PandoraPartyProject

ギルドスレッド

路地裏のねこだまり

【1対1スレ】談話室にて

教会の談話室。
信仰の有無には関係なく、何かを話したい人が現れてはその扉を開いていく。

クラリーチェとの対面スレッドです。
初めに来られた方と二人でお話を進めていく場所となります。
初めましての方でも、既に交流のある方でも。お気軽にどうぞ。
(需要があるのか分からないので、手探りのスレッドです)

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(コンコンと数回、扉を叩く。少しの間をおいて男の声)
えーと……僕だよ、グレイだ。
クラリーチェくん、居るかい?
(落ち着いた木目調の室内。置かれている木のテーブルには、信者さんから頂いたばかりの絵本が積まれている)

はい。居ります。
少しお待ちくださいね。

(聞き慣れた声に返事をしながら入り口へ。扉を開けると軽く微笑み)
(微笑む彼女にどこか安心感を覚えながら、小さく手を振り応える)

やぁやぁ。
大した用ではないのだけれど、キミに言おうと思っていたことが――

(直後、背後に覗く絵本の山に目移りし)

――っと、お休み中だったかい?
急に訪ねてしまったからなぁ……。
(言いたい事、と前置きされると不思議そうに)

あの、宜しければこちらにお入りになりませんか?
立ったままお話しというのも申し訳ないですし。

(中にどうぞ…と扉を大きく開けながら)

あら。いつお越し頂いても歓迎なのですよ。
今は絵本の補修をしていたので机の上が少し散らかっていますが…。
ん、この本はそういう事だったんだね。
それじゃあ、ちょっと失礼……。

(案内に従うように部屋の中へと入っていき、手近な椅子へと腰掛け)

意外と切り出すというのは難しいものだなぁ……ううん……。

(コホンと咳払いした後、背を向けるように座り直し、一間空けて話し出す)

えーと……まぁ、言いたいことというのは単なるお礼さ。
僕をここに置いてくれたことも、話し相手になってくれていることも含め、キミには感謝しているんだ。
だから、改めて「ありがとう」と言いに、ね。うん。
はい。いらっしゃいませ。
(扉を静かに閉め、グレイさんから少し離れた位置の椅子に)

ここでの会話は、私たち以外誰も聞いていません。
もしも思い悩む事等がおありでしたら、それを口にすることで楽になるかもしれません。
ここは、そういう場所で…

(信者さんの悩みを聞くときと同じように、リラックスして話し出せるようにと語りかけるも、背を向けたグレイさんの言葉に目を丸くし…)

…あ、の。
(予想外の言葉に何て返そうかと考えたのち、笑みを浮かべて)
それを言うなら…私こそ、です。
グレイさんと出会って、私のちいさな世界は広く、明るくなりました。
日々お話ししてくださること。ねこたちを可愛がってくださること。
本当に「ありがとうございます」です。
……む……。
(返しの言葉が同じように「ありがとう」だとは思っていなかったらしい。呆気にとられるも、直ぐに調子を取り戻して向き直り)
そっかぁ……うん。だったら……
(彼女の笑みにまた変わらない微笑みを返す)
だったら、まぁいいかな!

(ふぃー、と息をついて一間。どうやら、すっかり普段の調子に戻ったようだ)

僕といえば猫ちゃんたちとじゃれ合い、食事を頂くばかりの居候だろう?
初めはキミの優しさに付け込んで追い出されはしないだろうと適当な宿にでもするつもりだったんだ。
その内にでも出ていくのだろうと自分でも思ってたんだけどね。なんというか居心地に飲まれて結局今まで居着いてしまった。
だから感謝と……懺悔かな?これは。
(此方に向けて下さる笑みにほっとしつつ、続く言葉を静かに聞き)

この教会に併設されている宿舎は、旅の方やお住まいの無い方に向けて開放しています。
お困りの方に手を差し伸べることは、私の責務でもありますし。
宿屋のようなおもてなしはできませんが、気のすむまでご利用いただければ。

(どう口にしようか。自分の立場と心の内を天秤にかけ)
グレイさんがここに住むようになって結構経ちますね。
猫たちと一緒にいる姿を見る事も日常の光景になりつつあります。

本来は旅立つ人を引き止めてはならないのですが。
その日が一日でも遠いといいなと…。勝手ながら…そう、思います。
ふふ、良いことを聞いた。これは気兼ねなく長居できるというもの!
それだけでは多少なりと気が引けるのも事実なわけだけど……。

(ふと、積まれた絵本に視線が泳ぐ)
そうだ、絵本の修繕中だったね。よかったら僕にも手伝わせてくれないかい?
まぁ、あまり器用な方ではないけどね!
あら。気が引けるなどと仰る必要はございません。
客人として堂々と居座るくらいで丁度いいのだと思います。

…絵本ですか?
先日頂いたものなのですが、数があるのでとても助かります…!
それでは、お夕飯の時間までのんびりお話しながら作業を致しましょうか。
(作業中の机の方へ移動しながら)

お子様と一緒に教会へ来られる信者さんも結構いらっしゃるのですが、
行事の間は別室で本を読んで過ごして貰う事もあります。
この絵本はその時用なのですよ。
お夕飯!それは楽しみだ。作業が捗るよ、きっと。
(後に続くようについて行き、覗き込むようにして修繕途中の絵本を見る)

おや……結構あるね。これ全部かい?
ふふ、これはまた随分可愛らしい子供たちだ。はしゃいでいる様子が目に浮かぶよ。
小さな子はそうでなくちゃ。
食べて下さる方がいると、作り甲斐があるので助かっている面もあるのですよ。
1人だとこう……簡単に済ませる癖がありまして。
あまり豪勢なものは作れませんが、好きな食べ物とかがあればぜひ教えてくださいね。

(机の上には絵本の他、補修用の道具…鋏や糊、補修用のフィルムやテープ等が)
…何度も読み込んだのでしょうね。あちこち破れていたり、ページが取れかけていたり。
けれど、まだまだ補修すれば読めますし。

はい。小さな子は元気にしてくれるのが良いですね。
たまに読み聞かせをする時がありますが、目をキラキラさせて聞いてくれたりする姿はとても可愛いですし。元気を貰えそうな気がします。
(言いながら、破損した背表紙をテープで修繕していく
じゃあ一緒に食べれば食事も豪華になるってことだね。
だったら好きな食べ物……好きな…………うぅん……。
みんな好きって言うのは卑怯だものなぁ。甘いもの……デザート?ううん……肉?

(唸りながら近くの椅子に腰掛け、絵本を手に取って修繕を始める)
捨てちゃうわけにはいかないものね。
なに、魔導書だの何だの如何わしい本を直すよりはずっとマシというもの!

子供たちの無垢な明るさは美しい。その姿に心が安らぐ気がする。
いつかその読み聞かせに混じってみようか……。
その景色を眺められたら、目の抱擁になりそうなものだ。
(糊代にあわせて丁寧に張り合わせつつ、一箇所ずつ直していき)
……んん?意外と楽しくなってきたな……。
そうですね。一人だとパンだけでいいかなとか、お腹が満たされたらいい…という感じになりやすいので助かっている面もありますよ。
では、お夕食はお肉を使ったものにしましょうか。
デザート…はたしか、葡萄がありますので今日はそちらを。
何が好きかとか、これは苦手とか。そういうのも少しずつ教えて頂ければ嬉しいです。

(掠れた文字をペンで書き足したりして補修しながら)
どこかの世界では、大事にしている物にかみさまが宿る…という話もあるとか。
物を大切にしましょう。という考えはどこも共通なのかもしれませんね。
魔導書の修繕…?
こうやって物理的に修理するのではない、のでしょうか?
(興味ぶかそうにお話を聞こうと)

ならば、今度読み聞かせをする際にはお声掛け致しますね。
聞く方じゃなくて、読む方に回ってくださっても構いませんよ。
グレイさんのお声は聞きやすいので、子供たちもきっと喜ぶと思います。
キミが作ってくれたものはなんでも好きだよ。
……と、いうのも答えになっていないね!ごめんごめん。
あまり食事に頓着しないものだから、覚えもそうなくて。その分、好き嫌いはこれから増えていくかもしれないなぁ。

(修繕の終わった本を一冊、また一冊と積み並べ)
普通の魔導書なら今みたく直せば元通りだよ。ただの説明書みたいなものだからね。
ただ……中には檻の役目をしたものもあって、書き記されたものが万一ほつれれば中身は身勝手に暴走する。
もう一度式を組み直して檻の中に放り込む、なんて面倒なこともしなくちゃいけなかったのさ。

む、読む方。それは考えていなかったなぁ。
(絵本を手に取り、じぃっと表紙を見つめ)
……うん、そういうのも楽しそうだ。機会があったら試してみようかな?
上手くできる保証はないけれどね。
なんでも、と仰って頂けるのも嬉しいことなのですよ。
グレイさんもお食事に頓着しない方でしたか。私と一緒ですね…ならば…。
レパートリーを増やす意味も込めて、これからあれこれ作っていきましょう。
お互いに好みも出てくると思いますし。

(徐々に補修の終わった本がテーブルに積みあがっていく。
修繕のあとも時間が経てばいい味わいと言えるものになるだろう)
魔導書が、檻の役目…。封印の書。とかそういった類のものでしょうか?
暴走しないように、日々のお手入れが欠かせない代物なのですね。

(表紙を見つめる姿に目を細めつつ)
上手い下手はお気になさらずにです。私もよくつっかえたりしちゃいますし。
音読と黙読では、同じ本でも感じ方も変わりますし、機会があれば、ぜひ。
偏食にならないよう気を付けないとね。
気を抜くと偏ってしまう……というのは、ここに来るまでの実体験でもあるけれど。
この分なら心配なさそうだ。

(補修が進み大分減ってきた本たちを見ながら)
うん、そんなものかな。
本の機嫌を取るなんて馴染みのない人たちも多いだろうけど、僕のところは当たり前だったりするからね。
ここに来ておとなしい本に驚いたりもしたものだ。

(どこか遠くを見る目でそっと絵本を置き)
そういえば、ずっと昔に僕も絵本を読んでもらったことがある……気がする。
ははっ、今度は僕か。なんだか不思議な気持ちだ。
常にスープは作っていますけれど、日々の食事がそれだと飽きが来ちゃいますものね。
あの。たまに試食をお願いしてもいいでしょうか?

(手に取った1冊をじっと眺め、ゆっくりと開きながら
本のご機嫌と言うと可愛らしいイメージですが、そんな生易しいものではないのです。
グレイさんがこちらに召喚される前は日々そのような書物を扱っていらしたのでしょうか。

子供の頃に読んでもらった絵本。楽しかった気持ちや、その本で学んだこと。
それを私達が子供たちに読み聞かせ、その子供たちもまた…というふうに、
ずっと巡っていくのでしょう。不思議な感じがしますね。
…と。お話しながらのだったので気づきませんでしたが、だいぶ数が減ってきましたね。
あと少し、お手をお貸しいただけますか?
(申し訳なさと、お手伝い頂くことへの感謝を微笑に乗せて
試食?構わないとも、任せてくれ!
基本美味しいとしか言わないけれどね!
(嬉々とした表情でなにが出るだろうかと想像して)
……っと、そのままそこで食事を取りそうな景色が見えたぞぅ。
いけない、独り占めはよくないな……。

ふふ……まぁ、たまにね。いつもじゃないけれど。
自分で集めもしたが、依頼されることもそれなりにあったから。
転移魔術が暴走したときなんかは街中羊だらけになって収拾に随分苦労したものだ。
(「まぁ、原因は僕なのだけど」と小さく呟き)

巡る縁の中に僕がいる……。うん、悪くない。
(納得したようにひとつ頷く。そうして微笑む彼女へ笑顔を返し)
ああ、もちろんだよ。
しかし、いつもこれを一人でやっているのかい?
なかなか骨の折れる作業だ……。
お口に合わない時はちゃんとそう仰って下さいね?
勿論とんでもない失敗作をお出ししたりはしませんが、味の好みとかありますし。
(んー。と少し考えたのち微笑んで)
試食ですから、作る量は普段と比べて少な目になりますし。
気にいってくださったならそのまま食事として食べて頂いても構いませんよ?

羊だらけ…!
(まぁ。と目を軽く見開き、グレイさんの小声で零した一言にくすり、と)
ほのぼのした光景を想像しましたが、きっと街中大騒ぎだったでしょうね。
…混沌は広いですし、後々にそういった書物を手にする機会もあるかもしれませんね。

(また新たに一冊を手にとり、優しく表紙を撫でながら)
生きていくという事は、いくつもの縁を結んだり手放したりの繰り返しなのだと思っています。
自分が消えても、その時に結ばれたものは何かの形で繋がっていくと…。

…と。すみません。信者さんへの説教みたいになってしまいましたね。
普段この部屋はそういう用途で使っておりまして…。
(申し訳なさそうにしつつ

この教会は、ずっと私が一人で管理してまいりました。
補修作業は大変な日もありますが、今日はグレイさんのおかげで楽しく作業できています。ありがとうございます。
余程の無茶を言うほど人が悪いつもりもないけれど、遠慮するような人物でもないのが僕なわけでね。
ともすれば好き放題に注文させていただくとしよう。試食係が僕の内は皆僕の好みに付き合ってもらう!

今に至るまでいろんな出来事が混沌で起きてる。
全てが良いものとは限らないけれど……僕に言わせれば、退屈せずに済む素敵な所だよ、此処もね。

縁……。僕にとってその中のひとつがキミであるなら、手放したくないと思う。
我ながら珍しい感覚だけど、きっとキミが大切なんだ。
これは一方的なものだが、僕は僕のために、キミの傍に居たいと願うのだろうね。

(ふと部屋を見渡すように視線を回し)
んー……。
信者との対談も、本の補修も教会の管理も、クラリーチェくんが一人で。
改めて聞くと本当に大変そうな……。僕で良ければ何でも手伝うから、必要なことがあれば遠慮せず言ってくれていいんだよ。
まぁ、僕にそれが出来るかと言われれば肯定できるかは怪しいところだけどね!
よほどの無茶…。
ここでは手に入らない食材やスパイスを…というものでなければ挑戦してみたいものです。
作ったことのないスープでも、アドバイス等頂きつつ試作してみましょう。
なんだか楽しくなってきました…!

そうですね。混沌での騒ぎはひと段落しましたが、今度は他所が騒がしくなってきた様子。
あちこち出向く過程で素敵なことも大変な事もありますから、退屈とは縁遠くなりましたね。
だからこそゆっくり過ごせるひとときの大切さを感じます。

(その後に続く言葉を聞いて、心の中に大事に仕舞いつつ)
…縁とは太さも長さも色や素材も違う、糸のようなものだと思います。
出会った人の数だけ結ばれたり離れたり…また繋がったり。

大切、と仰って頂けて嬉しいです。
私も同じ。グレイさんと繋がったご縁は、手放したくない。
一方的じゃないです。私も、グレイさんの傍に居たいと思いますから。
私の為に…グレイさんの為に。お互いが穏やかに過ごせる日々を作りたいと願います。

…と。ええと。あまりこういう事を言ったことがないので、流石に恥ずかしいですね。
(照れ笑いで誤魔化しながら)

大がかりな宗教行事は別の、もう少し大きな教会で行われるのですよ。
なのでこちらでのお仕事は主に信者さんの日々の生活に沿ったものになりますね。
大体は一人で賄えるのですが、どうしても…!という時はすみません。
お手をお借りできれば助かります。
アドバイス……もとい横槍なら僕の得意とするところ。任せてくれ!
なに、食べられるものを足しているだけなら大丈夫大丈夫。
ちなみに自慢じゃないけど料理の才はまったくない!と、予め宣言しておこう!

(帽子の柄で表情を隠すように軽く俯き)
ううん……僕も柄になく恥ずかしい台詞を本気で吐いてしまっていた。飾らずに言うのはなかなか照れる。
いつもどおりなら、臆面もなく笑っていられたのだけど……。はは、僕も変わったものだなぁ。
(顔を上げ、微笑みを彼女に返し)
キミもそう思ってくれるのなら、僕は満足さ。これからも僕に付き合ってもらおうかな!

別の教会……僕はここに居っきりだから、そちらに足を運ぶということはそうないね。
要りようなら遠慮なく声をかけてくれていいんだよ。
それこそ猫の手も借りたくなったその時は、いくらでもお手伝いしよう。
では、幻想の外に行くような機会があれば珍しい食材や調味料を買ってきましょうか。
煤猫ちゃんのごはんにも良いものがあるかもしれません。
ご一緒頂ければあれこれ相談できそうですね。

(照れた頬を軽くぺちぺち叩いて一呼吸おいて)
私はこの教会の管理者で、グレイさんはお客様。
最初にこちらにいらっしゃった時は、こんな関係だったでしょうか。

あれから季節も一回りしましたし、もっと気安く接して貰えると私は嬉しいです。
私に対しての気遣いとかがもしおありなら、その辺りは取っ払って頂ければと。
杞憂であれば、聞き捨ててくださいね。
(ちゃんと口にできる機会はそうないと思うから、と笑いながら伝え)

教会については、そうですね。
ローレットのお仕事等で不在にする場合、猫たちにごはんとお水をあげて貰えたら嬉しいです。
猫たちの数が多いから、ちょっと大変かもしれませんが…!
近頃は外を歩けそうな機会がよく巡るものね。
なにか丁度いい予定が立てられれば、一緒に見てみようか。煤猫ちゃんもきっと喜ぶよ。

(思い返すようにやってきた当初を振り返り)
ん、そうだねぇ……。ここは教会でキミはシスターくらいに思っていたよ。
初めの頃もある意味では気遣いなどしていなかったけれど、いまは少し意味が変わったかな?
……ふふ。シスター・クラリーチェとキミを呼ばなくなって久しいのは、偶然ではないということさ。

猫ちゃんのお世話かい?任せてくれたまえ!というには確かに数が多い。
煤猫ちゃんを相手にするのとは比にならないが……なんとかしよう!
猫ちゃんたち、うまく僕を好いてくれるといいのだけど。
煤猫ちゃん、最近私の事をお友達と思ってくれているようで嬉しい限りです。
お出かけの際には是非お土産を買って帰りたいものです。
その時は宜しくお願いしますね。

(目を閉じて、心の中で昔を振り返りながら)
季節が巡るのはあっという間ですね。
お互い通常の生活にプラスして、ローレットのお仕事もありますし。
慌ただしいながらも充実した日々…というのでしょうか?
お互い落ち着ける日はお茶菓子を頂きながらのんびりしたいものですね。

ここの猫たちですが、子猫から老猫までいます。
なので、餌の種類をいくつかに分ける必要がありますが後は多分大丈夫かと。
寝床は毛布をあちこちに置いてありますので、それぞれ好きに眠りますし。
みな人懐こいと言いますか、物怖じしなさすぎ…という感じですので、餌入れを持って猫の近くに行くと、猫に埋もれないか逆に心配です。
(すみません、と笑いながら
もう何度か一緒にお出かけしただろう? だからすっかり慣れてしまったみたいだ。
もうすっかりお土産を待つことにも慣れていてね……。
また出かけたら、忘れずに買っていこう。機嫌を損ねないように。

(ふむ、と思案顔を浮かべて間を置き)
頂けるならクラリーチェくんのお手製を期待しておこうか!
……ふふ。ちょっとばかりのわがままだけれど、僕にとっての日常がそういうものになってしまったからね。
お願い、聞いてくれるかい?

種類、種類か……。よし、それぞれ覚える努力をしよう。
あとは自由気ままに過ごさせておけば大事ないだろう! お留守番くらいはできるようにならなくっちゃね。
居候の身もすっかり長くなった。日常の負担くらいは僕にも分けてもらわないと、だ。
煤猫ちゃんは賢い子ですから、私たちがお出かけしてお留守番をするときは
『お土産買ってきてくれる』と覚えちゃったのかもしれませんね。
ご機嫌損ねないようにしなければです。

お願い、と言われると断れるわけないじゃないですか。
(くすくすと笑いながら)
私の作ったもので宜しければ、色々召し上がって頂きましょうか。
たまには煤猫ちゃんを交えて、一緒にお茶の時間を取れると嬉しいです。
……そういえば、煤猫ちゃんとは一緒に召喚されたのですか?
それともこちらに来てから巡り会ったのでしょうか。
どちらにせよ仲睦まじくて素敵なのです。

(んー…と思案したのち)
ごはんの種類とかはメモに纏めておきますね。
私のお手伝い……それこそ負担にならない範囲で大丈夫ですよ。
宿舎、人が住まないと傷んでしまいますので、逆に助かっていますし。
それに人がいるってあたたかい感じがしますから。
うん? 煤猫ちゃんとの出会いが気になるかい?
まぁ、混沌で巡り合った偶然のものなのさ。元々はファミリアーで呼び出しただけの子だからね。素性だってよく知らない。
野良だし、首輪を付けてやる気も僕にはない……のだけど、気が付けば長い付き合いになっていたなぁ。

僕のようなモノの「おかえり」でよければいくらでも。
しかし……キミはこの協会を一人で管理していると聞くけれど、ご家族はここには居ないのかい?
最初は使い魔としての出会いだったのですね。
その場限りでお別れになるのが通常ですが、傍から離れなかった、と。
グレイさんのことがすごく気に入ったのでしょうね。

「おかえり」と言って下さる方がいるというのは、それだけで嬉しいのです。
ここに住んでくださって、ありがとうございます。

(一呼吸おいて、微笑みながら)
幼い頃に両親は空に還り、兄は生死不明になりました。
身寄りがない私を教会関係者が引き取り、今に至ります。

グレイさんご自身のことも…例えばここに来るまでのこととか、
もしお聞かせいただけるなら嬉しいです。今すぐは難しくても、いつの日か。
随分とマイペースな子のようで普段は僕の言うことなんかてんで聞かないんだ、まったく。
多分、僕よりキミの言うことのほうが素直に聞き入れるんじゃないかなぁ。
むむ……本当に気に入ってくれているのかな、あの子……。

(微笑みながら末路を話す彼女に少しの違和感を抱きつつ)
ああ。それで“ありがとう”。
なかなかどうして、一人の少女が背負うにしては重い荷を抱えているように見える。と、そう思うのが老婆心なのか好奇心なのか。
首を突っ込みたくなるのは僕の悪い癖だ。

(んー、と唸って一間置き)
僕――いや、彼は……普通の青年だったよ。
魔術師を志していたんだ。「いつかきっと先生みたいに」って実らない努力ばかり重ねながら過ごしてた。
最後には憧憬と羨望に衝き動かされて禁忌にまで手を伸ばして、大切なものを自ら壊してしまうんだ。
なんてことない、すごくありきたりな人間だった。

……なんてね!
元居た場所での自分のことを記録のような形でしか覚えていないんだ。まるで本でも読んでいるみたいに。

ああ、それでも。自分の力で足枷と檻を壊したあの時だけは……気分が良かったよ。
猫は気まぐれでマイペースな子が多いですね。
グレイさんのこと、ちゃんと好きだと思いますよ?好きな人にはツンツンしてしまうような感じじゃないでしょうか?長い間一緒にいるって事は、気に入ってる証拠ですし。

ここを任されるようになって、そろそろ10年が経ちますでしょうか。
私は信仰の道以外を歩むことは禁止されて育ちました。家族の存在も胸の底に沈めて、何の感情も抱かないようにと訓練されました。
だから……。
「こんにちは」「さようなら」ではなくて、ですね。
「ただいま」「おかえり」とか。親しい間柄でかわす挨拶は、少しくすぐったくて…嬉しいものなのです。
(言うとはにかんだ後、三人称で語るグレイさんのお話を聴き)

そうでしたか…。
今の貴方もその『彼』な筈なのに、自分のこととして捉えられない…。
自分のこととして実感できない、という状態でしょうか。

憧れや尊敬の対象であった「先生」のようになりたいと思う気持ちはとても純粋で。
だからこそ禁忌の類に手を伸ばし……結果、今の『貴方』がいる。
大切なもの…。それがどのようなものか私にはわかりませんが、いつかその欠片でも貴方の手元に、心に戻ってきますように…と祈ります。
(それが『物』じゃなく『人』や形のない『想い』であったとしても、何かしら戻ればいいと…)
そして、今のグレイさんの日々が良きものであれば。その一端を私が担えたらいいなと…これは、その。勝手ながら願っております。

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