シナリオ詳細
<覇竜侵食>蹂躙までのタイムリミット
オープニング
●2つの争いの向かう先は
亜竜集落フリアノンから少し離れた荒野で、激しい戦いが行われていた。
位置的にはフリアノンとイルナークの中間地点くらいになるだろうか?
巨大なカマキリのようなモンスターが、何かを相手に戦っている。
その凶悪な鎌を振り下ろす度に衝撃波が発生し、相手を切り裂く。
そう、その巨大なカマキリは覇竜領域を闊歩する巨大なモンスターの一角「エクスマンティス」である。
全長10mに及ぶ巨体は飛行能力を備え、その鎌は振れば衝撃波を発生させ敵を切り裂く。
更には両手を振り上げ威嚇することで敵を必殺技の射程内に引き込む力も持っているという。
そう、鎌の衝撃波を避けて近づけば繰り出される鎌による超連撃「スラッシュストーム」。
相手をバラバラにするといわれるほどのソレは、エクスマンティスを強者たらしめる必殺技である。
そんな怪物を相手にするのは……アダマンアントの群れだ。
1体1体であればエクスマンティスに敵わないアダマンアントであっても、10もいれば完全敗北とはいかないだろう。では20なら? 30ならどうだろう? そんな「もしも」がアダマンアントには出来る。
それだけの「軍備」を整えているからだ。それを大放出して各地で襲撃を繰り返しているからだ。
前衛を完全に使い捨てにして、後衛が酸を放つ。
後衛を攻撃してくるなら前衛が噛みつく。
あまりにも捨て身な戦術も、アダマンアントであれば成り立つ。
そうして数で圧し潰そうとするアダマンアント相手に、さしものエクスマンティスも押され飛翔する。
とにかく距離をとって何か有利になれる要素を見つけ出す。
そんな戦術をエクスマンティスは探そうとする。
そして……何という偶然か。その先には亜竜種の小集落が存在しているのだ。
●小集落を守れ
「アダマンアントの群れがまた地上で確認されとる」
黒鉄・相賀は言いながら地図を机の上に置く。
まず指さしたのは亜竜集落フリアノン。
そこから亜竜集落イルナークへのルート……から僅かに離れた場所。
岩山と荒野しかないその場所に、小さな亜竜集落がある。
数十人規模のそんな場所だが、場所がたまたま良くて居住に適した、そんな場所だ。
だが、アダマンアントの群れに追われ何か逆転の手を探すエクスマンティスと、それを追うアダマンアントの群れがその場所へ向かってしまっているのだ。
エクスマンティスは……まあ、いい。
だがアダマンアントは亜竜種の小集落などを見つければ、躊躇いなく襲うだろう。
むしろ、襲わない理由がない。
エクスマンティスとアダマンアントの群れが暴れ回る中で逃げ惑う亜竜種を守りながら被害をゼロに抑えるのは、ほぼ不可能に近い。
だからこそ、エクスマンティスに別の「立ち止まる理由」を与えなければいけない。
小集落ではなく、イレギュラーズが小集落から離れた「進路」に立ち塞がり、アダマンアントをどうにか出来そうな姿を見せつけるのだ。
そうすれば、エクスマンティスはイレギュラーズを利用してアダマンアントを倒そうとするだろう。
……まあ、その後どうなるかはどれだけエクスマンティスに「有用」と思わせる事が出来るかだが……少なくともエクスマンティスは自分に害とならない、有益となるものであれば攻撃しないことが分かっている。
その辺りは作戦と、実際の行動次第だろう。
「ま、お主等なら出来るじゃろ。早速向かっとくれ」
- <覇竜侵食>蹂躙までのタイムリミット完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年03月24日 22時15分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●怪虫バトルを止める為に
「こういうの練達じゃなんて言うんだ、怪獣バトル? いや怪虫バトルか?」
『帰ってきた放浪者』バクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p001219)の言葉に、誰もが首を傾げる。
全長10mの巨大カマキリであるエクスマンティスと、全長2mのアダマンアントの群れ。
どちらも怪獣には違いないのだが、同時に怪虫でもあるだろう。
しかも、どちらも人など簡単に捕食できる超強力な覇竜の生き物なのだ。
それこそ練達の特撮映画バリの被害が出るのは想像に難くない。
「蝗害という言葉が示すように虫による災害は恐ろしいものだ。もっとも、今回は虫なんて生易しい言葉で語れるような存在ではないがな。災害という悲劇でこれを語るつもりは毛頭ない、食い止めるぞ」
『泥人形』マッダラー=マッド=マッダラー(p3p008376)の言葉は、まさに的確と言えるだろうか。
アダマンアントによる今の状況は、世界滅亡に繋がりかねないのだから。
「だな、此処で食い止めにゃ酒云々で世話になってる黒鉄の爺さんに顔を立てられんしな。それに、集落が潰れちまうと放浪の楽しみも減っちまうからな、なんとしてもそれは避けなきゃならんな」
「イルナークみたいな悲劇は起こさせねぇ。小集落が襲われない幸運。そいつを作り出すのが俺達の役目じゃねーの!」
小集落。そう、『ラッキージュート』ジュート=ラッキーバレット(p3p010359)の言葉通り、今ジュートたちがいるこの場所は、こちらに飛んできているエクスマンティス、そして追ってきているアダマンアントの予想進路の上だ。
だが、策はある。
まずは此処でエクスマンティスの足を止める事が出来なければ、小集落に到達されてしまう。それは避けなければならない未来だ。
「小集落にとって今回の件は不運だが、アダマントアントが狙った相手がエクスマンティスであったことは不幸中の幸いだったな。言葉は通じないが、「利」で動くとわかっているならやりようはある」
「えくすまん……カマキリ! でっけーカマキリだ! 傷付いてるのかぁー? えっと、これがしぜんとーた? ってやつなのか? でもアリがたくさん増えてせーたいけーがおかしくなってるんだ? だから、アリを倒さなきゃいけないんだよな!放っておくと、近くの集落も危険だからな! おっし、わかった!」
「そういうことだな」
だからこそジン(p3p010382)と『紲家のペット枠』熾煇(p3p010425)もそんな会話を交わして。
「うむ。しっかり止めねばなるまい。失敗すると寝覚めが悪すぎるのじゃ」
「ああ。作戦通りにやれば大丈夫のはずだ」
『元ニートの合法のじゃロリ亜竜娘』小鈴(p3p010431)と『竜剣』シラス(p3p004421)も頷きあう。
「これ以上同胞の集落が消えてなくなるなんて光景は見たくないもの。朱華にやれる事なら何だってやってみせるわっ!」
『炎の剣』朱華(p3p010458)もそう叫び、空を見上げる。
聞こえてくる羽音と、その巨体。エクスマンティスがこちらに向かってきているのだ。
「来たわね……!」
此処で止めなければ作戦は失敗。だからといって暴力的な手段はとれない。
ならばどうするか。
「必要なのはエクスマンティスに別の「立ち止まる理由」を与えること。けど、それ以前に先ずは朱華達に気付かせないといけないわね。だったら先ずは……コレね」
使うのはアシカールパンツァー。怪盗アシカール御用達とウワサのパンツァーファウスト型クラッカーだ。
「まずは俺達がいることを認識させなきゃ引き止めるも何もねえしな」
「よし、エクスマンティス君ちゃんに俺達を知って貰う所から始めるぜ!」
バクルドとジュートもアシカールパンツァーを構えて。
「そういや、エクスマンティス君ちゃんの性別は? 産卵管があるならメスで、無いならオスらしーけど……こういうのってセクハラ!?」
どうだろう。たぶんセクハラではないだろうか。まあ、そんなジュートの言葉はさておいて。
放たれたアシカールパンツァーが派手な光と音をたてて、更に追加で花火セットが上空に光を放つ。
そうしてシラスとバクルドが叫ぶ。
「どうよ、これが見た目に一番分かりやすいだろォ!」
「言葉が通じるか分からねぇが、助太刀に来たぞ! 此処で蟻ん子共を食らってやれ!」
「そこのエクスマンティス殿!! アダマンアントを倒すのを妾達が手伝うから、この場でアント達と戦って欲しいのじゃ!! もちろん、妾達が役に立つ所は今から見せるのじゃ!!」
ハイテレパスと動物疎通の力で小鈴も呼びかけるが……伝わったかどうかは分からない。
本人も雰囲気勝負でやっているのだ。
そして……なんとなくだが「使えるかもしれない」と判断したのだろう、エクスマンティスが地上へと降りてくる。
アダマンアントたちもすぐに追いついてくるが……熾煇のライフアクセラレーションがエクスマンティスの傷を少し癒す。
「カマキリは傷だらけだから回復しような! そのまま戦ったら危険が危ない! 俺、失敗するかもだから、上手く一発でできたら良いな!」
ジェスチャーやでご機嫌取りのようなことをして敵ではないことを示し、ついでに一緒に戦えたら……と思う熾煇だが、エクスマンティスの複眼からではどう考えているかは分からない。
「それにしても……蟷螂之斧というが、まるで断頭台だな」
エクスマンティスの巨大な鎌にそんな感想を漏らしながらもマッダラーは壁として役に立つところをエクスマンティスに早々に見せつけるべくアダマンアントの群れに突っ込んで名乗り口上を発動して。
「さて、やろうか。――明明白白、この一刀にて価値を示す。エクスマンティスよ、俺たちを上手く利用して見せろ」
鏡花水月を引き抜いたジンも一刀両断を放ち己の立ち位置をエクスマンティスに見せようとする。
そう、戦いは始まったのだ。エクスマンティスは留まってくれているが……ここから戦況がどう転ぶかは、まだ誰にも分からない。
●アダマンアントをぶっ倒せ
(自分を追っていたアダマンアントの一部が他に向かっていく。そこで戦闘が始まってる……どうだ、これ以上に伝わり易い『利』は無いだろう)
「気づいただろエクスマンティス。今、ここが、反撃のチャンスだぞ」
血意変換撃を放つシラスは、エクスマンティスがアダマンアントに衝撃波を放つのを見て成功を確信する。
アダマンアントの数は多い。だが、一気に倒そうとは思わない。
(複数が相手だがここはあえて単体攻撃でいく……こいつらのタフネスはなかなか異常だ。1体でも早く減らしていかないとこちらが保たない)
そう、アダマンアントは言わば重装歩兵のようなものだ。
その硬さこそが武器であり、敵わぬ相手にも防御と数で競り勝つのが主戦術だ。
だからこそエクスマンティスを引き込むのは勝利を呼び込む鍵の1つであり、似た戦術を得意とするマッダラーは倒すことよりも長いこと押さえつけることを大前提に意識して立ち回っていた。
放つH・ブランディッシュはアダマンアントの外骨格を削り、確かにマッダラーはアダマンアントを引き寄せる。
「超持久戦は泥人形の専売特許だ」
その姿は、まさにマッダラーの矜持を示すかのようで。その姿を見ていたジュートも負けていられないと気を張り巡らせる。
「俺の有用性を示すには、支援が出来る事をアピールするのが一番だろうってな!」
神気閃光を放つジュートは、クェーサードクトリンとしての能力を活用しながらクェーサーアナライズを放つ。
ジュートが主に攻撃対象として狙うのはエクスマンティスの射程内にいる敵だが……これには理由がある。
エクスマンティスにトドメを刺して貰うためであり「自分で倒した方が気持ちいいだろ?」というジュートなりの気遣いだ。
熾煇による回復もまだ続いているが……大分エクスマンティスの傷も回復してきている。
そしてエクスマンティスの近くにはジンもいて、側面などからの敵の攻撃を防いで戦いやすいようにお膳立てをできるようにしていた。
背後や後ろめの側面には立たず、エクスマンティスの視界の内に居るようにするという気の使いようだが……そんなジンは間違いなくエクスマンティスの複眼に映っているだろう。
(お互いに利用する立場だ、行動で利用価値を示し、俺たちに敵対心が無いことを信用させることは可能だろうが、信頼することはない。要らぬ警戒をさせないためにも、差し迫った危険が及ばない限りはお互いに目の届く位置で行動するのがいいだろう)
それは確かに必要な心遣いだろう。そして……なんと小鈴は、エクスマンティスの頭に乗っていた。
「今の妾は無敵じゃからな。その妾を上に乗っければ、お主も無敵に成れるのじゃ!!」
そう、ルーンシールドとマギ・ペンタグラムを使用した小鈴は、エクスマンティスをかばう構えだった。
言ってみればエクスマンティス専用の盾であり、それこそが小鈴がエクスマンティスに提示できる「利」だった。
「んむ。まぁ、妾は攻撃できんがエクスマンティス殿が暴れれば十分お釣りがくるじゃろう」
エクスマンティスはしばらく小鈴の利用価値を測っていたようだが……役に立つと判断すると、ゆっくりと動き出す。
「おお、お眼鏡に叶ったようじゃの!」
(エクスマンティス殿が普通に戦い1対10で何とかなっていたのなら、ダメージ無視で全力で戦えばかなりの戦力になるはず……となれば、本気でエクスマンティスが殿が十全に戦えればアントを全滅可能なはずじゃ)
まあ、そうなると頭の上にいる小鈴は酷いことになりそうではあるのだが。
「おー、がんばれよー!」
熾煇の応援の声を聞き、前進してくるエクスマンティスを見て、朱華も叫ぶ。
「同胞の敵はこのフリアノンの炎の剣が全て焼き払う! アンタもこんなアリなんかにやられっぱなしは嫌でしょ? 力を貸せとは言わないわ。朱華達を利用する心算で戦いなさいっ!」
その叫びの直後、エクスマンティスが両手の鎌を振り上げアダマンアントたちを威嚇する。
小鈴を徹底的に利用する気になったようだが……それを見て朱華は笑いながら飛行しエクスマンティスの上に飛び乗る。
そうして放つのは灼炎剣・烈火。エクスマンティスを狙うアダマンアントたちを切り裂かんとする<炎の剣>の真の力を解放し放つ斬撃だ。
「アンタはどうしても敵を引き付けちゃうし、ソレを上手く使うには朱華の剣も悪くないでしょ?」
エクスマンティスがどう考えているかは分からないが……少なくとも朱華を振り落とす事は無いようで。
「ハッ、どうやら此処からが大一番ってわけか⁉」
「そうみたいだな!」
バクルドがプラチナムインベルタを撃てば、シラスも猪鹿蝶をアダマンアントの関節部目掛けて放って。
その額に浮かんだ汗を拭う。
(そろそろ賭けに出るべき時、か)
「行く。任せる」
「おうよ、任された」
「ああ、食い止めよう」
バクルドとマッダラーもそう返して。
シラスは前進してくるエクスマンティスへ向かって走る。
(目指すはエクスマンティスのその背中! 俺に乗馬の心得は無いがこいつは10メートル超の巨体だ。多分なんとか立って戦えるだろう)
そう、頭の上には小鈴と朱華がいるが、一番安定感のある背中はがら空きのままだ。
すでにエクスマンティスの攻撃パターンは見ている。
自分がどう利を示せるかもシラスは頭の中で構築済みだ。
だからこそ、シラスはそのままエクスマンティスへと飛び乗る。
(見たところこいつの必勝パターンは鎌の振り上げで敵を誘ってからの連撃。しかし俺が代わりに熱狂で敵の引きつけをやってやれば連撃に専念して火力アップ出来るはず……そしてエクスマンティスの鎌に巻き込まれない安全地帯はこの背中の上ってわけだ!)
「へっ頼むぜ、相棒!」
そうして始まったのは蹂躙だ。
シラスが引き付け小鈴が守り、朱華が放つ。
そしてエクスマンティスの両手の鎌が目にも留まらぬ速度でスラッシュストームを放ち、アダマンアントを微塵切りへと変えていく。
巨大兵器に乗っているかの如き安定感は戦場をシラスたちの大きな優位に持ち込み……それを見てマッダラーは「此処が仕掛けるタイミングか」と呟く。
「幻想の勇者と呼ばれている男だ、祈りも無視する徒労なんぞあり得んだろう」
マッダラーは泥人形の境地を見せつけるべくアダマンアントたちを睨みつけ……そうして、前人未到の領域を開いていく。
それは沼だ、意識を肉体に留めていた紐が切れ、魂を含んだ全てが深層の沼に沈む。人はなぜ睡眠から目覚めたときに寝る前の自分と今起きた自分が連続した存在だと認識するのだろうか。一度離れた意識が不変のままであると何故言い切れるだろうか。疑問を持てば別の結果が生まれる、意識と身体の二重スリット問題。泥人形は一人とは限らない。
つまり、どういうことか。それはマッダラーを見れば自明の理だ。
「戦闘の時の一体感がありゃ、ちったぁ心を許してくれっかな。互いに利用するだけって、何か寂しいじゃん」
「だよな!」
そんなことをジュートと熾煇も言い合う。
リトルワイバーンに乗ったジンもタイニーワイバーンに乗るバクルドと共にアダマンアントへと攻撃を加えていく。
すでに戦いは掃討戦に移りつつあり……アダマンアントが絶滅したのを見計らい、シラスたちは下へと降りる。
「無事に終わったようなのじゃ。またアントどもと戦う事があったら妾達を頼ると良いのじゃ。アリは敵だからのう、アレを倒すためならいくらでも手伝うのじゃ」
まるで十年来の友達に言うかのように小鈴はエクスマンティスへと呼びかけて。
自分達を見ているエクスマンティスに、朱華も語り掛ける。
「で、エクスはこれからどうするの? 朱華達は小集落にちょっかいとか掛ける気がないなら、これ以上戦闘だとかはする心算はないんだけど。アンタはどう?」
出来れば戦いたくはない。そんな本音も滲みつつあったが……エクスマンティスは羽を広げると、そのまま何処かへと飛び去っていく。
「一緒に戦うの、中々悪くなかったわよ? 少しとは言え一緒に戦った仲なんだもの。敵にはなりたくないわね」
そんな声は、もうエクスマンティスには届かないだろうが。
朱華の頭に何処から飛んできたものか、小さいカマキリが乗っているのを見て。
全員が一斉に噴き出したのを、朱華は疑問符を浮かべながら見ていたのだった。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
アダマンアントを無事に撃退しました!
GMコメント
亜竜種の小集落がエクスマンティスとアダマンアントの戦いに巻き込まれようとしています。
なんとか防ぎ、その上でアダマンアントを撃破しなければいけません。
エクスマンティスとの協力関係をどの程度築けるかが攻略の鍵となるでしょう。
もし最初にエクスマンティスの気を引けなければ皆さんの上空を通過して小集落方面へ行ってしまうので、何か強烈なアピールが必要になってきそうです。
●モンスター
・エクスマンティス
全長10mの巨大カマキリ。デザストルを闊歩する強大なモンスターの一角。
鎌から放つ衝撃波、鎌を振り上げる事による敵への「怒り」付与、近距離からの超連撃「スラッシュストーム」を使用します。
上に乗る事も可能でしょうが、それによる「利」を示せなければ普通に振り落とされます。
基本的に「利」を示すことがエクスマンティスと敵対しない鍵です。
・アダマンアント×17
嫌になる程硬い巨大アリ。攻撃方法は岩をも溶かす酸を弾丸のように飛ばす技と、強靭な顎による振り回し&叩きつけ攻撃です。
エクスマンティスを狙っているようですが、皆さんを狙わないわけではありません。
●情報精度
このシナリオの情報精度はCです。
情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。
特にルートを外れた場合、アダマンアントが小集落を発見した場合の被害状況は予測不可能です。
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