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シナリオ詳細

<グラオ・クローネ2019>鉄屑商店街でグラオ・クローネを

完了

参加者 : 11 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●グラオ・クローネ
『――貴方に幸福を。灰色の王冠(グラオ・クローネ)を』
 灰色の王冠の御伽噺は深緑に遥か昔から伝わる御伽噺。
 一説では、その御伽噺の灰色の王冠(グラオ・クローネ)を模したものが、チョコレイトの始まりだという。
 現在ではその故事にあやかって、2/14に大切な人にチョコレイトを贈るお祭りとして混沌世界では定着している。

●鉄屑商店街もイベントだよ
 脳筋の脳筋による脳筋の為の鉄帝星屑商店街――通称、鉄屑商店街。
 お祭り好きの商店街住人の手によって、街はこの日『グラオ・クローネ』のイベントで賑わいを見せる。
 この日の為の高級チョコから麦チョコまで、手広くお菓子屋に並ぶのは当然として。
「ゴスロリには、手作りチョコが良く似合うわい」
「ヒヒヒ、ロリばばあ屋特製、血汚冷吐の真髄を見せてやろうかね」
 元祖ロリばばあ屋と本家ロリばばあ屋の二人の婆あによる手作り特製チョコ教室では、材料にロバ肉が混ぜ込まれた『血汚冷吐』なるチョコが作られるという。
「チョコと云えば、身も心も温まるホットチョコ。これを飲んだら、ハートも一発で溶けること間違いなしだ!」
 熱さにこだわり続けるマグマラーメンの店主が、この日はラーメンだけなく、マグマ印の煮えたぎったホットチョコレートを販売する。
「……」
 バット屋の親父はリア充狩りを警戒して、ひたすら釘バットをフルスイングしている。
「ハッピーバレンタイン♪ 食べてくれなきゃ、お前を食べるわ♪」
 イカしたパンツ屋の姉ちゃんがイカれた姿でギターを掻き鳴らすのも恒例だ。
 鉄帝星屑商店街、『グラオ・クローネ』が君たちを待っている。

●ローレットでのいつもの二人
「例によって、鉄屑商店街からお祭りへの招待だ」
 特にチョコを渡す予定のない『酔っ払い』ジュリエット・ノックス(p3n000036)が、興味なさそうに招待状を手でひらひらさせる。
「あ、でも。チョコレート交換会とかもあるみたいなのだ。これはこれで面白そうなのだ」
 招待状に『超食通』Que(p3n000026)が目を通す。特設ステージで催される立食パーティーでは、希望者による持ち寄ったチョコなどのプレゼント交換会も行われるらしい。
「やめとけって。闇鍋みたいに、ゲテモノチョコが当たるのがオチだぜ……」
「それはそれで、面白いからアリなのだ! それにボクは、そんなことするイレギュラーズは居ないって信じているのだ!」
「まあ、タダ酒が飲めるなら、アリっちゃアリかもなー」

GMコメント

 ハッピーバレンタイン!
 ってわけでこんにちは、茜空秋人です。

 女性から男性にチョコを贈るお祭りとは限りません。
 男性だって、チョコを贈ってよいのです。
 大事な人に。
 大切な人に。
 お世話になったあの人に。
 家族に、仲間に、友人に。
 想いを込めて。
 感謝を伝えて。
 チョコを贈ってみませんか?

●目的
 鉄帝星屑商店街でグラオ・クローネを楽しもう。

●出来ること(例)
・商店街でチョコをゲット
 購入するチョコを探したり。
 手作りチョコ教室に参加したり、ホットチョコレートを購入したり。
 チョコにこだわらず、それ以外のプレゼントを探して散策しても構いません。

・立食パーティーを楽しむ
 プレゼント交換会に参加するもよし。勿論、参加しなくても構いません。
 饗される食事やお酒(ソフトドリンク)を愉しむもよし。
 ペアで参加して愛を囁きあうのもよし。
 思い思いにグラオ・クローネを過ごしましょう。

・その他
 商店街で出来そうなことは一通りできます。

●プレゼント(チョコレート)する場合
 どの様なチョコを購入したのか、手作りならどんなチョコなのかを自由に設定してご記入ください。
 贈る相手がいる場合は、気持ちをこめたメッセージなども添えましょう。
 特定の相手がいない交換会でも、メッセージがあると喜ばれるんじゃないかな?
 自分で自分にチョコを贈るのも、無問題。美味しく食べましょう。

●NPC
・『酔っ払い』ジュリエット・ノックス(p3n000036)
・『超食通』Que(p3n000026)
 呼ばれれば何処にでも行きます。
 呼ばれなければ、多分立食パーティーで交換会に参加しつつ飲み食いしています。

●その他
 未成年の飲酒喫煙は出来ません。
 同行者やプレゼントを贈る相手が居る場合、フルネームやIDを記載して戴けると助かります。 タグでも大丈夫です。

  • <グラオ・クローネ2019>鉄屑商店街でグラオ・クローネを完了
  • GM名茜空秋人
  • 種別イベントシナリオ
  • 難易度VERYEASY
  • 冒険終了日時2019年03月01日 22時25分
  • 参加人数11/50人
  • 相談7日
  • 参加費50RC

参加者 : 11 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧 (11人)

竜胆・シオン(p3p000103)
木の上の白烏
リュカシス・ドーグドーグ・サリーシュガー(p3p000371)
無敵鉄板暴牛
ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)
祈りの先
鬼桜 雪之丞(p3p002312)
白秘夜叉
アーリア・スピリッツ(p3p004400)
キールで乾杯
新田 寛治(p3p005073)
ファンドマネージャ
ロク(p3p005176)
クソ犬
葛城 リゲル(p3p005729)
竜爪黒狼
ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)
氷雪の歌姫
エル・ウッドランド(p3p006713)
見たからハムにされた
ヨシト・エイツ(p3p006813)
救い手

リプレイ

●商店街の住人たち
 大切な人にチョコをプレゼントするグラオ・クローネ。
 お祭りともなれば、隙あらばチョコを売りつけようとする商魂逞しい住人達やチョコを求める買物客、観光客、さらにはラブラブなカップルで鉄帝鉄屑商店街はあふれ彩られている。
 そんな賑わいの中、『マグマラーメン』を訪れた寛治。
 遊びではなく仕事の一環、フードプロデュサーとしてテコ入れした店のアフターフォローだ。
「お久しぶりです、店主。どうですか、最近は?」
「お、こないだは世話になったな! まずまずだよ! それで今日の為に新メニューを開発したんだが」
 ほう、どれどれ――何ィ!? 
「マグマチョコレートラーメン……だと……?」
 斜め上の新商品に絶句し、
「どうしてこんなもの作った! 言え!」
 思わず営業用の言葉を忘れる寛治。脳筋などの罵倒が出なかっただけ誉めてあげたい。
「……いや、失礼。私としたことが少々保守的になっていたようです。ラーメンは既成概念を破壊して進化する料理だというのに。が、これは超高温のチョコに麺が入っているだけに見えますが……」
「それを言うなら、油そばだって油に麺が入っているだけですけどね」
 賄い目当てで臨時の手伝いをしているエルが、身も蓋もないことをいう。
「あ、意外といけますね。チョコフォンデュのように」
 落ち着きを取り戻し、改めて試食する寛治。ラーメン屋にグラオ・クローネは関係ないと思っていたのが間違いでした。
「ふ、どうやら今日は臨時のプロデュース業ですね」
 いかなる時でも仕事を忘れない寛治だった。

「凄い格好です……」
 ホットチョコレート分だけ稼いだエルは早々にバイトからあがり、イカしたパンツ屋の姉ちゃんが店頭でギターを掻き鳴らすのを眺めていた。
 パンツ姿のパンクなライブが気になって仕方がないのだ。
「カカカッ、鉄帝かくあるべし。凄い爆音でカオスだねぇ」
 鉄帝生まれのヨシトが笑う。
「星屑商店街……初めて来ましたが、凄い格好で凄い街ですね」
 チョコも温かくて美味しいし、いい街ですとホットチョコに口をつけるエル。
 試しに干からびたパンにチョコをつけたりもしたのだが、これは残念な結果に。
 うん、チョコだけ飲む方が美味しいです。
「あ、気にしないで下さい。ただ、見ているだけですから」
 エルはただただ、ライブをじーっと眺め続けるのだった。
「さて、このままギター聴いててもいいが、そろそろ……俺もチョコでも買いますかねぇ」
 ヨシトは実家の家族に贈るチョコを探しに来たのだ。
「とりあえずボリュームと量重視だな。いいから、とにかくカロリーだ!」
 脳筋の父、猛者の母、脳筋の長兄と頭脳労働担当の次兄。大量消費で超高燃費な家族を想ってチョコを選ぶ。
「こういう機会にチョコの一つでも差し入れて、家計の足しにでもしてやんねぇとな」
 添えるメッセージは……『とっととこれ食って働け!』って感じで良いかな?
「ちょ、ちげぇよ! 別にツンデレじゃねぇぞ!? 誰得だよ!?」
 その後、菓子屋さんに生暖かい目で見られ、赤面しながら弁解するヨシトだった。

「ロリばばあ屋の血汚冷吐だって! わーい食べる!」
「よく来たね」
「来ると思ってたよ」
「はろー! 今日はね、ひとりできたんだ! 手土産は産気づいたロバ!」
 昨日の敵は今日のロリ。ラーメン屋など微塵も顧みずロリばばあ屋に駆け込んだロクは、そのままセンターを奪い熱唱する。
「さあ産め! それ産め!」
 産めー産めー! コーラスはロリばばあずだ。
「材料提供! 盛り上げろ! わかったら産め! ロバのように!」
 BEAST IT! 獣と化しロバを使役するロク。
「ヤレば出来たよロリババア! おめでとう、元気なロリだよ! ここに新たなロリババアが誕生したよ!」
 産まれたばかりの食肉に乾杯! 熱狂するオーディエンス。
 ロリにはスプラッタが良く似合う。
 ……さて、次はこの仔ロバを解体だね!!
「みんな、わかって! 新鮮な血汚冷吐のためだから……さあ、ミサの始まりだよ!」
 屠殺場と化した店内に、絶叫とロクの嗤笑が響き渡る。

●楽しむ面々
「冬といえばぁ……こたつにみかんにお鍋に、愛を囁きあうグラオ・クローネ?」
 立食パーティーで絶賛平常運転中のアーリア。要はただの飲んだくれお姉さん。
「はぁい、相変らずどれも正解だけど不正解! 大正解はぁ……さむーく冷え切った身体を暖めるお酒! ってわけでかんぱぁい!」
「乾杯!」
 此方もただの飲んだくれジュリエットと乾杯を交わす。
「意外にもチョコレートって、お酒に合うのよねぇ」
 血汚冷吐とかマグマチョコとかは、ロマンティックの欠片もないけども。
「こういうのはどうなのだ?」
 Queがチョコで出来たグラスにカクテルを注ぐ。
「あらあら、お酒もチョコも愉しめるだなんて素敵だわぁ」
 目をトロンとさせてアーリアはグラスを受け取り、まずは香りを味わう。
「うふふー、お酒への愛を囁き合うグラオ・クローネ、とーっても素敵!」
 愉しく酒を嗜むアーリアの、楽しい夜は始まったばかりだ。

「鉄屑商店街、すごいですわねー。見ているだけでもお腹いっぱ……もとい面白い屋台ばかりですものー。きっとチョコもすごそうですわー」
「ボクも鉄屑商店街、大好きデス。でも、今はみなさまが何を持ってきたか不安で……」
 ギルド『遥か夏のカプリチオ』有志によるプレゼント交換もとい闇チョコ交換会にて、期待に満ちたユゥリアリアと緊張を隠せないリュカシス。
「わかる。平和なイベントも、うちのメンバーだと何故か……」
 リゲルが不安げに目を向けた先には、
「ほーっほっほ、ついにこの日が来ましたわね! ガサツだ適当だと言われ続けて早幾年、その汚名を返上する日が!
 幾度もの失敗の果てに完成した最高傑作チョコ、とくと味わいそして褒め称――あらら、無いですわ!」
 折角のチョコを家に忘れてきたヴァレーリヤが居た。
「過ぎた事は仕方ありませんわね! 一先ず、さっき拾った謎の缶詰でお茶を濁しますわ!」
 汚名返上はまだまだ先になりそうだ。
「ヴァレーリヤサンの最高傑作、ではなく謎の缶詰……! 一気に不穏さ高まって参りましたネ!」
 何故か嬉しそうなリュカシス。開き直るのって大事だよね。
「ボクもきちんと準備してきましたとも! 手作りは不安だったので、いつも元気で優しいみなさんに感謝を込めて、きちんとした市販のものを選んできたのです」
 何故かラッピングごと蠢いているチョコと思われる何か。リュカシスも、入るべくしてこのギルドに入ったということか。
「やれやれ、まともなのは俺だけかよ」
 手作りは柄じゃないとリゲルが購入したのは『激味ビターチョコ』、ありとあらゆる健康食材を使用して栄養豊富かつカロリーオフの逸品でダイエット効果も望めると云った、まさに酸いも甘いも噛み分けた大人のための苦みが際立った一品だが、こうなるとカプリチオの最後の良心でもある。
 もっとも、味を聞いたら店主にひたすら誤魔化されたのだが……まぁ大丈夫だろう。
「わたくしのは手作りですわー」
 ユゥリアリアの手作りチョコも見た目、包装そして味も一見普通。これまた闇チョコの中での良心だ。
「一応聞くけど普通のチョコよね? 何か怪しい呪文唱えてない?」
「あらあら、チョコに愛を込めるのは当然ですわー。贈り物には愛がないとですわー」
 ヴァレーリヤの問いに、昏い瞳で婚約者から贈られた指輪を見つめるユゥリアリアの闇モードのスイッチが入ってしまう。前言撤回、全然良心じゃなかった。
「さぁ、はじめましょうか闇チョコ交換会! あら、平静に見えます? これでも心臓バクバクですのよー」
「どーれーがー当たるかな! 闇チョコの掟! 当たったら責任もって最後まで完食するのデス!」
 何だかんだで鉄帝育ちのリュグナスも脳筋だった。
 ――――
 ――
 ボム!
 く、くさっ! ちょ! なんだこれ! オベェェェ――!
 爆破音とともに弾けた異臭が周囲を襲い、悲鳴が巻き起こる。
 交換直後にすぐ食べるのが鉄の掟。掟に従い速やかに開けられたヴァレーリヤの缶詰が、この時点でもう勝敗とか色々なものを超越してしまう。平たく言えば、全員の負け。みんな臭い。
「シュールストレミングかよ」
 それでも『男は出されたもんは黙って食え』の精神で、泣きながら缶詰を食べるリゲル。偉いぞ。なんでこんな日に腐った鰊を食べさせられてるんだか、マジ可哀そう。
「ちょっと、何ですのコレは! チョコというのは甘くて良い香りがする物であって、こんな蠢く怪しい物体を指すのではなくてよ!」
 ヴァレーリヤはSAN値をゴリゴリ削りながら、妖しく蠢く何かを食べる。そもそも缶詰のお陰で、良い香りとかありえなくなってるのだが。
「味は普通に美味しいデス、愛してる。って、何この語尾、愛してる!?」
 呪詛の籠った呪いのチョコを食べたリュカシスは、一週間、語尾に『愛してる』を付けないと話せなくなる呪いに侵される。
「あらあら、わたくし愛されちゃいましたわー。それにしても、このチョコ苦すぎですわー」
 作った当人のユゥリアリアは、甘さと程遠いリゲルのビターチョコを食べるのだった。
 いつか婚約者との苦い記憶を忘れる日がくるまで、ユゥリアリア頑張れ、超頑張れ!

「ここに来るのは、聖夜以来でしょうか」
「前は雪玉を投げあったし今度はチョコを……投げあったり……?」
「投げませんよ。勿体無いですよ」
 雪之丞に誘われて再び街に遊びにきたシオン。
「じゃあゆきのじょーにチョコレートあげるー……! 出来はよくないけど、頑張って烏が飛んでる姿に作った……!」
「嬉しいです。食べるのが勿体ないですね」
「味見は何度もして全部食べたりしちゃったりもして作り直したし自信あるんだ……!」
「――とても美味しいです。奮闘が見て取れて、可愛いですよ。シオンの真心が、嬉しいです」
 贈り物に込めた想いは、大好きな雪之丞に届いたようだ。
「拙からはこれを」
 雪之丞からシオンへ、猫を模した手作りチョコが贈られる。カードには御伽話になぞらえ『大切で親愛なる友人へ幸福を』と、もう一つの姿を受け入れられた感謝が込められている。
「大丈夫と思いますが、口に合えばよいの――」
「ありがとー早速食べるね……!」
 雪之丞が何か言う前に、ぱくっとするシオン。
(嗚呼、心の準備が。拙の見ていないところで食べて貰おうと思いましたのに……)
「……! とっても甘くて美味しい……! さすがゆきのじょー……! これなら何個でも食べられるしもっと食べたい……!」
「……とても照れますが、ありがとうございます。喜んでもらえるのは、とても嬉しいですね」
 チョコではないが、とても甘々な二人だった。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

星屑商店街でのバレンタイン、お疲れ様でした。
リュカシスさんの語尾の呪いは、一週間後に無事、消滅するようです。それまでは是非、呪われたRPをお楽しみください。

ご縁がありましたら、またよろしくお願いします。

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