PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【誰でも】雑談場所6

花畑広がる原っぱに、鬱蒼と茂る森の奥に、街の路地裏に、海辺の洞窟の中に、その店は在る。縁があるなら、必要だと思った時にあなたはここに来る事ができるはずだ。

外観は二階建ての大きなレンガハウス。店の機能を持っている一階には商品陳列棚、カウンター、後は数人が談笑できる程度のテーブルと椅子が何セットか置いてある。

カウンターに置いてある椅子に座っているソレは笑って言った。

「いらっしゃい、何処でもないドコかへ。誰でもおいで。何か買いたければカウンターへ向かうといい。急ぎじゃないコは万色の“世間話”をしようじゃないか。ヒヒヒヒヒ……」

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はい、こんにちは。そっかーァ、おやつ食べてくかぃ?ささみはお好きかナ?(影の中から行李を取り出すと、ゴソゴソと中を漁って)
『にゃー……みゃ!?(わぁい!ありがとうござい……ふぁ!?)』(影の中から出てきた行李に尻尾をぼわっと膨らませ)

『んみゃ?……にゃ??』(武器商人さんの影を前足でちょいちょいと触ろうとしてみる)
落ちない様にね。(くすくすと皿にささみをあけながらソレが笑う。ちゃぷちゃぷと波の様に揺れる影を覗き込むとそれらと"目が合った")
『なーぉ(了解です!)』(目が合った事でそういう生き物だと認識したのか落ち着きを取り戻し、ご挨拶に一番近い影に鼻をちょんと合わせてから、ササミの皿を覗き込みます)
いいコだね。猫の国の猫達もお気に入りだから美味しいと思うよ。(茹でて細かく解したささみが入っていて、いい香りが漂ってくる)
『みゃみゃーん♪(わぁ、良い匂い!いただきまーす!)』(皿のササミを大切そうにちょっとずつもぐもぐ)
うン、善き名が視える。愛されてるんだねぇ、キミ。(のんびりとササミを食べる姿を眺めながら微笑んで)
(善き名と聞いてササミから顔を上げ)『にゃ?……なーぅ!(名前ですか?……はっそういえば名乗っていませんでした!)』

『にゃーん!(陰陽丸と申します!よろしくお願いします、優しい匂いのお姉さん!)』(喉をゴロゴロ鳴らしながら挨拶するよう尻尾をピンと立てる)
はい、よろしく陰陽丸。万物の源たる善き名を持つコ。我(アタシ)に真の名は無いが、猫たちからはよく銀の月と呼ばれるね。人間たちからは最近は武器商人と呼ばれる事が多いし。観測したまま、好きにお呼びよ。(よろしくね、とソレは草木や花や水、砂漠に古本に血、風や火などのたくさんの匂いを微かに纏わせて)
『みゃー!(銀月お姉さんですね!よろしくお願いします!)』(沢山の匂いに鼻をひくひくさせながらも、残りのササミを食べちゃう)
おやま、素直ないいコだねキミは。(くすくすと笑ってササミを食べる様子を眺めている)
おや、猫のお客さん?(買い物袋片手に)
(片手にスーツケースを持った黒尽くめの男が、入り口からゆっくりと入ってくる。
何か訳ありなのか、泥だらけで身体のあちこちに葉っぱがくっ付いていた)失礼。こちらはお店……でよかったのでしょうか。森の中に突然現れたもので驚きましたが。
おや…綺麗なコ。ようこそ、我(アタシ)の仮初の庵へ。そう、此処は店さ。必要なコの間で縁を結ぶ所。…随分と洒落た格好だね?

(銀の髪を揺らして、興味深そうにソレが近付いてくる)
大変恐縮です。(近づく武器商人に優雅に一礼すると、黒地に金の箔押しを施したホストみのある名刺を差し出し)私、フリーのジャグラーの鵜来巣 冥夜(うぐるす めいや)と申します。以後お見知りおきを。

(自分が泥だらけだと気づくと申し訳なさそうに眉を下げ)これは失礼。実は道に迷い、本日は森の中で野宿かと覚悟を決めた所でしたので……。やはり素手での猪狩りは服が汚れてしまいますね。お店を汚してしまっては大変だ。
ジャグラーが猪狩りとはまた愉快な事をするねぇ。

(名刺を細い指で摘み上げると、少しお待ち。と言って懐からスクロールを取り出して差し出す)

それ、開いてごらん。
熊より警戒心が薄く近づきやすいものですから。

……? とても大きな名刺ですね(取り出されたスクロールを受け取ると、首を傾げつつも言われるがままに素直に開き)
いや、名刺ではないよ。洗浄のスクロール。

(魔術が込められたスクロールは開かれる事をトリガーにして、スクロールを開いた者と身に付けているものを綺麗にしてくれる。風呂に入って髪や身体を乾かした時、それからお日様によく干した服を着た時の心地良さを感じる事ができるだろう)
――ッ!?
(魔術の気配を感じると、反射的に祝詞を唱えるべく唇を開いたが――次の瞬間、自身が綺麗になった事に気付くと緊張を解いて目を瞬く)な、なっ……何と素晴らしい!
(綺麗好きの琴線に触れたようだ。心地よさにほっこりとした気分になって、思わず頬を緩め)このような素敵なアイテムを売っていらっしゃるのですか!?
いや、ごめんごめん。驚かせてしまったかな?最近はこういうのがなにかと便利で使うのに慣れてしまっていてね。(ヒヒ、と笑みを零し)

因みにそれは我(アタシ)の手製。嗜む程度だが魔術を使えるからね。欲しいなら売るとも。此処はそういうトコロさ。
驚きましたが、同時に感動も致しました。このように平和な魔法もあるのですね。
(しみじみと噛みしめるように呟いて、眼鏡を擦り上げる)
一見お手軽に見えて、実はお手製という所もグッときます。お見積り頂けますでしょうか。

それにしても、"欲しいなら売る"とは。(店内の陳列棚をぐるりと見まわし)本当に何でも屋といった感じですね。大変興味深い。
人を魔術で燃やすより、料理を魔術で温める方が遥かに低コストで便利であろう?(くすくすと笑って)

見積もり?ああ、では後で対価は適当に決めようか。このような品であれば金子がわかりやすくてよかろ。

(店の中には日用品から武器まであらゆる物が陳列されている。中にはガラクタのように見える物や、一見して使い方がわからない物も)

此処は我(アタシ)の領域だからね、雑多に色々扱ってるのさ。他の領域へ行けばもっと専門的なものもあるけど。
全くです。殺すより生かすことの方が難しい世の中ではありますが。

お恥ずかしながら、資金繰りに困っておりまして。お金周りの話はどうにもシビアに行かざるをえないのです。
(あれもこれも、気になる物ばかりで目移りしてしまう。とはいえ切り詰めていかなければとため息をつき)
専門的、というのは先程のように便利な道具のでしょうか。或いは"人を燃やす"方の?
金子が嫌なら……まァ、他のものでも良いが(ケラリ)

キミが望めばどちらでも、道具なり、武器なり、魔術なり、お菓子なり。此処はそういう場所さね。
私がジャグラーという事に嘘はありません。出来ればパフォーマーとして生きていきたい。……ですがその前に、兄の不始末をつけねばならないのです。
そのためには"人を燃やす"では足らない。魔種を倒せるほどの力を得たいのです。
陰陽師として祓えの力はありますが、私はまだまだ未熟だ。それを補う力が、此処にはありますか?
陰陽道かァ。真砂はやや特殊とはいえ、純粋に神道の分類だから……我(アタシ)の領分か。陰陽道は多少嚙っているから、キミに合わせて色々用立ては出来ると思うよ。力を得られるかは最終的にキミの望みの力次第だけど。
店主は本当に多芸なのですね(軽い驚嘆混じりの声で呟き)

可能性があるなら、何にだってしがみ付きますとも。
苦手なものは星の数ほどありますが、雑草魂には自信があります。
興味の向くまま取り入れただけだけどね。(けらけら)

ふむ。そうであれば、まずはキミがどの様に成りたいかだね。幸い、時間には余りのある身だ。(そこにお座り、と椅子を指差して、自身はテーブルを挟んだ反対側に腰掛ける)
知は力ですよ。

どの様に、ですか。なりたくないものは明確にありますが、なりたいものになるとまた話が違ってきますね。
(促されると背筋を正してキッチリと座り)
このように、しっかりと話し込むのであれば手土産のひとつでもご用意するべきでしたね。仕留め切るべきでした、猪。
ふぅん。なりたくないモノ?というと?

(なに、手土産など気にせずともいいよ。の頬杖をついて笑うソレの前髪の奥から、紫水晶のような深い紫色の瞳がじっと見つめる)
まずは雨男ですね。私、誰かと一緒にいる時に雨に降られるのが大の苦手で!(からからと笑った後、テーブルに肘をつき顔の前で指を組んで)

そして……兄のようにはなりたくない、という確固たる意志があります。
彼は才ある陰陽師でしたが、それ故に手段を選ばなかった。
原罪の呼び声の力を取り込もうとし、逆に力に飲み込まれてしまい……魔種と化したのです。
(目が合うと、美しい瞳に思わず頬を赤らめて目を逸らす。面食いだった)
(目を逸らされたのにン?と首を傾げつつも)

我(アタシ)は雨のコエは好きだけれど、なるほどねぇ。それで兄の不始末か。そう思っているならば、まァ呼ばれてもなんとかなろう。仮にも我(アタシ)は“此方”の陣営であるから、然程キミの望みを叶える上で考慮する必要はなさそうだね。まァ……、
我(アタシ)は我(アタシ)で、キミを呼んでしまうかもしれないがね。(くすくすとソレが笑って)

それならば聞くとしよう。キミが欲しいのは兄を殺す力か、兄から人々を守る力か、それともそうだなァ、人々を動かす力か。(前髪の奥の紫紺の瞳は楽しそうに選択肢を挙げて)
失礼。あまりにお美しい目をしていらっしゃったので……見つめると気恥ずかしくなってしまったと申しますか。

雨か嫌いという訳ではないのですが、兄との思い出は雨の日ぶかりで……弱さを許してしまいそうで。
(ぽつりと吐露した後で、慌てて手を振り)この件はくれぐれもご内密に。弱点を広めるとリスクが高いものですから。
私がお役に立てる事がございましたら、いつでもお呼びください。仁義は通します。

兄を殺す力を。(並べられた中から即決で答えた。俯いたその目元は眼鏡のレンズが反射して隠れがちだ)
守る程の仲間はいません。それに、もし誰かに助力を求めたとして……自分で終わらせる事が出来なければ、きっと後悔するでしょうから。
そぉ?ありがとーぅ。美しいキミがそう言うのであればそうなのだろうね。(くすくすと笑って)

内緒ね、内緒。(くすくす) ふむ、わかりやすくてよいね。では、その様に。その祓えの特性を活かせる方がよかろ?
宝石のような瞳をお持ちだ。レガシーゼロとしては少しばかり嫉妬してしまいますね。

初対面でこんなにも自分の事を話すのは初めてです。不思議と懐かしさを覚えてしまって……。他人への甘えは弱さだといううのに。(己を戒めるように呟いた後、落ち着きを取り戻して)
そうですね。今までの戦い方に近い方が私としてもやりやすい。
おやまァ、世辞が上手いねキミは。(くすくす)

ヒヒ、それに免じていい事を先に教えよう。上手に他人に甘える事を覚えていくといい。事に、魔種へ立ち向かうなら。玻璃の刀はよく切れるが脆いからね。瑠璃にしておきなね。

さて、諸々を用立てるのはいいとして、住処はあるのかいキミ。それから対価。何にしようねぇ。
上手に他人に甘える事……。(覚えておこうと懐から手帳を取り出し、律儀にメモを取り始めた)助言戴きありがとうございます。今後の課題としておきましょう。
ふむ……自ら弱点となっても誰かを頼るのであれば、相手を慎重に選ばなければなりませんね。

今の所、定住している場所はございません。実はとある旅一座に売り込みに行ったばかりなのですが、仮にそちらに所属したとて住処が得られるという確証はありませんね。
(緩みかけたネクタイを締めなおし、真っすぐ相手を見つめて見積を待つ)
先ほどのような掃除道具でしたら経費はとことん削減しますが、兄を倒すためであれば金銭は惜しみません。私はそのために生きているようなものですから。
なんだ、随分前のめりに生きてるねキミ。旅一座……(じ、と灰の瞳を視て)…小鳥のトコロかな。ンー……ねぇキミ。アニを倒したら、する事あるの?
前のめり上等。止まるよりかはなんぼも宜しい!(得意げに眼鏡を光らせる)
事前の情報によると、若くして旅一座の団長として認められる鬼才であり、ヴァイオリンを優雅に奏でるお方なのだとか。嗚呼、お会いしてみたいものです。

--……。(最後の問いにはただ、口元を緩めて笑うだけ)
なるほど、小鳥のとこの旅一座か。そこならたまに手伝いしてるよ。

……なぁんだ、落とし物かキミは。では話は早そうだ。金子は然程興味がないから、対価はキミの未来がいいな。
なるほど。若旦那だから小鳥……。これはまた面白い縁ですね。特異運命座標になってから偶然と奇跡に恵まれる事が多くなったように感じます。

酔狂なお人だ。私は目的のためならば手段を選びません。全て終えた後、まっとうな人生を送れる状態とは限りませんよ?拾った私をどうするおつもりですか。
小鳥は小鳥だからさ。愛らしいよぉ?

ン?どうするか?どうしようか。深くは考えてないなァ。でも自分にすら省みられず落ちているなら、我(アタシ)が拾って愛でてもよかろ?(折角綺麗なカタチだもの、と鈴が鳴るように笑って)
覚えておくと致しましょう。

捨てる神あれば拾う神あり、ですね。(愛らしい笑顔に、再び視線を逸らした。紅潮する頬を誤魔化すように眼鏡を擦り上げ)……その笑顔を信じましょう。交渉成立という事で。
はいはい、善哉。部屋は空き部屋を好きに使うといい。差し当たって、練習用に呪物を用意しなくてはなァ。嗚呼、小鳥にも紹介しないと。(楽しそうにくすくす笑い)
それではお言葉に甘えて。(スーツケースからペンデュラムを取り出しはじめる。"気"の流れのよい部屋を探すつもりらしい)どのような恩恵を受けられるのか楽しみです。
……おや。座長にご紹介いただけるのですか?それはありがたい。
あ、此処ちょっと“ズレてる”から大雑把な気の流れを掴むのは難しいやもね。暫くは力量を見るのと力をつける方向性を決めるのに注力かな。(さて、小鳥は手が空いているだろうか……と“パス”を通じて呼んでみる)
(紫月に呼ばれ、羽音を立てずにそっと飛んでやって来て…誰かいるのかな?そんな疑問を持ちながらそっと入口を開ける)ん…こんばん、は……?

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