（少し寂れている大きめのテント。中で歌や踊りが披露できるようステージと観客席が設けられているが、物置のようにごっちゃりしている）
人…集まったし…流石に…片付け…しないと…（高く積みあがる装飾品等の山に苦笑いしながら手にバケツとモップを持って見上げている）

ふふ、寝ながら喋れるって器用だねぇ。皆で仲良く食べようねぇ。(声色から子供と見て、撫でよう…とした手を引っ込めた)

…前から思ってたんだけどさぁ、ヨタカさんて育ち良かったりしない？お話聞いてると、なんかお家が太そうだなーって。

すごい、すごい！僕瞬きなんてしてなかったのに、一瞬のうちに出てきちゃった！それって本物？飲めるんだよね？(興奮して身を乗りだし、少年のように輝く瞳を幻に向けた)

京司さん、お腹壊しちゃいますよ……？舐めるなら紅茶のお砂糖くらいにしときましょう？

勿論本物で御座います。厳選した茶葉を取り寄せて淹れたもので御座いますから、是非ご賞味を。

人を舐めるので御座いますか？恋人同士でやることと聞きますが、斉賀様はその……黒い方と恋人になりたいので御座いますか？（真っ赤になって照れながら

む？…変質とな…z……
わらわにはよう分からんが、気になるのだったら試してみればよかろう…z……(焼そばにかけられ踊る鰹節の如く蠢く黒い粘液を指さし)

うむ、苦しゅうない…z……(褒められて満足げに)
わらわは早くアップルパイが食べたいのじゃ、早うよこせ…z…z……(調子にのって)

…そうなのか！？…わ…わらわは別に構わんぞ…z……(少し照れながら)

前に商人を調査するのに噛んだ時があって、その時に云われたんだ。血と肉はダメだって
だからこの魔王さんの体液(？)も流石に変質しそうだなって。
面白い身体をしてるから調査したかったんだが。別に恋人になりたいとかは、一切ない。
(真顔の儘、淀みなく云うと僕は誰とも恋愛する心算は無いと付け加えた)

そうだ、アップルパイだ。僕も早く食べたい

ん…斎賀が手品を披露して…そばで俺が…演奏する…のも悪くなさそうだ…。

んん…いや、まぁ…昔はな…?(もう今は縁を切っているから、と政宗からの質問に濁して返事し。)

斎賀…中々に…恐ろしい事をやって退けるのだな……。(商人をかんだのか…と想像して。)

んん…色々冷めないうちに…頂くとしよう。

邪推でしたようですね。斉賀様、ご気分を悪くされたのなら申し訳御座いません。

(アップルパイにフォークを入れて、一口食べて)これは、なかなか、美味しいアップルパイで御座いますね。どこのケーキ屋で購入できるのか是非教えて頂きたいです。

良いな、それ。楽しそう。

気にすることはない。僕はいつだってこの顔だ
(夜乃にそれだけ告げて)
いただきます(アップルパイを食べ始めた)

俺も一ついただこうかな…z…z……(アップルパイを両手に抱え、腹部に押さえつけると明らかにアップルパイのものではない咀嚼音がして)
…うむ、中々美味いじゃないか！…z……

ん…良い…演目になりそうだ…。（どうだ、旅一座でデビューしないか？と少し冗談交じりに誘って）

んん…これは…。歯触りの良いサクサクの生地とリンゴのコンポートの甘さが程よく…酸味も感じられる…。（総じて美味しい…と瞳を輝かせて食べる）

アザードの…口…そこなの…か…。（租借音を聞きながら食べている所をジッと興味深そうに見て）

僕なんかの手品で良いなら？でも夜乃君みたいな凄いのが居るに、良いのかい？
（少しだけ首を傾げると不思議そうな眼差しを向けて）

さっくりした歯触りが楽しくてバターがふんわり薫るのが良いね。林檎の甘さと酸味を良く感じるから
紅茶も美味しい。あんまり詳しくないけれど、飲みやすい。
（ゆっくり食べ進め）

斉賀様の手品も素晴らしかったです！　是非、舞台ご一緒したいです！

と、ちょっと前のめりでしたね（紅茶を飲んで一息ついて

ひえ…師匠を噛むとか何気にやばい事するじゃん京司さん……！？…あれ、そう考えると一回体の中に魔力が入ってる僕もヤバくない？

君はなんだか不思議な子だねぇ。うふふ(アザードの咀嚼を愉快そうに眺めている)

喜んでもらえてるみたいで良かった！ここのお店、ちょっと入り組んだ場所にあるから……(懐からメモを取りだし、さらさらと簡単な地図を書いて幻に差し出して。紅茶を一口)
…あっ、この紅茶凄く美味しい…！ね、どこのお店の茶葉なの？僕お茶するの好きだから気になっちゃった……！

こちらの茶葉は知り合いの方に作ってもらっている厳選した茶葉なのですが、霧が濃いので行けるかどうかは運次第で御座いますね。地図をお渡ししておきましょう(細かく地図を書いて、Bar Phantomとメモをして、透垣様へと差し出す

確かに不思議なもので御座います(アザードの食べ方を見ながら、紅茶を啜る

商人はニンゲンの感触がした。
魔力供給は良くある事だから大丈夫(こくり)

(微かに口唇の端を持ち上げる。笑ってるらしい)
もしそうなったら、君は先輩だからよろしくね。

ん…賑やかな方が…楽しい…だろう…？（幻も共演したいとの声に頷きながら、斉賀と同じように首を傾げ返して）

2人とも…何気に…凄い事を…しているのでは…？（魔力は一体どうやって供給してるんだろうと言う顔で）

熱い紅茶に美味しいアップルパイ…最高だな…。（一息吐いて。真顔だがとても満足そう。）

皆、アザの身体気になるの～？見したげよっか？…z……(マントの裾をチラリとめくり、黒く禍々しく形容し難い身体の一部分を見せ)

商人さん！あの子はアザの憧れなんだぁ～…z…z……
アザも早く商人さんのような完全なる不死の存在になりた～い！…zz……(ぴょんぴょん跳ねて)

(照れ隠しに片耳に髪を掛けながら)
ん、ならばよろしく頼む。(握手を求め)

商人は不死だったのか

（人気のないステージの隅でメロディを口ずさみ、舞を踊る。練習をしているようだ）

ぉお、誰か練習してんのか…?(音がするのでソロリと中を覗いて。テントの掃除をしようと箒等の道具を持ってズカズカと入ってくる。)

（入ってきたあなたに驚くと振り向き、掃除道具を見て）
……すまない、掃除をするのか。あとはじめまして……だよな？最近ここに来た結ヶ崎カオルだ。よろしく。
……掃除手伝うぜ。

練習してるのに悪いねぇ。
……あぁ、坊ちゃんが「新しい人が来る」ってウキウキしてたのアンタの事だったんだな。
俺はRing・a・Bell…名前はあってないようなもんだ、好きに呼んでくれ。

んー?練習してんだろ、掃除はあとでも出来るからよ。カオルはどんなダンスをするんだ?(へへ、掃除をサボる理由が出来たと嬉しそうに笑いながら近くにあった観客席にドカリと座り。興味深げにカオルを見て。)

あとでいいのか……？それならいいんだが。
じゃあ、リング、よろしく。
人に見せられるものかと言えば微妙なところなんだが……鎮魂の舞なんだ。前の世界で踊っていたもので音に合わせるというよりかは自由に踊る感じだ……良かったら見てくれないか？
（そう言うとリングをじっと見返して。）

おう、宜しくなカオル。
あーあー、綺麗になれば後で良いのさ。
練習はやれる時にやるもんだしなー。

ほぉー、カオルは旅人なんだな。鎮魂の舞、なんかすげぇ厳かな雰囲気のネーミングだな？
おお、勿論。ぜひ見せてくれ。
(見返してくるカオルへニッと口端をあげて笑って。椅子の上で上手に胡座をかいて見る体制に。)

じゃあ、踊り終わったらやろう。手伝うぜ。
練習はある程度したしな。

大層なもんじゃないさ。魂を鎮めるために捧げる歌と舞、で俺は舞手のほうだったんだ。
それじゃあ……
（ふうと一息つくと、舞い始める。小さく口ずさんでいるメロディに合わせて、最初はゆったりと、そして激しい動きになった舞は再びゆったりとしたテンポとなる。軽やかにステージ上を舞い、数分後。踊り終わり一礼し一言問う）
……どうだろう？悪かったところがあれば教えてもらえると助かる。

おっ、それはありがてぇ…!いやー1人でこの広いテント掃除すんの苦手でさぁー。(肩を竦めて苦笑してみせ。)

(胡座をかいた膝に肘をついてゆっくりと見ている。鋭い碧眼でじぃと、カオルの舞を見たあと、パチパチと拍手して。)悪いとか悪くないは俺には分からん。ダンスも音楽も出来ねぇからな。でも少なくとも素人目の俺からすればすげぇなって思うよ。

一人でやってるのか？大変だな……。俺で良ければ手伝うよ。

そうか、まあ見れるレベルなら良いか。ありがとう。
（ふっと小さく笑って）
そんじゃ、掃除をしようぜ。箒やモップ、持ってきた方が良いか。

坊ちゃんに掃除やらせたら物壊すわ逆に汚れるわでよォ…助かるわ。

自信持て、俺が保証する。(サムズアップしてみせて)
道具は一応一式持ってきてあるから、カオルは箒で先に掃いてくれるか…?掃いた所からモップで拭いてくからよ。

はは……そりゃやばいな。
（苦笑し）

了解。掃除はよくやってたから任せてくれ。
（箒を手に取ると手際よく掃き始める）

ま、これも部下の務めって奴さ。
坊ちゃんには団長としてしっかりしてもらいてぇとこだがな…。(同じように苦笑して)

掃除なー俺も良くやるが好きにはなれねぇなぁ…。(立ち上がりモップを持って肘をつく。)綺麗になるのは良いが、ダルい。

下の立場ってのもなかなか苦労が絶えないな。

ははっそればかりは仕方ないな。
（少し噴き出して笑い。さっさと掃き）

まぁねぇ。
も少し大人になってくれりゃなぁ…。(少しため息をついて)

カオルは手際いいねぇ…。(さっさと掃いていくカオルの動きを見て、自身も掃き終わった場所からモップをかけて。)

……まあ、先代……師匠にいろいろ叩き込まれたんでな。
一通りのことはできるぜ？何かあれば気軽に言ってくれよ。
（手を動かしながら）

ほぉ、さっきの…なんだった…鎮魂の舞…?の師匠なのか?(モップを動かしていた手を止めて興味深そうに振り向いて。)

ああ、あと俺の育て親でもある。生活の仕方とか戦闘のいろはも教わったんだ。
めちゃくちゃ怖えけど……優しい人だ。

へぇ…じゃあその人に色々と教わったんだ。(いい人に拾われて良かったなぁ、と笑って。)

かなり厳しかったがな……。まあ、なんだ。感謝してるよ。
（照れくさそうに言い）

よし。こんなもんでいいんじゃないか？

厳しさは優しさと裏表だからなぁ。
照れんでもいいじゃねぇか。自慢の人なら胸を張れよ。(師匠さんも喜ぶさと歯を見せてニッと笑い)

っとぉ、まーったく進んでなかったぜ。(急いでモップをかけて)

それもそうだな……。
（小さく笑い）

おいおい、ちゃんとやってくれよな？
（呆れつつ楽しそうに言い）

んだから掃除嫌いなんだって…!!(クソ〜と言いながらモップを何とかかけ終えて)

はぁ、やっと終わったぜ…。(溜息をつき。再び椅子に座って。)ぁ、掃除手伝った事、坊ちゃんには内緒にしてくれよな…!(またサボったって煩いからよ)

仕事は仕事だろ？

おう、分かったぜ。言わないでおくさ。
（にっと笑って）

そうなんだけどよぉ…。(いや、もう終わったからこの話は無しで…!と頭をかいて。)

おーありがとよ…!いやー、それにしても助かったぜ。

いや、ここの一員になったしな。このくらい当然だ。
（手をひらひらさせ）

おっ、じゃあ掃除の時は手伝ってくれよな…!!(なーんて、と冗談を言って笑い)

ああ、もちろんだ。任せてくれよ。
（真面目な顔で頷き）

…冗談だったんだが、マジか。(逆になんか出来ねぇかなぁと考えて思いついた顔で)じゃあよ、代わりにはなんねぇかもだが俺も舞の練習に付き合うってのはどうだ?つっても見てるだけになるだろーが。(頬をかいて)

（その提案に目を丸くし）
構わないが……いいのか？リングだって忙しいだろ？

ああ…?いやいやオレは別にこれと言ってなにか芸を披露する訳じゃあねぇし特段忙しい事はないからよォ。(ケラケラ笑って)

じゃあ、甘えるとするか……その時はよろしく頼むよ。
（小さく笑い）

勿論。っと、ヤベ…!!坊ちゃんに次の仕事頼まれてたの忘れてたっ…!じゃあよ、カオル…!!(また次も宜しくな、と道具一式を抱えて走ってテントを出ていく)

ああ、またな。（出て行くのを見送り）