シナリオ詳細
合縁奇縁
オープニング
●縁
ヒトの世とは不思議なもので、ひとたび離れた縁も再び繋がるようにできている。この世界にいる限り──いや、混沌においては召喚という事情故に、世界すら跨いでも再び繋がる可能性がある。
アルメリア・イーグルトン (p3p006810)とアネッサ・サンドローズもまたそのような縁であった。
「アルメリアが冒険者って、なんだか意外よね」
アネッサの言葉にアルメリアはそうかもねと肩を竦める。彼女が故郷を飛び出したのは10歳の頃であったし、あの頃といえば自分はまさしく『本の虫』だっただろうから。
今でこそ冒険者として自立しているが、アルメリアが召喚された当初といえば、突然他国へ放り出されたばかりに大分絶望気味で。近い時期に幼馴染も召喚されなければ、鬱にでもなっていたやもしれない。あの時はこんな風に各国へ渡り依頼をこなす未来より、実家へ帰って元の生活を取り戻す未来を思い描いていた気がする。
「……ア、……アルメリア?」
「え、……ああ、ごめんなさい。何?」
呼びかけられた声でアルメリアは考えに没頭していたことに気づく。聞き返すとアネッサは「だからね」と繰り返してくれた。
「アルメリアたちに依頼したいの。賊の砦を叩く依頼よ」
「……アネッサがそう言うってことは、結構規模が大きいのね。それとも腕が立つのかしら」
彼女の言葉に考え込むアルメリア。アネッサが故郷を飛び出して以降、傭兵としてラサで生計を立てていることは知っている。そして彼女がベテランと言って良い腕であることも。彼女が助力を求めるというのだから、何かしらの理由があるのだろう。
聞けば、最近ラサの東方で勢力を増しつつある盗賊団らしい。早いところその芽を摘み取ってしまわねば、後にラサ全体を脅威へ陥れることもあるだろう。
「情報屋に話は持っていっておくわ。アネッサは──」
「もちろん同行するわよ!」
任せて、と笑ったアネッサにアルメリアもまた口元へ笑みを浮かべた。
●ローレット
「集まったね」
見渡した『黒猫の』ショウ(p3n000005)は頷き、羊皮紙を手にとって読み上げる。
「先にいくらかの情報もあったみたいだけれど、今回は賊退治だ」
運も味方のうち──とはいうが、賊たちは非常に使い勝手の良い砦へ潜伏しているらしい。切り立った崖のような岩壁に開く洞窟だが、身を潜めやすく向かってくる敵も見つけやすい。恐らくはどこか裏道に通づる穴もあるのだろう。
「調べたところ、最近あたり一帯を牛耳っている奴らみたいでね。色々なものを奪われているようだ」
金、武器、食料、人間。キャラバンが壊滅したという話もある。逆に悪事へ加担するような人間もおり、そちらは傭兵たちで捕らえるという事だった。
「こちらはキミたち8人と、ベテランの傭兵が1人ついてくれる。くれぐれも油断しないように、気をつけて」
- 合縁奇縁完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2020年09月07日 22時10分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●
イレギュラーズは空中神殿よりラサへ転移し、そこでベテランの傭兵──アネッサ・サンドローズと落ち合った。
「わーいアネッサちゃんだー!」
「じゃあ、改めて。今回はよろしくね、アネッサ」
満面の笑みを浮かべる『緑の治癒士』フラン・ヴィラネル(p3p006816)と軽く手を挙げた『緑雷の魔女』アルメリア・イーグルトン(p3p006810)は彼女と同郷。アネッサが村を出てからは中々会う機会もなかったが、2人がイレギュラーズとして外へ出てきたことで再会を果たしたのである。最も、アルメリアとアネッサは多少のコンタクトを取っていたようだが。
そして『揃った』という意味では彼女らだけではない。
「こうして3人揃うのって久しぶりじゃねえか!!」
瞳を輝かせる『Go To HeLL!』伊達 千尋(p3p007569)。そう、彼とアルメリア、フランは『悠久ーUQー』のメンバーなのだ。こうして3人揃えば頑張らないわけもなく。きっと悪者だってちょちょいのちょいである。アネッサには是非とも大船に乗ったつもりでいてほしいと告げた千尋は、不意に彼女の手を取った。
「所で君、いい身体してるね。『悠久ーUQー』に入らないかい?」
「ちーひーろー、ナニ考えてんのよ」
そんな千尋へすかさずストップをかけたアルメリア。その視線がフランへと移り、なんとも言えない表情となる。瞳は前髪に隠れて見えないが、口元を見れば雄弁なほどに感情を物語っていた。
「なんで……なんで2人共同じ村出身なのにおむねが……ぐすん……」
そんなの仕方ないだろうという感じではあるが、ある者が言っても嫌味にしかならない。でもやっぱり思う。それは村関係ないのよって。
「……ほらフラン、顎に梅干し使ってないで」
「……まあほら、今は賊のことに集中するわよ、ね?」
「うう……はーい……」
きゅっと顎に作られていた梅干しが消える。自らの頬を軽く叩いたフランは「よしっ」と気合を入れた。
「この手の傭兵崩れは、定期的に現れるな」
「この世界ではよくあるものなのかしら」
『餌付け師』恋屍・愛無(p3p007296)と『砂食む想い』エルス・ティーネ(p3p007325)は物騒な世の中だと顔を見合わせる。しかし多いというならば『お国柄』というやつなのだろうか。
「ラサの傭兵も舐められたもんだな」
だがクラブ・ガンビーノ団長代理である『鬨の声』ルカ・ガンビーノ(p3p007268)としては許しがたい。蠍の時も然り、その度胸は褒めるが自由になどさせるものか。
「仮に生存者がいれば、救出できるといいんですが」
『自分にはない色』グリーフ・ロス(p3p008615)の言葉にアネッサは「いや」と首を振る。潜伏する賊たちは仲間以外の生き物をアジトへ連れて行かないのだと言う。中の構造を漏らされてはいけないし、何より自らの食い扶持が減るからだろうと。
「攫われた人はすぐに他人……他の傭兵たちが対応している共犯者へ渡っているわ」
「成程。では純粋に捕縛のみということですか」
攫われた者の行方はその共犯者へ問い詰めるのだろう。グリーフは頷いた。
「さあ、そろそろ行きましょ。モタモタしてられないわ」
「うん! これ以上の犠牲者は出させないんだぞっ!!
アルメリアの言葉に『蒼蘭海賊団団長』湖宝 卵丸(p3p006737)が力強く首肯し闘志を燃やす。目指すは敵のアジトである。
近くまでと出された馬車を降りた一同は、可能な限り影に隠れつつアジトへ近づく。アジト周辺に隠れられるような場所はなく、侵入時は否が応でも見つかることになるだろう。けれども出来る限り不意打ちの形を狙いたいものだ。
「なんか、地下に水の湧き出るところがあるみたい」
フランが周囲の精霊から聞いた言葉にアネッサは眉を寄せる。この砂漠において湧き水が出るとは、敵にとってはますますの好立地というわけだ。上手く隠し通路などが見つかれば良いが、そういったものは精霊も首を傾げるばかり。こればかりは実際に潜入して見つけるしかないだろう。
「まだ、これといった臭いはしないけれど……アジトはもうすぐよね?」
「ああ。残念ながらよく見える」
エルスの言葉に最後尾を行く愛無が顔を上げる。まだその全貌は知れず、人が覗いてきそうな穴も見えないが、少しばかり見えている大きな岩が例のアジトだろう。
「クゥーッ! 沁みるゥ!」
千尋は持っていたそれを取り出し、両目へ。とても沁みるが全ては依頼のため。
「この先に隠れられそうな場所がないんだぞ」
エコーロケーションで真っさらな砂地を感じ取った卵丸が告げる。この先はもう敵陣だ。アネッサが「準備は良い?」と振り返った先でルカは好戦的な笑みを浮かべる。
「勿論。きっちり後悔させてやるぜ!」
「ええ。サッと片付けちゃいましょ!」
エルスの言葉に皆も頷き準備万端。一同は合図とともにアジトの入り口まで走り出した。すぐさま上空から何かが降り注ぎ、イレギュラーズたちへ襲いかかる。
「矢が降ってくるんだぞ!」
「上向かないで、走り抜けるわよ!」
アネッサの言葉に一同は全力で足に力を込める。恐らくは岩肌に開いた穴からの攻撃だろうが、確かめんと顔を上げれば矢が命中するかも知れない。
飛び込むようにアジトの入り口へ滑り込んだイレギュラーズたちは、すぐさま明かりを灯した。
「いやー……面白い魔術ね、私も習得してみようかしら」
じんわり仄かに照らす光はフランの体から発せられているもので。アルメリアだけでなくアネッサもほうと光る姿を眺める。
「でもわかってるの? ここでそんな、」
「大丈夫。あたし、そう簡単に倒れないもん」
軽くウィンクしてみせたフランは先頭へと立つ。グリーフもその隣へ。光源はフランと最後尾の愛無で、その他は彼女らの光に頼ったり暗視効果で補助を得たりと様々だ。
(……! これは……金属、いえ、血の臭い……?)
すんと鼻を利かせたエルスが視線を巡らせる。それはどんどん近づいてきているようで、皆へ小さく注意喚起を促して進み始める。人が頻繁に立ち入る場所であるからか、グリーフの視界にそれらしき罠の痕跡は見つからない。千尋も同様だ。手前にある部屋はどれももぬけの殻で、何も仕掛けがない事を確認しながら道すがら──不意に白刃が煌めいた。
「フラン!」
ルカの声が響き、フランは女王の加護でもってそれを受ける。見えたのは獣の獰猛な瞳。光る彼女は格好の獲物だ。けれども『わざと』そうしていることにまでは頭が回らなかったのだろう。
「暗闇にかかれ虹の橋、必殺蒼・海・斬!」
卵丸の腕に装着されたドリルが色を纏い、斬撃を飛ばす。直後、暗闇に大きな花が咲いた。
「ほらほら狼さん、かわいい女の子だよー!」
麗しき幻想種に敵の瞳が細められる。後ろから追いついていた敵の増援も同様だ。ルカはその調子ににっと笑みを浮かべる。
「サンキュー、フラン。お前はいい女だな!」
片手で操る大剣を器用に持ち、その乱撃は豪快ながらも味方を傷つけない。あとから追いかけてきた獣種たちに光るフランは真っ先に狙われるも、自身を回復しつつ耐え続ける。
「アネッサの戦いぶりも見せてもらうわよ!」
「当然! 頼りにしてるわよ、アルメリア!」
アルメリアの放った雷が天上に溜まり、敵にのみ降り注ぐ。その合間を縫ったアネッサは両手に武器を構え、傷つけると同時に余裕を削いでいった。その直後、敵の動きを呼んだエルスが大鎌を振るう。
「ラサで暴れようなんてそうはさせないわ!」
乱戦になる頭上から突如、超音波的な何かが発せられる。咄嗟に避けた愛無はぼんやりと照らされた道の後方に黒い影を見た。
「ボスの登場か」
戦場を走り抜け、頭領たる『蝙蝠男』ウィルスタンの前を陣取った愛無。千尋はアネッサの軽快な動きを視線で追いながらも愛無と共にウィルスタンの邪魔をする。相手は愛無の発する光に小さく顔を顰めているようだった。
(風は奥へ……逃げるならばあちらですね)
グリーフは風の流れを感じ取りながらフランと共に名乗り口上で体を張る。交戦した場所は幸いに踊り場のような場所で、イレギュラーズも比較的戦いやすい。道の合流地点であるから逃げ道があるのはどうしようもないが、せめてと入口に近い方向から1人をマークする。
「ワタシのことは、いくら傷つけていただいてもかまいません。そのたびに、再生しますので。それとも──」
よってたかってもか弱い小娘1人、嬲り殺しにできませんか。
あからさまな挑発に乗る獣種たち。それこそこちらの思うつぼだが、彼らとて伊達に賊をやってはいないのだ、確実なダメージでイレギュラーズを疲弊させていく。
「まだまだ……皆、頑張ってー!」
フランは自らのパンドラを煌めかせ、緑の魔力を辺りへ放出する。共に発されたエールは味方を1歩、あと1歩と押し出す確かな声だ。その鼓舞に押され、部下であった獣種たちは徐々に数を減らしていく。
「誰1人、逃がさないんだぞっ!!」
逃げようとした獣種へ追いすがり、気を失わせた卵丸。皆の視線は愛無と千尋に固められたウィルスタンへ向けられる。
「あと1人よ!」
「ええ。まあちょっと効率悪いけど……」
アネッサの言葉に頷きながら、アルメリアは攻撃方法を変えずに雷撃を放つ。此度のオーダーが捕縛なのであれば、万全を期して殺してしまいそうな一撃は避けるべき。せめてもと星夜ボンバーをしかけるが、流石に安全を謳った製品で驚くことと光にうろたえる事はないらしい。それは愛無の発光についても同様のようだが、同じように邪魔をする千尋に比べたらやはりヘイトは向くようだ。
「投降する気はないか。無益な殺生は避けるべき、らぶあんどぴーす、だ」
愛無の言葉に、しかしウィルスタンは応えない。部下に命令する様子も見せなかったのは接敵前に済ませていたのかもしれないが、元々口数の少ない男のようだ。
けれどどれだけ強い男であろうと多勢に無勢。ウィルスタンの放つ攻撃や音波はイレギュラーズを惑わせるが、フランの魔力がすぐさま立て直しを図る。
「おとなしくお縄につけってんでぃ!」
千尋の予測不能な軌道を描いた一撃がウィルスタンへぶち込まれる。しかしその攻撃に手加減を感じたか、ウィルスタンは小さく呟いた。
「……殺せないか?」
「いいや。先ほど言った通り、無益な殺生を避けるだけだ」
愛無の言葉に応じる者もいれば応じない者もいるだろう。そもそも賊とは一般悪だ。わざと殺したいほどでもないが、手加減して生かすほどでもない。
「ま、死んだ方が幸運って可能性もあるけどな?」
遠くから『殴り飛ばした』ルカは笑みを浮かべ、その射線にエルスは立ちはだかる。今ばかりは武器にそのすらりとした脚を伸ばして──。
「殺してなんてあげない、死んで楽になれるなんて思わない事ね」
──ウィルスタンへ、思い切り叩きつけた。
●
最後の1人を縛り上げ、一同は終わったと歓喜の声を上げる。意識の戻った賊が忌々しげに睨みつけるが、武器も奪われ自由も奪われた彼らにできることはない。
「みんな、お疲れ様なんだぞ」
「いっぱい動いたらお腹空いたよー。打ち上げしよー打ち上げ!」
卵丸が微笑む視界の中、フランはお腹を手でさする。早くしないと腹と背の皮がくっついてしまうかも。
「よし、地元民としてメシが美味ぇ場所につれていってやるか!」
「ルカ先輩ゴチになりやーーーーす!!」
折角ラサまで来たんだ、と言うルカの隣で千尋が勢いよく頭を下げる。そんな彼にルカは片眉を上げた。
「奢りってか? しゃあねぇな、今回だけだぜ?」
仕方ないと言う割に即答である。いつだって気前が良いわけではないけれど、こんな日だ。気分良い終わりには良いだろう。
ルカの奢り発言に千尋だけでなく皆が湧く。エルスも嬉しそうに微笑んだ。
「隠れ家みたいなお店も知っているのかしら? とっても楽しみにしてるわねっ!」
「おう、楽しみにしといてくれよ」
地元民ならではのチョイスに期待するエルスへ気負うことなく片手を上げるルカ。エルスともあろうものがラサの店に無知というわけがないのだが、やはり地元民しか知らない場所というのは存在するのである。
(私の知らないラサがまだまだある……もっと知れるかしら。いいえ、もっと知りたい!)
ワクワクとするエルスだが、まずはそこで射殺しそうな視線を向けてくる賊の対処から。傭兵へ身柄をきっちり渡さなくてはならない。
縄を握り、賊を立たせたイレギュラーズたちはアジトの外へ向かう。そこには共犯者を捕まえた傭兵たちの姿があった。
「ここで引き渡して良いのかしら」
エルスの問いに頷く傭兵たち。共犯者諸共ひっ捕らえて連れて行くのだと言う。彼らが依頼を受けた傭兵であることを確かめたエルス及びイレギュラーズたちは、連行される彼らの背を見送った。
「ねえ、アネット。打ち上げ付き合ってよ」
「え、アタシも?」
他に誰がいるっていうのよ、と呆れた声を出すアルメリア。その傍らでフランが是非に! と諸手を上げる。
「アネッサちゃんとは話したいこといっぱいあるんだよ! ね、行こうよー!」
フランのキラキラ輝く瞳にアネッサはくすりと笑って、それじゃあ行こうかなと頷く。よし、と呟いたアルメリアの瞳がきらっと光った……気がした。
「たくさん撃ったし、ガッツリ食べたいわ!」
「アタシもー。2人でいっぱい食べるけど大丈夫?」
アネッサの問いにルカはひらりと片手を上げる。気にするな、ということだろう。
「……もしかして、もっと食べるとおむねが……!?」
2人の発言とプロポーションにフランは謎の落雷を受けたかのような様子で。不思議そうにアルメリアはフランを呼ぶ。
「ちょっと、フラン? 置いていくわよ」
「はっ。ま、待ってよー!」
慌てて追いついてくるフランにアルメリアは小さく笑って、視線をアネッサへ向ける。故郷を飛び出した友は「どうしたの?」というように小首を傾げてみせた。
「最近ね、よく実家にいるの。たまにはアネッサも遊びに来てくれると嬉しいわ」
深緑がローレットへ門扉を開くようになったことで、アルメリアも帰郷を果たせている。懐かしの友が来るのなら歓迎したい。
「それと、依頼も喜んで」
「あら。それじゃあまたお願いするかも」
小声でやり取りする2人はふふっと笑いあって。後ろから追いついてきたフランを急かしながら、先を行く仲間たちの元へと歩を進めたのだった。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
お疲れさまでした、イレギュラーズ。
無事に全員を捕縛することができました。
それでは、またのご縁をお待ちしております。
GMコメント
●成功条件
賊の捕縛
●情報精度
このシナリオの情報精度はCです。不測の事態が起こる可能性があります。
●エネミー
・『蝙蝠男』ウィルスタン
蝙蝠の飛行種。小柄な男性ですが、賊のリーダーです。
暗闇を得意とし、該当フィールドでは命中が上昇します。反対に明るい場所では回避が鈍ります。
音波:自ら発する音波により平衡感覚を乱し、時には幻影さえ見せるでしょう。【体制不利】【混乱】
鉤爪:毒が仕込まれています。【毒】【致命】
・部下×10
狼の獣種。いずれも夜目が利きます。
反応と攻撃力に長けていますが、特殊抵抗はそこまででもありません。
単調であり、単純であり。攻撃も捻ったようなものではありません。通常攻撃に【出血】を持ちます。
●フィールド
崖のように切り立った岩壁。そこに開いた洞窟が敵のアジトです。中の構造は知られていませんが、酷く暗いようです。
ある程度不測の事態を予測する必要があります。
●友軍
アネッサ・サンドローズ
アルメリアさんの関係者であり、ベテランの傭兵。アルメリアさんとは同郷です。
身軽さと一対の武器で傭兵業をこなしています。そこそこな戦力となるでしょう。
●ご挨拶
愁と申します。
関係者さんをお借りして、いざラサの地へ。さらに危険な勢力となる前にたたいてしまいましょう。
ご縁がございましたら、よろしくお願い致します。
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