもの
子ロリババア、野ロリババア、古ロリババア、都ロリババア、邪ロリババア、ロバ、メカ子ロリババア、HMKLB-PM、なんかロバっぽいもの、ロバだったもの

■どこらへんでやるの
海洋の砂浜です。歩きにくいですね。
【4】の行き先タグと【ドキドキ夏の新婆戦】個別タグを忘れずに。

■順位とか決めるの
たぶん決まらないです。イベシナの描写は約束されません。


プレイング参考:

【4】
【ドキドキ夏の新婆戦!】

俺のロリババア、〇〇はすごいんだぜ!〇〇番目に発見されたんだぜ!
好物は〇〇って聞いたけど……嘘だぜ!あいつ最近マンホールの上でタップダンスを踊ってるんだぜ!毎夜な!
それはさておき、競ロバか…よし任せろ!俺とあいつの絆を見せてやるぜ!俺は乗る!
ちょちょちょっと待てよこんなところになんでマンホールがうわやめろ踊るなロリババっっ……

(愛ロバ紹介とかなんかテキトーな感じでどうぞ字数をお埋めください)


(個別返信不要です)

2019/07/15 発信
1/3(長文のため分割)

【助けてください。ロバの大群に襲われています。】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 初めまして。突然のメール、失礼致します。
 路羽まり江と申します。未亡人です。
 貴方様のプロフィールを見て、なぜだかとても気になってしまいこのメールを書いています。

「突然ですが、42億GOLDを受け取っていただけませんか?」

 これにはちょっとした理由があるのです。ロバの足音がうるさいですが、少し聞いていただけますか。

 私の所有する土地にて、夜な夜な変な鳴き声がすると、この土地に住むタピオカピたちから苦情がありました。

 タピオカピをご存知ないでしょうか。

 もともと私の土地にはタピオカピというタピオカ柄の脚を持つ、牛乳茶のような香りを放つ大型哺乳類が生息しています。
 メスのタピオカピの脚の付け根にあるタピオカ腺からは、牛乳茶のようなあまい香りを放つ成分が分泌されるのですが、それが幻想貴族に大変人気で、その希少さゆえに高値で取引され、公的に保護されるようになってからも密猟者が後を絶えないのです。そのタピオカピです。

 在来タピオカピというからには外来タピオカピというのも存在しまして、これははるか北のうまれのタピオカ腺を持たない亜種です。
 温暖化の影響で海水面が上昇、住処が海水に侵され不毛の地となり、更に彼らの餌となるキャッサバ
(釣り上げるとキャッとかわいらしく鳴く猫の頭を持つサバです)
が進化の過程で汽水に適応し、水資源の豊富な幻想地方の川を遡上したため、亜種タピオカピと異種間でよく混群を形成するドスコイマンモスとともに、亜種タピオカピたちはこの地方へ南下してきた経緯を持ちます。
 亡き夫は私財を投げ打ち在来・外来種タピオカピとドスコイマンモスを保護する「ピースオブファミリー」という団体を他の貴族とともに立ち上げ、運営しておりました。
 そこそこの貴族の出であった夫は広大な土地に鉄線を張り巡らせ、濠を作り、密猟者を入らせないようにしてタピオカピたちの楽園を作り上げたのです。
2/3(長文のため分割)

 夫は獣種であり、「動物疎通」スキル感覚を磨き上げていたので、タピオカピ・ドスコイマンモスたちの意見を汲み取り協議を重ねた結果、住民である彼らからの絶大な支持を得ました。
 繁殖に向かなくなった老齢のメスのタピオカピは自ら私たちの邸宅に訪れ、フェロモン分泌器官であるタピオカピ腺を差し出してくれるようになりました。
 ドスコイマンモスは自発的に土地を耕し潤し種を撒き、それを育て大地の恵みを定期的に運んでくれ、それらは私たちの収入源の大半を占めるようになりました。

 双方ともによい住民と大家であったのです。彼らは夫のことをその種族と貴族地位から「ブルーブラッドの旦那様」と親しみを込めて呼ぶほどに、関係は密でありました。


 一昨年、その夫が暗殺されました。


 その日、夫はいつものようにドスコイマンモス・タピオカピ協議会に参加するために楽園へ出向きました。
 わたしはキャッサバ料理を作って主人の帰りを待っていましたが、ついぞ夫は帰ってきませんでした。

 翌朝、不安になった私はひとり楽園へ赴きましたが、そこは鉄線が強引に取り払われ、ドスコイマンモスと外来タピオカピの死骸が山のように積まれ、適齢期のメスの在来タピオカピが攫われていました。
 残留物の中に、ロバのたてがみ、仮面のようなものと、おっさんのぱんつモチーフの繊細な刺繍の施されたハンケチーフがあり、一目で確信しました。

 「ピースオブレガド」の「オピーカ夫人」です。

 ピースオブファミリーの夫のやり方に異を唱える団体で、亜種が在来種と交雑しタピオカ腺を持たないタピオカピが増えることを懸念し、積極的に亜種タピオカピの駆除・排除を執り行う過激派の頭であるオピーカ夫人のハンケチーフに間違いありません! そして彼女は邪ロリババアを多数飼育していたはず!
 彼女もタピオカピを愛してやまない方でしたが、住処をなくしてやってきた外来種のタピオカピやドスコイマンモスに罪はありませんのに! なんてことを!
3/3(長文のため分割)

 そうして、夫のタピオカピたちの楽園から、在来のタピオカピの若いメスは消え、残されたのはわずかなドスコイマンモス、外来種タピオカピ、そして在来のオスタピオカピ、老齢メスタピオカピ、幼年タピオカピ……。
 悲しみにくれながらも、私はなんとか夫の残した土地とタピオカピ、ドスコイマンモス達を守ってきたのです。

 残された幼年タピオカピたちは2年もすればすっかり成熟し、その中にはメスもいましたので、近頃は楽園のタピオカピたちの数も持ち直してきていたのです。その間に、私も成長し、夫と同じ「動物疎通」スキルを習得するに至りました。


 話がそれてしまいましたね。
 そうです、このタピオカピたちから、「夜な夜な変な鳴き声が聞こえる」と苦情があったのです。
 夫が暗殺される数週間前にも同じような苦情を聞いたことがありました。
 変な鳴き声……。おそらく、オピーカ夫人の邪ロリババア軍団の鳴き声でしょう。

 ああ、私はどうすればいいのでしょうと、天国の夫に毎晩祈り続けていましたが、ある日突然、天啓を得ました。

 「人類、宇宙、全ての答えは42、ノジャ。お前はそれを投げ打つノジャ。さすれば道は拓けるノジャ」

 超越的ななにかはそう仰りました。
 42……。そうして思い出しました。夫の残した遺産は42億GOLD。

 なにも言わず、これを受け取ってください。

 ああ、聞こえます。邪ロリババアの蹄の音が。全てを踏みにじる悪魔の声が。邪ロリババアは悪魔の手先。オピーカ夫人が邪ロリババアに乗り成長したメスタピオカピを攫いにやってくるでしょう。
 罪のない外来タピオカピとドスコイマンモスが、またその骸を打ち捨てられる未来が見えます。

 やつらはもう扉のすぐ外側にいまして?

 助けてください。ロバの大群に襲われています。
 42億GOLDを受け取ってください。


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路羽まり江さんへの返信・プロフィールはコチラから★☆★
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/15889

★~Pandora Pantii Purojekuto~★
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2020/01/16 発信

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