シナリオ詳細
<夏祭り2021>ドキドキッ! 水着だらけの大運動会!(サメもあるよ!)
オープニング
●水着だらけの大運動会!
「最前列で旗をふるのも一興――!」
ベルフラウ・ヴァン・ローゼンイスタフ(p3p007867)はローゼンハイリガの槍をロールして旗をまきとると、黄金紅蓮の炎めいたオーラを湧き上がらせ突進の姿勢をとった。
神々しいまでの水着姿をそのままに、ギラリと光る赤い瞳。
襲いかかろうとジャンプするウォーキングシャーク(陸鮫)がそのプレッシャーにひるんだその瞬間、大地に炎のラインを描いてベルフラウは突き抜けていった。
ぶべらといって吹き飛んでいくウォーキングシャーク。
小金井・正純(p3p008000)は負けじと鋼鉄の指をてっぽうの構えで別のウォーキングシャークへ向けると、バンッという可愛らしいかけ声で星の魔術弾を発射。直撃をうけたウォーキングシャークがのけぞった隙に取り出した弓を水平に構え、瞬間的に三本の矢を連続発射した。
頭と胸と膝にそれぞれ矢をうけたウォーキングシャークがあまりの衝撃に吹き飛んでいくのを、正純は弓越しのVサインで見送る。
今宵はサマーフェスティバル。
楽しく愉快な夏の日に、このイベントは幕を開けた。
そう!
――水着だらけのサメごろし大運動会である!
●サメもあるよ!
夏。それは太陽の季節。
夏。それは蝉の歌う季節。
夏。それは水着コンテストの季節。
「夏っ、だーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
「あ゙ぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
『MIZUYUKA』とかかれた旗を振りかざしたベルフラウ。
その手前に浮遊してヴィーンつってる扇風機ことアルヤン 不連続面(p3p009220)。
スポットライトのおりた真夏のビーチサイドに、彼女のゴールデンな水着とビニール袋が輝いた。
「まて、なんだその袋は」
「水に濡れたら大変じゃないですかー!」
「大変だけども」
「水没対策もいいが、まず準備体操からじゃ」
海音寺 潮(p3p001498)が屈強な鮫ボディを見せつけながらラジオ体操をしていた。さめのポチがそのまわりをクルクル回っている。
「確かに。今回のイベントは水に入るというより、激しく身体を動かすことになりますからね」
バニービキニメイド水着仮面(バニービキニメイド水着仮面)の格好をした彼者誰(p3p004449)が、ビキニパンツの腰んとこに指をひっかけてぱちんって鳴らした。
彼の放った気迫に反応してか、潮のサメアイが、アルヤンの電源スイッチが、ベルフラウや正純の瞳がギラリと光った。
夜更けた浜辺で、これから始まるサマーイベント。
そう!
それは!
――『水着だらけのサメごろし大運動会』である!
説明しよう!
水着だらけのサメごろし大運動会とは毎年この時期になると急にまとめて発生する海魔ウォーキングシャークを水着のうぉーりあーたちがばっすんばっすん倒しまくりその芸術展を競う大会である!
古来は漁業のためとか安全のためとかいっていたが年々強くなり続ける人々によってイベントは競技性をもち、多くの人々が余裕をもって魅せプレイをかませるようになった辺りからこのイベントは芸術性を競う大会へと姿を変えた。
もはや謎のぴょんぴょんあるきで陸をあるけるだけのサメと化したウォーキングシャークをいかに美しくあるいは格好良く、時にはコンビで華麗に、往々にしてチームで優雅に、『魅せるバトル』を楽しむ夏の祭典。
それが!
そう!
――『水着だらけのサメごろし大運動会』なのである!
- <夏祭り2021>ドキドキッ! 水着だらけの大運動会!(サメもあるよ!)完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別イベント
- 難易度VERYEASY
- 冒険終了日時2021年08月03日 22時05分
- 参加人数28/∞人
- 相談7日
- 参加費50RC
参加者 : 28 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(28人)
リプレイ
●サメ殴りは夏の風物詩
「どうして……騎兵隊の慰労会のつもりがこんなことに……」
両手で顔を覆う『天才になれなかった女』イーリン・ジョーンズ。
彼女の前にはおびただしい数のウォーキングシャーク。
脚ヒレで上手にぴょんぴょん歩くサメが、こちらをぎろりと振り返る。
「い、いいえ。でも、せっかくのレジャーなら、楽しんでみせるわよ!
サメも馬も二文字でしょ、だったらやってやれないことはないでしょ!」
「その理屈だとロバも鹿もひとくくりですが……いいでしょう。サメ達には美しく散って貰いましょう」
『肉壁バトラー』彼者誰がイケメン執事みたいに眼鏡(?)をくいっとやった。
で、何をやるのかと言えば……。
「ドラゴンに竜殺し……サメにはチェーンソー!!」
ほわーって言いながらサメに襲いかかる『恋する探険家』フラーゴラ・トラモント。
「上手に処理してあとで食べよう!」
「流石にサメ料理は初めて作りますね、楽しみです」
「サメェ!?」
野生のサメを喰うヤツはそうそういないが、それでも『ふかひれ』とかいって喰っちゃうのがイレギュラーズ。世界の例外。怪奇チェーンソーフラーゴラの恐怖に震えたサメはぷるぷるふるえて降参した。
「あ、乗せてくれるの? サメ騎兵隊だねえ」
「ならば、サメサーフィン! いや、サメ騎兵隊でしてー!」
ここぞとばかりにサメに便乗した『にじいろ一番星』ルシア・アイリス・アップルトン。
沢山用意したという魔砲クラッカーをどんどこ撃ちまくり、サメを今夜の食材にかえていく。
「きちんとエプロンも着て準備万端でして! あっでもサメのお肉は下処理しないと臭くて美味しくないので、レモンやライム等でサッパリとした感じに仕上げるのですよ!」
「異世界では、イルカに乗った少年も居ると、聞いたことがある。ならばサメにも乗れる、はず」
同じくサメにのった『雨上がりの少女』エクスマリア=カリブルヌスが、シンクロナイズドサメミングかますイーリンと一緒にサメを操りサメを殴りちらしていく。
水着の美少女や執事たちがサメを乗り回す。そう、今日はそんな日なのだ。
そんな日といえば、『きらめけ!ぼくらの』御天道・タントと『太陽の使者』ジェック・アーロン。
「オーッホッホッホッ! 格好良さを競うならば我々にお任せを! そう! このわたくし達!」
\きらめけ!/
\ぼくらの!/
\\\タント様!///
「\そしてジェック様!/ ──に! 敵うものはおりませんわーー!」
タントが両手を掲げてジェックへとピント(?)をシフトさせた。
「ふ、タントを呼ぶ声にアタシまで入っちゃった。格好良さならアタシ達に任せて。二人でまとめてウォーキングシャーク……鮫を撃ち貫くよ」
二人は二段銃撃の構えをとると、ジェックは二丁拳銃タントは二丁指鉄砲でサメの群れへと射撃を開始。
「最も美しきは華麗なる職人技!」
「アタシとタントの"一撃"、お味はいかが?」
息ピッタリで放った射撃はサメの開いた口を突き抜け後ろのサメの腹を抜け宙返りしたサメのヒレを抜けおやつに食べようとしたドーナツの穴を抜け、最後に休憩していたサメを湯飲みごと打ち抜いた。
そんなサメを轢いて自転車で突っ走る『慈悪の天秤』コルネリア=フライフォーゲル。
「いくわよぉわんこぉ! フカヒレ祭りじゃあ!!」
「行こうぜ姉御、華麗なコンビプレーの幕開けだァ!!」
後ろに乗った『シャウト&クラッシュ』わんこがゴーゴーといって拳を掲げる。
自転車を乗り捨てると、拳(?)をこきこきしたサメめがけてコルネリアスープレックス。倒れたサメに往復ビンタをたたきこんだ。
「さぁお楽しみはこれからよぉ! いきなさいわんこ」
サメを羽交い締めにして起き上がらせると、わんこが『わんこブランディッシュ』という名のダブルラリアットをたたき込んだ。
が、そんなわんこに襲いかかるサメ。
サメドロップキックをくらったわんこは――
「なんて強いサメだ……異常個体か!? かくなる上は!」
素早くサメを羽交い締めにした。
「姉御ォ!!わんこごとやれ!! コイツを道連れにできるなら、此処で散るのも悪くねぇ……!」
「やるしかないのね……その覚悟、見事なり!」
オラァといってさっき倒したサメに跨がると、CHASSP(コルネリア轢き逃げアタックシャークスペシャル)をぶちかました。
「あぁ~サメね! わたしこう見えてサメちゃん結構得意なの! 夏子さんと一緒に優勝狙って頑張って優勝してい――」
ふりかえる『優光紡ぐ』タイム。
走り去っている『八百屋の息子』コラバポス 夏子。
「うるせぇーッ!なにがサメだ! そんな事言ってる場合じゃねえッ! 見ろ! アレもドレも水着だ! 女性が! うおおーッ! ポロリしそうですよぉー!?
ギャッ! サメ! こっちょうわぁぁー!」
そして秒で下半身をがっぷり喰われた。ぱっとみ渚のマーメイドだった。
「クソッ早速丸呑みされた。どうにもサメと相性が悪いぜ。でも殺され慣れてると復帰も早い」
「言ってる場合じゃないよ!」
夏子さんを話せぇゆーてサメを殴り続ける間にウグウうって気を失った夏子。
「そんな 夏子さんの息がない! どっどうしよう落ち着いてそうわたしは落ち着いてるこういう場合はアレあのアレほら人工呼吸!」
キラキラした背景のなか髪をかきあげそーっと顔を近づける。
紫色のちょっと泡吹いた唇に。
「あっだめこれ一秒遅れたら死ぬヤツ!」
はい、ここは思い切ってーーーーー!
「さーてウォリアさん! 今回は協力よろしくっすよ! 優勝狙って、えいえいおーっす!」
おにゅーの水着で拳を突き上げる『ザ・ハンマーの弟子』リサ・ディーラング。
その後ろで水着(?)の『終縁の騎士』ウォリアが鋼の鎧をガァンて叩いてみせた。
「共同戦線___当然目指すからには優勝。力を合わせて頂へといざ参ろう」
リサが掲げたのは足跡水鉄砲。二丁でばしばし撃ちまくった水に、サメが『ひゃあちべたい!』つって目を瞑った。海洋生物のくせに。
「仕留めるのはウォリアさん、お願いっす!」
「いいだろう、乗れ!」
うつ伏せ姿勢でジェットスキー(?)みたいな鎧(?)になったウォリアはリサを乗せるとサメへと急接近。逃げようとする個体を思い切り撥ねた。
「はっはー! たーのしーっす! ウォリアさん最高っすよ!」
(___きっと、オマエと共にいるからこそ楽しい。憎からず想う、他ならぬオマエと___)
サメがぶべえといって墜落するなか、『金獅子』ベルフラウ・ヴァン・ローゼンイスタフがあのゴールデンな水着で立ち上がった。
「正純を鮫に巻き込むつもりはなかったが……こうなっては致し方なき!
行くぞ正純! この地の平和は我々に委ねられた!」
「さあ、ベルフラウさん。我ら星旗、サメ達を蹴散らして、その屍の上に旗を立てましょう!」
星くん交流戦勝ち越し記念の水着で拳を握る『星の救済』小金井・正純。
「せっかくのカウガールスタイル、アメリカンに決めましょう。アメリカンがなにかよく分かりませんが!」
そういって指鉄砲でバンと撃ったマネをすると、星の光がサメをズガァって貫いた。
「正純……見ろ……」
ふとみると、ベルフラウが親子サメを見つけていた。なんか子ザメを抱えて震えている。
「見逃してやろう、もう悪さはするなよ」
「サメェ……」
今日はやさしさを魅せるベルフラウであった。
「新鮮なサメだぁぁぁ! 肉にして調理するぞぉぉぉ!」
モンスターでも肉なら喰っちゃうエコなイレギュラーズ『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ。得意のキックでウォーキングシャークを蹴倒すと、回収したサメを出張店舗船ステラビアンカII号へと持っていった。
「水着は今夏は新調していないので昨夏のだが……料理は新鮮なものを振る舞おう!」
「水着だらけのサメごろし大運動会……水着だらけのサメごろし大運動会???」
サメを振る舞われつつ困惑する『刑天(シンティエン)』雨紅。
「私は世間知らずなのですが、こういうのは一般的なのですか?
よくわかりませんが、サメが多すぎるのは環境的にも安全性的にも良くなさそうな印象ですし、減らしたほうが良いですよね多分」
そう納得すると、サメの仇ーゆうて襲いかかるサメたちの前にポールウェポンをドン。ポールダンスキックによってサメを蹴散らしていく。
「あの、私気づいたんですけど。これだけのサメがいるってことは、フカヒレ取り放題では?」
答えを求めて振り返る『夕焼けに立つヒト』エーミール・アーベントロートに、サムズアップするモカ。
「けどこわいなぁ。鮫肌って高級料理店ではわさびすりおろすときに使ったりするんですよ……? 下手すりゃ私の皮膚がすり下ろしになりそう……」
お肌を気にするエーミールはスゥっと気配を殺すとサメの後ろへ回り込み、エーミールバックスタブを仕掛けた。具体的には煉瓦で頭をゴッてした。
「フハハハ!中々に面白い催しをしているでないか! 俺も参加させてもらうぞ!
鬼楽が御三家が一人、剣の小刀祢の小刀祢剣斗! 何も恥じる事はないこの姿を見よ!」
ここぞとばかりに赤い赤褌一丁で割れた腹筋を見せつける剣斗
「フッ、鬼楽男子たる者、いつ如何なる時であれ「漢」であれ……つまり「漢」の象徴、赤褌よ!
この姿を見て群れを成して襲い掛かるとは…その意気やよし!では、我が秘剣を喰らうが良いサメ共! 小刀祢流抜刀術一の剣『乱れ朧』!」
ズアァって竜巻になってサメを切り裂き、二の剣『逆さ月』、終の剣『鬼哭』という小刀祢スリーコンボでサメをヒラキにしていく。
「ふっふっふ!サメさんを美味しく頂ける大会があると聞いてやってきたのです!
そう!この†魔眼王†のハク!絶賛参上なのです!」
鎖をじゃらーんってしながらジャンプし横ピースをキメる†魔眼王†ハク。
「ふっふっふ! この『†魔眼王†』のハクの魔眼に恐れ戦くがいいのです!」
†魔眼†を†ギラァ†ってして†サメ†たちを†アレ†していく†ハク†。
「うっふふ! ばんっばんサメをぶっ飛ばして京ちゃんのカッコ良さを見せつければいいのよね!
えっへへ、新鮮なサメはお刺身でもステーキでもフライでも美味しいって漁師のおっちゃんに聞いてきたんだ! 特にちっちゃい子が美味しいんだって、じゅるり……!」
逆の立場だったら震えて夜も眠れない顔をしてサメに近づいていく『ハイテンションガール』郷田 京。あっはっはーと笑いながらサメをゴリゴリに蹴り殺していく。
倒したサメを回収していく『戦場の調理師』嶺渡・蘇芳。
「サメって、とーっても美味しいのよねー♪ 鰭は手間がかかるけど処理すればお高い食材になるしー、お肉は白身ながらも脂が乗ってて、色々なお料理になるのよねー♪
それをどれだけ狩ってもいいなんて、助かるわー♪ うふふふふー♪」
更に包丁二刀流で構えると、しゃりーんしゃりーんってすりあわせてからサメめがけてダッシュした。サメじゃなくても全力で逃げるべき光景である。
「ふっ、いつもサメ魔導士のS先輩が呼び出したサメちゃんと戯れてるあたしはサメ検定3級」
『胸いっぱいの可能性を』フラン・ヴィラネルが今日イチの笑顔で親指を立てた。
「サメVSゴリラ、どっちがテッペンか勝負!」
もうゴリラであることを隠しもしなくなったフランのフランラッシュコンボ(↓→↓→からのレバー右1回転+PPP)でサメをボコボコにするとどこからともなく取り出したツタで縛り上げて吊した。
「全てのサメよ――消し炭となれ! てやー!」
そして大爆発を起こすフラン。今日もキレイに爆発オチであった。
『揺蕩う老魚』海音寺 潮はサメである。
「ポチや、準備体操は済んだかのう? それでは行くとするかのう」
マッスルなボディでポチに応援用のちっちゃい旗をあげると、鉄パイプ(錫杖)をスッと取り出した。
サメがサメを殺すとは笑止なりとかいって飛びついてくるサメを鉄パイプでゴッ。更に地面に鉄パイプを突き立て衝撃波を放つと、サメに変身しさらなるサメを食いちぎった。
今日はいつもよりパワフルなサメヒーラーであった。
その後ろで『風読禽』カイト・シャルラハが空へと飛び上がる。サーフボードをかかげゴーグルを下ろした彼はまさに海の漢禽(おとこどり)。
サーフィンみたいな動きで風に乗ると、サメへ次々にサマーソルトをキメていった。
「これが海を飛び征く風読禽の奥義、エアリアルシャークフィッシング!」
「依頼で海に行けばサメ。砂漠に行ってもサメ。領地にもサメが降ってくる。どこに行ってもサメがいるのは何故だ……!?」
そんななかで、世界のサメ事情に頭を抱える『青き鋼の音色』イズマ・トーティスがいた。
普段の服をオマージュした水着姿のイズマは上着を脱ぎ捨て、鋼の拳と足でサメを殴り倒していく。周りを取り囲むのはサメ。上空から見てもサメだらけ。
「うわ、奇怪な光景。何このイベント!?」
「エンジン全開で行くっすよー。ターボモードっすー。ぶぶぶぶぶ」
その横を空飛ぶ扇風機が突っ切っていった。『扇風機』アルヤン 不連続面である。
あの前面のガードあるじゃないですかあれをぱかっと外してサメというサメをプロペラに巻き込んでいくという地獄かスプラッタ映画みたいな殺し方である。
更には風を操ってサメをざぶざぶ切りさいていく。
「うぃーんうぃーん。どーん! うーん、なんか汚くなっちゃったっすねー。芸術って難しいっすー」
っていいながら顔(プロペラ)を海につっこんでヴィーってまわすアルヤン
そんな中で燦然と輝く白き華の女王こと『レジーナ・カームバンクル』善と悪を敷く 天鍵の 女王。
「優雅、華麗、美しく。そんなの青薔薇の流儀においては最早当たり前。体裁を整えられずして何が蒼薔薇のタナトスか。ならば魅せましょう。我が必殺を……!」
レジーナは空に手をかざすと、その手に御嬢様の紋章をピカァっと光らせた。
「爆冷! コォォオオオオルド! フィンガァアアアアアアアアア!!!」
サメの顔面にひんやりした手で鷲掴みにして魔力を思い切りぶっ込む。するとどうなる? そう、爆発四散するのである。
それが――最後のサメだった。
海岸を埋め尽くしていたようにすら見えていたウォーキングシャークたちは消え去り、気付けばサメ肉(普通のサメと違ってすぐ食えるしうまい)パーティーが始まっていた。
殺すより料理しようって人がおおかったせいだろうか。終わってからというより途中からもうサメ喰いパーティーだった。
レジーナはぱしぱしと手をはらい、歩き出す。夏の祭りは、まだ終わらない……!
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
――夏はまだこれからだ!
GMコメント
水着だらけのサメごろし大運動会へようこそ。
これはネオフロンティア海洋王国でひらかれる夏の祭典であります。
水着姿になって魅せるプレイでサメをたおしましょう!
サメがあんまりにも弱すぎるうえ現地参加者もいっぱいいるので戦闘不能になる心配はゼロオブゼロ。回復の必要も実はないカンジです。
普段ヒーラーやタンクやバファーとして活動している方も今日は羽目を外し水着になって、サメをぼこすか殴る遊びに興じてみませんか?
バトルの芸術性を競い合うイベントですので、プレイングには格好いいバトルのスタイルや決めポーズや自分の考えた必殺技を書いてみましょう!
■■■グループタグ■■■
(※ 膨大なプレイングを【】タグで一旦自動整理していますので、今回同行者の名前とIDだけを指定していた場合、かえってはぐれやすくなります。できるだけグループタグをご利用ください)
一緒に行動するPCがひとりでもいる場合は【仲良しちーむ】といった具合に二行目にグループタグをつけて共有してください。
この際他のタグと被らないように、相談掲示板で「【○○】というグループで行動します」とコールしておくとよいでしょう。
また特定の作戦を連携して行うためのグループタグとしても機能できます。
うっかり被った場合は……恐らく判定時に気づくとは思うのですが、できるだけ被らないようにしてください。
また、グループタグを複数またぐ形での描写は難しいので、どこか一つだけにしましょう。
●情報精度
このシナリオの情報精度はSです。
SはシャークのS! さあ、さめをなぐろう!
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