シナリオ詳細
<Rw Nw Prt M Hrw>ダカァーーーーーーーーッ!!!!!!
オープニング
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ラサに存在する遺跡群《FarbeReise》、その中核へと進むための通路が存在する地底湖に、地団駄を踏むいくつかの影があった。
「ダカァーーーーッ?」(テメェら準備できてんだろうな?)
「ダカァーー!」(もちろんよ兄貴!)
「ダカァーーーーッ!」(奴らを咥えてぶん回してやりましょうぜ!)
……察しているとは思うが、動物と会話でもできない限り括弧の中は伝わらない。ただただイキったパカダクラたちがデシデシと地面を踏みつけ荒ぶっているだけである。
しかし彼らは――少なくとも彼らにとっては――ただのパカダクラではない。あの大鴉盗賊団のパカダクラである。中でも兄貴と呼ばれたひとまわり大きなパカダクラはここへ侵入する際、名誉なことに同行を許された身だった。
わかりやすく言うと、先日のレーヴェン・ルメス奪還戦で彼女を乗せていたパカダクラである。
兄貴はとても、とてもご立腹である。イレギュラーズにはもちろん、親分(コルボ)から任された人質を奪還された自分に対してもだ。めった打ちにされて砂漠のど真ん中に捨てられても仕方ない大失敗である。
だが親分は兄貴を捨てるどころかこの場の警備を仲間達と共に任せてくださった。侵入者があれば容赦なく轢き殺せと。
次はないとも言われたが、次まで待ってくれることがまず優しさである。ありがとう親分、俺死ぬまでついて行くよ。
閑話休題。
まあそんな感じで、彼らは大鴉盗賊団以外の侵入者が現れるのを待っているのである。
「ダカァーーッ!」(ここが正念場だ!)
「「ダカァ!!」」(応ッ!)
「ダカァーーッ!」(失敗すれば俺はおさらばだ!)
「「ダカァーーーーッ!!」」(そんなことにはさせねェぜ、兄貴!)
子分たちが口を揃えて言う。兄貴はちょっと馬鹿だけど、パカダクラなのに猪突猛進だけど、子分たちにとってはいい兄貴なのだ。
故に。兄貴のためにも、兄貴が崇拝する親分のためにも、猫1匹通してなるものか!
●
「……なんとも言い難い光景でした」
「あの時のパカダクラが……いやはや」
その光景をうっかり見てしまったブラウ(p3n000090)の言葉にレーヴェン・ルメスは苦笑する。攫われた時はそんなことまで気にする余裕もなかったが、あのパカダクラはそんなに熱い性格だったのか。
「何はともあれ、あのパカダクラたちも退けなければ面倒そうですね」
ブラウはよいしょ、とカウンターから立ち上がり、地面へひょいと降り立とうとする。その直前にレーヴェンが口を開いた。
「あ、下ろしてあg――」
「ぴぃ"」
レーヴェンの言葉が途中で途切れる。もはや言葉を続けたところで手遅れだ。ローレットの床にはひょいと飛び降りれるわけもないブラウが顔面から落ちている。果たしてひよこ姿の方が良かったのか、今の人型の方が良かったのか。
「は、鼻が……鼻が凹む……」
真っ赤になった鼻を押さえたブラウは、しかしレーヴェンの隣に座ると依頼書を作成し始めた。
「へぇ、こうやって作られてるんだ」
興味深いと隣で覗き込むレーヴェン。話だけは先ほど聞いたが、パカダクラの頭数はそれなりにいそうだ。雄叫びをあげて飛び込んでくるパカダクラと見て、友人のパカダクラはそんなことをするのだろうかなどと考えているうちに、ブラウが「できました!」と立ち上がる。
「それでは早速掲示してきますね!」
「いってらっしゃ――あ、服が引っかかって、」
「うぎゃ!」
レーヴェンの忠告虚しく、再び転倒するブラウ。しかし書き立ての依頼書は死守したようで、おでこを振り向きながらもブラウは走って行ったのだった。
- <Rw Nw Prt M Hrw>ダカァーーーーーーーーッ!!!!!!完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年02月21日 22時40分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
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「ハロー! ネコ一匹です!」
地底湖に『可愛いもの好き』しにゃこ(p3p008456)のとびきり元気な声が響く。パカダクラたちの敵意が膨れ上がる中へ小柄な影が飛び込んだ。
「よお、なかなか元気なようじゃねえか。え?」
『ザ・ゴブリン』キドー(p3p000244)の声を聞くと同時、パカダクラたちの頭のモヤがかかる。狂ったように鳴き声を上げながら最も大きなパカダクラと、周囲にいた小柄な複数体がキドーへ襲い掛かってくるが、彼のねらい目は前者のみだ。
「その霧の中で手下がやられるまで待ってるこったな! 退屈ならお話でもするかい? ああ!?」
「ダカァ!? ダカァーーッ!!」(あぁん!? テメェと話すことなんざねぇぞ!!)
「ダカァーーーーッ!」(ぶっ殺してやる!)
「ダカァーーッ!!」(お頭に手出しはさせねえ!!)
「……、……そうですか」
『夜咲紡ぎ』リンディス=クァドラータ(p3p007979)は彼らの叫びを聞いて静かに零した。彼らは彼ら自身の意志で、一パカダクラの戦士として立ち向かおうとしている。ならば紡がねばならないだろう。戦士同士、戦いの記録を――。
「……え、ええと。だかぁ?」
リンディスは困ったように鳴き声を真似した。ただの鳴きまねである。めちゃくちゃ『わかってますよ
』感を出していたが何もわかっていない。何て言ってるの?
「ほら皆さん、声が小さいですよ!! ダカァーーッ!」
威勢よく真似するしにゃこもまた彼らの言葉は分かっていない。だがしかし相手の勢いに呑まれるなどあってたまるものか。こちとら人生行き当たりばったりを信条にしているのだ!!
「ダカァーーッ!!」
何と言っているのかは分からなくとも何も負けてたまるものか、というようにプラチナムインベルタが降り注ぐ。悲鳴と怒声を思わせる鳴き声が上がる中、『いわしを食べるな』アンジュ・サルディーネ(p3p006960)は何とも言えない顔をした。
「こいつら、なんかきもくて嫌いだなー」
別にパカダクラ全てがきもくて嫌いというわけではない。むしろ普通のパカダクラなら――いわしには絶対勝ちようがないのだが――まあまあかわいい顔をしていると思う。だというのにこいつらはなんだ。
「あ、何その顔? なんかいわし食べてそうな顔してるし腹立ってきたな」
「ダカァァ!?」(決めつけやがったこの女!?)
「ダカァーーーーッッ!」(魚なんて生臭ぇモン食うかよ!)
ある意味聞こえていなくて良かったかもしれない。アンジュも彼らと意思疎通が図れない1人である。だがしかし、聞こえても聞こえなくてもパカダクラたちの運命は決まっていた。
「ぶちのめしていい? いいよ! ありがとうぶちのめすね!!」
「「ダカァーーッッ!?」」(なんだこの女!?)
パカダクラ達に恐れおののかれるアンジュはパパの群れ――いわしの大群――をけしかける。地底湖とは若干距離があるものの、パパたちは泣きながらパカダクラ達へ特攻した。
(ひとまず、彼らに戦う意思があることは確かです)
命令されてという覇気ではない。雰囲気からそう感じ取ったリンディスは魔導書を広げ、鏡の力を励起させる。向かうは兄貴たるリーダー格を押さえたキドーの元だ。
「盗賊団といえども忠誠を誓うその意気や良しなの。正面から相手をしてさしあげるのだわー」
『ファイアフォックス』胡桃・ツァンフオ(p3p008299)の起こす炎の旋風が吹きあがる。ちなみに彼女も――狐にもなれるグリムアザースであるが――彼らと会話はできない。しかしなんとなく分かるような気がするからあとは技でぶつかり合うのみである。
(……パカダクラってのはこうなのか? いや、俺も良く知らねぇが)
困惑の色が隠せない『無名の熱を継ぐ者』ニコラス・コルゥ・ハイド(p3p007576)は無数の魔弾を胡桃の起こした炎の旋風向けて放つ。その炎を打ち消すほどに高く伸び上がった一条の光はまるで塔のよう。その麓、まだパカダクラ達は鼻息荒く立っているようだが無傷とはいくまい。
「てかだかぁーー!! って言われてもなに言ってるか分かりゃしねぇ! 翻訳! 翻訳はいねぇのか!!」
ニコラスの叫びに応えはない。何を隠そう、このメンバーで話せるのは兄貴と対峙しているキドーだけなのである!
「ボクも意思疎通可能な解析手段はない。彼らなりに覚悟してこの場にいるとは推測するよ」
ダカァ……? と呟いて解析を試みた『ひとかけらの海』ロロン・ラプス(p3p007992)は小さく首を振った。言葉は分からないが、義理堅そうな雰囲気が見て取れるのは皆同じだろう。ならばやはり、倒して先へ進むしかあるまい。
「おっと、」
突進してきたパカダクラをいなし、ロロンは瞬間的に力を溜める。魔砲が放たれる瞬間、ビリビリと響く威力にロロンはその表面を震わせた。
「きゃあっ!」
『頑張るお姉ちゃん』アイリス・ラピスラズリ(p3p006943)の小さい悲鳴が響く。ブンブン、ポイッと放り投げられた彼女は立ち上がると眦を吊り上げた。
「お姉ちゃんをポイだなんて、悪い子。お仕置きよ!」
この程度でめげるアイリスではない。リンディスからの回復を受けながら躊躇なく群れの中へ飛び込み、乱撃を繰り広げる。
そんな仲間たちの様子を横目にキドーは目の前のパカダクラ――兄貴へニッと笑みを浮かべた。
「あん時のパカダクラか。てっきり死んだもんだと思ってたんだがな?」
「ダカァーーッ!!」(勝手に殺すんじゃねぇ!!)
生死の狭間だったとしてもきっと言わないのだろう。弱みを見せない点はなかなか好ましい。それに人質をみすみす奪還されるなんて失態を許すなんて彼らの親分は――コルボは随分とお優しいことである。あの男について、キドーはまた新しい面を知ったというわけだ。
「そんじゃあ、親分の為にここでこそ頑張らねえとなあ……俺達を止めねえとテメエらの親分ブッ倒されちまうぜ! ギャハハハハ!!」
「ダカァ!!!」(その前にブッ殺す!!!)
キドーのバーストストリームに負けじと地面を踏み鳴らし揺らす兄貴。その勢いにキドーは軽くバランスを崩す。
「いいねえ、その意気だぜ!!」
兄貴を煽り立てるキドー。まだあちらも時間がかかりそうだと横目で再び仲間の方を見た。
「なかなかやるね。次はこちらの手番だ」
リンディスからの要請を受けてロロンが賦活させた水をキドーへ向かって投げつける。これで多少は立て直しやすいはずだ。
「アンジェ、囲まれるぞ!」
「えっやだきもい! こないで! パパ食べたら許さないけど食べなくても許さないよ!」
ニコラスの言葉にアンジェは囲まれまいと動きながら威嚇する。ニコラスはその間へ入り込むと漆黒の大剣を思うがままに振るった。剣を返してもう一度。そこへしにゃこのプラチナムインベルタが降り注ぐ。
「勢いだけじゃありませんよ! 皆さんには当てませんからご安心を!」
可愛らしくデコったライフル銃を手にしにゃこが笑う。可愛いは正義。これを持ったしにゃこに怖いものなんてない!
「さあどんどん行きますよ! ダカァーーーーッ!!」
「コヤァーーーーッ!」(パカダクラのもこもこはよく燃えそうなのーーッ!)
しにゃこに続いた胡桃の雷撃招来術がパカダクラ達を襲う。鳴き声に込めた想いなどパカダクラに伝わるはずもないが、雰囲気で察してほしい。ほら肉体言語って言うじゃん?
「なかなかに暴れ馬……いえ暴れパカダクラですね」
咥えられ遠くに投げられたリンディスは素早く元の場所へ戻り、魔導書から伝承を励起する。
伝承――それは戦場で多くの者の治療に尽力した医師団の者たちに纏わる物語。個々では弱くとも、団結して誰かを救わんとしたその力を今、ふたたび。
「助かるわあ」
それを受けたアイリスはパカダクラ達を見やる。彼らもまた疲れが出てきているようだが、その様はどこにでもいるような乗り物のパカダクラとは違う。
(凄いわねえ、戦えるのねえ……カッコいいわあ)
思わずうっとりしてしまいそうになるけれど、ここで油断するわけにはいかない。悪いがここを開けて貰おうではないか。
「ダカァーーッ!!!」
気合一発、肉薄したアイリスの剣魔双撃によってパカダクラの身体が地へ沈む。アンジュは皆を鼓舞すべくいわしの歌を歌った。暗示とか催眠とか言っちゃいけない。
「ダカァーッ!」(うるせぇ!)
「ダカァァーー」(いわしなんぞ食ってやる)
「ダカァァァァ!!!」(そうだ、やってやらあ!!!)
鳴く、というよりもはや吠えるようなパカダクラ達にアンジュは顔をしかめた。もっといわしを見習って静かに臭くないようになってほしい。
(やっぱ盗賊団なんかに飼われちゃうとだめだね)
もちろん飼い主が選べないことなど理解している。しかし彼らに悪事の自覚はなさそうだ。せめてその自覚があったなら――いややっぱいわしの敵はアンジュの敵である。
「何かの為に戦うということは人も動物も、怪物も精霊も関係ない、か」
ロロンはそう呟いて1歩を踏み出す。新たな知を得させてもらったが障害には変わりなく――そろそろ空腹も限界だった。
(改めてギフトに感謝しないといけないね。これがなければ、ボクは全てを飲み込んでしまったかもしれない)
『混沌肯定:レベル1』にて大きな水まんじゅうとなったそれは嘗て、どこかでの大災厄となった存在。飢餓水星<彷徨える暴走免疫>に触れてはならないのだ。
●
「もっと頑張らなくていいのか? その程度じゃ親分も死んじまうなあ??」
兄貴をうまく煽り立てるキドーは、しかしその実かなり消耗していた。流石パカダクラ達のリーダーだけあって胆力もある。
(だが――)
キドーは嗤った。噛みつかれるも、肉薄してきたニコラスの斬撃が二度、パカダクラの意志を削ぎ魔力を食らっていく。
「コヤァーーーーッ!」(主と仰ぎ見る相手を間違えたことがそなたの敗因なのーーーーッ!)
胡桃の放った炎が渦巻き、兄貴を飲み込んでいく。止んだ瞬間アイリスが懐へ潜り込むが、攻撃と同時に思い切り齧られた。
「っ……」
一瞬顔をしかめる。けれど大丈夫、まだ痛みを感じられるなら――負けられない!
パンドラの光を明滅させながら突っ込んでいくアイリス。イレギュラーズがそれを追って畳みかける中、兄貴も十二分な反撃を食らわせているが――多勢に無勢だ。
(さて……コイツらの処遇をどうするか)
キドーは考える。最後の1匹まで戦うのは結構だが、他の道も示さなくて良いのだろうかと。イレギュラーズとしては『この道を開けて貰う』ことさえできればオーダークリアと同等である。
「おい、ちょいと耳貸せよ。次は無いんだろ? よーく考えてみろよ。親分と共に潰えるか、こちらに下るか」
「そうよねえ。主に殉じる……って言うのは否定しないのだけど、命が残るならいい方向に使うよう考えてみて?」
キドーとアイリスの言葉に兄貴が睨み据える。それは考えているような風情で、しにゃこは「はいはいっ!」とここぞとばかりに名乗りを上げた。
「兄貴パカさん、しにゃに飼われる気はないですか!? 部下パカさん達も一緒に面倒見てあげますよ!」
彼――兄貴だから多分オス――の懸念が仲間たちであるのなら、それを払拭してやればいい。元より命までは奪っていないが、兄貴からすれば遠目にいる部下の状態は判断できないことだろう。
――ここからはキドーのみが理解できる言葉である――
『覚悟だけじゃ食っていけねえなんてわかってる』
『だが! ここで裏切れば一生後悔するぜ!』
『俺は死ぬまでテメェらと戦う! それが俺の、命の使い方だ!!』
――キドー以外にはダカダカ言ってることしかわからなかった――
「やはり頭領を裏切る気はないですか……ならば仕方ありません! 華々しく散らせてあげましょう!!」
しにゃこは兄貴の叫び(鳴き声)を聞いてわかった風にうんうんと頷き武器を構える。分かってません。雰囲気とノリです。
彼女のデコ盛りライフルから放たれた弾丸は巨大な黒き顎となって兄貴を食らわんと襲い掛かる。その後に続く形で胡桃は炎の旋風を起こした。
「コヤァーーーーッ!」(そなたとは出会い方が違えば友になれたかもしれぬの)
そう思いを込めて鳴いて――いやどうだろうかと思いなおす胡桃。だって暴走族みたいな暴走癖ついてるじゃん。普通にダメでは? あれ? やっぱなし、友にはなれないかもしれぬの。
イレギュラーズの攻勢に押される兄貴。そこへアンジュがにんまりと笑みを浮かべる。
「どんなに強くても『ただのパカダクラ』だもんね。毛をむしったらいわしのおやつくらいにはなれるかもよ?」
「ダカァーーーッッ!!」(断るーーッ!!)
突進をかます兄貴。アンジュはいわしパワーでそれを回避し、ロロンは過ぎ去っていったその背へ向けて魔砲を放つ。
「覚悟を決めてきた野なら、その意は尊重するよ。――ただし、ボクに人並みの慈悲は期待しないで区内かな」
その言葉は、手加減などしないと告げていた。こちらを退けるということは、その覚悟も十分だろう。恨んでくれるな。
「貴方達の士気の高さ、凄まじかったです。しかしそれでも……先に行かせていただきますね」
兄貴は迫る魔砲と薄れる意識の狭間で、そんな言葉聞いたのだった。
「……こちらのパカダクラたちは放っておいて良さそうですね」
しにゃこは部下パカダクラたちを確認して小さく息をつく。意識が戻る気配はないが、そのうち目を覚ますだろう。けれども兄貴パカダクラは――しにゃこは見ようと首を巡らせ、そして途中でやめた。
生きているのならいずれ目を覚ます。その可能性は低いように見えはしたけれど。
「……また合いましょう、パカダクラ達」
しにゃこたちは、イレギュラーズたちは行かねばならないのだ。彼らが守ろうとした大鴉盗賊団と、大精霊たちのもとへ。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
ダカァーーーーッ!!!
GMコメント
●成功条件
パカダクラ隊の撃破
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。不明点もあります。
●エネミー
・『兄貴』パカダクラ
他より一回り大きな体で、よりふわふわもこもこなパカダクラです。リーダー格のようです。とても頭領を崇拝しています。
非常に気性が荒く、盗賊団以外の者が近づくと攻撃してきます。乗ってきたら落とします。
地鳴らし:ダカァーッ!!【乱れ】【崩れ】
噛みつき:ダカァーッ!!!【出血】
・『子分』パカダクラたち×10
兄貴に従うパカダクラです。みんな兄貴を慕っており、兄貴が崇拝する頭領のことも慕っています。兄貴がとてもやる気なので子分たちの士気も高いです。
こちらも気性が荒く攻撃的ですが、兄貴と比べると攻撃力より素早さでまさっているようです。
突進:ダカァーーッ!!【致命】【連】【邪道20】
振り回す:咥えてブンブンしてポイッてされます。【飛】【混乱】【足止】【凍結】
●フィールド
ファルべライズのクリスタル遺跡へ通じる地底湖です。空は見えません。
そこまで明るくありません。湖以外の陸地も広いです。
●ご挨拶
ダカァーーーーッ!!
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