シナリオ詳細
ポメ太郎の大冒険!! さらわれた子犬を救え!
オープニング
●がんばれ、ポメ太郎!
「ぐーふっふっ! いい毛並みの犬っころじゃねえか」
盗賊たちは盗み出した子犬を眺めていた。
毛並みのいい犬は高く売れる、そう聞いてたまたま見かけた貴族が飼っている子犬をさらったのだった。
家族同然に、大切に育てられたため、幸せいっぱいであったのだ。
さらわれた子犬は、メリーという名を名付けられたメスである。
しかし、そんな事情は悪党たちには関係がなかった。
ペットをさらって転売して儲ける、それしか頭にない。
貴族の娘にも可愛がられ、メリーも仲良しであった。
「人間で言ったら、結構な美人かもしれねえなあ。こいつ」
「ぎゃははははは! そうかもな。顔つきなんて可愛い感じだしよお」
「いくら女に縁がねえからといって、犬には手を出すなよ?」
「うるせえ! ぶっ飛ばすぞ」
下卑た笑い声と怒号が響く。
その声に、メリーも怯えている。
メリーをさらった盗賊団は10人。
どいつもこいつも大きな悪事はできないが、小さな悪事ならとことんやれるタイプだ。
だから、弱い者には強い。
このままでは、飼い主と離れ離れになってしまうだろう。
しかし、である――。
メリーの危機に、駆けつけた小さな勇者がいた。
もふもふの毛並みを持った、可愛らしい犬。
彼の名は、ポメ太郎。
メリーの危機を察し、こうして盗賊のアジトへと乗り込んできたのだ。
「……ワン」
盗賊どもに気付かれないように、捕らえられているメリーに近づき、小さな鳴き声を上げる。
「クゥゥゥン……」
それにメリーも気づいた。
ポメ太郎のつぶらな瞳は、必ず助けると言っているようだった。
●ポメ太郎、奮闘す
「ワン! ……ワンワン! ワンワン!」
ポメ太郎は、激しく吠えていた。
こういう吠え方は滅多にしない、賢い犬なのだ。
「どうした、ポメ太郎?」
ポメ太郎は、ベネディクト=レベンディス=マナガルム (p3p008160)の足許をじゃれるように駆け回る。
「……ワン、ワンワンワン!」
ポメ太郎は、必死に何かを訴えている。
しかし、ポメ太郎は賢いといえど言葉を発することはできない。
それをうまく伝えることができる人間は、限られている。
「ガウ、ガウガウ!」
アルペストゥス (p3p000029)は何かを察したようだ。
しかし、通訳はできない。
だが、ポメ太郎は諦めない。
つぶらな瞳で、ずっと見つめている。
「ポメ太郎、何か見たんじゃないかな?」
コラバポス 夏子 (p3p000808)が何かを読み取った。
「見た? 何を見たのでしょう?」
「わかりませんが……でも、わたしたちに見て欲しい物があるのでは?」
リースリット・エウリア・ファーレル (p3p001984)とリュティス・ベルンシュタイン (p3p007926)が顔を見合わせている。
すると、何かを咥えて持ってきた。
「ワンッ!」
ポメ太郎が置いたのは、一本の短剣だ。
盗賊が使うような、安っぽいものである。
「……短剣? そういえば、この辺に盗賊が出るという記録があります。もしかしたら、ポメ太郎は彼らを見たのでは?」
リンディス=クァドラータ (p3p007979)が言うと、ポメ太郎は一生懸命に吠えた。
「ワン! ワンワンワン、ワンワン! ワンワン、ワンワン!」
「十回吠えたってことは……もしかして盗賊が十人いるってこと?」
「ワン!」
バスティス・ナイア (p3p008666)が気づくと、そのとおりと言わんばかりにさらに一回吠える。
「おっ? 妾たちについてこいということのようじゃぞ」
そんなわけで、アカツキ・アマギ (p3p008034)はポメ太郎の後を追う。
とことこと駆け出しては振り返り、また駆け出しては振り返る。
言葉になってない言葉だが、ポメ太郎と同じ時を過ごしてきた彼らならば、何を言いたいかは十分伝わるのだ。
「……ワンワン!」
とことこ走っていったポメ太郎が行き着いた先は、怪しげな廃屋である。
どうも、中が騒がしい。
盗賊でも潜んでいるかのようである。
さて、ここまでついてきたのなら、どうするべきか?
- ポメ太郎の大冒険!! さらわれた子犬を救え!完了
- GM名解谷アキラ
- 種別リクエスト
- 難易度-
- 冒険終了日時2020年09月25日 22時15分
- 参加人数8/8人
- 相談8日
- 参加費---RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●ポメ太郎と盗賊退治
「ワン、ワンワン!」
ポメ太郎が、8人の前で吠える。
「……スンスン」
『煌雷竜』アルペストゥス(p3p000029)が、ポメ太郎の臭いをやたら嗅ぎまくっている。
ポメ太郎も、アルペストゥスの臭いを嗅ぎ返している。
それが彼らのコミュニケーションなのだ。
「ナイスガッツだポメ太、男前だぞポメ太。女性を守る男はカッケーぞ。いや性別問わず立派だけども」
ポメ太郎の頭を撫でながら、『鬨の声』コラバポス 夏子(p3p000808)はねぎらった。
ワンワン吠えるポメ太郎と、領内の情報からペットの犬メリーをさらった小悪党がいるということは把握できたのだ。
小さな事件かもしれないが、さらわれた家族からするとペットは身内同然である。事態は深刻なのだ。
「さすがは黒狼隊隊長べ卿の愛犬茶狼ってなモンだ」
「いや。多少なりとも、治安維持については努めていた心算ではあったが──まだまだとというところか」
『ドゥネーヴ領主代行』ベネディクト=レベンディス=マナガルム(p3p008160)は、領内の治安について思うところがあった。
治安の維持こそ第一と思っていたが、よもや誘拐という凶悪犯罪が起こってしまうとは。
生真面目なベネディクトは、大いに反省すべきとこれまでの領地運営を振り返っている。
「どんなに治安が良くても、犯罪はゼロにできない。ベ卿、気に病むよりさらわれたメリーの奪回とポメ太郎を褒めてやろう」
「そうだな。起こってしまった事態に対処しよう。ポメ太郎、よく報告してくれた」
ベネディクトは、尻尾を振るポメ太郎の頭をわしゃわしゃと撫でてやる。
「よくやったぞ、ポメ太郎。後は俺達に任せておけ、お前の勇気と知恵の結果──無駄にはすまい、お前の主としてな」
やはり、ポメ太郎の勇気と知恵は讃えねばなるまい。
いつの間にか数を数えられるようになり、もっとも事態を解決できそうなところに駆け込んでくるという機転を利かせた賢さは、勲章ものである。
「……うん、これはお手柄ですね。仮に後で気づけたとしても、対処が間に合わなかった可能性は高いでしょう」
『春告げの』リースリット・エウリア・ファーレル(p3p001984)も、機転を利かせたポメ太郎を褒める。
子犬泥棒というのは、小さな悪事かもしれない。
しかし、家族を奪われた者からすれば重大であり、さらに言えば小さな悪事を見逃すところから、大きな悪事にも繋がっていくことになる。
「小悪党とは言え放置するわけにはいきませんね。みずらの行ないを悔い改めて貰いましょう」
「――犬は、人によっては大切な家族です。それを奪って自らの益と為す……小さいから許されると思わせてなりませんね。たかが動物、とでも言うつもりでしょうが、許されないことなのですよ。小さな勇者、ポメ太郎の物語を手助けいたしましょう」
『黒狼の従者』リュティス・ベルンシュタイン(p3p007926)と『未来綴りの編纂者』リンディス=クァドラータ(p3p007979)もポメ太郎のために、子犬誘拐犯討伐に参加する。
「よし、先導を頼むぞポメよ。勇者ポメ太郎と悪い盗賊を退治じゃ。上手く行ったら後でおやつタイムじゃぞ!」
「ワンワンワンッ!!」
『放火犯』アカツキ・アマギ(p3p008034)が言うと、ポメ太郎は激しく尻尾を振った。
盗賊退治のために意気揚々と勇気を奮い立たせているのか、おやつという言葉に反応したのか、それはわからない。
しかし、やる気は伝わってくる。
やる時はやる、ポメ太郎はそういう精神を持つ黄金の毛並みを持つ犬なのだ。
「飼い犬だって家族の一員、失われたら悲しむ人が必ずいるんだ。だから、ナイス機転だよポメ太郎。賢い子だね君は必ずメリーを助け出そうね。頑張るよポメ太郎」
『猫神様の気まぐれ』バスティス・ナイア(p3p008666)もまた、ポメ太郎にメリー救出を約束した。
「ワン!」
ひと鳴きして、ポメ太郎は8人を子犬誘拐盗賊団が潜んでいると思われる廃屋まで案内する。
●盗賊団をやっつけろ! メリー救出作戦
「じゃあ、様子を見てこよう」
低空飛行ができるバスティスが言ってふわりと浮き上がった。
その廃屋まではすぐにやってこられた。
気持ちが逸るポメ太郎が思わず先行して急かすようにするなど、いろいろあったがどうやら中の様子からすると接近は悟られていないようだ。
「ワン……!」
思わず、それを追おうとするポメ太郎である。
メリーがどんな目に遭わされているかを思うと、ポメ太郎も気が気ではないようだ。
「――大丈夫ですから、私たちの帰ってくる場所を守っていてくださいね?」
そんなポメ太郎を、リンディスは落ち着かせる。
なんとなく落ち込んでいるポメ太郎に、アマギが近づいて慰めるようにする。
「仕方あるまい。危ない時は妾の近くに居るのじゃぞ、庇ったりできるからのう。何なら頭の上とかでもよいぞ、ポメツキコンビの結成じゃ」
「ワン!」
ひと吠えすると、ポメ太郎はアマギの言葉に甘えるがごとくその差し出された頭に飛び乗った。
勢いよく尻尾を振っているところを見ると、かなりに気に入ったようだ。
「そこなら安心ですね、ポメ太郎」
「ポメ太郎、そこなら巻き込まれないだろう。アカツキの言うことをよく聞くんだぞ」
リンディスとベネディクトも、ポメツキコンビの微笑ましさと心強さに、つい笑顔になる。
小さな勇者、ポメ太郎の物語を紡ぐのは、心躍るものになりそうである。
「……うん、ポメ太郎が言う通り10人だったよ。ポメ太郎が武器を奪っていることにも気づいていないね」
偵察に向かったバスティスが、ふわりと着地して皆に報告する。
「武器を奪われたことにすら気づかないとは――本当に」
やはり、そこにリンディスも呆れてしまう。
「見張りも立てずに屋内に籠って……程度は知れる、というものですが。油断はせずに参りましょう」
リースリットもあらためて気を引き締める。
バスティスがもたらした偵察状況から、内部の様子を探る。
出入り口も多くはない。
そんなところに集まるあたり、やはり大した連中ではないようだ。
「改心しないようであれば後でいたぶっておきましょう。最悪、ナイフで脅せば一発でしょう」
リンディスも乗り込もうと、配置につく。
アルペストゥスもバスティスに続いて上空に飛び上がった。
「よし、可能な限り小屋へと近寄る際の音を消して近寄りつつ、十分な距離まで近づけたら戦闘開始だ」
ベネディクトが指揮を執ることになるが、作戦は簡潔に明確なものであった。
アマギも、ポメ太郎の口の前に「しーっ」と人差し指を立てて静かにするように伝える。
「ポメ太郎、静かにするのじゃ」
「くぅぅぅぅん……」
その動作で、ポメ太郎も理解したようだ。
「まずは、メリーの救出を最優先に」
「うむ、わかっておる」
リンディスがアマギに確認する。
ゴロツキどもの制圧と、メリーの救出は同時に行なわなくてはならない。
そうなると、アマギの人助けセンサーが役に立つはずだ。
アルペストゥスもこれに頷いた。
「よし、いくぞ!」
ベネディクトの合図とともに、作戦が実行される。
入口の扉が破られると、まずリースリットとアルペストゥスが飛び込んだ。
「……ハッ!」
飛び込むと同時に、リースリットのチェインライトニングが盗賊たちを鞭打った。
「ぎゃああああああっ!?」
突然の奇襲に、盗賊たちは訳もわからず薙ぎ倒される。
「な、なんだ!? ひぃぃぃぃぃっ!!」
「グルルルルルル……!」
喉を鳴らして唸るアルペストゥスの姿に、盗賊たちは恐れおののく。
囚われの身となって籠に押し込められたメリーの姿を目にすると、アルペストゥスはさらに怒りを露わにして盗賊たちを衝撃波でふっ飛ばした。
「ち、ちくしょう! 手入れか!?」
慌てて武器を探ろうとするも、見当たらない。
さらに焦ってパニックに陥る。
「よし、メリーちゃんを救出なのじゃ!」
「ワン!」
アマギとその頭に乗ったポメ太郎が、メリーが閉じ込められている籠を目指す。
狙いが犬質メリーの奪回だとようやく悟った盗賊たちであったが、翼を広げて四足で駆けるアルペストゥスが神気閃光を放つ勢いで薙ぎ倒された。
「ギャアアウッ!!」
「ポメ、メリーちゃんを誘導するのじゃ!」
「ワンッ!」
アマギがメリーが閉じ込められた籠をアルペストゥスの背に乗せると、ポメ太郎がその頭から、ぽんっと飛び移った。
「てめえ! そいつを返しやがれ!」
「あなたたちが盗んだものを返すわけがないでしょう?」
リュティスが冷たい視線を放ちながら、神気閃光によって盗賊たちを圧倒する。
「安心しなさい、あなたたちには殺す価値もない」
10人で1匹の子犬をさらうような小悪党に容赦はしないが、あえて殺傷する必要もない。
制圧してしまえば、大人しくなるであろう。
「ドゥネーブ領主代行、ベネディクト=レベンディス=マナガルム。大人しく縄に着け、大人しくするなら悪い様にはせん」
「ウチの領内でやっちまったな? 黒狼隊だぁ! 当たると痛ぇぞ!」
ベネディクトと夏子が、盗賊たちに投降を勧告しつつ、脅しをかける。
「領主代行が来やがったのか!」
一目散に逃げ出そうとして盗賊も、裏手で待ち受けていたバスティスに行方を塞がれていた。
「悪事を働いておいて、安安と逃げられると思わないことね。このままおとなしく降伏するか、再起不能まで叩きのめされるか、どっちがいい?」
バスティスがちょっと凄んだだけでその盗賊は腰を抜かした。
「大人しく投降すれば、痛い目には合わずに済ませます。如何しますか?」
「それとも、ナイフで切り刻まれるのがお好みですか?」
リースリットがサンダーウィップを追加する構えを取り、リュティスが冷たい目で見下ろす。
「殺す気は此方には無い。重ねて言うぞ、武器を捨てて投降しろ」
領主代行であるベネディクトの勧告が、盗賊の戦意を失わせるとどめとなった。
「わ、わかったぁ!? 俺たちが悪かった……! こ、降参するっ!」
盗賊たちは、あっけなく降伏を申し出てきたのであった。
●ポメ太郎を讃えよ!
「ワンワンッ!!」
パタパタと尻尾を振り、メリーに向かって吠えるポメ太郎。
気遣っているようでもあり、どこか誇らしげでもある。
「ポメ太郎、やっぱり女の子にモテたかったんだろうな。わかるわかる」
夏子もポメ太郎の動機になんとなく思い当たる。
彼ほど可愛ければ、ワンチャン夏子にもモテる機会もあるかもしれない。“ワンちゃん”だけに。
「……グルルル……」
ポメ太郎は、アルペストゥスの背に乗っての凱旋である。
(ポメ太郎は、メリーのことがすきなのかな? ねぇ、おしえて。だれにもいわないから)
背に乗っているポメ太郎に、アルペストゥスはそう問うているようであった。
「ワンッ!」
それがポメ太郎の答えであるらしい。
「お手柄でした、ぽめ太郎」
「本当です。良く見つけましたね。えらいですよ、ポメ太郎」
そんなポメ太郎の頭をリースリットも撫で、リュティスはご褒美のジャーキーを与える。
「よーしよしよし、よくやったぞポメ。アルも救出係お疲れさまじゃ。ほれ、ご褒美じゃ。ほれほれ~!」
アマギは、にっこにこでポメ太郎とアルペストゥスをわしゃわしゃと撫で回す。
存分に撫で回すと、その隣にメリーを乗せてやる。
そのまま、メリーの飼い主のところまで送る。
「メリー!」
飼い主の女の子も、メリーの姿が見えてくるとすぐに駆け出して出迎えた。
「今回の敢闘賞はこのポメ太郎だね」
バスティスは、メリーを見事救出した功労者のポメ太郎を抱き上げ、その顔をまじまじと見る。
たしかに可愛く賢いのかも知れないが、こうしてみるとやはり犬である。
しかし、彼女の元いた世界では、犬は勇敢な守り人であったのだ。
「うんうん愛嬌だけじゃなく勇敢な相だ。さすがベネディクト君の愛犬だね」
そして、飼い主からも御礼の品としてポメ太郎にたくさんのおやつが進呈された。
「さあ、ポメ太郎。おやつを貰った分、しっかり運動しないと丸くなってしまうからな」
盗賊団は官憲に引き渡され、今後の事情を聞かれることになるだろう。
どうやら、食い詰めてやってきた流れ者のようだ。
そういう連中に対処し、仕事も与えてやらねばならない。
領地経営というのは、なかなかに難しい。
そノ辺のことで頭がいっぱいのベネディクトであったが、まずは殊勲者のポメ太郎と存分に遊んでやらねばならない。
「そら、取ってこい!」
「ワンッ!」
ボールを放ると、ポメ太郎は元気いっぱいに駆け出した。
成否
大成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
ポメ太郎とともに、無事に犬質となったメリーを救出し、飼い主のもとへと返すことができました。
ポメ太郎も大変喜んでいると思いますので、皆さんで褒めてあげてください。
盗賊たちは、官憲からきつく叱られ、自分たちの情けなさに思い至ったようです。
改心するかどうかは、今後の反省次第でしょう。
今回、作戦はバッチリうまく生きましたので、大成功とさせていただきます。
GMコメント
■このシナリオについて
皆さんこんちわ、解谷アキラです。
ポメ太郎は盗賊どもにさらわれた子犬メリーちゃんを救おうとイレギュラーズに報せました。一生懸命考えて、仲間を誘導しようとしています。
ポメ太郎は、言葉を発せはしませんが、言いたいことは伝わっているはずです。
プレイングでは、盗賊が人さらいならぬ犬さらいをしたこと、さらにオープニングで描写された状況を把握した前提で構いません。
・盗賊10名
犬をさらうようなろくでもない連中で、大して強くもありません。
短剣などで武装していますが、基本的に貧弱で奇襲すれば難なく倒せます。
そのうえ、1名はポメ太郎に武器を奪われており、そのことに気づいていません。
・メリー
貴族の娘に可愛がられていた子犬です。
毛並みがいいので、盗賊どもは売り飛ばして儲けようと考えているようです。逃げ出さないよう、狭い籠に入れられています。彼女の救出も大切です。
ポメ太郎は、彼女を助けようとしています。
・その他
メリーを助け出したら、ポメ太郎を好きなだけ褒めたり可愛がってあげてください。
事前情報は、以上となります。
それでは、どーんと参加してください。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
Tweet