PandoraPartyProject

ギルドスレッド

古戦場跡地

蒼き草原(通常)

<ナレーション>

麗らかな日差しの下、雄大に広がる大草原。
軽やかに舞う剣戟の音色と共に、草の一房が風に乗って舞い上がる。

※明るい雰囲気の中、戦いを楽しむ場所です。
お互いのペースを見ながら、打ち合いましょう。
【見学可】

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…………どうも。
……さあ。何かな。……真っ当な戦い方、ないから。僕には(来たのを見計らうと、ぱっぱっと土埃を払って)
勝利条件を譲る代わりに、武器や道具の制限はなし……あの技も使ってくれて構わない。どう?(どこか掴めない表情をフードの下に浮かべて提案して)
へぇ、武双散華の制限もなし?
我(わたし)は別に構わないわ。元よりこの躰は武器の塊。制限がない方が動きやすいと言うものよ。・・・・・・勝利条件は、そうね。戦闘不能でどうかしら?
()
戦闘不能、構わない。傷等は自己責任で(コートの内側に手を突っ込むと、そこから二本の柄付きのナイフを取り出し、両手で逆手に持つ)
開始の合図は任せる
(そう吐き捨て、地面に両手を付けて片膝を下ろす。クラウチングスタートのような姿勢で……その目線はまっすぐ、レジーナへと向けられていた。今すぐにでも、発進しそうな雰囲気を醸し出している)
・・・・・・へぇ。面白い構えね(ふふ、と笑みを浮かべ)
(構えから戦術を練り上げ。道筋を立てて)
なら(ジャカコンッと銃剣を備えた長銃が数丁翼のように展開、更に両肩に小円盾(バックラー)を浮かべ)始めから全力で行きましょうかっ!!
(ズドンッと地面を踏みしめれば影が夜星に向かって走り、それに続くように槍の群れが地面から噴出)
…………(その光景に自嘲気味に小さく笑うと両手両足に力を溜める。そして、腰が浮くと同時に応えるように力を解き放ち、全力で駆けた――――後方へと。初めから計画していたかのように逃げていた。置き土産としてナイフ二つのみが投擲され、本人は槍や影が届く前に大きく距離を離そうとする)
(あの武器群を真正面から受け止めるのは困難。……遠距離から仕掛けるのが得策)(その間に、コートの内側から標準的なサイズの拳銃が両手に二丁引き出される)
まぁそうでしょうね!(相手が後方に逃げるや否や群槍の圧でナイフを吹き飛ばしながら、背後に展開していた長銃を夜星に向け)第1射っ!(ガチリと撃鉄が振り下ろされ、火花が散った瞬間ズダァンッという弾けるような音が立て続けに響いて鉛玉が飛ぶ)
…………っ(掛け声が発せられる直前に、その場から大きく跳躍し回避する。鉛玉が幾つも服を掠めていくのを感じながら、宙に投げ出された状態で二丁の銃口をレジーナへと向ける。両手で撃つ上に宙に舞っている状態のため照準は暴れてしまうはずだが、赤い瞳は射殺すように一線に投げかけられ……トリガーを引く。二発の銃弾が、ほぼ狂いなくレジーナの足元へと放たれた)
(意表はつけなかった、か。戦力差が単純故に覆しにくい)
むっ!?(相手が拳銃だと言う、その有効射程を鑑みて捨て置いた弾丸が過たず自身の足元に命中。その中の一発が自身の足首を撃ちぬいた)化け物め。その距離で当てるなんてねッ!(バランスが崩れるのを感じながら、しかし笑みを浮かべたまま)
エリゴールッ!!(少女の目の前に黒い壁が立ち上がる)
……ギリギリまで。限界なく。時間も経験も費やした。……相手の思考や予測の外程度、手中に収めるのは慣れている。正確な射撃ができるはずがない……そんな読みは幾度も(身体が一回半回転したあとに地面に着地すると、訝し気に壁を見た後、その壁の近くの地面へと発砲する。銃撃音が鳴り響き、着弾……その直後、地面が轟音と共に爆ぜ、大きな地柱と衝撃を引き起こす)
エリゴール!!(衝撃で壁が消滅した瞬間飛び出す影。更にその影の前に次々壁が立ち上がっていく)
……(影と爆発――事前に地面へと仕込んでいた爆弾――による目くらましの間に、一直線に接近する。二丁の拳銃を腰のホルスターにしまいなおし、代わりに八本の穴の開いた両刃ナイフを両手の指に挟む。内、両手から一本ずつを道筋の途中に埋め込むようにして投げたのちに、二本ずつ……合計四本のナイフをレジーナへ向け一直線に投擲する)
(影で守ったということは爆発は通用する……残りがあるうちにあの場から動かしたいな)
(ナイフが刺さった瞬間壁が消滅する、そこから少女が夜星に向かって飛び出す。手には細剣。その背後には大柄な男が銃を構えており)
……っ!?(まさか、こちらに来るとは思わなかったからか。一瞬驚くも行動に支障はでず、大柄な男の車線上に少女を被せるようにして動き出す。投擲したナイフがからん、と地面へと落ちたのを確認すると、残った二本を少女に向け全力で投げる。真っすぐに、胸へとむけて)
(ダァンッと銃声が響く。それは音速を超えて少女の体を抉り丁度射線に重なった夜星に向かった。同時にナイフは少女の胸に突き刺さるり少女が消える)
!…………迂闊、だった、か(完全に虚をつかれた攻撃に反応しきれず、銃弾は腹部へと撃ち込まれる。熱を帯びた痛みが身体中を駆け巡るも、それに支配される直前に、男へ向け拳銃を発砲する)
(撃ち抜かれた男の姿が、影となって霧散する。同時に、男の持っていた銃が人の形を、少女の姿へと変貌し)あまりこういうのは好きではないのだけれど、所謂、いつからその影(少女)が本物だと錯覚していた? かしらね。
(膝を折った姿勢となりながらも前面にラウンドシールドを展開し、同時に夜星に向けて鎖を投擲する。先端には鋭い鉤爪)
…………本体は……武器の群(ポツリと呟き傷口に片手の指を突っ込んで、呻き声を上げながらも埋まっていた銃弾を取り出す。その手に迷いはなかった)
(そのまま小さく身を捻り、鉤爪を避け……同時に手を伸ばす。鎖と鉤爪の接合部を掴むと、逆にこちらへ勢いよく引っ張り出す)
・・・・・・ふふっ(分析されているな、と思考するが、それでこそと笑みを浮かべる)
(片足で地面を蹴り出す。引かれる鎖を逆に利用して自ら夜星に向かっていく)
エリゴール!(自らの従者、忠実なる眷属を喚び出す。3mもあろうかと大男が現れ、少女と別れるように走り出す)
(黒いアレの耐久度は脆い。出せるものは一つだけ。レジーナさんの近くでしか呼び出すことは出来ない……武器を扱えることだけに注意、か)(レジーナと大男を交互に見て分析すると、自らも少女に向けて走り出す。鉤爪部分を持ち直し、それで攻撃せんと振るう)
あははっ!(すごいすごいっ!と楽しそうに笑い声を上げて)
でも惜しいわ。それはナンセンスよ。
(鉤爪部分を持ち直したのを視界の隅で認識しつつ、しかしそれを無視した。逆にその鉤爪に向かって体を晒すようにして、手を夜星の胸部に向ける)
…………!(嫌な予感がする。しかし、それが何かを確かめる為にも、踏み込む。向けられた手に向けて鉤爪を振り下ろす)
(その際、ちらりと横目で大男にも視線を向ける。警戒して損は無い)
(鉤爪は、少女の身体にズブリと容赦なく肉を引き裂き分け入り吸い込まれ)
チェック
(そして取り込まれた!)
(少女は自らの体の中に戻ってきた”自身の一部”をガッチリ固定し、同時に夜星に向けていた手を開放する)
これが、武双散華よ夜星!!
(少女の手が、爆ぜた。否。大量の槍が爆発的勢いで外に開放される。全てが長さ6mはあるそれは突然発生した槍衾、ファランクス。それが夜星の至近距離で、胸の前で猛威を振るわんと)
…………っ(華のように散らされた槍の雨に身を晒される。肉を突き破り鮮血が飛び散る――そう映るはずの光景は、穴だらけとなった黒衣と肉を掠める感覚、微量の血だけによって収まった)
(その身体は上空にあった。予感に従い、事前に情報があったからこそ間一髪鉤爪から手を離し跳んで避けて見せたのだ。が、無傷とまでは行かず脚部の衣服は引き裂かれ、血が流れ出ている)
あら?
(手応えから、相手が回避したのを感じた。少女の視界から相手が消えた。武双散華を行った片手は消失したまま)
(失敗。戦術の立て直し。緊急退避!)
エリゴール!!(大男が何かを引っ張った。それは光の反射でやっと確認できるほど細い鋼糸。本来なら暗殺用のそれを自身から伸ばし大男に持たせ、脱出用の手段とする。少女の小さな体が勢いよく後ろに吹っ飛んだ)
(身体が後ろに吹っ飛んだ直後、先程まで少女がいた場所に二本のナイフが飛来する。それに次いで、様々な武装を施した夜星本人が地面に着地。退避の手際に感心しながらも、避けられたことには忌々しげな表情を浮かべていた)
……。ワイヤー、か(避けられた両刃のナイフを拾い直すと、再度投擲する。それは曲線を描くように素早く迫り、少女と繋がっているワイヤーをと切らせようとする)
よく言うわ(不満顔で自ら鋼糸の接続を切って地面に転がり)
エリゴール!(追撃を嫌うように再び壁を夜星との間に立ち上げる)
武器の群、といっていたけれど。正確には、貴方は『自らの』武器の群。他者の武器は受け付けない(くい、その場で腕を大きく振るう。レジーナの後ろに投擲されていたナイフが一瞬静止し、くるりと進行方向を変えて背後から迫る。光の反射で、ナイフに括りつけられていたワイヤーが光った)
(その手応えを感じると夜星は走る。レジーナが出現させた壁によって隠れるよう視界から逃れながら)
きゃぁああああああっ!(ガキンと硬質な感触。壁の裏で、悲鳴)
…………(騙し討ちや偽装などは自らも扱う為に、その可能性を考える。壁を消すのではなく、跳び、踏み台にする。両手に拳銃を取り出すと、それを眼下にいるであろうレジーナに向け構える)
(そこには、血だらけで膝を付く少女の姿。無表情に夜星を見上げていた。周囲には大量のマキビシがばら撒かれていて)
…………っ!(読まれていた。それを確認するも、回避する方法はある。勢いは殺さず、着地点をレジーナのいる場所へと定め――仕込みナイフごとかかと落としを見舞おうとする)
あら・・・・・・そのまま銃撃してたら、汝(あなた)の勝ちだったのに。
(無表情に見上げる少女は、しかし口も動かさずにそう言って)
(少女の影を押しのけるように人の形が像を結ぶ。少女の影が消える。もう用済みだから。その下に敷かれたバックラー、その上に地面に偽装させたエリゴールを被せたもの。それをすべて消滅させ)
…………勝利条件は戦闘不能。殺害ではない(しかし見事に騙された、と歯噛みしてバックラーを踏み出すと、そこから後方に周り急所を外すよう銃撃を放って)
じゃぁチェックメイト・・・・・・かしら(元より少女は最初に撃ち抜かれた足首のせいで動けない。ならば銃弾を回避する術など)
我(わたし)の負けよ夜星。だけれど、悔しいからこれだけは受け取ってね?
(にっこりと笑って少女の姿が爆ぜた。武双散華。銃弾は少女の身体を撃ち抜いたためにその勢いは衰え、武器の放射も偏り更にはまばら。しかし少女に封じられた武器はその数でもって相手を圧しようと解き放たれた)
は…………!?(身体すべてを爆ぜさせるのは完全に予想外であったのか。宙に浮いていた彼に避ける術などない。せめて、腕を交差させて衝撃を和らげるくらいだろうか。幾重もの武器が身体中に突き刺さる。これまで痛みを堪えて来たものの、流石に顔を歪めずにはいられなかった。鮮血が舞い、口から血がこぼれる。そのまま、地面に背中から倒れ腕と身体が武器に縫われているせいで身動きが取れず突っ伏す結果となった)
(爆ぜた武器が、バラバラと、地面に落ちる。それは、見る者がいれば少女が倒れ伏すように頼りなく力のない印象を抱くかもしれない。黒い影が、ムクリと立ち上がる。一体だけではない。大小様々十数体。それらがえっちらおっちら武器を回収し、夜星の近くに持ってきて)

大丈夫? 夜星? 死んでない?(おぼろげな姿で、時折明滅する少女が夜星の傍に像を結ぶ)
…………生きている。でも、身動きが取れない。痛みではなく、刺さっている武器達のお陰で(刀剣や槍の類が刺さっている悲惨な状態で、放って置けば出血死も有り得るのではないかと言うほど血を流してしまっている。が、声調は変わっておらず赤い瞳が少女に向けられる)
……やはり、戦闘に移行する前に仕留めるのがベスト。そう理解した(ふぅ、と血液混じりに息を吐いて)
今回の戦闘で我(わたし)にも課題が見えたわ。
最後の最後であっさりやられちゃったし。
結局最初のリカバリーが出来なくて尾を引いてしまった結果ね(うー、と唸り)

傷は、回復魔法とか使えればいいのだけれどひとまずは・・・・・・
(エリゴールを包帯に変え、夜星に止血処置を施そうと)
…………。ほぼ隙はなかったけれど。貴方を倒す方法が全ての武器を破壊する他ないなら、やはりきついものがあるし。……あと、良いのなら先に武器を抜いてほしい。全て
(止血処置を大人しく受けて、少々荒い息を吐きながら)
まずは可能な範囲の止血が先ね。
よしっと・・・・・・では抜くわよ?
(彼女が武器に触れる。それだけで吸い込まれるようにして槍や剣が彼女の身体に取り込まれる)
…………っ(引き抜かれる痛みに身体の節々が悲鳴をあげて顔を歪めるも、一度深呼吸をして落ち着かせると、そのまま起き上がろうとして)
……。痛みはあっても動けないほどじゃない(ほんのり視界がぼやけてるのだろうか、目を擦りながら。失血や傷が原因であることは明白だろう)
もう! 人の身で無理をするものじゃないわっ! いいから大人しくしてなさい! それでも動こうと言うのなら、いいわ(ジャラリと鎖の束を持った黒い影が現れる)動けないようにしてあげるから。
…………傷だらけの人の身に対して過激だということに突っ込むべきか(諦めたように息をつくと、ごろんと顔を横に倒して)
よろしい(満足そうに頷き)
んー(思案し、よっこいしょと夜星の頭のすぐそばに降りて座り)

ねぇ夜星?
…………何?(問いかけに反応し、顔を向けて。どうしたんだろうと不思議に思って)
………………え゛(間を置いて、驚きの声をあげて。言葉の意味を理解するのに時間を要したのだろうか)

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