はいおはよう。
寒い日が増えて、そろそろ衣替えを視野に入れ始めないといけないだわね。
こういう季節の変わり目はどうしても風邪をひいたり体調を崩したりしがちだから気を付けるのだわよ、規則正しい生活と、適度な運動と、食事睡眠をしっかりね。

さて、踊り終えましたし
帰ると致しましょう。

(何故かフラメンコを踊っている)

おや、だれも居ませんでしたか残念です…
残念ついでに少し踊ってから帰りましょう。

火をご所望ですか？今晩は。

焼くならせめて恋の炎とやらで頼むよ。本物の火はいらない。

つまり焼き林檎のように甘く仕上げて欲しいと。

酷い。私が一体何をしたというのか。せめてこう殺伐としたものじゃなくて甘々な関係の相手とがよかった。

ありんす

くっふふー、あなた程度なら適当に焼いてしまえば終わりで表すよ？

うーん......これもある意味役得なのかな？いやでもいい年した女性がそう異性に引っ付くものでもないと思うんだけどねぇ。

椅子or切り刻まれる。

降参するから退いてもらえないかなぁ。ちょっと息が苦しいんだよねぇ......

飛んで行ってしまった…。

（……暗い空から一枚の羽根がひらひらと落ちてくる。それは、きめ細やかな白い羽毛で、表面はきらきらとかすかな虹色を帯びていた――）

……！（ナイフの投擲、その後の様子に驚き、大きく翼を広げて跳ね飛ぶように飛行する。そのままぐいと空へ舞い上がり、暗闇へと消えていく……）

東雲様、ここに死す。

ふう、このとある分厚い漫画雑誌を胸元に忍ばせてぐえ。（下敷きになる）

おやすみだよ。

おやすみなさい。

ふむ(東雲様の体を下敷きに座ってみる)

程よく眠くなったのでねるっすよ。おやすみなさいっす（ぽてと家に戻りました）

ＡＭＥＮっす？

東雲様も遂に年貢の納め時でごぜーますか。

ぐえ......（胸元に受けて倒れる）

(ナイフを飛ばしてみる)

まぁ私としてはナイフが飛んでこないだけありがたいんだけどねぇ。

ブロック機能じゃないっすか？

こういう時は確か......霊圧が消えたって言うんだっけ？

……？（反応ないっすね）

……グゥ（切れ良く小さく鳴くと、東雲さんへも向き直り首を傾げる。翼を軽く揺らすように挙動し、すっと立っている）

ふむ？君とは初めましてだねぇ。私は東雲、ただのしがない旅人だよ。

……（頷くようにその名乗りに応えると、増えてきた人の様子にまた一瞥を投げかける。「よろしく」と筆記すると、四肢を大きく使い、エマさんに歩み寄る。歩幅は広いが決して危険になることのないよう、ゆっくりとした歩みだ）

こんばんはっすー中野麻衣っす！博打中毒患者っす！

ああ、わっちの名前？
わっちはウィートラント・エマ。よろしくどうぞ？

本を…読んだ？

こんばんは？

こんばんはだよ。

……（おもむろに頷くと「ほんをよんだ」と筆記されていく。決して綺麗ではないが、判読できないほどではない程度だ。……続いて「おなまえは？」と書かれている）

…ほう。まさか字が書けるとは。
先生の1人でもいたのでごぜーますかね？

……。グルル（小さな唸り声と共に、挨拶の声に反応する。四肢を整えながら向かい合うように立つと、尾の先を使い文字を筆記する。「こんばんは」と）

ねむいっすね（こんばんはっす）

ふむ？(明らかに混沌の固有種とは異質な存在を見ながら意思疎通できるのだろうかと思いつつ)
…こんばんは、

……（ぴっと、首筋を持ち上げるように骨が並ぶ。零れ聞こえた一言を鋭敏に受け止めると、音の主の方をじぃと見据えようとする――）

（虹を集めて散らしたような鱗。ごく細かな、気管支をすり抜けて尚細胞の隙間を滑るほどの欠片が、キラキラとその色彩を留めながら夜を撫でつけていく）

おや？