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【1:1RPスレ】本の虫が待ち焦がれていた季節

読書の秋。
ここの司書は春だろうが夏だろうが冬だろうが本の世界に容易に飛び込むが、その言葉には深く頷くのである。

何せ夏は湿度が高く、日が強いので、本に優しくない。
冬は夜更けまで本を読もうとすると指先がどんどん冷えてくる。これはこれで人に優しくない。

あくまで司書の持論である。

さあ、そんなことはさておいて、この秋の夜長には何を読もうか?

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(むむむ、と本棚の前で何か悩んでいる。視界の先には『読書の秋にこそオススメしたいこの一冊!』と書かれたポップ。そこに何を並べるか悩んでいるようだが……)
ここに来るのは少し久しぶりですね。
失礼します(そっと扉を開けて中に入り)

……作業中ですか?大地様。
ん、ああ、ジョシュア。
作業中というか、ちょっと考え事……かな。
最近まで、この辺に背筋も凍るホラー特集を並べてたんだけど……もうすっかり秋らしいしさ。
そうですね、この間行った山も紅葉が始まったところでしたし。
新しく何を並べるか悩んでいるのなら山歩きの本などもいいかもしれません。
読み物としては何がいいでしょうね……?
そうだな、百景の絵図的なのや、山歩きの本……毒キノコの図鑑なんかも、秋らしくって良いかもしれない。
他には……うーん、俺の好きなのを並べても良いんだが、それだけじゃ偏るしなあ。
(しばし考えて)……ジョシュア、好きなものってある?
ええ、きのこ採りをする人も多いでしょうからね。
大地様が好きな本も気になりますが、好きなもの……それは食べ物とか?
ああ、俺はミステリーが特に好きなんだけど……そうか、食べ物。食欲の秋でもあるしなあ。
(ウンウン頷いて)
……因みに、特に何が好きだろう?
肉とか魚とか、きのことか、芋とか、南瓜とか……果物とか、色々あるけど……。
ミステリー、秋にじっくり読むのにいいと思いますよ。

僕はジャムやミルクを入れた紅茶が好きです。後はシチューとか。
ああ、だから、ミステリーからも幾つかオススメを並べようと思ってて。でもそれだけに偏らないようにしたいなあ、と。

ああ、この時期は甘くて暖かい紅茶も良いよな。
シチューも、鶏肉ときのことかでも美味しいけど、芋や南瓜なんかがコロっと入っててもいいし……(ここまでで、思い出した風に『あ』、と声を漏らした)
……因みにジョシュアは、いつもどんなのを読んでる?
なるほど。

(頷き)寒くなってくると温かい物がいいですよね。
ふふ、美味しそうです。今度作る時はきのこやかぼちゃを使ったシチューにしましょうか。
そうですね……趣味というか暮らしに役立つ本というか。
今はレシピ本や魔法薬の勉強になりそうな本を読みますね。
そうか。ポーションの作り方は、流石に貸せるほどないけど……暮らしに役立つ本か。
やっぱり秋らしい食材を使ったレシピ本。それに、冬に向けて編み物の本なんかも良いな。
……これだあれば充分コーナーも充実しそうだ。ありがとジョシュア。参考になったよ。
いえいえ、少しでもお力になれたならよかったです。
編み物はさすがにできませんが料理のレパートリーは増やせそうです。
ちなみに大地様が好きな食べ物は何でしょうか?

えーと、ポーションの本が少ないならどうしましょう……(しばし考えて)
水や土に関する伝承が書かれた本はありますか?
俺は、そうだなあ……。秋のものに限って言うと、シンプルなの。きのこがたっぷり入った汁物とかが良いかな。

水、土……ああ、そう言えば深緑の方とか……豊穣で仕入れた話があったかな。
ちょっと待ってて。
やはり秋はきのこ(頷き)よかったら今度お作りしましょうか?

お忙しいところすみません。お願いします。
それは良いな。それなら俺はきのこの炊き込みご飯でも持ってこようかなあ(本を探しながら背中で返事した)

……あったあった。これ。……次。えーっと……確か……いたいた。
良かった、こいつらには足が生えてなくって。
(そう経たない内に、本を2、3冊抱えて戻ってきた)
いいのですか?嬉しいです……!
(笑みを浮かべた後、念のため髪の色を確認する。
……大丈夫そうだと思っていると“足”とか何か聞こえた気がした)

(戻って来たところに)ありがとうございます。
大地様、さっき、何か言ってませんでした……?
ただいまぁ。
(ジョシュアの聞き返しに)
ん?ああ、たま〜に、本が決まった場所じゃないとこ……科学の本が何故か美術のコーナーに紛れてるみたいな事もあってさ。

まあお客さんが返す場所間違えたりしたのかもだけど、そういうのを『足が生えた』なんて言ってたんだよ、先生が。すっかり覚えちゃって。
(言いながら、本を並べる。『地水火風と八百万』『水精の物語には何故悲恋が多いのか』『ここに眠るもの』『天と地が交わす恋文』……等と、何冊かあるようだ)
あー……、そういうのを見かけた事あります。
足と聞いて何の事だろうと思いましたがそれで……(納得したように)
大地様の先生とはどのような?

たくさんありますね(並べられた本を見て)
『水精の物語には何故悲恋が多いのか』これとか探し物と関係がありそうな気がします。
後は『天と地が交わす恋文』これももしかしたら……。
ん、学校の先生だよ。
混沌こっちに来る前は俺、学生……再現性東京にあるような高校に通っててさ。
勉学のことだけじゃなくて、普段からの気配りも素晴らしい先生で、ちょっと尊敬してたんだ。

まあ俺のことは良いか。で、えーと。
水精は寓話集とそれの解説って感じ。
タイトルの通り、まあまあ有名なのからマイナーなのまで、とにかく水の精霊の類……川や海の精霊のお話もたくさん載ってて。
それを載せてるだけじゃなくって、書かれた当時の歴史的背景までよく調べ上げてある……かな。

恋文の方は、天気と大地……あ、俺のことじゃなくて、地面の方……を、擬人化した描写が俺は好きだな。
でもよくよく読むとファンタジーの中に、きちんと自然の摂理や科学が入ってると言うか。
どうして地層というのが作られていくのか、どうしてこの地形が生まれるのかとかが、やさしい言葉で書かれてる?みたいな……。
(他にも持ってきた本のおおまかなジャンルと内容をざっくり言う)
学校は確か勉強をする所ですよね?
一回希望ヶ浜学園のお祭りで行ったくらいで実はあまりよく知らなくて…でも、いい先生みたいですね。
今度でもいいので大地様の元いた世界の事などもよかったら聞かせていただきたいです。

(説明をひと通り聞いて)
……ひとまず水精の方から読むのが良さそうです。
マイナーなものも載っているようですし、精霊が愛した水というのもあるといいのですが……。

恋文はファンタジーなのですね。自然の摂理などが優しく学べるようで。
地面の擬人化というと種族柄地精霊が浮かぶでしょうか。
ああ、人より本と対話してるような俺から見ても、皆から好かれる理由がよく分かる人だったよ。
……そうだな、その話もまた今度(少しはにかんで)

ああ、俺もそっちからがいいと思う。
申し出があれば貸出期間を延長することもできるから、忙しくって読む時間がない……って場合も大丈夫だよ。

俺は精霊と聞くとウンディーネとかノームとか……そういうののイメージが多かったけど。
種族柄、って……ああ、ジョシュアは精霊種だったか?
そうですか。
……僕もそんなに人と話すわけではないですが、大地様の本の知識には助けられていますよ。
ええ、ではまた今度(大地さんに微笑み返し)

ありがとうございます。
少し忙しくなりそうですから念のため少し延長してもらった方がいいかもしれません。

ええ、僕は精霊種です。と言っても僕の因子は危険なもので……。
赤羽様にはもしかしたらわかるかもしれませんが、
大地様がこれに苦しむ事にならなければいいと思っています。
ん、了解。じゃあ最初からそういう風にしとくよ。
(貸出台帳にサラサラと何かを書いて、ちょこんと付箋を貼った)

危険なもの……?(と、大地はキョトンとしていたが)
あァ、そういえバ……時に人を死に至らしめるそういうモノの匂いがしなくもないガ。マ、人の暮らしに欠かせねぇ炎や水だっテ、舐めてかかれば火傷なり溺れたりで死ぬのは変わらんシ。
それにジョシュアが知ってる通リ、大地だってンな大馬鹿でもねェ。だから大丈夫サ。

赤羽は何を言ってるんだ……?励まし……てるのかそれ……??
よろしくお願いします。

表面に出ていなくても内側はそれですから感じ取れますか。
そんな風に理解してくださるだけでありがたい事ですよ。
そうですね、大地様には知識も癒やしの術もありますし僕の杞憂でしょう。

赤羽様が知った上で遠ざけないでいてくださるならこれを言ってもいいでしょうか。
例え危険なものでも、友人になってくださいますか?
……ソイツの持ってる道具性質が悪いんじゃなク、扱い方が問題だなんテ、よくある話だろウ。
例えばご家庭に必ずある包丁。それを普通に正しく使ったリ、ちっとミスって自分の指を切っちまう分にハ、社会通念上の問題無イ。
勿論、衝動に任せて通行人にブン回そうモンならお察しだガ……お前さんはあの『兎』じゃあるまいシ、自分の愉しみのためだけニ、ソイツを振り撒いたりはしたくないんだロ。つまり気にすんなって事サ。

……そんな事よリ、死霊術師が友人だなんテ、周囲にドン引かれても知らねぇゼ?
(天邪鬼な物言い。だがニヤリと釣り上げた口の端がジョシュアへの答えだ)

なァ、大地クン?
あ、ぇ?
(手が一瞬止まる)
……あ、ええっと、とりあえず、これで大丈夫だよ(貸出台帳に必要なことを書き終えたらしい。ジョシュアが借りようとしていた本を差し出した。その間に呼吸を整える)

……そういえば、ローレットでも何度も仕事したのに、今日もこうして遊びに来てくれたのに。
俺がジョシュアを『そう』言った事、なかった気がするな……。

……ええっと、俺からも、聞いていいか?
ジョシュア、ちょっと……いやかなり……俺と赤羽はただでさえこういう身体で、不便が多いというか、複雑……な感じなんだけど……。
俺達の事を友人と数えてくれるか?
(兎?)
……これの被害はやっぱり多くて扱いが難しい部類ではありますけどね。
人々が悪く言うのもわかります。
だけど僕はこの力を不必要に使うつもりはありません。守るためにこそ使えたらと思っています。

どうせそういう人達は僕の事を知ったら同じようにするんですよ赤羽様(微笑)
ありがとうございます、大地様……?(大地さんを少し心配そうにしつつ本を受け取り)

まぁ色々あったので僕も他人に対して臆病になってしまって……。
友人になれたらと思って大明神様に聞いた結果が『急いて手を出せば失う』だったのです。だからお二人が言ってくださったように焦らずじっくりと……?

もちろんです。
どうしてそうなってしまったのかまでは存じませんが大変なのはお二人の方で、そこを僕に対して気にする事はありませんよ。
大地様と赤羽様、友人としてこれからもよろしくお願いします。
大明神様……ああ!お参りに行った時のことか!(納得した声を上げる)
マ、お前さんの持つそういう性質なラ、臆病……というより慎重になるのも頷けるわナ。
だガ、言い換えればそれだけ思慮深いって事サ。
まあもしどうにもこうにも急がなきゃなんねぇ時ハ、俺が大地のケツごと発破かけてやるかラ、心配すんなっテ。
(カラカラ笑って)

……うん、ジョシュアも色々あったんだよな。
俺達の『色々』は……まあ、ここに、大いに関係あるんだけど(首の傷を自分の指で撫でた)……この頃は日が落ちるのも早いし、話すととっても長くなるし。
ジョシュアだって用事があるだろうし。今度ゆっくり、話しさせて欲しいな。

(緊張を解すように、少し深呼吸した)
……えっと、こちらこそ。
改めてよろしくナ、ジョシュア(握手を求めるように、手を差し伸べた)
そうです。裏返しの事を聞かなければあれは結構ショックでしたね(苦笑)
赤羽様にそんな風に言っていただけるとは。
ありがとうございます、頼りになります。
僕もお二人の力になれる事がありましたら呼んでください。

お二人の事情はその首の傷と関係があるのですね……。考えてみれば何か事情でもないとつかないようなものですが……(気遣わしげに大地さんの首に視線を向け)
そうですね、僕が聞いていいのなら日を改めて聞かせていただきたいと思います。

(差し出された手に触れていいのか僅かに躊躇う。自分が触れることはあまり好まれなかったから)
……はい、よろしくお願いします(迷いを振り払って笑顔で握り返し)
イヒヒ、この死霊術師の手を借りる時ハ、た〜んまり礼を用意しろよナ?

……またそんな言い方して。あんま気にしなくていいからな、そういうの。
(握り返してくれたことに口元を緩めてから、そっと手を離した)
ああ、また今度。
……でも俺達が話したからって、ジョシュアが言いたくない事は、無理に話さなくって良いからな。

さ、俺はそろそろ、作業に戻ろう……かな……っと(伸び)
赤羽様、実はお優しいひとなのではと思ったところでしたのに……。
まぁ、その時は僕ができる範囲でお礼をさせていただきますよ。

お気遣いありがとうございます大地様。
昔と比べたらずいぶんと過ごしやすくて……。

お仕事お疲れ様です。僕も本を借りられたので今日はこれで。
夜は冷えますので暖かくして過ごしてくださいね。
優し〜い面して手を貸すように見せかけテ、良い子チャンを取って食う魔術師は数え切れんからなァ。油断するんじゃねぇゾ〜ジョシュア君。
マ、俺に悪戯されたくなかったラ……そうだナ、働きの対価にホットミルクでも供えとくと良いゼ。
(クククと笑って)

……何脅してるんだ、赤羽。いや脅してるのか?わからん……(ふう、と一息ついて)

ああ、そっちもお大事に。
また今度ナ。(軽く手を振った)
ご助言ありがとうございます。
ホットミルクでいいなら美味しい作り方を調べておきますよ(クスッと笑って)

ええ、また今度(軽くお辞儀をして図書館を後にする)

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