シナリオ詳細
無数の足跡行く先は
オープニング
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「あけましておめでとうございます!」
イレギュラーズへ元気よく挨拶したブラウ(p3n000090)は――何故かタコ糸に絡まっていた。後方では元気の良いカムイグラの子供たちの声が聞こえてくる。
「にーちゃーん!」
「凧見つかったー?」
「あ、うん! ちょっと待ってねー!」
慌てて背後へそう声をかけたブラウ。イレギュラーズの方へと向き直し、「遊ぼうってせがまれてしまって」と苦笑いを浮かべた。なんでも高天京を散策していたらコマが転がってきたのだそう。そこから子供たちと知り合い、ブラウがこのような遊びを知らないとあって教えてくれる、もとい遊びに誘ってくれたというわけだ。子供たちも京に住まうわけではなく、近くの村から正月ということで出かけてきていたのだそう。故にブラウもそちらへ遊びに行くことになり、イレギュラーズもまたブラウと会うために京を出ているという訳である。
「皆さんはやったことありますか? 凧あげとか、コマ回しとか」
子供たちに誘われたブラウもまんざらではないらしく、上手くいってはなさそうだが楽し気だ。そんな様子を微笑ましく眺めていたイレギュラーズだが、はたと本来の目的を思い出す。
本日ブラウに接触した理由――もちろん、依頼についてだ。
「ああっと、ごめんなさい! ちゃんと調べてはありますよ」
こちらですとブラウは羊皮紙を出す。カムイグラで見るには珍しいかもしれないが、ブラウはこうなることを予期して持ち込んでいたらしい。視線を通すと、大量発生している小鬼の巣の駆除依頼ということが分かる。
「ちょうどこの近くだったみたいなので、村が大丈夫なのか確認しに来ていたんです。まあ、何か起こったら何も出来ないんですけれど」
苦笑を浮かべるブラウ。彼ならば誰よりも逃げ遅れる可能性が高いだろうが、だから確認しに来ないというのは話が別である。幸いにして村にはまだ被害も出ていない。今のうちに駆除してしまった方が良いだろう。
「この村の近くにある山で小鬼たちは生息しているみたいです。まだ村の方へは降りてきてないみたいですけれど、多分時間の問題ですね」
ブラウが視線を巡らせた先へイレギュラーズも目を向ける。そこにある山が小鬼の住み着いているという場所なのだろう。
「にーいーちゃーん!!」
「はーあーい! 待ってね!!」
子供がブラウを背後で急かす。再び言葉を返したブラウはイレギュラーズの方をくるりと向いた。
「巣があると思しき場所は発見したって言う猟師の方に聞いてメモしてあります。外に出ている小鬼まで攻撃しなくても、巣が全壊していればひとまずあそこからは退散するはずです」
彼らは繁殖能力が高く、非常に攻撃的だ。けれど安全の確保されていない場所で再び繁殖するとは考えにくく、更に一度巣が壊されたとあれば同じ場所に巣を作るとも考えにくい。今回のオーダーが『巣の駆除』であるのだから、それ以上は必須でもないだろう。
「僕は子供たちがそちらに行かないよう相手しているので! よろしくお願いしますねっ!」
それじゃ! と踵を返して駆けようとし――タコ糸が絡まったままで盛大にずっこけるブラウ。子供たちがわらわらとやってきてブラウを取り囲む。さて、相手をされているのは一体どちらなのだろうか?
などと呆れ半分に見ていたイレギュラーズたちは、互いの顔を見合わせて頷く。子供たちが安全に遊ぶため、迅速な対処が求められそうだ。
- 無数の足跡行く先は完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年01月22日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
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「あけましておめでとー! 依頼、頑張ろうね!」
年明けの挨拶とともに気合を入れる『うそつき』リュコス・L08・ウェルロフ(p3p008529)。実は先ほどブラウの持っていた凧が羨ましい。後で一緒に混ぜてもらうためにも、安心安全な環境にしてあげなければ。
「被害があるなら捨て置けませんからね」
ロウラン・アトゥイ・イコロ(p3p009153)は視線を山の方へ向ける。害あるモノを斬るのはどの世界においても変わらない。
「小鬼ねえ、餓鬼みてえなやつかな?」
「さて……行ってみれば自ずとわかるかと」
首を捻る『煌希の拳』郷田 貴道(p3p000401)にロウランは元世界のモンスターを思い起こした。似たようなモノなのか、全く異なるモノなのか――その問いは彼女が口にした通り、行ってみればわかることだろう。
「それじゃ、いきましょうか。あちらには人の都合なんて関係ないもの」
『「Concordia」船長』ルチア・アフラニア(p3p006865)に促された一同は山道を登り始める。緩やかなそれが厳しくなる前に道を外れたなら、程なくして現れるのは件の小鬼たちが巣を作っているという洞窟だ。
(魔種だろうが鬼だろうが、新年くらいは大人しくして貰いたいものだけれど)
シャイネンナハトのような奇跡の起こる夜でもなければ、彼らにとって知った事ではないのだろう。
幾ばくもかからず一同は洞窟の入り口まで辿り着く。外に小鬼たちの気配はないが、出払っているのか、それとも引っ込んでいるのか。いずれにせよ洞窟を満たす暗闇は全てを隠すかのようだ。
「私には問題ないけれど……明かりは、」
「ああ、これでどうだ?」
こんなこともあろうかと、と『魔剣鍛冶師』天目 錬(p3p008364)が取り出したのは小型の懐中電灯らしきもの。恐らくは練達から流れ出たものだろう。リュコスも持ってきたよ、と松明を出す。
「それじゃあミーが最前衛で入るぜ」
「ではその後に続きましょう。今は近づいてくるような音もないようです」
『風韻流月』冷泉・紗夜(p3p007754)の言葉に貴道は頷いて暗がりへと踏み込む。仲間の持ってきた明かりとエコーロケーションがあれば洞窟を進むには問題ない。
少し間を開け、敵の奇襲と範囲攻撃対策をしながら錬もまた洞窟へ踏み込む。視界が悪い分、ひたりと耳に忍び込む音に注意が向くようだ。近くでは式神も周辺に注意してくれているが油断はできない。
(巣の全貌もわからないからな……真正面から行くしかないというのは、何とも言い難い)
小鬼、ゴブリンと呼ばれるモンスターは世界を隔てたとて存在している。故にその対処法も編み出されてはいる――水攻めとか、火攻めとか――が、いま行うにしてはあまりにも不確定要素が多すぎた。ここでうっかり抜け道などを使われ逃げられてはかなわない。
しかし幸いにして、小鬼たちはまだ気づいていないのか、それとも待ち構えているのか。紗夜や貴道たちの索敵に引っかかることもなく、一同は慎重に進んでいく。
「あっちの脇道も……大丈夫そうね」
ルチアはギフトによって見えた脇道を確認し、エネミーサーチを働かせるが引っかかるものは特にない。紗夜の耳をもってしても特に聞こえるものがないならばこのまま進んで良さそうだ。
「人畜無害な小鬼さんが居れば良かったのですが……」
「ああ。大人しくしていれば共生も不可能ではなかっただろうな」
「残念ねぇ」
ロウランの言葉に『零れぬ希望』黒影 鬼灯(p3p007949)とその腕に抱かれた章姫が同意する。彼らも好きこのんで戦うわけではないので『歩み寄れるのであればそうした方が良い』くらいの気持ちはあるのだが、そうでないから依頼が舞い込んだのだろう。
「致し方ない。幼子を守るのは大人として当然の義務だ」
「悪いことはめっ、てしないといけないわね」
ね、鬼灯くん、と腕の中から見上げてくる章姫に頷きつつ。鬼灯は場違いにも――でもやはり思わずにはいられない――うちの嫁可愛い、と心の中で呟いたのだった。
(……にしても、カムイグラの子供って鬼では? え、我鬼共の為に鬼を駆除するのであるか?)
鬼殺しの一族に生まれし者――『虚刃流開祖』源 頼々(p3p008328)はずっと思っていたことを心の中でぶちまける。鬼(ゼノポルタ)を救うために鬼を殺すとはなんたる矛盾か。しかし同じ鬼の括りにして屠ってしまえばさしもの頼々も罪人と扱われてしまうかもしれない。今は我慢の時である。
偶然ではあるが、依頼を受けたイレギュラーズ8名が皆ウォーカーであって本当に良かったと思う。
さて、外へ出ている小鬼の帰還を警戒して殿を進むのはリュコスだ。挟み撃ちが避けられない以上は早期察知が重要と後方を警戒する。幸いにして洞窟の中は思っていたよりも広く、これなら体を動かすのに支障はなさそうだ。
「皆、気を付けてくれ。……奥で蠢いてやがる」
「ええ。音も聞こえてきますよ」
貴道、そして紗夜が足を止めた。小鬼たち全てがまとまっているとは限らないが、この先に待ち受けるのは確実に『群れ』である。
準備はいいかと視線を合わせ、頷き。カウント三、二、……一。
「――さあ三下ども、大蛇が参るぜ! 蒸発しちまいな!」
先手必勝、貴道が暗闇に慣らしていた片目を開けて刺突の連打で襲い掛かる。多頭の蛇が貫いていくようなその勢いに小鬼たちは驚く間も無く宙へ飛んだ。
●
ばたばたと落ちた小鬼たちはギィギィと耳障りな音をたてながら立ち上がる。されどその上空を舞ったリュコスは素早く彼らの1体へ襲い掛かった。
「Uru……ちょっと頭、ぶつけそうだった」
「まあ、お気を付けて。私も参りましょう」
ザッと敵陣から下がったリュコスに声をかけ、紗夜は刀を抜くことなく1歩前へ。さあ、平穏なる1日の為に。
「ひとつも足跡を郷へ近づける訳にはいきません。――いざ」
彼らに抜刀の瞬間が見えたかどうか。チン、と納刀する音が響くとともに小鬼の1体が血を吹き出す。
――ギ、ギギ!
――ギィィィィ!!
小柄ゆえに小回りの利く小鬼たちは威嚇の声を上げながらロウランへと向かっていく。ロウランは目元を厳しくしながら右手を――そこに埋まった宝石を向けた。
「どこにでもこの手もモンスターはいるものなんですね」
大陸にも、海を越えたこちらにも。そう呟きながらもロウランから放たれる魔砲が小鬼たちを蹴散らしていく。だが彼らの勢いもまた止まることを知らない。そんな彼らの背後から鬼気迫る形相で頼々が肉薄した。
「殺す! 1匹たりとて逃げられると思うな!」
彼を駆り立てるのは、その身に流れる血脈か。『鬼』という存在がのうのうと暮らすこと自体が許しがたいのだ。そもそも彼奴等のような化生がいるから子供が安心して遊べないというのが今回の依頼であり、やはり彼らは世界にとって不要な存在であるのだと頼々は強く身の内に刻み込む。
ギギ、と何かが鳴る音がした。それは小鬼たちの鳴き声ではなく、何かが軋む音――頼々の額に角が生える音。彼の感情の高ぶりと共に、彼自身の周囲へ予兆のない斬撃が出現する。それより少し離れた場所へ錬が素早く術を完成させ、式符を放った。
「流石に集団ともなれば脅威……だが数が頼りだってんなら定番はまとめて焼くってところだな!」
大砲から放たれた火弾が爆発を起こし、近くに居た小鬼たちを巻き込む。その間に鬼灯はロウランの近くへ駆け寄り、ダークムーンで敵のみを照らし出した。
「格好の獲物だな」
「さっさとひき肉にして帰ろうぜ、HAHAHA!」
飛び込んできた貴道は雷光の如く。稲妻のような鋭さで敵の急所を撃ち抜き、さらにもう一発かませば小鬼は泡を吹いて倒れ込んだ。貴道が見るに大陸側で見るゴブリンと似たような種に見える。
「住処を荒らすのは悪いと思うわ」
ルチアはそう声をかけながら仲間の精神力を回復させる。仲間内に重い攻撃を放つ者は多く、それだけ消耗は大きい。体力だけでなく精神力の回復も――行えるのが彼女1人とあれば尚更――重要だ。
しかし彼らも素早さだけで弱いままというわけにはいかないのだろう。時には捨て身にも思えるタックルでイレギュラーズへ確実にダメージを与え、また時にはイレギュラーズから体力や精神力を掠め取っていく。
「ふむ……少しくらい差異があっても研究対象として良かったのですが」
受け流し、受け止め、ロウランは小鬼たちの様子を見る。そしてその手にしている武器や防具も。ぱっと見た限りは粗末なもので、ロクに手入れもされていないことが分かる。どこかからの強奪品をそのまま使っており、武器としての性能を引き出すという感じでもなさそうだ。
(ただあるものを使っている、でしょうか)
小鬼が持っている斧を力強く振りかぶり、奇跡の燐光を纏ってロウランは力強く跳躍する。人畜無害な小鬼が居ない以上、制圧するのみだ。
――ギギ、ギィ!
――ギィ! ギギギ!!
喚く小鬼たちの声に混じり、その『音』を聞いたのは紗夜だった。直後、後方を警戒していたリュコスもまた気づく。
「皆――援軍が、来る!」
わらわらと勢いよくやってきた小鬼たちは掴んだ武器を振り上げ、イレギュラーズたちの元へなだれ込んでくる。その視界に留まったのはひたすらに小鬼を切り払う頼々だ。
「我の元に来るか! いいだろう、全て殺してやる!」
それに気付いた頼々もまた武器を向ける。力強いタックルに多少よろめこうとも、鬼などに負けてたまるかという気概が彼を奮い立たせた。増援の存在にリュコスもまた素早く加勢へ向かい、小鬼たちよりも上回った素早さで翻弄していく。
「偵察? それとも……遊びに行っていましたか?」
ロウランの手が薙ぎ払われるとともに光の刃が舞う。敵のみを切り付け、味方を癒す光に体勢を立て直すと同時、ルチアの響かせた天使の歌が士気を上げた。
「……人を襲う以上、こうするしかないのよね」
「ええ、いい子になったらまた違うのだけれど」
ルチアに応えたのは章姫だ。彼女を抱き上げる鬼灯は自らの身よりも嫁の身を死守しながら不運と災厄を敵へばらまいていく。
「物足りねえなあ。次はどいつだ?」
貴道は今しがた相手していた小鬼を柘榴の実のようにして――柘榴はそう、真っ赤なのだ――振り返る。技としてはルチアからの回復頼りになっているが、それが無くとも近い威力は出せるのだ。何故なら、彼の武器は自身の肉体であるがゆえに。
「ユー達にも真っ赤な花を咲かせてやるよ、HAHAHA!!」
彼が突っ込んでいくと幾体かの小鬼たちが撤退をしないのかと戸惑う素振りを見せ始めたが、紗夜はその数をざっと見てまだ対処は不要と自らも前線へ躍り出る。前には貴道、後ろにはリュコス。しからば、紗夜は小鬼たちから一刻も早く戦意を喪失させ討伐することが役目である。
「鬼と災いは此処にて散りゆくを。……せめて、雪ならねど刃の白き輝きをもって」
冷たい風が刃の奇跡を辿る。化生の命を葬り、災禍を祓う一太刀であった。
(遠くに攻撃するのは苦手なのかな?)
リュコスは自分にも迫ってくるようになった小鬼から距離を離して時間稼ぎを試みる。彼らは強奪した剣や斧と言った『振るえるもの』ばかりを持っており、弓などの飛び道具は見受けられない。それを使うだけの技量がないということなのか、それともたまたま持っている者がいないだけなのか。ともあれ距離を離せば時間稼ぎになるという彼女の戦法は、洞窟という限られたフィールドではあるがそれなりに効果を得ていただろう。
けれども近づかれたなら攻撃を受ける可能性は限りなく高い。リュコスはルチアの回復に後押しされながらも、軌跡の力で現状打開の強烈な一撃を放つ!
そこへ無数の木槍が飛び込んできて小鬼の1体を縫い留める。はっとリュコスが見ると、錬が式符を構えていた。木槍から力を取られる不快感からか、小鬼は標的をリュコスから錬へ変える。同時に残っていた1体へ頼々が肉薄し、その力を制御なしに叩きつけた。ぐしゃり、と赤い花を散らして小鬼の体が痙攣する。
「あとは――」
「逃がさない」
振り返った頼々の視界に砂嵐が飛び込む。それは洞窟の入り口側で生じており、中には複数体の小鬼が閉じ込められているようだ。どうやら逃亡を図ったらしいが――熱砂の精に捕まってしまってはロクにスピードも出ないだろう。慌てるように鳴き声をあげる小鬼たちへ鬼灯は目を眇めた。
「ああ、漸く気が付いたか。此度は貴殿らが狩られる側だ」
最もその大半は既に狩られてしまったが。
「ごめんなさいね、いい子になったらいつか一緒にお茶会をしましょうね!」
無邪気な章姫の言葉を理解したのか、定かではないが――迫るイレギュラーズたちに小鬼たちの顔が引きつる。
それから暫しは耳障りな音も響いていたが、それも過ぎれば洞窟内は静寂に満たされた。生きている小鬼がいないことを確認したイレギュラーズたちは洞窟内を照らし、強奪された物資を確認して多少移動させた。
「この辺りかしら」
「うん……いいと思う」
ルチアが示した物資にリュコスが頷く。そして錬がポケットから出した火打石を借りると、それらへ火をつけ始めた。リュコスは燃えなさそうなものに目星をつけ、破壊して行く。
一度巣で壊滅させたからと言って、ほとぼりが冷めたから戻って来られては困るのだ。これを機に『完全に』巣を捨ててもらおうという破壊工作である。小鬼たちに手加減はしなかったので、このまま洞窟自体を破壊してしまっても良いかもしれないが――下手すると自分たちも生き埋めになるため、そこは慎重に。
何はともあれ、巣となっていた洞窟の中は制圧した。外に出ている小鬼たちも洞窟が崩れているか、そうでなくともこの惨状を見れば『強いヤツらが蹂躙していったのだ』と恐怖を感じることだろう。
ブラウの元に小鬼が山から退散したと連絡があったのは、これより少し後の事であった。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れさまでした、イレギュラーズ。
これで平和に凧あげもできるでしょう。
それでは、またのご縁をお待ちしております。
GMコメント
●成功条件
小鬼の巣の駆除
●成功条件
このシナリオの情報精度はBです。不明点もあります。
●小鬼×20
よくある小柄な亜人モンスターです。群れで行動していますが知性は低く、非常に攻撃的です。立ち振る舞いも野性的なところがあり、会話は望めません。尖った石やどこからか略奪してきた武器で立ち向かってきます。
個々の攻撃力はそこまで高いものではありませんが、集中攻撃で回避の低い者から狙ってきます。とても素早いです。
交戦時、巣へ返ってくる小鬼がいる可能性があります。
タックル:防御をものともしない強打です。【防無】【痺れ】
掠め取り:攻撃の隙に戴いていきます。【HA吸収100】【Mアタック50】
●ロケーション
山の中のぽっかりとあいた洞窟です。
中は暗く、湿った空気が満ちています。比較的広いです。
すごく原始的な生活が行われています。
●ご挨拶
愁と申します。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
小鬼がこれ以上住み続けないようにしましょう!
ご縁がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。
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