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ギルドスレッド

“日々流幻”の東屋

>東屋でひと休みする

――“旅人”の青年の手に依り、休憩所としての役割を取り戻した東屋。

穏やかな空気が流れるそこは、ひと休みしていくには丁度良い場所となったことでしょう。

長椅子に腰掛け、ひと息つくのもよし。
仲間と一緒に、何かするもよし。
居合わせた誰かと、楽しく歓談するもよし。

どうぞ、各々お好きにお過ごしくださいませ。

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ふう…今日も、色々な所を見て回って、疲れたな。
楽しかったけど…やっぱりここが、一番落ち着くねえ…
(ふわりと微笑み、長椅子に腰掛けひと息ついて)

…おや? 自由帳が開きっぱなしに…誰か、来てくれたのかなあ。
(すぐに立ち上がり、気になったのか机案の元へと向かい、自由帳を見る)

わーっ、このぎょろりとした目の可愛いのは…猫かな?
周りには丸いお花がたくさんだ。賑やかで、華やかでいいねえ。

隣のページは…これは、綺麗な桜だね…!
いつか僕も、こんな…………ふふ。
(目を閉じて微笑んだのち、自由帳を閉じて元の場所にきちんと置き)

うーん…文章よりも、絵を描きたい人の方が多いのかな?
絵を描く道具を増やした方が良さそうだね、検討しておこうっと…
(入口から中を覗くように顔を出し)
こ、こんにちは……少し、お邪魔してもよろしいでしょうか……?
(そういう少女の額にはうっすらと汗がにじんでいて)
おや…? お客さんかな?
(長椅子に腰掛けてのんびり佇んでいたが、声が聞こえたのでそちらに視線を遣り)

やあ、こんにちは。お邪魔だなんてとんでもない、ここは休憩所だからねえ。
ささ、好きな所に座って、好きなだけ休んでいっておくれよ。
(穏やかな微笑みを浮かべ挨拶し、どうぞ、というように手のひらで休憩所内を指し)

何だかお嬢さん、汗をかいているから…よかったらお茶でも飲むかい?
(東屋のためにと持って来ていたらしい、傍らに置かれた魔法瓶と湯呑みのセットをちらりと見遣りながら)
(ふわ、と桃色の光が舞う。いつからそこにいたのか、東屋から少し離れた場所に静かに立っていて)
……あ、今日は人がいるんですね。
こんにちは。私も入っても大丈夫ですか?
あ、有難うございます。
(物陰から出てきては深々とお辞儀をし、中へ)

(入口から近い隅の席へ座り、一息つく)
た、助かり……ます。
その……お代はおいくらでしょうか……?
お代なんて要らないよ?
さっきも言った通り、ここは自由に休憩するための場所だからねえ。
まぁ…しいて言えば、綺麗に使っていってくれたらそれで十分、って感じかな。
(きょとん、としたのち、ふふっと微笑みをこぼして)

さあ、お茶が入ったよ。よければどうぞ、ええと…白いお嬢さん。
(程よい温かさのお茶が入った湯呑みを差し出しながら)

おや、新しいお客さんだ。
そちらの、黒髪のお嬢さんも…よかったら一緒にお茶していかないかい?
(おいで、と言うように手招きしながら)
(お嬢さん、という言葉にぱちりと一度瞬いて、なるほど、と小さく頷く)
ありがとうございます。では、お邪魔します。

(お辞儀をして中へ。その拍子に、背の大太刀がカシャンと音を立てた)
――あ、そうだ、自己紹介……私は「シキ」。
あなた達の事は、何と呼べば?(側の席に座り、二人の方を見て小首を傾げる)
ふふ、そう固くならずに。ゆるっと寛いでくれたらそれでいいからさ。
(礼儀正しい様を見て、笑顔を見せながら)

……そうか、自己紹介がまだだったねえ。
君はシキさんというのか。何だか、縁を感じるお名前だなあ…。
僕は、津々流。つづると言うんだよ。ああ、好きなように呼んでくれて構わないからね?
(背負った大太刀の存在に少し驚きつつ、そういえば、と思い出したように)
固くならずに、ゆるっと……(呟いて、身体の力を抜いてみる。大太刀の先が床に擦れて再び音を立てた)
……なるほど、これは楽。

では、津々流さん。よろしくお願いします。……縁、ですか?
楽と感じてくれたならよかったよ、休憩所はそうでなくっちゃ。
(そう言いながら、お茶の入った湯呑みを差し出し)

そう、縁だよ。
僕は、四季をあらわす…う~ん、この世界では何と言えばいいのか分からないけど、元の世界では「妖怪」だとか「怪異」と言われる存在なんだ。
だから、しき、と聞くと、何だか自分と同じもののような…親近感っていうのかな、それが湧いてきて、嬉しくなっちゃうんだよねえ。
…と言っても、君がどの「しき」さんなのか分からないから、違っていたら申し訳ないのだけど…。
(そう言いながら苦笑して)

でも、君はどうやら、花と共に在る人のようだから。
きっと、同じ「四季」なんだろうなって、そう…縁を感じたと、そういう訳さ。
(差し出された湯呑に頭を下げて)
「妖怪」、はわかります。私のいた――“在った”世界にも、いましたから。
……でも、あなたは「妖怪」に見えませんね。(両手で湯呑を口元に運んで一口)

…………。(そのまま、少しの間、言葉を整理するように瞬きを繰り返して)
津々流さんの「しき」は、移り変わる季節の「四季」。それで、響きが同じ私の銘に縁を感じた、と……なるほど、理解しました。
同じ、と言えればよかったのですが……私も、僕がどの「しき」か覚えていないから。
(ごめんなさい、と呟いて、再び湯呑に口をつける)
(シキがお茶を飲んでいる様子を見て、ふふっと嬉しそうに笑って)
へえ、そうなんだ……君の居た世界にも! ますます親近感が湧いちゃうねえ。
…えっ、妖怪に見えないって?
あっ、シキさんの居た世界の妖怪とは、やっぱりちょっと違うってことかなあ?

(うーん?と小首を傾げてちょっと考えて)
そんな。同じと言えなくても、謝る必要も、何にもないんだよ。
だって、覚えていないのなら仕方ないもの。
全ての物事はいつか風化して、忘れたり、忘れられたりするものさ。
そして、ひょんなことから思い出したり、掘り起こされたりすることだってある。
いつかシキさんが、名前の理由を思い出す日が来るかもね!

だから…謝るのは僕の方。…ごめんねえ、変なことを言ってしまって。
(少し済まなさそうに、微かに笑みながら)
(口元に指をあてて考え込む仕草)……そう、ですね。
僕たちの在った世界では、「妖怪」と言うと、体が小山のように大きかったり、目が一つだったり、黒い靄に囲まれていたりして…こんな風に、言葉を交わす事もできないので。
だから…少し、不思議な感じです。

(湯呑みを持った両手を膝の上に置いて、津々流さんの言葉にぱちぱちと何度か瞬きをする)
いつか、思い出す日が…。…そうですね。そうだと、嬉しいです。
………? なぜ、私たちは謝り合っているのでしょう。
(シキの言葉を聞いて、やや驚いたように)
そっか、言葉を交わすことが出来ないんだねえ…。
それなら、シキさんが不思議な感じがするのも分かる気がするよ。
(喋りながら、ふむふむと納得したようで)

…思い出す日はきっと来るよ。
名前というものは、奥深くに刻まれているものだから…忘れても、そう簡単に失ったりしないものさ。
おや、本当だねえ……そうだ。謝り合ったことだし、悪いとか、済まないとか、もう気にしないことにしようか?
(ふふ、とどこか悪戯っぽく微笑みながら)
(こくんと頷いて)…思い出したら、津々流さんにも教えますね。
いつになるか、わかりませんが。……必ず。

(またお茶を一口飲んで、小首を傾げ)
そういえば、津々流さんの話も聞いてみたいです。
あなたのいた世界は、どんな妖怪――怪異、でしたっけ――がいるんですか?
ふふ、それは楽しみだ。
ああでも、そんなに気負わなくていいんだよ。仮に名前を思い出したとして、そういえばこんな約束したっけ…くらいの、そんな感じでいいからさ。
(嬉しそうに、どこか茶化すように、笑みを見せながら)

僕の話かい?
僕の居た世界は、そうだなあ……妖怪とか怪異とかが人間と上手く共存しているみたいだから、それなりに平和というか…。
シキさんの居た世界の「妖怪」とはだいぶ違うと思ってもらった方がいいのかもしれないねえ。
(自分もお茶を淹れて、飲みながら)
はい、気負ったりはしません。でも、大切にします。
…初めての“約束”、なので。(どこか自分に言い聞かせるように)

……(津々流さんの話にじっと耳を傾け)
共存…できるんですか。
……僕たちは、「妖怪」を斬るために作られたから…そんな世界があるなんて、知りませんでした。
そうか…君にとっての、初めての約束…。(ふむ、と考えて)
それなら、僕も大切にしなくちゃねえ。シキさんが大切にするものを、無くしてしまいたくないし。
――果たされるのが、たとえ遠い未来でも。僕はずっと待っていられるから、大丈夫さ。
(少し真剣な顔をして、どこか遠くの方をぼんやりと見やるように)

僕の居た世界では、ね。
もちろん、人間と僕たちじゃ大分違うから、問題があるところもあるみたいだけど…。
……ふむ、妖しきを断つ刃ってことか。それじゃ、僕も斬られちゃうのかなあ。
(少し笑って、おや、と思いついたように、とぼけるようにそう言って)
…はい。ありがとう、ございます。
(真剣な横顔を、じっと見つめる。理由も、意味も、わからないまま、ただありのままに受け止めて)

大分、違う…(言葉に釣られるように、津々流さんの頭の上、枝角をじーっと見つめつつ)
…津々流さんは、“約束”をしたので…斬りません。
それに…「気の合う知り合い」に、なりたいので。…斬りません。
(ふわり、と東屋の近くに降り立ち。幾つかの人影と話し声に緩く首を傾げて)
…?今日はこの前と違って、何人か…いるみたい、かな。
……えと、こんにちは。お話…してるみたいなのに、ごめんね。おれも、…ここで休んでも…大丈夫?
(入口からそっと声を掛けてみようと)

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