PandoraPartyProject

ギルドスレッド

とある場所

【RP】おそらくは名のない呑み屋

辺りはどこの国らしいのかと言われれば判然としない雑然とした雰囲気で満ち満ちている。
海辺の酒場……というか屋台よりはマシな仮設の建物に近い建物だ。

お品書きにはアクアパッツァとか、キンメの煮付けや刺身とか、或いは海鮮五目チャーハンであるとか、牡蠣であるとか、ブイヤベースであるとかが書いてある。
どうも食べ物を頼むと一つの店舗ではなく近隣に並ぶ店から出前が届き、その都度会計するようだ。

酒の方も酒の方で、無節操な種類が並んでいるが、どちらかといえば安価なラインナップが多かった。


―――――――以下背後情報―――――――――
・魚を食べながらお酒を飲むスレです。
・タイタンガニの鍋とかの無茶振りがあってもどっかの店が「あるよ」って言ってくれるに違いない。
・乱入の方は誰かに連絡くださいな。

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とりあえず蟹あんかけチャーハンとひとくちエビ餃子。あと常温のビール。
(短いスカートからパニエや下着の紐みたいにクラゲの傘を揺らすウェイトレスの脚に見とれながら早々に注文をかけるピンク男がいた。)
…んっと、此処でいいか
(事務所の承った軽度な依頼の帰りに腹が減ったので適当な店に立ち寄った、それが此処だ。しかし聞き覚えのある声に右の耳がピクリと其方を向いた)

……あ。ピンクいのが居る。(遠目からボソッと言うと声を掛けるかどうか一瞬戸惑った。理由?視線がなんか厭らしいところに向いているからだ。)
(痺れる脚線美であるし、同時に自分の魅力をここまで理解しているセンスの高さに感嘆してから視線を上げたところで、周囲から飛びぬけた長身の男に気づいた。)

あ、こないだぶりー。
(こっち来いよーって手を振る。向こうがどう思ってるとかはサックリ無視だ。)
うげ、気が付かれた… (座ってりゃよかったなって顔しながら尻尾を軽く揺らして応え)

…まあ、良いか。(コツコツとブーツの音を喧騒の中に響かせて近づいた)
珍しいところで会うな?それとも好みが合うのかね?
(頑張って会話しようと頑張った)
安くておいしいって話だから気になってさ。
魚好きなんだ?俺も割と好きだよ。何食べても目新しい味がしていいよなって。
(あんかけのカニチャーハンとエビ餃子、ビールが届く。早速いただきますと手を合わせ、レンゲを手に取った)

(寒い日に熱々のあんかけはいいものだ。食べ物は冷めにくくなるし、体も温まる。チャーハンを崩し、蟹たっぷりの餡を絡めてからレンゲに山盛りに掬う。それを何度かふうふうと吹いて冷ましてから口に運んだ。)

はふっ、あふいっ……!
(舌を火傷しそうな温度もまたいいものだ。ハフハフしていると、舌に感じるものが熱さからカニの旨味をぐっと閉じこめた餡と、パラパラに炒められた香ばしいチャーハンへ焦点が移る。おいしい。腹が減っていたものだから、ついあまりよく噛まずに飲み込んだ。冷え切った体だと、喉を熱いものが通り抜け、胃の中に入るのがよくわかる。まさに今飯を食っているのだという実感が沸きあがってくる。)
なるほど…。なぁ、相席大丈夫そうか?
(駄目なら駄目で別の席へと座ろうか。取り敢えず注文もしようと店員に声をかけた)

焼き魚。それと今旬の刺し身漁の奴。んで、ビール。
(店員には目をくれないで注文すると火傷しそうな勢いで食べているピンクに大丈夫かよって心配そうにした)
たまには誰かとご飯食べるのもいいものだしニャー。
呼び止めたんだからハイさよならはないさ。ちょうどいいからなんかシェアしようぜ。
(少し鼻水出ちゃったので鼻をすすりながら答え、もう一口。今度はもう少し冷ましてからちゃんと味わって食べる。解されて尚弾力あるカニの甘さ、餡の塩辛くていろんな出汁の合わさった旨味、チャーハンの油っこいながらも嫌味でないコクに、糖質の満足感。主張しすぎずさりとてそこにある刻んだ野菜のシャキッとした歯応え、干しエビの香ばしさが噛めば噛むほど口に広がる。口が幸せだなあ……。ついついレンゲの動く速度が速くなる。時折口が飽きてきたところで、ビールをぐぐっと傾ける。ホップと炭酸の清涼感が喉を駆け抜けると、また新鮮な気分でチャーハンが迎えられるのだ。)
(食べてると静かな男であった。)
おう。……美味そうに食うなぁ…(見ていると空腹を誘う食べっぷりに一言漏らしたところでて男性店員が景気よくビールと尾頭付きの塩焼き、それと捕獲後の新鮮な刺身をドンッとテーブルに置いて愛想よさげに去って行った。)

(刺身はそれこそついさっきまで空を泳いでいたのだろう、締まった身に脂がてかてかと照明を反射していた。そして、小皿には練達で有名なメーカーの醤油。焼き魚はと言うと海の水を使った塩をふんだんにその身に纏い、程よく焦げ目がついたもので。目は白く濁るがそこは焼き魚の味である。割り箸をパキリと割くと塩ごと割る様に皮を裂く。顔を出した白身は解すと魚特有の甘みのある匂いを湯気と共に立ち上がらせた。)

いただきます
(ぱく、と先ずは口の中に器用に解し集めた身を頬張る様に入れると甘みと塩味を噛み締める。表情は変わらないが雰囲気はぱあぁ…と明るくなる。美味しい。)
ご飯はおいしく食べるもんだろ?
(にやっと笑い、それから冷める前にエビ餃子も食べる。焼きではなく、水餃子タイプである。もっちり肉厚でちゅるんとした皮に黒酢をつけてかぶりつく。多分煮凝りみたいなものを入れて包んだのだろう。荒く挽かれたプリップリ感残るあまーいエビと一緒に、貝柱やなんかの出汁の利いたスープが口一杯に広がって最高である。実にあっさりとして幾つも腹に入りそうだし、飽きの来ない味である。或いはこれだけを無限に食べ続けることだって出来てしまうかもしれない。時折目先を変えてショウガ……一度千切りにして干してから水で戻した、辛みが幾分マイルドになったもの……を乗っけてもアクセントになって良い。)

(ほわーって顔で堪能していたが)

そっちも美味しそうだねえ。ぎょうざ一個上げるからオサシミ一切れ頂戴?
まあ、最近そう思う様になったな…
(はふはふと口の中で塩味と魚の味を堪能してから飲み込む。何度かの塩気で口の中が乾いてくるとビールを水のように煽り、喉を潤した。毎度のことながらこの男アルコールをジュースや水にしか見ていない。酔った素振りも未だ微塵たりとも感じさせないだろう。)
(さて。そろそろ空を泳いでいた刺身も堪能しようかと箸をつけようとしたところで声がかけられた。大皿に盛られたぷりぷりの白身と赤身を小皿に各種取り分けてから相手の方へとツ…と醤油皿と共に差し出すと自分も真顔で楽しみにしていた刺身へとあり付いた。口の中に塩分の液体へと軽く浸してから放り込む。口内で広がるのは魚類の締まったコリコリとした食感と、醤油の独特な塩辛さと魚の甘み。噛み締めるたびに口の中でとろける様に絡み、それをゴクンと飲み込む。……偶に別の醤油皿へと生姜醤油を用意して、其方でも同じように味わった。生姜のアクセントが入るとまた違った、独特の風味が口いっぱいに広がった)
色んなものに感謝しなきゃいけないって昔っから言い聞かされてきたからね。
(白身魚を一切れもらう。新鮮なオサシミ一切れだけ食べるなら、ここは何もつけないで食べちゃうのだ。彼らは冬の荒波に耐えるための脂肪と筋肉を蓄え、しかし運悪く食卓に並んじゃったのである。しっかりした歯応えの身を噛めば噛むほどじゅわーと口の中の体温で甘さと嫌味のない魚の脂が広がる。何もつけなくてもこれだけ新鮮だと臭みもないし、その身の素材本来の塩気さえ感じとれるほど澄んでいた。これが新鮮な魚の強さである。ああ、ビールでこの残滓を洗い流してしまうのがもったいない……。そう、ここはアレが欲しくなる。炊き立ての白い飯である。だがしかしご飯ものはもうあるのでぐっと我慢した。)
…あ、すまん。白飯って此処あるよな?大盛で一杯頼むわ。あと、ビールジョッキでもう一杯な。
(先ずは魚と塩分のみで味わっていたが些か寂しい。此処はほんのりと自然の米の甘さも味わいたいので隣で我慢するピンクは気にせず店員に追加のビールと白飯を注文した。それが来るまでに最初のビールを飲み干し喉を潤す。)

へぇ…奇遇だな、俺もだ。ただ、俺は感謝もして喰うけど味わってなんて喰ってる場合じゃない時が多かった。
(軽く暗い話をしかけたが店員がジョッキとアツアツの白飯を運んできて会話は終了。醤油に浸した赤身を口に入れると後から白飯をかっ込んでいく。)

あ、そっちも一つ貰っていいんだよな?
(交換でと言われていたエビの水餃子へと視線を遣る。確認が取れたら小皿にとってから箸で半分に割り、黒酢を掛けて冷ましつつちゅるんと口へと運ぼうかと。)
(諦めて冷めてきたチャーハンを掻き込む。余韻は吹き飛ぶが、うまいもんは旨い。餡が馴染んでしっとりしたごはんも割といいものだ。例えるなら汁掛け飯に似た背徳がそこにある。綺麗に食べ終え)

美味しく食べることも感謝の一つだってお袋が言ってた。
あ、焼酎お湯割りとハラモの塩焼き、あと刺し盛り追加で。
(こちらも湿っぽくなりかけたが、店員が来たのでそちらに目が行く。あー白飯いいなぁ、くそっ。)

いいよー。中々いい中華出す店ないんだよな、俺の住んでるとこの周り。
どーも研究者ってのは飯に気を遣わねえから、まずくても繁盛しちゃってさ。
そっか。まあ、そうだな。今は出来てるから、きちんと教えてもらった通りにできてるとは…
(言いつつ刺身と残っていた白身魚の塩焼きを皮の塩分多めの所を中心に白飯にプラス。少量の白飯を残して水餃子を口いっぱいに頬張った。魚介類のエキスとそれに加わるチキン系のアクセントだろうか?それと、黒酢の酸っぱさが口の中で最高なハーモニーを奏でている。)

…確かにこれも美味いな。ダレンの言う通りだ。(唐突にこの間エビの水餃子の話題が出たのを思い出す。これ、持ち帰りできるのなら兄貴分にも買って行ってやろう。…うん、そうしよう。)

(で、残った白飯はというと…尾頭と骨を平らげる様に取っていた様で、バリバリムシャムシャと豪快に口の中で噛み砕く。それを平然と飲み込んだ後に口の中の細かいカスとなった骨などを白飯にて一掃した。流石肉食獣、喰えるところは喰うのである。)
わー……でっかい骨はちょっと俺は喰えんわ。刺さりそうじゃん。腹ン中で。
(残ったビールを飲みほしたところで刺し盛りとお湯割りが来た。香りで「芋だな」と辺りをつける。アルコールの中にサツマイモのような仄甘さと土の物の香りがあった。刺し盛りは、アルクの物とはちょっと盛られているものが違う。まずホタテから手を付けよう。)

(きらりとした大粒の貝柱は向こうが透けそうな鮮度である。口に入れるとそれだけで甘くほろりと蕩けてしまいそうだ。もう一切れは醤油もいいけど、オリーブオイルと輪切りの唐辛子、塩がついてきているということは洋風なのだろう。ちょっとつけて食べるとオリーブの香りと塩気がさらに甘さを引き立て、唐辛子がぎゅっと印象を引き締める。)

ホタテ、超うめえ……。
…ふう、喰った。
(一通り食事が終わるとビールをゴッゴッゴッゴッと豪快に煽り、ドンッとテーブルへと置くとため息をつくように息を吐いた。ちなみに真顔。)

さて、俺はどうすっかな…飯食い終わったしなぁ……
(頬杖をつくととりあえずポケットから紙煙草を作成する四角いローリングマシンを出す。食後の一服に入る気だ)
……んで、骨だっけ?まあ、慣れてるからな、これくらいは。
(くるくると巻いた紙煙草を咥えると火をつける。紫煙からはストロベリーとバニラ、微かにチェリーといったフルーティーな香りが含まれている。)

白飯と腹に入れりゃあそこまで俺は気にならねえ。普段はそもそも魚単体のことの方が多いしな……
(スパー…と煙を吐き出す)
(儚い後味が、荒々しく男らしささえ感じる芋のお湯割りで流される。水っぽくなり過ぎない濃さだし、暖かい分すぐ体がポカポカし始めるし、芋の香りがむせっけえるほどに感じられるくせに、アルコールの角が少し丸くなっているのだ。酒の匂いさえイヤじゃなければいい選択といえよう。)

どうするって、お酒とおつまみに事欠かないし、呑めばいいんじゃねーかな。
(あらこの白身魚、昆布締めだわってなってる。余計な水分を取られ、かわりに昆布の香りと旨味が移った状態でぎゅっとした旨味が襲い掛かる。ちょっとお酒でぼんやりしたお口でも問答無用のうまさを提示してくる。それから、ゆずの香りも少しした。)
え、いや…俺適当な時間見て帰らねえとだし…。(飯喰いに寄っただけ)

あー…そういやさ、アンタ雪豹だよな?
(幸せそうに味わって居るところへと唐突な質問。気になっていたことを酒の勢いで聞いたらしい。…実は素面ではない)
あ゛?
(唐突な質問に、塩を振られて焼かれてくるんと反り返ったまぐろのハラスを皿の上に取り落とした。)
うえ゛!?(なんか急にタンカ切られた気がしてビクッ)
……。
(別に威圧する気はなかったのだ。歯噛みするような顔して視線をそらした。弾力のあるハラモを箸で弄りつつ。)

……だからなんだってのさ。毛皮でもむしろうってのかい?
あ、いや……。俺が雪豹だから…近い種族と会った事無いからさ…。
俺の家、親戚とか居るかもわかんねえし……
(灰が落ちかけたので近くにあった灰皿へと灰を落とし)
(無情にも冷めていくハラモを放っておくわけにもいかず、ガジガジと齧っている。強くふられた塩に負けぬマグロの濃厚な味、魚の身とは思えぬぶりんぶりんとした強い弾力が、いら立った歯に丁度良かった。それでも味わう余裕なく飲み込み、酒で流し込んでからもう一杯お湯割りを頼んでから頬杖をつき、もう片方の手の指でテーブルを叩いている。)

雪豹だからって、アンタと俺が親戚とは限らないじゃん?
きっと他人だろうにさあ……。
…アベリアル・グレシアス。…俺の本名だ。まあ、違うなら残念だなってだけだし…。

…えっと、喰ってる時に唐突にすまなかった。飯代、俺が持つわ…(律儀)
(酒が少々回っている。もし楽しい酒で終わるとしたら単に楽しく笑って、自分でまた河岸変えて呑みなおしたんだろう。ただ今日はそうじゃなかった。自分の頭に血がのぼっていると気づく前に相手の胸倉に手が伸びていた。)

……ッ!
(悲しいのにも似ている。憎いのにも似ている。或いはそれは自分に向いたものかもしれないし、もっと別のここに居ない者に向けられたものかもしれない。ただそれはもう少し冷静になって漸く気づくことで、今は単に衝動で動いているだけだった。)
…ッ、お、おい…なにすん……
(急に胸倉をつかまれて煙草を落としてしまう。抗議の声をあげようと相手を見るがそこにあったのは冷静ではない表情と、それと憎しみや悲しい感情の混ざる顔だった。)

……。アベリアル、なんだな?…んで、理由は分からんけど、俺は喜んだらダメみたいだな…。悪かった、ごめん。
(何が地雷だったのかは流石にハッキリとは分からないが「アベリアル」の名前が出たのが決め手だという事は理解した。尻尾と耳がへたんとし、とりあえず自分がすることは相手をこれ以上煽らない事だろうか…)
(拳を握って振り上げたところでウェイトレスにやんわりとその手を握られ、変わりにグラスを握らされる。無言の笑顔。言葉なき威圧。)

……。
(不意を突かれて鼻白み、それでいくばくかの冷静さを取り戻す。グラスの中身を一気に干し。)

表に出ろや、堤防から放り投げてやる。
(頭の中が酒と目の前の男の所為でぐちゃぐちゃだ。わけもなく腹が立って腹が立ってしょうがない。性質の悪い酔っ払いにもほどがあった。)
……。
(胸倉をウェイトレスの働きで放されるとぺこりと其方へと頭を下げた。)

店で取っ組み合いになるよりは外でいいけどよ…。俺はなにもアンタの事情知らねえんだ…。放り投げるなら理由くらいは言えよ。流石にそれだと等価に欠ける。
(言いぐさが根っからの傭兵だが間違ったことは言っていないだろって目で相手を見据えた)
何もかも気に入らねえ。何もかもだ。
(言葉がまとまっていない。ただ、仮にこの場で洗いざらいぶちまけていたとしたらもっと後悔することになっていただろう。なにしろそれは、自分が何者であるかという話は、誰にも話したくないことなのだから。)
…なら、悪いけど黙って投げられるってのは無理だわ。…つってもどうせこのままじゃ落ち着かねえだろ?外でなら、構わねえし…

(「ナイフは流石に使う気はねえけど、これ言葉じゃ収まらねえだろ…。俺のキレた時みたいに見えるし…」)

(何処かしら自分が自分ではないような感覚で居る己はこの状態がなんとなく理解できた。金銭面はしっかりとしておきたいらしい。とりあえず外へと支払いだけでも済ませて出ようか。)
(この場で問答無用で暴れないだけまだ大人しいものではあるし、船乗りの体つきと比べれば貧相というか華奢な方ではある。ただ苛立ちを映すように荒々しい足取りでアルクを睨みその後をついていく。)
(とりあえずついて来てくれるらしい様子に先陣切ってちゃっかり二人分会計を済ませると外へ出た)
(スレッド移動)
おや、こんなところに酒場が……。お酒を呑むと宙に浮き幻想が見られると聞きます。これは是非入らなくてはいけませんね。
(ガラガラと戸を開けて入り、空いた席に座って)
お邪魔致します。……お酒とやらを頂けないでしょうか。
初めて呑む人にはデザートワイン……?おつまみにチーズ、ですか……?
気配りして下さってありがとうございます。
(どうやら店員はウォーカーに慣れているようだ。手際よくオススメのチーズの盛り合わせとデザートワインを置いて立ち去った)
(チーズをフォークでつつきながら、不思議そうに見つめている)
黄色くて、柔らかい……。これがチーズ……。白い皮のモノに黄色い液体?粘っこい液体が……。フォークが汚れてしまいました……。舐めてみましょうか……。
(フォークの先端についた蜂蜜を口に恐る恐る近づけて舐めてみる。甘い!この濃厚な甘さはなんだろう。仄かに花の香りが漂う。そうか、きっとこれはお菓子なのだ!そう思って白いモノを少し切り分けと甘い汁を一緒に口に運ぶ。途端に口の中に、白いモノのほんのりとしたしょっぱさと甘い汁のハーモニーが奏でられる。そして、白いモノのよく伸びること。今まで食べたことのない食感に感動を覚える)
あの、この白いの何て言うんです……?あと子の黄色い汁も……。
えっと左から、モッツァレラチーズの蜂蜜乗せ、チェダーチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、ゴーダチーズ……ですか。ご親切に有難う御座います。
(チェダーチーズをかじってみる。強い塩気の中に濃厚な味わいが口の中に広がってカマンベールチーズとは違い、ホロホロと口の中でとろける。
流石に喉が乾いてきて、デザートワインに口をつける。
芳醇な香りがワインの美味しさを期待させてくれる。一口口に含めば、果実そのものの甘味が口いっぱいに広がり、口の中を爽やかに駆け巡る。甘味だけでなく渋み、苦味も甘味を際立たせて、少し飲み過ぎてしまうほどだ。少し高揚し、頭の中がほわほわと宙に浮くような楽しい気分だ。)
うふふ……少し楽しくなってきました……。こういうときは雲に浮いてるようとでも言うのでしょうか。(シルクハットから雲を造作もなさそうに取り出して
このお酒以外にいいお酒を出して頂けませんか。(しばらくして店員が赤ワインをもってきて)
美しい色ですね……。まるで血のようだと思うのは僕だけでしょうか……。さて、こちらは如何でしょうか。(グラスを透かして色を楽しんでから、一口飲んで、デザートワインとは違う独特の苦味と酸味を味わって)
先ほどのデザートワインはジュースのようなものだったのですね……。この奥深い味……。大変気に入りました。これは少しずつ飲むのがよさそうです。(少しずつ飲みながら、少しずつ色んな味のチーズを楽しんで。飲み合わせの違いを少しずつ理解して)

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