シナリオ詳細
俺たちスワンボード海兵隊! VSぷかぷかアヒルちゃん
オープニング
●スワンを漕げば明日が見える
アンカータトゥーの上腕は丸太の如く。
シャープなサングラスがきらりと光る。
海の男といわんばかりの黒く屈強なボディをさらけ出し、海原へこぎ出す男たちが居た。
「俺たち」
「俺たち」
「「スワンボート海兵隊!!」」
そう、スワンボートでだ!
――スワンボートとは!
――白鳥ちゃんの形をした足こぎボートである!
――ぺだるをきこきこやりまくるとそれだけ加速する楽しい乗り物だゾ☆
「いいか野郎ども! 任務はラインの防衛。奴らを一匹たりとも中へ入れるな!」
「「応!!」」
屈強なおっさんたちがスワンボートを必死こいてきこきこしてるのにはワケがある。
ここスワン海峡は風の精霊が日々ガチギレしているせいで帆船がひっくり返るためまともな船で航行できない。
試しにモーターボートやクルーザーを突っ込ませてみたが精霊のキレっぷりは凄まじく、海洋警備隊がやけになって投入したスワンボートだけがどういうわけか精霊さんの琴線に触れたらしく『これならいいよ』と海峡を航行することが許されたのだ。
よってここはスワン海峡。
あらゆる船はスワンボートしか許されぬ。
「全速前進!」
しかしおっさんたちは本気だ。
スワンボートの漕ぎ手は毎日ペダル漕ぎの訓練をし凄まじい速度でスワンちゃんを走らせる。
刀を握った戦士はスワンちゃんの頭の上に立ち、海峡へ侵入してくるモンスターへと斬りかかる。
スワンボートから身を乗り出した砲手は機関銃を連射する。
海洋警備隊は、スワン海峡に適応していたのだ。
そんなある日、スワン海峡の警備隊たちを悪夢が襲った。
「あれは……?」
いつものようにモンスター退治を終えた警備員たちは近づく影に首を傾げた。
ずんぐりと丸いシルエット。
イエローカラーのすべすべな地肌。
つぶらな瞳と、可愛いくちばし。
そう、それこそ伝説の海洋モンスター!
「「アヒルちゃん!」」
「くえー!」
●ピンチヒッター、ローレット
「こうして、モンスター退治に消耗していた警備隊たちはぷかぷかアヒルちゃんの急な襲撃に対応しきれず、重傷を負って撤退せざるをえなくなったのです」
『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)は水を張ったタライにすちゃんとアヒルさんのオモチャを浮かべた。
「仕方ないのです。現われたのが、あの伝説の『ぷかぷかアヒルちゃん』では……」
クッ、とか言いながらアヒルさんをつついて走らせるユーリカ。
「けれど、幸運なことに今ここに出撃可能なローレット・イレギュラーズがいるのです!
警備隊たちにかわって、アヒルちゃんと戦うのです!
――スワンボートで!」
- 俺たちスワンボード海兵隊! VSぷかぷかアヒルちゃん完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年12月28日 23時10分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●スワンボートを学習せよ
イレギュラーズたちがスワンボートにのって巨大なアヒルちゃんに戦いを挑むよりも、もう少しだけ前。
『黒耀の鴉』如月=紅牙=咲耶(p3p006128)は念のため皆知っといたほうがいいからとスワンボートの操縦技術を教わっていた。
ペダルをきこきこやりながらハンドルを回す。単純なようでいて案外コツのいる操作。
ハンドルはボート下部のエラみたいな部分に、ペダルはスクリューに連結している。よってペダルは直進運動の推進力であり、逆向きに漕げば後退やブレーキも可能だ。またペダルを押さえ込むことでスクリューを強制停止させることもできる。
ハンドルをきった際に水流によってカーブするが、大きく慣性が働くためカーブはかなり大きくなるだろう。スピードにのっているなら尚のこと、適度なスピードと旋回運動が戦闘の鍵になりそうだ。
「しかし……戦える巨大なアヒルちゃんとは面妖な。アヒルちゃんが海に流れていること自体は不思議ではないのでござるが……」
「フツーに不思議案件でじゃねーですかね」
味方と接触すれすれの位置で平行して進む練習をする『マリンエクスプローラー』マリナ(p3p003552)。
流石というべきか、マリナの操縦技術はかなりのものだった。味方のスワンボートと接触するかしないかというギリギリの位置をぴったりと併走している。
この動きはボートからボートへ飛び移ったり、轟沈した仲間を救助したりという際に役に立つだろう。
「海のヘンテコ生物……海洋のあちこちにいますね。なんか、広いお風呂に迷い込んだような気分に……」
とかいいながら、指導教官(両腕骨折中)に呼びかけてみる。
「ところでこのボート、赤く塗っていいですか? ……ふふっ、冗談で」
「いいぜ!」
「いーんですか!?」
マリナの二度見。
「じゃ、じゃあホワイトウィングホープ号って名前を書いても」
「いいぜ!」
「いーんですか!?」
スワンボート海兵隊。案外懐が広かった。
日夜おかしな生物を見ているからだろうか。
『白き渡鳥』Lumilia=Sherwood(p3p000381)は操作方法を一通り学びながら、移動する対象の周囲を一定距離を保ちながら周回し続ける訓練をこなしていた。
(混沌は、よくわからない生き物がたくさん居ますね。混沌生まれの私が言うのもですけど、でも、それでも、首を傾げるほどの生物の多様性にはなかなか慣れません……)
ふと、あの巨大なアヒルちゃんと楽しく戯れるさまを想像してみる。
「討伐してしまうのが、ちょっともったいないですね」
『海抜ゼロメートル地帯』エイヴァン=フルブス=グラキオール(p3p000072)と『武者ガエル』河津 下呂左衛門(p3p001569)の二人も共に練習をしている中で、『空歌う笛の音』アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)はスワンボートをぽんぽんと叩いてみた。
ふざけた外見のわりに案外頑丈な音がする。
「ボートが『これ』限定っていうのは不思議だなあ……やっぱりかわいいから精霊さんも気に入ったのかな? というか今回の相手もかわいいからここにいられるとかそういう感じかなあ?」
「あー……精霊さんの趣味的な、アレなのです?」
『こげねこ』クーア・ミューゼル(p3p003529)が慣れた様子できこきこ片手運転しながら呼びかけてくる。
空中を撫でるようにしてその辺の精霊に呼びかける。
「そうなのですか?」
『てやんでい!』
「あの」
『こんちくしょう!』
「ええと」
『べらぼうめ!』
「会話が通じないのです……」
たまにいるなこういうひと。とか思うクーアである。
あんだけ風があらぶっているのだから、精霊さんも気性が荒いのかもしれない。
とはいえゆーても精霊。クーアが精霊疎通を用いて熱心に『おちつきましょう? ね?』って語りかけていると、そのうちちょっとだけ優しくなった。
別にどうとは言わないが、ボートを漕いでいるときに偶然ちょっとだけ追い風が吹く程度には気を遣ってくれているらしい。ツンデレかな?
一方でなんとなくだがコツがわかってきたらしい『氷雪の歌姫』ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)。
運転しながらとおい思い出を空に浮かべていた。
「スワンボートですかー……昔、家族で遊びに行ったときに乗りましたがー」
それを戦闘に用いるのは、なんだかなあな気分。いや、ダメじゃ無いけど。なんだかなあっていう、気分である。
とはいえ世間は楽しんだ者勝ち。
メリルナートは上手に気分を切り替えて、可愛いスワンボートと可愛いアヒルちゃんの邂逅に心をときめかせてみることにした。
「そろそろ良さそうですわー。防衛に参りましょうかー」
メリルナートの呼びかけに応じて、訓練プールの門が開かれる。
それぞれ三機のスワンボートへ飛び乗るように集合し、いざ挑むは伝説のぷかぷかアヒルちゃん。
海洋のモンスター退治である。
●アヒルちゃんを撃破せよ
「くえー!」
スワン海峡へと侵入した『伝説のぷかぷかアヒルちゃん』は、暫くの間暴風にぐわんぐわんされていたがコツをつかんだのか体勢を整え、更に奥へと進み始めた。
「ああ、想像以上にアヒルちゃんですわー……」
ときめきにほんのり頬を赤らめるメリルナート。
攻撃準備に入る下呂左衛門やエイヴァンたちに呼びかけると、メリルナートは楽譜を開きハイソプラノで歌い始めた。
急激に大気を振動させたメリルナートの声が、海水をはじけさせ、凍った鎖を編み込ませる。
それに伴って、Lumiliaは銀のフルートで演奏を開始。
器用に手放し運転をしながらアヒルちゃんを中心とした周回軌道にハンドルを固定していく。
奏でられた神の剣の英雄のバラッド。小さな三角形の陣形を組んでいたスワンボートたちはLumiliaの恩恵を確認してから散開。アヒルちゃんを囲むように回り始める。
(範囲攻撃に巻き込まれないように、お互い距離を離して……)
スワンボートの並びが綺麗な三角形となり、アヒルちゃんはそのどれを狙うべきか迷い始めた。
大きな目が左右にきょろきょろと動く。
「クエッ!」
くちばしが開いた。
途端、ヴァーという謎の音と共にアヒルちゃんビームが発射された。
回避に失敗するエイヴァンの船。
だが咲耶の狙いははなからそれだ。
「やぁやぁ、我こそは紅牙忍者、紅牙斬九郎! いざ尋常に勝負でござる! ……スワンボートで!」
ボートの上に飛び乗り、指を突きつけて宣言する咲耶。
あえてアヒルちゃんに正面から突っ込んでいった咲耶の名乗り口上はアヒルちゃんの心をつかみ、くえーとか言いながら咲耶たちの船を追いかけ始めた。
「き、来てる来てる来てるのです! 思ったより迫力がすごいのです!」
クーアは松明に火をつけると、ボートの端から上半身を乗り出した状態でアヒルちゃんに投擲。
巨大で黄色くてまるっこい物体にガッてぶつかりボッて燃えるさまは、なんというかひどく非現実的だった。
お返しだとばかりにその巨体を叩き付けてくるアヒルちゃん。
回避に失敗したスワンボートは激しく揺れ、乗っていたクーアや咲耶たちもバランスを崩し始める。
「このままじゃやべーですね」
危機を察したマリナはスワンボートのハンドルを切り急カーブ。
本来急カーブなんて出来るわけ無いが、ペダルをいい具合にこいで水流をうまいことやるとなんかがくっと曲がるのだ。
「オイラは攻撃に集中するよー!」
アクセルはスワンボートから身を乗り出し、マジックミサイルやマギシュートを打ち込んでいく。
一方でマリナはスワンボートを急激に加速。
アヒルちゃんの横を平行移動するように調節すると、片手で魔導銃を構えた。
「ふせててくだせー」
カイトの頭をひっこめさせ、マリナは弾の許す限り連射。
契約された妖精が弾丸にしがみついて軌道を修正。アヒルちゃんの目へと見事に命中していく。
回転弾倉を開放、海環境に優しいらしい空薬莢を海へと放り投げると、片手でハンドルを握ったまま手と口と膝で器用にリロードしていく。
「くえー!」
咲耶の誘導効果がきれたのか、アヒルちゃんが別の標的にビームを発射しはじめる。
「かいひー!」
叫ぶマリナ。
アヒルちゃんビームをなんとか回避したが、同じくライン上にあった仲間の船が直撃をうけていた。
「まずいですね。火力も防御力も足りてねーかんじがします」
マリナは轟沈した仲間を救出する手順を念のためにと思い出しながら、アヒルちゃんに再び銃口を向けた。
「船がダメージを受けすぎてるのです!」
クーアは激しく揺れるスワンボートの上で剣を抜いた。スワンボートは頭の部分がへし折れてどっかへ行き、浮力が足りないのか座席がほとんど海面下に沈んでいた。
エイヴァンになんとか推進力を維持させているが沈むのも時間の問題だ。
そして最悪なことに、アヒルちゃんは怒りの表情(?)でこちらにがんがん突っ込んでくるのだ。
クーアは火の付いた剣をスワンボートの天井に突き立てるようにして体勢を維持しつつ、もう一本の木剣に炎をともした。
「こうなれば一か八か、アヒルちゃんに突っ込むしかないのです」
「あっ、やっぱりそうなるでござるか」
同じくボートの屋根に小刀をさしてしがみついていた咲耶が顔を上げる。
「しなばもろともなのです!」
「死なないでござるよね!?」
焦りからか疲れからか微妙に口調のブレる咲耶。
が、そうと決まれば覚悟も来まる。
「アヒルちゃん殿、覚悟召されよ! 紅牙対軍忍術、豪射・黒天轟雷砲、発射!!」
絡繰暗器・妙法鴉羽を変形させながら、クーアと共に跳躍。
アヒルちゃんの顔めがけて飛びかかる。
「くえー!」
開くくちばし。
ひるまぬ二人。
クーアの燃えさかる剣の斬撃が、咲耶の至近距離から放つ大弓の一撃が、それぞれアヒルちゃんに直撃した。
目をバッテンにしてもだえるアヒルちゃん。
効果はかなり出ているようだ。
が、一方でアヒルちゃんの突撃をくらった咲耶たちはスワンボートと共に荒れる海へと沈んでいった。
「やべーですね、こっちおねげーします!」
マリナはカイトに運転をかわらせると海へと飛び込んでいった。
戦う力どころか泳ぐ力もなくしていそうな仲間たちを救出するためだ。
「くえー!」
そんな所へアヒルちゃんが振り返る。
目を大きく輝かせ、アヒルちゃんビームを発射する構えのようだ。
まずいまずいとハンドルを操作するカイト。反撃のマギシュートを乱射するも、それよりも大きなビームが真っ赤に塗ったスワンボートを包んでいく。
同じくビームのラインに入っていたLumiliaの船。
防御を任せていた下呂左衛門のオーラ鎧がはがれ落ち、海へと転落していく。
Lumiliaが無事を確認するために呼びかけるが、どうやらギリギリ泳いで逃げる体力は残っているらしい。戦闘から離脱し、例の訓練プールへと退いていく。
一方でLumiliaとメリルナートは頷きあった。
「まだ、もう少しは戦えますわー」
「なら、できる限りのことをしましょう」
戦闘不能になった仲間たちを抱えたり引っ張ったりしながらマリナが訓練プールへと退避していく。
アヒルちゃんは彼女たちに興味を持ってくちばしを開くが、Lumiliaはその間に割り込むようにスワンボートを挟ませた。
海水を弾きながらドリフトカーブをかけるスワンボート。
直撃するビームがはじけスワンボートの首をもぎ取っていくが、Lumiliaは負けじとペダルに力を込めた。
と同時に、Lumiliaはフルートを器用にも片手で演奏し始める。
限られた音階の中で巧みに生み出された回復の魔術が、Lumiliaとスワンボートを暖かく包み込んだ。
白く淡く、そして清らかな光に包まれながらも突進を続けるLumiliaのスワンボート。
一方でメリルナートは演奏の幅を大きく広げるように歌を歌い始めた。
歌詞のない音階だけの歌だが、それが周囲の精霊たちの意識を飲み込み始める。
メリルナートを中心に、スワンボートよりも更に巨大な、半透明な白鳥が形成された。
白鳥のくちばしが、アヒルちゃんのくちばしと激突する。
はじけ飛んだのは白鳥の方だ。
が、メリルナートたちは無事だった。なぜなら衝撃でアヒルちゃんは大きく吹き飛ばされていたからだ。
「このまま押し込みましょう」
「耐えきれるか、不安ですわー」
アヒルちゃんがくわっとくちばしを開く。
ビームが来るか? 否。アヒルちゃんの目がまばゆく輝き、ボディが黄金に輝く。
「アヒルちゃんファイナルファンタスティックファイヤーです!」
「――っ!」
この状態でうけるのはまずい。
メリルナートもLumiliaも、それは重々分かっていた。
対抗手段をとろうにも火力不足だ。
となれば!
「飛びますよ!」
「たのみましたわー……っ」
Lumiliaはメリルナートを羽交い締めに固定してスワンボートから離脱。海面すれすれを飛行する。
すぐ後ろでスワンボートが爆発四散し、その風圧で大きく煽られた。
「くえー!」
にがさん! とばかりにこちらに迫るアヒルちゃん。
暴風の中では飛行もうまくいかず、仲間を抱えて飛ぶLumiliaは今にも墜落しそうだ。
そこへ。
「またせました。くらえーっ」
マリナが海面から飛び出し、両手でしっかり構えた魔導銃を乱射。
せまるアヒルちゃんの顔面に命中させる。
くえーといって目を再びバッテンにしたアヒルちゃんを確認すると、マリナは墜落しそうなLumiliaを引っ張って猛烈に泳ぎ始めた。
「スワンボート海兵隊の人たちと一緒に逃げますよ」
「しかし……」
「防衛ラインを下げて、別の海洋警備隊の戦力で迎撃するつもりだそーです。私たちは急いで撤退しましょう」
「……仕方ありませんわねー」
目をバッテンにしてくえーと叫ぶアヒルちゃんを振り返り、メリルナートたちは息をついた。
この海峡で撃破するという依頼は達成できなかったが、アヒルちゃんがアヒルちゃんFFFを使用してしまうくらいには弱らせることができた。
きっと次の防衛ラインで撃破できることだろう。
成否
失敗
MVP
なし
状態異常
あとがき
皆さんの素敵なプレイングが光っていましたが……致命的なプレイングリソース不足により成功ラインまで到達させることができず、失敗という判定になってしまいました。
けれどアヒルちゃんを弱らせることには成功していますので、ひどい損害を出すこと無く海峡は守られ、後日再びスワンボート海兵隊は防衛ラインをしきなおすことでしょう。
GMコメント
スワンボートでな!
【オーダー】
成功条件:伝説のぷかぷかアヒルちゃん(×1)の撃破
海峡へと侵入した海洋モンスター『ぷかぷかアヒルちゃん』を撃退します。
勝てば成功。負ければ失敗。
とはいえ死んではいけないので総合戦力の半分が失われたら撤退(失敗)とします。
【伝説のぷかぷかアヒルちゃん】
全長10m近いアヒルちゃんです。
みんなお風呂に浮かべるアヒルちゃんのオモチャを想像してると思いますが……それそのものです。
・アヒルちゃんビーム(神超貫):アヒルぢからを口からヴァーってはき出します。すげー光と衝撃と『ヴァー』という音がはしります。
・アヒルちゃんタックル(物近範):アヒルぢからを纏って突撃します。あんなでけーもんがぶつかってきたら誰だって恐い。
・アヒルちゃんファイナルファンタスティックファイヤー:別名アヒルちゃんFFF。やられそうになると繰り出す最後の必殺技。なんかすげーやつがすげーかんじにすげーことになるって噂だよ。すげーかんじで対抗しよう!
【やるべきこと!】
この依頼ではPCはスワンボートで出撃しなければなりません。なんとしてもです。
よって、『漕ぎ手』を2~4名決め、それぞれのボートに味方を乗せてください。
ボートは2~4人乗りですが、攻撃レンジがぴったり合わないと戦いづらくなるので味方の得意レンジ分ずつボートと漕ぎ手が必要になるでしょう。
そうでなくても、挟み撃ちにしたり相手を攪乱したりという理由で複数台あると便利だしなにより楽しいと思います。
漕ぎ手は副行動が『ボートを漕ぐ』に固定される以外は普通に戦闘ができます。
【アドリブ度】
ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用くださいませ。
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