誰が〇〇〇を殺したか

オープニング

●わあモダンなタイトルだなあミステリ系の凄くエモな展開が提示されるオープニングなんだろうなあ。そう思っただろ？　そんなこたぁなかったよ
「皆さんに集まって貰ったのは他でもありません。この中に1人――トウモ殺しの犯人がいます！」
　エルシア・クレンオータ(p3p008209)の宣言に、イレギュラーズ一同と集められた幻想種の皆さんは「ああ、この子本当におかしくなったんだなあ」と温かい視線を送った。
　彼女は割と可哀想な境遇にある子で、つい先日も妖精郷で実の母を手にかけた実績がある。相手が反転していたからそれ以外の選択肢などなかったのだがそれはさておき。
「……俺達はトウモロコシの収穫の依頼を受けてここに来たんじゃなかったのか？」
「練達で燃えるトウモロコシぶっ潰した直後に『深緑で収穫の依頼を探しましょう』ってコイツが意気揚々とローレット出ていったの、わたち知ってゆ」
　仲間の1人と『ポテサラハーモニア』パパス・デ・エンサルーダ (p3n000172)が死んだ魚の目で確認し合うと、「とんでもない！」と彼女はどこか狂気じみた目で此方を見てきた。帰りてえなあ。一同はそう思った。
「私は深緑で新しい悲劇が起きたら大変だなと思いまして密かに此方で情報収集をしていたのです！　そんな折、こんな事件に遭遇して――」
　あっ、回想始まった。帰れねえわこれ。
　そんなわけで回想明けに全員の肖像画が壁に張り出されて赤バツつけられたり白黒反転されたりするんだよ知ってる。

●大変だ！　深緑奥地で借り暮らし（という名の連続窃盗）していたちょっとアレな幻想種が全身を殴打された跡とジバクゲラの衝突跡が残った状態で多量の雪の下から頭部にミントが生えた状態で見つかったぞ！
「……ということがあったんです！」
「待って今ので回想の全部なの！？　実況検分とか状況証拠とかその他諸々すっ飛ばして俺達は集められたの？」
「ふざけんなゆ。おーぼーゆ。こんなんわたち第一容疑者候補ゆ。流石に同類をハムにしねえゆ。……でも頭にミントかゆ……」
「自分の存在しない罪状に対する無実に疑いを持つんじゃねえよ」
「それでは村のモブ幻想種の皆さんは一旦ご退席ください、戻ってこなかったらこの村が燃えますのでそのつもりで！」
「おめー報告書で読んだけど母親の模倣をスナック感覚でやるんじゃねえゆ」
「そんなわけで今回はこの事件の真相を皆さんに解決し（でっちあげ）てほしいんです！」
「馬鹿じゃねえの？」
　馬鹿じゃねえかなあ。

参加者 : 8 人

冒険が終了しました！　リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧（8人）

リプレイ

●推理の時間……だ？
　青白く冷たくなった死体を前にして、イレギュラーズ達は深刻な表情を浮かべていた。主に困惑で。
「いや本当どうしてこうなったの？　そもそも何で私を呼んだの？　推理なんてできねぇよ、いつもいつでも力で解決してきた私だよ」
「じゃあその脳筋力で真実にたどり着いてみせろゆ。余裕がねえゆ」
　『蒼穹の戦神』天之空・ミーナ（p3p005003）はなぜこんな状況で推理しろとか強要されているのか理解できなかった。トウモロコシはどこだよ。地下茎植物と菌類の戦争案件ではないのか。でもパパスは逃がす気がなかった。
「トウモロコシ、とうもろこし、とうもころし、掏摸殺し（とうもころし）！　……イヤ、そうはならないよね？」
　『ハム男』主人＝公（p3p000578）は首を捻り理解を拒絶した、何度繰り返しても結論に辿り着けないので、結論までの道のりを断念するかの如き困惑ぶりだ。一方その頃、『観光客』アト・サイン（p3p001394）は現場の周囲を歩き回ってすでにブレインストーミングに入っていた。早すぎない？
「話を作ればいいのだろう？　容易いことだ」
　『二人一役』Tricky・Stars（p3p004734）、『稔』の人格はこういう状況に強い。強くあってほしくなかった。
　きっと『虚』の方は宇宙顔してると思うけど今回の出番がなさそうではある。
　一方その時、 『歪んだ杓子定規』フニクリ＝フニクラ（p3p000270）はキレッキレのパラパラダンスを披露していた。なんで？
「フニクリ、は……何故、躍動（おど）って？」
「事件の始まりには真顔でダンスを踊るのが良いって聞いたよ。何でだろうね。願掛け？」
「それ多分事件の始まりじゃないと思うけど明らかにギリギリ攻めてるよね？！」
　『金色のいとし子』エクスマリア＝カリブルヌス（p3p000787）にドヤ顔で応じたフニクリだが、『死神二振』クロバ・フユツキ（p3p000145）のツッコミはそれを見逃さなかった。驚くほど早いボケとツッコミ、クロバじゃなきゃ見逃しちゃうね。
「この事件、素直に考えるのであれば――」
　『自然を想う心』エルシア・クレンオータ（p3p008209）が口を開く。元はと言えばこの少女が一同をここまで連れてきたわけだが、年齢でいうとこの中で上から数えたほうが早いくらいの年齢というのがまたアレがすぎる。
　そして、彼女の目に宿った正気ならざる光を見れば、彼女が『素直に考え』ていないことは明々白々。
「犠牲者は盗みの際に放し飼いにされていたジバクゲラの特攻を誤って受けて火達磨になり、慌てて庭に転がって火を消したらそこに生えていたミントの切れ端が火傷に入り込んで寄生された結果ミントの再生能力を手に入れて、これで無敵だと思って無茶し続けた結果大量の雪を自分の上に落とす羽目になり、全身を強打したものの余裕ぶっていたところミントが寒さで活動休止して再生能力が働かずに凍死……といったところでしょうか？
　詳細や別の可能性については頼もしい他の皆様が詰めて下さる筈なので、もう解決したも同然ですね！」
「なんて？」
　クロバが思わず問い返した。なんて？
　そもそもミントの再生能力とかそれなしだと即死するとか色々ツッコみどころあるのかもしれな……いやまあ説得できるなら説の一つでいいか！
「いや、そもそもミントの再生能力得てからどこをどう無茶したの？！　ただの空き巣だよねこの死体！　色々とおかしｋうっわ何この炎？」
「……大丈夫ですよね！」
「あっ、はい……」
　エルシアのフレンドリーファイアをクロバがCT回避しなかったら多分大惨事であった。あぶねえ。
「まぁいい汗かいたところで推理を始めていこうか」
「いい汗とは？」
　フニクリの纏めにクロバは首を傾げた。もう過労死しそう。大丈夫？　このあと全員で推理合戦してそれをちゃんと村の人達にお伝えする仕事だよ？

●手早く推理を済ませたい皆さんの数→（1002）
「まず最初にはっきりさせないといけないのは、これが本当に殺人事件かどうかってことだよ」
「まあ、そうだな……」
　フニクリの推理の第一声は、以外にもマトモな切り口だった。そういう結論ならエルシアもそうなんだが、ゴリ押しの空気が酷すぎて誰も気づいていない。ミーナも頷く。
「いやだって、ねぇ？　考えても見てよ。爆死、殴打死、凍死、寄生死。寄生死？
　まぁとにかくね、普通に考えてこんな念入りな殺され方をするほど恨み買う？って話だよ。
　だからね、この事件はエルシアくんも言ってる通り、これはきっと。悲しい事故だったんだよ……」
　ホワンホワン……みたいな思いの馳せ方をしたフニクリだが、ちょっとまってほしい。
「事故なのはいいけど何一つ概要が掴めてなくないか？　納得してくれるのか？」
「いやもういいじゃんそれで。これで綺麗な感じで終わらせればいいじゃん」
　クロバのツッコミに開き直る様が本当にいつものフニクリである。
「まあとりあえず真面目に考えるけど。普通に考えたらこの借りぐらしは犯罪しながら暮らしてたって事だし」
　続いてミーナが腕を組んでぽつぽつと。普通に考えれば襲われたのと直接の死因とは違うのではないか？　他の死因候補の圧が強すぎる。
「いつもどおりに空き巣に入ろうとしたら家主にみつかる。そしてタコ殴りにあって命からがら逃げたところで力つき、不幸にも雪が振ってきて凍死したって事なんだろうが……。ミントの寄生？　それはあれじゃねーの？　キノコとかみたいに生物の死体に根を張って増えるタイプの奴じゃねーの？」
「いや……これが致命傷になった可能性は大いに高いと僕は考えるよ。何故なら……」
　そこでアトの推理がインターラプト。ミントに関してはアトも持論をもっており、寧ろこのミントが今回の事件のメインになっているのではと考えたからだ。
　そんなわけで、アトは続ける。芝居がかった動作で。
　幻創種の頭頂
　女無天生えるとき
　大いなる災い来たりて
　そのもの深緑ののに降り立つべし
「つまり、だ。このミントは予兆……『ミントハーモニア』が襲来するという！
　ミントハーモニアはこういう死にかけのクズには死を、元気な一般人には洗脳を与えると言われている」
　クズをちゃんと殺すんだから凄くいいミントなのでは？　と数名が思い至ったが、脅威度はなんかヤバそうだと思われる。
「そう、再び我々は大いなる危機と戦う時が来たのだ！　ミントにより森林迷宮の生態系が破壊され、深緑迷宮が悪臭放つ緑色の砂漠となるか、僕らイレギュラーズがミントハーモニアの驚異に打ち勝つのか！　来たれ次回予告、カミングスーン！」
　勝手に次回予告するんじゃないよ。っていうか次のネタ候補の最右翼を潰しに行くんじゃないよ。マジで何ヶ月温めておいたと思ってるんだよ。
「さすがアトさん……！」
　いいのかエルシア、それで本当にいいのか。
（盗みのために高所へ上った所をジバクゲラに追突され、雪の中に落ちて動けなくなって死んで、その後ミントに寄生されたってところかな……この世界なら生物に死骸に寄生して越冬するミントぐらいあるだろうし）
　その頃、公はしごく真っ当な推理を立てていた。これでもかなり他の面々より筋が通っている。ここまでだったら普通に最優候補だった。
「……っていう考えなんだけど、全員の推理が出揃ったところで一番怪しい推理を投票で決めて突き出すっていうのはどう？」
「事件の起きた後で解決するために来た俺達が突き出される理由とは……？」
　公の推理はともかくとして、イレギュラーズが何故か1人重傷確定になっているのはよろしくない。クロバは即座に否定した。ロクなことになる予感がしない。公は先を見据えて村人犯人説を考えているが、流石にそれを解決の拠り所にすると全員戦闘に巻き込まれるので却下ということにさせて下さい。
「ここにジバクゲラがいるということは、死因はこれだろう……つまり、だ」
　次に『稔』が話し始める。軸はジバクゲラ特攻による死。
「１：住宅に侵入し、いつものように金目の物を漁っていた被害者。逃げようとしたその矢先、家主に見つかってしまう。争いに発展し、殴る蹴るの暴行を受けた被害者。この時は命辛々逃げ出せた。
　２：手ぶらで帰るわけにはいかない被害者は、家屋への侵入を諦めてある場所へと向かった。そう、ジバクゲラの巣だ。ここで【ジバクゲラは非常に賢く警戒心が強い鳥。巣の周り、もしくは巣自体に外敵・害虫避けの為のミントを置いている。又、一部の鳥達と同じく光物への関心が強い為、巣には何処かから盗んできた宝飾類が溜まっていた】……という要素をブチ込むことで事件は完全なものとなる」
「なるほど……私も、この村の人達も知らないジバクゲラのしんじじつを挟めば皆納得してくれるというわけですね！」
「長らく森にいる幻想種が原生生物について知らないってそれどうなの？」
　稔の意見に概ね賛同するエルシア。首をひねるクロバ。しかしこういう時、それらしいほうが勝つ。残念ながら採用路線だ。
「話を戻すぞ。被害者は巣を物色し、中にあった物を持ち去ろうとした。だがしかし、現実は甘くなかった。被害者はまたしても犯行の現場を家主（鳥）に目撃されてしまったんだ。そして、逃走を余儀なくされた。
　逃げて逃げて雪原に辿り着いた訳だが、それが仇となった。周りに遮蔽物のない状況で、ジバクゲラは巣を荒らした敵へ殺意をもって襲いかかった。被害者はなんとか身を守ろうと雪を掻き分けたが間に合わず、鳥の一撃を受けて死亡。
　時間の経過と共に遺体の上には雪が積もった。ミントは第二の犯行時に頭部に付着したものだ。死体を養分にしながら時間をかけて根を張ったのだろう。これで表題の死体が完成したな！　解散！」
「驚いたな、僕より理路整然としている……」
「寧ろ理路整然としている要素がアンタの推理にあったか？」
　アトの驚く声にミーナがツッコみを入れた。だが、無理がないとは言わないが割と上手く組み立てられた話である。その巣が見つかれば完璧なくらいには。
「それも悪くない、が、マリアは、彼が……自殺、したがってた、ように思う、ぞ？」
　え？　と一同はエクスマリアに向き直る。これまた「悪人がいない」結論だが、中々新しい。
「恐らく、くだんの幻想種は己のちょっとアレな生き方に疑問と恥を覚え、自ら命を絶とうとした、のだろう。
　そのために、どこか高いところから飛び降りたが、運悪く飛行中のジバクゲラと衝突し爆発、更にそれにより落下先が逸れてしまい、色んなものに激突し打撲を負った末に地面へ。そこに落下の衝撃で崩れた雪が降ってくる。……こういった流れに因るもの、と考えられる」
「……ミント要素は？」
「わからない、か？」
　多分説明がないとわからないとおもうよ。すごいドヤ顔してるね君。
「幻想種が己に絶望していたといえど、ただ無為に死にたくは無かった、筈。せめて己の亡骸を糧に、強い生命力を持つミントの、その命の土壌となることを望んだ、のだ。ああ、そうに違いない。悲しいことだが、せめて丁重に弔ってやるべき、だ。ミントの生い茂る墓地で、安らかに眠って、もらおう」
「繁殖させたらロクなことにならないからそれだけはやめておこう」
　アト、ちゃんと止めに入った。
　そこはミント害悪説を提唱する以上は容認できなかった。当たり前である。
「……え、残ってるの俺？　そうか、俺かぁ……」
　というわけでツッコみ倒して疲れてるところ申し訳ないけどクロバさん、出番です。完璧な推理キメちゃって下さい。
「この中で死因と思わしきものは全身殴打、だとは思うんだがなんでミントが生えたりしてるかを考えると時系列的に何かしらの原因でミントが生えてしまい慌てた被害者がジバクゲラ特攻がなんなのかは知らないけど物理的ショックを受けるような事が起き全身を殴打されるほどの落雪を受けて死んだと見ている……んだけど。死体検分ってもうちょいしたかったところではあった――」
「いや、別に死体を調べなくてもいいと思います」
「どうでもいい？　事件が事件してないんだけど！？　いや俺も正直どうでもいいんだけどさ探偵でもないのにいきなり推理っていうかこんなこと！　トンチキすぎる推理についてはかたっぱしからツッコミを入れてひどいオチだけはノーセンキューだ！　パンドラ減るなら普通に戦って減る方が気分的にマシだからな減らされたくないけど！！」
　エルシアに水をさされた時点でクロバの推理は中断されてしまったので色んな意味でお流れだが、まあ言うていらんところで戦闘起こして結果としてパンドラ減らしたくないじゃん？　多分村の人達も推理でわざわざ出向いてくれた人達をボコして追い返したくないと思うよ。
「よし、それじゃあStarsの推理をベースにして『ジバクゲラの巣に忍び込もうとして特攻を受けて命からがら逃げたところに落雪があって、死体にミントが』……ってことでいいかな？　いいよな？」
　疲れ果てた表情のクロバに、概ね全員が同意する。だが、それで終わらないのがこのメンバーだ。
「では次は真の本題、『どうして私がトンチキキャラみたいな扱いをされているのか？』を解決しましょう」
　なんて？
「私は、私がトンチキキャラではない証拠を多数取り揃えております」
　だからなんて？　シナリオの本旨よりもプレイング長くない？

●彼女は何故ラサの遺跡のシリアスではなく深緑の奥のトンチキなのか
「私は母との一件では反転寸前まで行きました。あのアトさんでさえシリアスな雰囲気でした」
「あのってなんだあのって、僕はいつでも真面――」
「ノイズになるから黙っていて下さい」
「あっっっっっづっっっっっ！！」
　エルシアはアトのツッコミに火線砲で応じた。怖。
「人々を救う為、こうして自発的な調査まで行なっています。今までの依頼でも大小様々な頭のおかしい依頼はありましたが全体の1/3程度です。そのテの皆さんだって世間との温度差を自覚しているはずですが、私はしていません！　さあ、ここまで証拠が揃ってトンチキである理由はないでしょう！」
　一同は沈黙する。このいかにも「私が納得しない理由は焼く」と言わんばかりの態度、どうすればいいのか。
「それは違うぞ。絶対俺以外の誰かが雑に論ｐ」
「………………火が熱いことに、理由が必要、か？」
　クロバが言い切る前に論破された。エクスマリアはちょっと髪が焦げた。
「勿論、私には一切の非が無い事を証明して下さる推理以外は認めません！」
「アト、あの子君となんかいい感じに関係あったろなんとかしてくれよ」
「……エルシア、君はトンチキキャラだよ。パパスの依頼に優先付くやつなんて全員トンチキキャラだろ」
「おいアトおめーあとでハムゆ」
　クロバに説得を任されそうになったアトだが、パパスに水を向けたことで重傷可能性が一気に上がった。
「シリアスキャラで通ってる私から言わせてもらえれば、1/3もトンチキしてればそれはもうトンチキなんですよ。
　コーヒーに少しでも土を入れたらそれは泥水になるように。
　白い絵の具に一滴黒を垂らしたらそれは灰色になるように」
「誰が『シリアスで通ってる』って……？」
　クロバ、そこで首をひねる。こいつ「駆けつけ3倍」とか言ってるとこしか見たことねえので真面目かっていわれると、その、困る。
「どなたにも信じて頂けないのなら……こんな世界、もう燃やすしかありませんね……」
「アトォ、お前あいつ止められねーのかゆ！　妖精郷でよろしくやったように！」
「大丈夫さ、問題ない」
　エルシアが暴走をはじめてなお、アトには余裕があった。
　なぜなら――。
「エルシアは魅了の目薬で『世界＝僕』と認識している！　つまり――燃えるのは僕だ！」
「……わたちの魔力が尽きるのが先か、おまえの体力が尽きるのが先か、エルシアの魔力が尽きるのが先かみたいなチキンレースやめゆ」
『治療？　大変そうだから手伝うよ』
「最後の最後にこんな出番をアドリブされて大変だゆ、虚……」
　なおアトは燃えた。

成否

成功

ＭＶＰ

状態異常

あとがき

　尊い犠牲はさておき、一番推理が堂に入ってたStarsさんにMVPを差し上げます。
　……多分リプレイ公開当日にミントがなにかします。