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とある場所

【RP】おそらくは名のない呑み屋

辺りはどこの国らしいのかと言われれば判然としない雑然とした雰囲気で満ち満ちている。
海辺の酒場……というか屋台よりはマシな仮設の建物に近い建物だ。

お品書きにはアクアパッツァとか、キンメの煮付けや刺身とか、或いは海鮮五目チャーハンであるとか、牡蠣であるとか、ブイヤベースであるとかが書いてある。
どうも食べ物を頼むと一つの店舗ではなく近隣に並ぶ店から出前が届き、その都度会計するようだ。

酒の方も酒の方で、無節操な種類が並んでいるが、どちらかといえば安価なラインナップが多かった。


―――――――以下背後情報―――――――――
・魚を食べながらお酒を飲むスレです。
・タイタンガニの鍋とかの無茶振りがあってもどっかの店が「あるよ」って言ってくれるに違いない。
・乱入の方は誰かに連絡くださいな。

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初めて呑む人にはデザートワイン……?おつまみにチーズ、ですか……?
気配りして下さってありがとうございます。
(どうやら店員はウォーカーに慣れているようだ。手際よくオススメのチーズの盛り合わせとデザートワインを置いて立ち去った)
(チーズをフォークでつつきながら、不思議そうに見つめている)
黄色くて、柔らかい……。これがチーズ……。白い皮のモノに黄色い液体?粘っこい液体が……。フォークが汚れてしまいました……。舐めてみましょうか……。
(フォークの先端についた蜂蜜を口に恐る恐る近づけて舐めてみる。甘い!この濃厚な甘さはなんだろう。仄かに花の香りが漂う。そうか、きっとこれはお菓子なのだ!そう思って白いモノを少し切り分けと甘い汁を一緒に口に運ぶ。途端に口の中に、白いモノのほんのりとしたしょっぱさと甘い汁のハーモニーが奏でられる。そして、白いモノのよく伸びること。今まで食べたことのない食感に感動を覚える)

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