……（口を挟まないで布団を被る練達育ち人間種）

いろんなことです。
……例えば、お気に入りのお店ですとか……。
……メンテナンスの。

……それは良いでありますが。
一体どんなことを聞きたいと言うのでありますか？

……わかり、ました。
しかし、しかし、シュピは、まだ、拾われた練達しか良くわかりませぬ。
ゆえ、ゆえ、鉄帝を、おしえては、くれませぬか？エッダ。

はい。よろしくおねがいします。（布団敷き終わりその上に座って）

なので――まあ、気後れをする必要はないかと思うでありますよ。

当たり前でありますよ。
だいたい人手足りないんでありますよね、うちの国。
人手増えるんなら万々歳ピースピースでありますよ。

すみません……シュピーゲルさんはまだ学ぶことが多い段階で、
そこにエッダさんの騎士(メイド)と呼ぶように、というオーダーは少々段階を飛ばしているのではないかと思ったのです。（こちらはちゃんと発音した）
ですから少し大目に見て差し上げるのが器の大きさではないかと……

どーほー、仲間……。
望んで、良いのです……？

……(ビクッ)
(また虹色に……！)

こほん。

であります故、貴女が同胞たらんと望む限り、鉄帝国はそれに応えるでありますよ。フラウ・シュピーゲル。

？
てっぱん、ちがうですか。
そう言えば、ぎじゅつしゅにんが、相転移装甲とか、特殊加工とか、言ってたですな？

はじめまして、ですな？
アインスデクスマ・ズィーベンタウンゼントアハトフンダートアインウント・フェアシュピーゲルです。虚。

もーほらーオマエラがひっちゃき回すからいい話だったのに纏まらなくなったじゃないでありますか！！
やり直す！！ぷんぷん！！

ェクセレリァス。ェクセレリァス・アルケラシス・ヴィルフェリゥム。
長いし言い難いだろうから好きに呼べばいいよ。

初めまして……最近ここに住み着き始めました。
一応は伽藍ノ虚という名でいますが、普段は一般の方々に教育によろしくないような呼び名をいくつも持っているのでどう呼ばれても構いませんよ……（片隅から提供された布団を出して敷く）

んー、久々に見かけた気がするけどなんか以前と雰囲気変わったような、的なあれ。
あと装甲は加工してるから鉄板とは強度が違うよ。＞シュピ

ぜーしゅーがあったですか……っ？
(衝撃の事実)

こんばんは？

むしろメイド騎士で1フレーズ。

１フレーズに纏めろや！！！＜メイド騎士

こんばんはです？

……貴女いいこでありますなあ。
よし、百万年無税。＜呼び方にこだわりがあるのでは

メイド騎士。

てっぱんは理解できますな。
装甲のことです。
しかし、エッダは呼び方にこだわりがあるのでは……？(チラリと見て)
コードネームを間違えますと、作戦遂行が困難になる場合が多々ありますゆえ、ゆえ。

……どうしましたか？(コトリと首をかしげる)＞ェクセリァス

＜騎士でもメイドでも

……んー。はじめまして？＞虚

（シュピがニートじゃなくなってる的なことを考えてる）

（眠たげなので目を閉じており）……んー、シュピーゲルさん。
自分も彼女と初対面ですが、今のは俗に言う「鉄板ネタ」というものだと思います。
「鉄板ネタ」とは何かという説明はここでは省略しますが、気にしないで騎士でもメイドでも好きなように呼んでいいと認識していいです……。

口は、きし、発音はメイド？
エッダは、むつかしいことを言うのです。

きぃ、め、ど……？？
(口をパクパク)

違う違う。
メイドではなく騎士（メイド）であります。
これは精神の有様なので譲れんのでありますよ。

口は騎士、発音はメイド。
さあやってごらんなさいさあ。

がぁんっ。
い、いま、めいど……と……っ？
(言ったではないですかと目で訴える)

おっけおっけシュピーゲル嬢。

さっそくでありますがな。

さて、仲間と言えば仲間（ローレット）であり。
同胞かと言えば同胞（メカっぽいの）であり。
鉄騎かと問えば……貴女がそう思えばきっとそうでありますよ。

さっきここを離れる前までは焚き火で暖をとっていたので、そのあとの様子見がてらきたところですけれど……（ドラム缶の中で僅かに残っていた火を水をかけて消しておく）

なにやら知りたがりな方とお話している様子。
こういうことは様々な人からの見解を混乱をきたさぬよう順番で語るのがよりよいかと愚考します……

！
シュピは、アインスデクスマ・ズィーベンタウンゼントアハトフンダートアインウント・フェアシュピーゲル。
シュピーゲルとでもお呼びください。

……めいど……さん、だったのです？

似て非なるものも、また、鉄騎……。
……つまり、シュピと貴女も、また、仲間……？

ともあれ、まず必要なのは自己紹介でありましょう。
自分、エッダ・フロールリジであります。
騎士（メイド）であります。
貴女は？

でありますから、似て非なるものも、また鉄騎であると自分は思うでありますがね？

個人的な見解です。あまり参考になさらぬよう。

ざった……。

いいでありますかフラウ某。
我々が一つの種たるゆえんは何かと申せば、それはもう身体が機械であるというそれに尽きるのであります。
脚が取れて飛べるようになるものもいるし、なんかすごい全身鋼鉄になってる奴もいるし……例えばそう、固い腕を持っているばかりで何の取り柄も持っていない奴もいるであります。

その雑多なものをすべてが鉄騎なのであります。

……ああ。ああなるほど。

……一つの、種。
似て非なるものは、どうしたら良いのでしょう……？

ふゆ。
飛行体を確認。
こんばんはです？

（ぽふん）
こんばんはー…？

（街角に向かってドリフト走行ならぬ飛行からの急制動）

おや、こんばんは。

さあな。
それはもう誰にもわからんでありますよ。
（デザインという崩れないバベルが伝えたニュアンスに、少し思うところがあった様子）

我がゼシュテルは、いや鉄騎種は、始まりは何者かに創られたものであったという説も聞き及ぶところであります。
……がっかりさせるようでありますが。
でも、だからこそ、一つの種だと宣うのであります。

こんばんはです？

（うとうと）戻ったらだいぶ空気が変わっていますね……こんばんは。

そういう、生き物……。

では、特に、デザインされた、わけではないのですね……。
(少し気落ちした様子)