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シナリオ詳細

俺、一人で強くなれない後衛職だから。

完了

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング


「少し、鍛えてもらおうかなって」
『そこにいる』アラギタ メクレオ(p3n000084)がポリポリと焼き菓子を食べるいつもの風景。
「一応、俺も後衛職だしね。戦場に出る素養はあるわけだよ。まったく覚える機会がなかっただけでね? 念のため、ここいらでそっちも考えとかないとなって。世の中物騒だろ?」
 イレギュラーズが、なんだってという言葉を、奥歯でかみ砕いた。
 なんだと、こいつ、戦闘処女(概念)かよ。
「でも、こう、なんていうか、俺、ヒトを見る目はあるんだけど、自分を見る目はないんだよねー」
 医者の不養生。紺屋の白袴。ちょっと違う。客観的視点が持てないやーつ。
「という訳で、あれだ。俺を鍛える手伝いしてほしいなって。ほら、後衛職は前衛職がいてこそじゃないか。俺だけのこのこ行ったって効率が悪いというか、単独で戦っても意味ないだろ」
 メクレオはぐびりと茶を飲んだ。
「初めてだから、やさしくしてね?」

GMコメント

 田奈です。
 メクレオが戦闘職だって知ってたかい。田奈もうっかり忘れてたよ。
 という訳で、護衛兼指南役をよろしくお願いします。

ラリーの展開予定
第一章
 ブレインストリーミングです。
 ローレットのラウンジで、飲み物や軽食と一緒におしゃべりしましょう。
 戦闘薬師に必要なものをプレゼンしていただきます。先達のアドバイスもよし、前衛職のこういう戦闘薬師になってほしいなってもらいたいな。でもよし。
 その上で、こういうの倒しに行こう! と、提案してください。
 通りすがりに無責任な発言して去っていくっていうのもありです。

第二章
 一章の結果を踏まえ、冒頭でメクレオが適当な案件を持ってきます。案件と一緒に合流するのもいいでしょう。
 依頼への移動パートです。
 楽しくおしゃべりして下さい。自分がどんな役割をするからメクレオや同行の皆さんににどうしてほしいなどと言っていただけると、三章がはかどります。

第三章
 実践編。冒頭で二章の内容を下に導入いたしますので、かっこよく戦ってください。通りすがりの助太刀なんてのもカッコイイです。

NPC
 『そこにいる』アラギタ メクレオ(p3n000084)
 戦闘薬師の素養はありますが、今までその技能を一切使ってません。
 戦闘処女です。いい感じの場所にいろとか言ってもそれが分かりません。
 指示は的確に。

 いつも、胡散臭い仲介屋をいじり倒せる機会でございます。
 よしみを繋げるもよし、戦闘しつつ恩を売るもよし。弱みを探るもよし。
 ふるってご参加ください。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 想定外の事態は絶対に起こりません。

  • 俺、一人で強くなれない後衛職だから。完了
  • GM名田奈アガサ
  • 種別ラリー
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2020年06月11日 16時45分
  • 章数3章
  • 総採用数36人
  • 参加費50RC

第2章

第2章 第1節


「――色々考えた結果、まず薬師として長くお役に立てる方を伸ばすことにした」
 『そこにいる』アラギタ メクレオ(p3n000084)は、自分の戦闘力的腕っぷしに関しては全く期待していなかった。
「利香さんのいう回復力は薬の性能でどうにかする」
 劇薬。取り扱いに細心の神経を使う奴。
「俺がどのくらいへっぽこなのか、脳みそに刻み込むのが目的なので――これにしました」

依頼:「はぐれ豚を倒してください」

「豚が脱走しまして。野生化しまして。完全独占環境で飽食の限りを尽くした結果――」
 結果。
「すごく大きく育って、非常に危険。具体的には、半径二メートルの半球に退化した手足。食いすぎて動けなくなったそうな。でも口が届く範囲で食料は豊富なので元気に太っていく」
 巨大化、どこかに行ってくれる希望も持てない。
「強くて特に弱点の噂を聞かない、前衛の皆さんに夢中になる程度に頭悪くて遠隔攻撃はできない、終わったら食える。方向で選考してみました」
 それから。と、仲介屋はつけ加えた。
「ただの豚が何喰ってそんなになったか、すっげえ気になる!」

第二章
 一章の結果を踏まえ、冒頭でメクレオが適当な案件を持ってきます。案件と一緒に合流するのもいいでしょう。
 依頼への移動パートです。
 楽しくおしゃべりして下さい。自分がどんな役割をするからメクレオや同行の皆さんににどうしてほしいなどと言っていただけると、三章がはかどります。


第2章 第2節

志屍 志(p3p000416)
天下無双のくノ一


「なるほど、そういう選択ですか」
『遺言代筆業』志屍 瑠璃(p3p000416)は、ほほ笑んだ。
「考えて選んだようですし、私からは、まあ、がんばってね?とだけ」
 なんで、そんな、幽霊屋敷に突っ込もうとしてるやつを見送る経験者みたいな顔をしてるの。瑠璃が突っ込んだ幽霊屋敷が現実言うのをメクレオは知っている。
「それはそれとして、リアルタイムに変化する状況で、前衛の誰にどのような支援を飛ばすか。素早く、かつ的確な判断をする練習にはよろしいのではないでしょうか」
 つまりしくじると前衛が大変だぞ。ということだ。
「それでは私は、後から判断の是非など確認できるよう状況の記録を手帳につけるとしましょうか」
 それは、世間で言うところの試験官さんでは。
「簡易飛行を用いて全体の状況が把握できそうな木に登り、落ち着ける太い枝の上から陣形、前衛の負傷状況、メクレオさんの行動などなどを――」
 見ていますね。と、おっしゃいましたよ、このお姉さん。
「一応、遠距離攻撃できる呪文も用意しておりますので、万が一にでも前衛が抜けられた場合には術で攻撃を行いましょうか」
 瑠璃、客観的なレポート係及びセーフティネットに立候補。

成否

成功


第2章 第3節

リゲル=アークライト(p3p000442)
白獅子剛剣
アカツキ・アマギ(p3p008034)
焔雀護
カストル(p3p008517)
星の子


 ラウンジには新たな縁が満ちている。通りすがりの星が流れてくることだってある。
「ボクも戦う仕事を請けるのって初めてなんだ、御一緒してもいいかな?」
 『星の子』カストル(p3p008517)が円卓にやってきた。
 ふわふわした金髪のほっそりした男の子に、一同はどうぞどうぞと座を作る。
 クッキーもおあがり。お茶は好きかい。同じテーブルを囲んだらもう仲間だよ。前衛職だ。放さへんで。
「ボクのスタイルは軽装で身軽さ重視の、普通の剣士。余り打たれ強くはないから、怪我したりしてたら回復してくれると嬉しいな」
 自分にできることと要望を伝えられるのは大事なことだ。助け合いという言葉は大事だが、何が助けになるかは相手によって違う。
「良かれと思って」からの有難迷惑は、相手をぶった切ることができない分、後に引く。
「こういうのは焦らず一つずつこなしていくのが肝要じゃな」
 日頃、火付け依頼でメクレオに覚えられている『放火犯』アカツキ・アマギ(p3p008034)の笑顔が染みる。
「自分のできること、やれることから模索していくのはとても良いことじゃと思うぞ。妾も微力ながらお手伝いするのじゃ!」
 こういう時のアカツキの年上感、とっても頼もしい。ファイヤーしたがるだけの幻想種じゃないと思ってたよ。
「さあ、早速依頼へ挑戦だね。内容も好都合だ」
『死力の聖剣』リゲル=アークライト(p3p000442)の笑顔はとてもさわやかなのだが、猛者特有の鉄臭さを感じる。こう、ヘモグロビン的な。後、こう突き抜けた脳汁感もある。アドレナリン的な。
「前衛がしっかり押さえれば、後衛の安全が保たれるという訳か、腕がなるな」
 円卓にい続けのメンツを確認して、頷いた。
「メンバーが前回と同じならば、タンクも火力もそろっていることになる。ならば俺は前衛として敵をマーク、時にはブロックをし、後衛に突撃されないよう、気を付けてみるよ」
 人、その役割をタンクという。防御役。絶対倒れない不動の壁。めちゃくちゃ頼もしい。デュランダルにタンクをしてもらう贅沢。アドバイスに来てくれたものが支援系や治癒系であることを考えても最適の選択だ。ありがたい。
「それならメクレオさんも、怖くはないんじゃないか?」
 どうしてそんなによくしてくれるの。音に聞こえた聖騎士様でなかったら背後関係を調べるところですよ。
「そうじゃな。巨大なはぐれ豚……怒りやブロックがない妾でも盾代わりにはなれそうじゃな」
「はい?」
 声が裏返った。メクレオが、あんまり見せない顔をした。
「火力は? てっきり、アカツキさんが丸焼き作る要員だと思ってたんですけど。けど!?」
 アカツキは、ふはは。と笑った。
「そうか。やはり丸焼きでOKか。いいぞ。倒した後には焼いてやろう」
 じゃなくてね!?
「まあ、他に適任が居ればそちらに任せるのも良いかのう。まあ、実際行ってみてからじゃな」
 亀の甲より年の劫。さっきまで頼もしかった年上感が恐ろしさに変わる。
「その場合は一緒に後ろに立って距離の保ち方や背後への警戒を教えるのもアリじゃな。誰ぞも言っておったことじゃが、実際の戦闘では後衛の背後をついて敵の増援、なんてことも有り得るからのう」
 後方は、すなわち方向転換した時の最前線。
「自衛力も必要になるときが必ず来るぞ。回復役は最後まで倒れてはならぬ、なんて事もよく言われるのじゃ」

成否

成功


第2章 第4節

ミミ・エンクィスト(p3p000656)
もふもふバイト長
ペルレ=ガリュー(p3p007180)
旋律を集めて
メリー・フローラ・アベル(p3p007440)
虚無堕ち魔法少女


 メクレオは円卓を見回した。
 場が、割とメクレオに攻撃させようって空気になっている。
「ワタシ、張り切って歌いますね~」
『英雄のたまご』ペルレ=ガリュー(p3p007180)は、満面の笑みで、バフ係ですよーと言った。
「メクレオ君も、沢山スキル使って活躍できるように沢山歌っちゃいますよ~」
 滅多に行けない戦闘依頼に行ける。と、小さな歓声を禁じ得ない。
「まずは、前衛さんがブタさんをがっちり抑えてくれるように歌って~」
 具体的に言うと、開幕に前衛の反応をよくするマーチを歌う。
「その後は、メクレオ君がみんなをガッチリ助けられるように、傍で祝福しちゃいますからね~」
 メクレオがガス欠にならないよう供給するということだ。
「い」
 メクレオの顔が引きつっている。ペルレは満面の笑みだ。
「メクレオ君の武勇伝の記念すべき1ページ目、楽しみです~」
 大体の吟遊詩人は「記念すべき1ページ目」を記すのが大好きだ。それが叙事詩になればもっといい。
「前衛の皆様が居らっしゃるのでしたらそりゃあもう安全安心、戦闘苦手なミミでも余裕です多分きっと」
『もふもふバイト長』ミミ・エンクィスト(p3p000656)は、丸々太った豚のフォルムを指先で描きながら、うんうん。と、訳知り顔でうなずいている。
 何が戦闘苦手だ。とんでもないダメージ技を持っていることをメクレオは知っている。
 いや、ミミはノーコンだった。それを理解したうえで至近距離。ということは、『私ヒーラーです。ひええええ』と恐れおののいて間合いに誘い込み、相手の弱点に確実にダメージぶち込みコロシハシナイという戦術だろうか。理にかなっている。
「他にヒーラーさんいらっしゃらなければ後衛ヒーラーとしてお手本的な事を請け負うですよ」
 もしもの時に保険を用意しつつ、取り柄を伸ばすのは参考になるなぁ。と、メクレオは思った。
「わたしがやろうと思ってること言うね」
『躾のなってないワガママ娘』メリー・フローラ・アベル(p3p007440)がにこにこしながら言う。
「メクレオと前衛の中間ぐらいの位置に立って、緑の抱擁で前衛のHPとメクレオのAPを回復するわ。自分のAPは瞑想で回復ね」
 巧みに、メクレオガンバレーのビックウェーブに紛れ込みながら、メリーは目を細めた。
 メリーは考える。メクレオが今後モチベーションを保つためには、彼にに「敵を傷つけ殺す喜び」を知ってもらうのが一番だと。だから、メリーにしてみれば、これはまぎれもない「親切」なのだ。
「攻撃はしないわ」
 そういうメリーに、メクレオはえ~。とうめいた。
「だって、訓練なんでしょう?」
 メクレオが敵を傷つけることを選択するしかないように追い込むのだ。
「もちろん、全部お任せってわけじゃないの。万一前衛が突破されたら、敵がメクレオに近づけないようにマークして、衝術で押し返してやるわ」

場の空気はメクレオが攻撃するという雰囲気にほぼほぼ傾いた。

成否

成功


第2章 第5節

リカ・サキュバス(p3p001254)
瘴気の王
錫蘭 ルフナ(p3p004350)
澱の森の仔
フラン・ヴィラネル(p3p006816)
ノームの愛娘
ロト(p3p008480)
精霊教師


 あとは円卓の上のお菓子を片付けて出発するだけだー。という空気になっている。
「初体験が豚さんかぁ、うんうん脂も乗っててそこそこに体力があって、きっとメクレオさんも満足出来るよね」
『繋ぐ命』フラン・ヴィラネル(p3p006816)は、じゅるっとよだれをすすり上げた。口の中に幻の豚の脂の味がわいたのだ。
 メクレオのドキドキ初体験で沸いたわけではない。
「えーと、あたしは後衛の人の前で全体に回復飛ばせるようにする。HPもAPもBSもどかどか回復できるし、出しおしみなく戦って平気だよー!」
 回復が過ぎて、鼻血吹きそうだ。脱脂綿やガーゼを多めに持っていくべきかもしれない。
「それにしても、ただの豚がこうなるなんて興味深いね。食事が影響しているなら、餌にデカクナルキノコやシンカのキノコを与えていたのかな?でもキノコ系は1日で効果が切れるのが大半だし品種改良品かな?」
『特異運命座標』ロト(p3p008480)も、メクレオを延々と強化してくれるという。
 心は討伐対象の豚の変貌の原因究明に飛んでいる。
「もしくは精霊が悪戯で憑依してたり、魔術でも……後者ならとても気になる研究材料だね。後学になる」
 それまでうきうきと仮説を提示していたロトは、はた。と、黙り込んだ。
「倒した後に食べるのやめたりは……」
「今日のお昼はー、トンカツにーポークソテーにー生姜焼ー角煮にー豚しゃぶー」
かぶせ気味に、フランは、脳みそが崩し豆腐になりそうな超音波――いや、調子っぱずれな歌と思しきものを響かせた。
 匂わせである。今日の昼、豚を、大量に、食う。という意思がビンビンと伝わってくる。
「しないよね、あはは。」
 ロトの言葉に、フランは満面の笑みで応えた。
「えっと、脳とか内臓とか骨とか、皮膚とか、食いにくいトコは、よかったら」
 仲介屋の折衷案。最大多数の最大幸福。
 ロトは何度か頷いた。
「くぅ…気になるなぁ……念の為に精霊疎通で確認してみようかなぁ」
「だよね! こういう時に自然会話でその辺の木とか、精霊疎通で精霊さんに居場所聞いておくのが大事だね」
 精霊使いの現場把握、とても嬉しい。ぜひとも、そうしてほしい。いい感じの成長促進剤になる植物があれば、メクレオの懐も潤ったりするかもしれない。
「…………あのさ」
 それまで、黙って、全員のああでもないこうでもないを聞いていた『猫派』錫蘭 ルフナ(p3p004350)が言った。
「個人的には、今回この豚を食べるつもりなのなら、毒とか麻痺毒の使用は避けて欲しいところではあるよね」
 そうでした。万一にでも何かあったら、メクレオの立場がやばい。
「俺、攻撃手段、後方からだと毒の投擲くらいしかできないんですが」
 メクレオ、自己申告。だめじゃん。
「何か味方へのドーピング手段持ってたり、する?」
 ルフナの聞き取り。
「自己強化はある」
 言外をくみ取ってください。
「前衛が引き付けてる間に後ろから攻撃するか、回復支援かだよね。まっとうなアドバイスは」
 まっとうじゃない選択をしようとしているメクレオにザクザク刺さる。
「巨体の攻撃範囲から巻き込まれず、自分のリーチは仲間に届くって距離を見極めないとね」
 巨体の攻撃範囲に巻き込まれず、仲間の支援が自分に届く距離を見極めなくてはならない。
「えっと。そうすっと、俺、ガッチガチに固めて前に出るしかなくない?」
 アラギタ メクレオは腐っても薬師なので攻撃は薬に頼る。攻撃は毒。それが封じられるとなると、護身術として覚えた技を使うしかない。イノシシに効くかは微妙な線だ。
「最初の最初で、みんないるし、甘えてもいいかなー。頼むから、俺を死なさないでね?」
 メクレオは覚悟を決めたようだ。
「あと、昼飯の予定だけど、時間かかって、おやつか、ひょっとすると晩飯になったらごめんね?」
『永遠のキス』雨宮 利香(p3p001254)が、べたっとメクレオに張り付いた。
「ただの能天気男ってわけじゃなさそうね、いいわ」
 さわさわとメクレオの服の厚さを確かめる。
「ああ、流石にこの服のままじゃいけないわ、私だって鎧を……何よ、その大した変わらないって目は、サキュバスだから当然でしょう?」
 お胸ぎゅうぎゅうは色々立場として困っちゃうので勘弁してほしいが、頼りになるのは間違いない。
「メクレオちゃん、お姉さんが手取り足取り教えてアゲル? いひひ」
 今回ばかりは本当にそうしてもらわないと、体が削れて治されて体が削れて治されて。が、豚が死ぬまで続けられることになる。え、何、その地獄。
「肩の力抜いていきなさい、サポートするケド」
バシっと鞭を誰もいない方に振って、3m。
「文字通りこれが届く範囲よ、ま、私にはとっておきがあるけど……素直に効いてくれるかは別だから」
 至近距離。豚のこの間合いに入ったら、メクレオのヒヨヒヨ金肉は体が消し飛ぶ。
「油断だけはしないでね?」
 急にトーンを変えて、わざわざ下からのぞき込んでくる利香に、メクレオは頷いた。それだけは絶対にしない。

成否

成功

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