シナリオ詳細
地底湖飲んでみた(by害悪亜竜)
オープニング
●地底湖の苦難
「おかしいな……この湖がここまで水位を下げることなんてなかったのに……」
覇竜領域デザストル、その地中にはフリアノン動揺、亜竜種達の集落がひっそりと存在している。
洞穴のさらに下に向かい、地中生活を営む彼らにとって雨水などを溜め込んだ地底湖や地下水脈は、無視せざる重要性がある地だといって過言ではない。
そして今、その中のひとつの水位が僅かずつではあるが減少傾向に転じているのだ。水位を確かめに来た男は『そこ』にあってそれほど好戦的ではないが、集落に害ある者の影があるなら戦うことも已む無しという姿勢は当然ながら持っていた。
慎ましく生きる者達の消費だけで地底湖の水位が目に見えて減ることはない。なにか良からぬ事態の前兆ではないか。
男が報告すべく踵を返したその背後で、水を跳ね上げる音が響く。
咄嗟に前に飛んだ男の頭上を越え、長虫のような体が突き進む。手近な岩壁に頭を叩きつけた後、するりと抜け出すと身をひねり、男の頭上を陣取り、垂直落下の要領で頭から一気に――食らいつく、寸前。
男の体は後ろに引っ張られ、降ってきた大顎は弾かれ地底湖へと消えていく。
彼の前に立ちはだかったのは8人の、見慣れぬ姿の者達。
男は悟った。この者達が『トライアル』と称し、亜竜集落を賑わす特異運命座標か、と。
●亜竜集落ペイト
……30分ほど前。
『地竜』と称される亜竜種達がいる。
『亜竜集落ペイト』と呼ばれる地、洞穴の更に奥、地中深くに居を構えて生活する者達がそれだ。
フリアノンの族長、珱・琉珂の課した『覇竜領域トライアル』は当然ながらフリアノンのみならず、他の集落での『おつかい』も含まれる……というわけだ。
「いい面構えをしている奴ばかりだ。これがフリアノンの族長の言伝でなければひと勝負挑むところだったんだがなあ」
ペイトの若人(外見上は)である黒檜(くろひ)は豪快に笑うと、イレギュラーズ達を舐めるように観察したから納得したように頷いた。
「お前さん達ならちょっとやそっとの相手が出ても問題ないだろうな。そう……『泉(みず)飲みシスイ』みたいなやつでもなんとかなるだろうよ」
イレギュラーズを信頼してくれるのはありがたい限りだが、いきなり出てきた固有名詞じみた単語を前に一同は首をひねる。みずのみ? シスイ?
「ああ、アンタ達は余所者、しかもフリアノンから派遣されたんだから俺達のことなんて分からんわな。すまんすまん。今出したのは、ちょっと前に地上の奴らが噂してた亜竜でな……なんでも、湖や池とかの水が溜まっているところに現れては数日かけてそれを飲み干す、非常に厄介な手合いなんだよ。地上だってそこまで雨が多いほうじゃねえから大変だろうに、俺達ときたら雨水やら地下水が染み出したやつが時間をかけて地底湖に流れ込んだのを慎ましく使ってるから、そんなもんがいるってだけで一大事だ」
とどのつまりが水を(水に限らないかもだが)主食とした亜竜の一種ということらしい。その口ぶりから察するに……それは、地上から地下に河岸を変えているということか。
「かもしれねえ、程度だが。うちの若い連中にも近場の地底湖は見回るように通達を出してる。今日のところは見回りは2箇所終わって、残りひとつ……見に行ってまだ戻ってねえな」
未帰還者がいる、という言葉に一同は緊張の色を濃くした。黒檜は一同を抑えるように手を振り、「つってもあそこは遠いんだよ」と補足を入れた。
「にしたって、心配なことにゃ変わりねえ。お前さん達、ちょっと見にいっちゃくれねえかい?」
……というわけで、一同は見回りついでにトラブルの有無を確認しに地底湖に向かい、大当たりを引いた……というわけだ。
その前に立ちはだかった『シスイ』は、どこか……そう、どこかタツノオトシゴじみた下垂体を取っていた。今まさに水をたらふく飲んだぞと主張せんばかりに。
その口から小さく吐き出された水には、肉食魚じみた外見の魚が泳いでいる。ならまだしも、吐き出された水たまりごと向かってくるではないか。
底しれぬ何かを持っているようなシスイの姿に、一同は戸惑い、しかし倒すしか無いと決断した。
- 地底湖飲んでみた(by害悪亜竜)完了
- GM名ふみの
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年02月04日 23時25分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●
地底湖の水を撒き散らしてイレギュラーズの前に現れたシスイと、その足元に点々と続く水たまりに潜む食人魚達。互いの目的が一致しているからは、はたまた何らかの力が働いているのか定かではないが、水たまりごと移動するのは常識の外の行為だ。イレギュラーズ達も奇怪な生物に遭遇することは珍しくないが、これはなかなか「とっておき」だった。
「おい、アンタ達! 悪いことは言わねえ、逃げ――」
「うち知ってますよ! あれですね! 共生っていうやつですよね!」
「しかし亜竜の形態も様々だな。どんな生態だろうと厄介な事には変わりはないだろうが……共生を強制、か」
警告しようとする亜竜種の男をよそに、元気いっぱいにシスイ達を指差す『泥沼ハーモニア』ウテナ・ナナ・ナイン(p3p010033)の姿に微笑ましいものを覚えつつ、『獏馬の夜妖憑き』恋屍・愛無(p3p007296)はあらためて覇竜の生体の突飛さに無感情な視線を向けた。口をついて出た冗句は、多分偶然の産物だろう。そんなものが出てくるくらい、奇妙な状況ということだ。
「やべぇのだ……でっけ―タツノオトシゴなのだ。いや、元はウナギっぽい亜竜だって話だけど……どちらにしても謎生物すぎるのだ」
「貴重な水源をしこたま飲んでおいて、そのふてぶてしい腹を晒してるのだと思うと……なんか、殴りたくなってくる気がするような、しないような……」
姿を変えるにしても限度があるだろう、と『呑まれない才能』ヘルミーネ・フォン・ニヴルヘイム(p3p010212)は渋い顔をした。体型変化がダイレクトすぎやしないか? と。『青き鋼の音色』イズマ・トーティス(p3p009471)も割とアレな生物に知見があるが、ここまで大胆に腹を晒して平然としてる奴はすげぇ殴りたくなってくる。
「泉飲みシスイ……地底湖の水位が下がるほどって、大食らいってレベルじゃないね。生きるためなのだろうけれども……」
「彼らも生きるために水は必要だと思うですよ。まあ、ただやりすぎな気はしますですよ」
亜竜集落にも生きる道理があり、あちらにも言い分がある。森と共存する種族として、『希望の蒼穹』アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)はそれをよく理解していた。が、『航空猟兵』ブランシュ=エルフレーム=リアルト(p3p010222)の言葉どおり、それでも限度というものがあるだろう。生きるための必要量が他者のそれを侵す時点で、この亜竜はペイトの人々とは相容れないのだ。……食人魚を排出してる時点で言い訳もできないが。
「下がってな。コイツは俺達が倒す」
「た、倒す!? あの亜竜を……?」
『竜撃』ルカ・ガンビーノ(p3p007268)の断定的な口調と、その声音に響いた強い敵意に男は思わず問い返した。亜竜を追い返すならまだしも倒す? 討伐するということか、聞き間違いでなければ。
無論、ルカはそのつもりで告げている。ラサに生きる者として、水源の貴重さは仲間達で誰より熟知している自負がある。無思慮に飲み干そうとしている亜竜など、捨て置けるわけがない。そんな怒りを感じ取ってか、シスイは闘う前から若干引け腰だ。挑んだ相手の悪さに怖気づいたというなら、余りにタイミングが悪すぎる。
「逃がすかッ!」
「外来種駆除です! 外来種なのかは知りませんが!」
その動きを予め読んでいたのか、『竜剣』シラス(p3p004421)はシスイの周囲に熱を生み、その攻撃衝動を励起する。その感覚に驚く間も与えられず、回り込んだウテナの声が衝撃波となってシスイを地底湖から引き剥がす。間髪入れず愛無が周辺に保護結界を張ることで、地底湖そのものの破壊を未然に防ぐ。食人魚達にとってはイレギュラーズもシスイの動向も正直どうでもよく、事態がどう傾くかだけが専らの興味の対象だった。……つまり、食える相手は早々に狙い、筋が硬そうなイレギュラーズなど興味を割かないという割り切り方。
「させないよっ!」
だが、その意識は次の瞬間、アレクシアへと集中してしまう……見れば、その周囲には赤い魔力の残滓が舞っている。イレギュラーズ達があらゆる事態を想定し、先手先手で動いていたのは明らかだ。
「経験していない事態に驚くのは無理もない。これからより驚く事態になるが、君が悠長に見ていられる戦いでもない。下がっておくべきだ」
「……悪ぃ!」
愛無の冷たい声音の、しかし的確な指摘に対し、腰が抜けかけていた男は礼を告げると一目散に去っていく。やれやれ、逃げてくれたか。彼の生死は興味がないが、寝覚めがいいのは生きている方だ。
「少なくとも、周囲に他の亜竜種の心拍や生活音は無い。もう危ない人はいないはずだけど……ヘルミーネさん、どう?」
「こっちも助けを求めてる人はいないのだ。聞こえる範囲だけど……このあたりの魂も大体昔の人なのだ。多分事故死なのだ」
イズマは持ち前の聴力でシスイとその周辺に生存者の影がないことを察知する。同時に、ヘルミーネが助けを求める未帰還者や不幸な霊魂の存在を察知しようとしたが、直近の犠牲者は皆無らしい。これは不幸中の幸いだろうか?
「アレクシア、今行く! ……そして、でかした!」
シラスはアレクシア目掛けて飛び付き噛み付く食人魚達目掛け、徒手による乱撃を叩き込む。貫手で頭部を貫き、肘打ちで内蔵を散らし、前蹴りで弾き飛ばす。殺し切ることは叶わぬまでも、かなりの打撃を与えたのは間違いない。
「その位置なら、諸君を巻き込む心配も無いな。上首尾だ」
愛無は言うなり息を吸うと、全力の咆哮を吐き出す。ただの咆哮ではない。指向性と敵意を綯い交ぜにして相手の意識を奪うそれだ。自らを餌とみなして自分自身に噛み付いた幾つかの食人魚は、それだけで仮初めの水たまりから飛び出し、幾度かびくつくと動かなくなった。
「そのお腹が怪しいのですよ!」
「思う様飲み込んだんだろうな、腹ァ立つぜ……」
ブランシュは対戦車砲から苛烈な一撃を叩き込み、シスイの不可視の守りを剥ぎ取ろうとする。その一撃も十分に強力であったが、入れ違いに振り下ろされたルカの巨剣による振り下ろしは、ブランシュをして驚嘆せしめるものだった。日々の積み重ねと強い感情の組み合わせは、斯くも強力なものとなるのか、と。
●
「逃がすか! ていうかそれ以上飲むな!」
「うちの植木鉢から逃げられると思わないことですね!」
イズマの細剣から、到底想像し難い威力の一撃が爆ぜる。シスイは身を撚るが、既にウテナの放った茨に締め上げられた状態だ。逃げる余地などありはしない。
「思い通りに動けるわけがないのだ。ヘルちゃん達から総攻撃を受けて生きて返すとでもおもったら大間違いなのだ」
ヘルミーネはダメ押しとばかりに呪いの籠もった一撃を放ち、不調をより深くに刻みつけようとする。シラスに意識を取られていたシスイであったが、四方から攻撃をうけ、かつ目標の相手に近づけぬ状況を作り出され、怯えよりもフラストレーションが先に来たか、その口から吐き出された水はシラスを起点として広域に降り注ぐ形で結実した。麻痺毒の混じったそれは、自由落下にあるまじき鋭さでシラス、アレクシアら数名を貫いていく。
威力がどう、というよりは嫌がらせに特化したかのようなそれは、性格の悪さが滲み出ている。亜竜のくせに生意気極まりない。
「蜥蜴風情が絡め手とは癪な真似を」
「なるほどね、逃げの一手かと思ったら案外やる気十分じゃないか」
全身から血を吹き出し、見るからに痛々しい姿を晒しながら、しかしシラスの目はぎらぎらと輝いていた。見た目ほどにはは深くなく、寧ろ治癒術に神経を注いでいるアレクシアのほうが心配ですらある。偶発的とはいえそれを招いた己にも、おそらく怒りが籠もっているはずだ。愛無は寧ろ、追い詰められるばかりだった相手が選択的に嫌がらせをしてきたことに感心した。そして、生意気だと吐き捨てた。直後、シスイの口からさらに食人魚が吐き出され、近場に居た仲間たちへと襲いかかる。
「少しオイタがすぎるんじゃねえか、亜竜!」
「シラスさん達が最初に潰したお陰で、お前達を無視しても問題なさそうだ……一気に叩き潰してやる!」
ルカとイズマは降り注ぐ食人魚には目もくれず、シスイの腹部目掛けて執拗に強撃を叩き込む。こと、イズマのそれは身のこなし、突きの精度が相まって見た目以上に派手な音をひびかせる。ルカの豪快で単純明快な『威力』という雰囲気のそれとは全く違う、しかしそれぞれの持ち味を思わせる技術。
「シラスさん達を見てる暇があるなら、ブランシュを見るのですよ!」
「このまま締め上げておけば水中に逃さないまま、みなさんが倒してくれますね!! うちは人任せハーモニア! ……いえ、適材適所です!」
ウテナのぎゃんぎゃんと鳴り響く声を背景に、ブランシュの超速の一撃が叩き込まれ、シスイの視線を釘付ける。先程から逃げようと、そして反撃に移ろうとしているシスイだが、とてもじゃないが抜け出せない。四周をイレギュラーズに囲まれ、己の強烈な攻撃をして突破を目指そうとしてもつけた傷から治っていく。ヘルミーネが回復に回ることで、アレクシアの負担が大きく減じているのも要因の一つだろう。
「でも、治療してばかりはヘルちゃんの趣味じゃないのだ。そろそろ決めにいくのだ」
「残念だけど、相容れないなら倒すしかないから……絶対に、逃さない!」
アレクシアの周囲に集まっていた食人魚達はその全てが散り、追加で降り立った者達も端からシラスと愛無に蹴散らされ為すすべもない。強い意志を以てシスイを睨みつけたアレクシアの掌から吐き出された魔力片は、またたく間にシスイの腹部に突き刺さり、食い込んでいく。
そして、ヘルミーネの加速から叩き込まれた一撃が魔力片を押し込む格好になり、一気に奥まで貫いた。
瞬間――ざば、と水音が響く。
「っぶ、こりゃ……」
「水!? にしたって多すぎる……!」
正面でもろにそれを被ったイズマとルカは、ぺっぺっと口の中に含んだものを吐き出す。それはシスイの血などが混じっていない水だ。純然たる湖の水。地底湖外縁部を一瞬にしてくるぶし程度まで満たしたそれは、時計が逆再生されるが如く湖に落ちていく。中から吐き出された魚はいたものの、どう見ても食人魚のような禍々しさがない。どうやら、あれはシスイが飲み込んだ魚を変質させた結果らしい。
「~~~~~~!????!」
シスイはすっかり細くなった己の体に恥じらいでもあったのか、先程までとは打って変わって鋭い動きで湖へと飛び込み、細い口から水を吸い上げようとする。だが、口で吸って腹で吐き出すばかりの状態でどう溜め込むというのか。
「そのヘンテコな口を砕けば楽に倒せると思ったけど、膨らみきっただらしない腹が裂けるのが先だったな!」
「あの様子では水も吐けまい。なら、もうあれは魚と変わらないのではないか?」
「「「……え?」」」
シラスの高らかな宣言は、もはや勝利を前提としている。生きているのが不思議だが、決着はついたのだ。……だからだろうか。愛無の突飛な提案も、ヒきはするが――受け容れられてしまったのは。
●
「なあ、この魚たちって食えるのか?」
「集落に持っていこうぜ。食い方知ってるかもしれねェ」
「ここで試しに焼いてみようか?」
ほどなくして、打ち上げられてシメられたシスイと周囲に散らばった食人魚達をつつきつつシラスとルカは食べる算段に入っていた。ルカの持論だが、肉食の獣は臭いが魚の場合は大抵美味い、と。
イズマはすでに火種を用意して焼く気だ。気が早い……!
概ね正しい。一部、海には例外もいるが。
「これは普通の魚、食人魚、普通の魚、普通の魚……」
「地底湖を端から端まで調べるつもりだったけど、愛無ちゃんの手際が良すぎなのだ……」
「亜竜は底知れないけど、イレギュラーズのみんなも底しれないのですよ……」
他方、湖に網を投げ込んだ愛無は、次々と魚を選り分けていた。どうやら食人魚はごくごく少数放流された程度で、程なくして狩り尽くされることは明白だ。ヘルミーネやブランシュはその手際に目を丸くし、仲間の底知れなさを肌で感じていた。
「安全な湖にしてあげたいもんね、私も手伝うよ」
「アレクシア君の助力は助かるが、僕のことなら大丈夫だ。君ごと引き上げてしまいかねない」
アレクシアは居てもたっても居られず、湖に飛び込もうとしたが愛無に止められ、所在なげに湖を見た。
この地底湖がまた人々の豊かな水源となるのは、それからまもなくのことであった。
……あと、シスイも美味しかったらしい。マジで?
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
大変お待たせいたしました。
色々と私にとって学びのあるシナリオとなりました。ご参加ありがとうございます。
GMコメント
●成功条件
・『泉飲みシスイ』撃破
・(オプション)ペイトの住民を死なせない
・(オプション・SC)???
●泉飲みシスイ
色んな所の水を吸い上げたからか、生まれてからの特徴か、タツノオトシゴめいた姿をした亜竜。もしかしたら本来はウナギ型なのかもしれない。
毎ターン開始時にランダムで『食人魚』を召喚する。というか吐き出す。
・亜竜なので耐久はそれなりにあります。ダメージ発生系のBSはやや効きにくい模様。
・戦闘開始時は地底湖から出ていますが、すぐに地底湖に戻ります。水面を飛ぶとか水上を歩くとか遠距離で攻めるとか、色々対策を考えたほうがベター。
・水を吐き出す(直線、複数カッター型、毒まみれのシャワー型など。中~遠距離を中心に攻撃してきます。至近距離でも巨体で押しつぶしにかかったりするでしょう。
・魚が腹にいるということは……?
●食人魚×?
毎ターン、シスイが吐き出してきます。初期に10、追加で毎ターンランダム(最大5)。
やや耐久があり、吐き出された水とともに陸を泳いで近付いてきます。HP吸収の噛み付きや、水を跳ね上げることでの目潰しなどを行います。
●戦場
ペイトからやや離れた地底湖。シスイが地底湖を背負う格好になっています。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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