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シナリオ詳細

<Je te veux>忘れられた聖剣伝説

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●狙われる収集器
 幻想王国を襲った冠位色欲の凶行を何とか斥けるに至ったイレギュラーズ。
 だが、その中に『レオン・ドナーツ・バルトロメイ』の姿はなかった。ギルドオーナーの代理として各国の情報収集や依頼遂行の可否を決定するのはユリーカ・ユリカとなる。
 まだ年若い情報屋は亡き父の栄光を追いかけ、父代りであり兄代りであったギルドオーナーの背を見てきた。
「まったく、レオンは何時も勝手なのです。何処かをほっつき歩いて……ですが、ボクたちはやれることをしましょう!」
 そう告げる彼女からイレギュラーズに伝達されたのはラサ南部砂漠コンシレラの変化だった。
 R.O.Oで観測された終焉の獣『ベヒーモス』。通称をでっか君と呼ばれたそれは微動だにせず蹲っているらしい。
 だが、その背中から小型の終焉獣がぼろぼろと崩れるように現れ始めた。それらは宙空より何処かに転移陣を開き移動していく。
 その移動先が各国に存在するパンドラ収集器の元であり、目的が『収集』であることが分かったのだ。
 ベヒーモスが何を糧にするか分からないが、この行動によりまるで酸素のようにパンドラを飲み込み、滅びのアークを吐き出しているかのようである。
 パンドラ収集器はイレギュラーズならば誰しもが持ち得るものだ。ローレットに属さぬイレギュラーズ達も思い思いの品がその収集器となって居る。
 集まったパンドラは空中庭園のざんげの持つ『空繰パンドラ』に蓄積されるが、どうやら何らかの影響のせいで滞っているらしい。
 ローレットはそのパンドラ収集器を小型ベヒーモス(通称ちっさ君)に奪われぬように保護、そのまま収集器をざんげの元へと届け、その役目を解いて持ち主に返却することにした。
 ……レオンならば『持ち主に返さなくて良いように取り計らった』だろうか。そんなことも出来ない甘ったれた少女(ユリーカ)はその選択をしたのだ。

●忘れられた聖剣
 天義の都市バラムトには、1つの神殿がある。天義の形式に則った神殿であり、しかしそんなに大規模ではない。
 神官が日中に出勤する形で管理をしている神殿であり、夜には誰もいなくなるような場所だ。
 まあ、それで構わない。神殿のような神聖な場所に何かしようと思うのは余程の不信心者であり、そんな者は今までバラムトには存在しなかった。
 そしてこの神殿には、とある剣が安置されていた。この神殿の神官長……今は何らかの用事により長期で町を出ているという男が大事にしていた剣だ。
 何やら不可思議な力を放つその剣はバラムトの護りであるともされており、事実バラムトにはこれまで大きな災いが降りかかったことはなかった。
 しかし、しかしだ。どうにもここのところ、その力が弱くなっている。
 それはバラムトの近くをウロつくおかしな怪物たちが原因であるのは明らかであった。
 なんだか道に迷うような様子を見せながらも段々とバラムトに近づいてきた怪物たちは、ついにバラムトの中まで入り込んできた。
 恐らくはその目的は聖剣……『パンドラ収集器』を狙うという終焉の手先であることはもはや疑いようもなく。
 バラムトからローレットへの救援要請が届けられたのだ。

GMコメント

天義の都市バラムトの神殿に安置されている『パンドラ収集器』、「忘れられた聖剣」を守りましょう。
神殿の宝物が収められている神殿地下の台座に安置されていますが、それで安全というわけでもありません。
どういう風に守るかは皆さん次第です。
なお、町を守るためになんらかの力が放たれているようですが、皆さんが準備を整える頃にはその力は消え失せ、敵が神殿に押し寄せてくるでしょう。
神殿の構造は地上2階、地下1階と神殿を囲む広場です。

●忘れられた聖剣
『パンドラ収集器』。恐らくは此処の神官長はイレギュラーズなのだと思われますが、この1カ月ほど留守にしており帰ってきていません。
真っ白で装飾過多な剣はパッと見では実用武器には思えませんが、武器として相当使い込まれた形跡も残っています。

●巡礼型ちっさ君×10
南部砂漠コンシレラに鎮座する終焉獣……ベヒーモス、アバドーンなどと称される、R.O.Oでは名無しの少女(ジェーン・ドゥ)が連れていた『でっか君』から溢れ落ちた欠片です。外見はベヒーモスに似て……ないです。どうやら変化したようで、黒いローブを着た人型と化しています。
巡礼者型とでも呼ぶべきちっさ君たちは、何かに祈るように手を組み合わせ薄く輝きながら歩いています。
それはさながら巡礼の旅の如く。
攻撃方法は識別型の全身から周囲へ放つ光と、空から降ってくる稲妻です。また、イレギュラーズの戦法を学習したのか、連鎖行動を起こすことで同時に攻撃してくることもあるようです。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <Je te veux>忘れられた聖剣伝説完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2024年02月20日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

亘理 義弘(p3p000398)
侠骨の拳
ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)
【星空の友達】/不完全な願望器
スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
天義の聖女
長月・イナリ(p3p008096)
狐です
イルマ・クリムヒルト・リヒテンベルガー(p3p010125)
生来必殺
ビスコッティ=CON=MOS(p3p010556)
メカモスカ
三鬼 昴(p3p010722)
修羅の如く
紅花 牡丹(p3p010983)
ガイアネモネ

リプレイ

●聖剣を守れ(前編)
「今回の依頼は聖剣の護衛ね。神官長の行方も心配だけど、今は聖剣の問題をなんとかしましょうか。がんばるわよ」
 『狐です』長月・イナリ(p3p008096)の言葉がおごそかな場所で響く。
 天義の都市バラムト。その神殿の地下にある『パンドラ収集器』、「忘れられた聖剣」。
 これまでそれを守っていた力はすでに消えかけ、持ち主であるという神官長は今何処にいるか分からない。
 だからこそ、守るしかない。『ガイアネモネ』紅花 牡丹(p3p010983)は神殿の構造についてより詳しく事前に資料検索していた。
 特に重要なのは地下1階への入り口の数だ。建築時の資料などが残っていればその辺りも分かるだろうというわけだ。
 加えてイナリも建屋内の調査……入口や通路などの経路を確認、建物構造図などがあれば入手して内部構造を調査していた。
構造図に記載されていない隠し通路の類が無いかも透視を利用して壁の裏側に空間が無いかチェックし、見つけ次第図面に書き加えて仲間との情報共有を実施していくが……隠し通路の類はなく、ひどく真っ当な神殿であるようだった。
「地上は正直壁をぶっ壊すとかでどっからでも入れるだろうが、地下となりゃあ流石の終焉獣もショートカットはしにくいだろうからな。モグラ型とかでもねえみたいだしよ!」
 予想されるのは通常通りの押し込みだろうから、防衛作戦も自然と限られてくる。
「地下への入り口から押し寄せてくるのがいっちゃん早いだろうから、入り口が複数個あるなら陣地構築で塞いでおかないとだがな」
 しかし、幸いにも1個しかないようなのでそこは平気だ。あとは罠設置で鳴子を設置して、塞いだ入り口に来たなら分かるようにしておくのも大切だろう。
「時間も限られてるからな。もちろんやれるだけ陣地構築でバリケード設置したり、ワイヤートラップ罠設置したりと敵の機動力は削がせてもらうがよ!」
「要するに、迫ってくる敵を迎撃すればいいのだな。私も陣形の最前線に立つとしよう」
「あんな小人共が伝説の武器を欲するとは、身の程知らずが」
 『修羅の如く』三鬼 昴(p3p010722)と『生来必殺』イルマ・クリムヒルト・リヒテンベルガー(p3p010125)もそう頷くが、まあ結局はそういう話ではある。
「めっちゃ素直に疑問なんじゃが。自分のパンドラ蒐集器って自分の心臓みたいなもんじゃろ……? それを金庫に入れておくってのは……。あ、いや安心するわ。だって我が金庫番じゃしな! ゆくぞー!!」
 『メカモスカ』ビスコッティ=CON=MOS(p3p010556)にいたってはすでに気が逸っているが、まだ町を守る力は働いているようだ。だが、道に迷う様子を見せながらも近づいてきている……恐らくは、町を守る力が現在進行形で減ることで「忘れられた聖剣」の位置を把握しつつあるのだろう。
 だからこそイナリも罠設置と陣地構築でトラップを作成していくが、罠の内容はオーソドックな針罠、釘や杭などを床の隙間に差し込んで簡単なパンジ・スティックを用意していく。
 勿論、それだけではない。また、透過の能力を利用して奇襲を仕掛けられそうな場所、及び奇襲後の退路を事前に定めておくのも忘れてはいない。
「……まだもう少し時間はありそうね」
 そして敵の様子はファミリアーで観察している。まだ、到着までには時間がかかるだろう。
「災いから守る聖剣ってなんだか不思議だね」
 『天義の聖女』スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)も神殿の周囲を見回りながらそう呟く。
「そんな言い伝えがあるなら街の人達にとっても大切な物のはず。心を支えになる物を奪わせる訳にはいかないね。絶対に守り通してみせるよ!」
 ちなみに神殿から地下へのルート、そして地下の構造はとても単純であるようで、守る側としてはとてもやりやすいとスティアは再確認していた。
「さて、今回の仕事は終焉獣を倒してパンドラ収集器を守る事だ。こいつを管理しているという神官長の所在は気にかかるところだが、まずはこの聖剣を守らねばな」
「うん、そうだね。忘れられた聖剣……帰ってきてない神官長さんも心配だけど、ちっさ君に奪わせるわけにはいかない。守り切って回収するよ!」
 『侠骨の拳』亘理 義弘(p3p000398)と『【星空の友達】/不完全な願望器』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)もそう言い合うが、事実聖剣を守るべき神官長が行方不明である以上、その点に関してはどうしようもない。
 だからこそヨゾラも義弘も神殿とその周囲をしっかりと下調べしていた。
 協力してバリケードを築くことで、知らない間に侵入されないようにとしているのだ。この辺りは牡丹たちとも協力することで素早い速度で設置できている。
 更にヨゾラは周辺に保護結界を使用し、広域俯瞰にハイセンス、そして鳥のファミリアーで全体把握と周囲警戒に務め、2階へもファミリアー飛ばし、敵の侵入がないか確認していた。万が一を確認するのは、非常に良いことだ。不安材料が減る。
「……光が、消えていく……」
 そうしてその作業が全て終わるころ、スティアがそう呟く。この町を守っていた護りが消える。
 聖剣のありかを嗅ぎ付けた終焉の手下どもが、一斉に神殿めがけて動き出していた。
「街を守る力が消えたか。ここまであんがとな。後は任せとけ! さあ、迎撃だ!」
 牡丹のそんな声が響いて。戦いは始まったのだ。

●聖剣を守れ(後編)
「敵は10体、連携も連鎖行動も仕掛けてくる知恵のある奴等だ。油断せず、仕留めきるつもりで動かなければバリケードを抜かれるかもしれねぇからよ。ま、気張っていくとしようか」
 義弘は言いながらワイルドキングストリームを発動させていく。そんな油断とは程遠い性格をしていそうな義弘だが、その相手は巡礼型ちっさ君と呼ばれるベヒーモスからこぼれた欠片たちだ。
 黒いローブを纏った人型にも思えるそれはしかし、確実に人ではない。まるで人の顔の形の仮面をつけたようなそれは、何かに祈るように手を組み合わせ薄く輝きながら歩いてくる。まるでそこに聖剣があると知っているかのように迷いのない動きはいっそ気味が悪いが……だからといって通すわけにはいかない。
「ま、そんなわけでな。ここから先は行かせねえよ。さっさとお帰りいただこう」
「巡礼型ちっさ君、できるなら広場や地上階にいる間に数減らしたいよね……!」
 ヨゾラに、神殿をボロボロにしちまうかもしれねえが、そこは責任者にご理解いただこう……などと義弘は悪ぶるが、保護結界が張られた場所は確認している。しかしまあとにかく長椅子を振り回してでも、敵の侵攻を止めるつもりなのだ。
 しかしなんと気味の悪い敵だろうか? 人間のような姿をしているのに、明らかに「違う」と分かるのである。
 こんなものを間違っても通すわけにはいかない。だからこそヨゾラも地下の入口を防衛しつつ敵を攻撃していく。
「楽園追放……巡礼者の真似しても大事な物は渡せないよ!」
 放つのはパラダイスロスト。とにかく数を減らすことを優先していた。
「貴様等なんかに、奪われてたまるかー!」
 そして巡礼型ちっさ君たちの侵攻を防ぐ策はバリケードだけではない。スティアも今回は敵の抑えを担当している。
「聖剣を奪われないようにしっかり足止めしないと」
 響かせるのは福音だが、そんなスティアは巡礼型ちっさ君たちをしっかりと観察していた。
(人型って事は言葉が通じたりするのかな? 祈るような仕草が気になって何かなって)
 しかしこうして観察していると分かることがある。巡礼者のように祈って「見える」だけであって、それ自体は巡礼という行為に対する冒とくに近い形だけのものだ。そして喋れるか否かはさておき……会話をする気は、向こうにはないということだ。
「ま、そうでしょうね」
 スティアがそれを悟った表情になったのをちらりと見ながら、イナリもそう呟く。
「どう見ても典型的な終焉の手下ってことかしらね……!」
 デスティーノ・コイントスからの三光梅舟を繰り出すイナリは、1体に的を絞り、確実に敵の数を削って行く戦法だ。
 そう、とにかく数を減らしていく。そのために整えたこの舞台だ……今のところ優勢に戦況を持っていけている。
「飛んで火にいる何とやら。ここで燃え尽きるが関の山だ」
 敵は学習能力を持っているため、迅速な殲滅に努めなければならない。イルマもそう思うからこそプラチナムインベルタからのハニーコムガトリングで一気に攻撃を仕掛けていく。とにかく効率よくダメージを与える。それがイルマの戦法だ。
「言っただろう? あの剣は貴様らの如き有象無象が手にするものではないとな。無念に苛まれながら砂漠の塵となれ」
 そんな感情が備わっているかは知らんが、とイルマは続ける。実際、そんなものが備わっているかは疑問だろう。
 ビスコッティもそんな頼りになる仲間たちの中でちょっとジェラシーな気分になる。
「BS無効じゃし棘もあるが、強い皆を見ておるとちょっとジェラシー、やれること限られるからの、我。しかぁし! それで怯む理由はナシ! 巡礼するならモスカに来い! 平和的な手段でなぁ!」
 言いながらビスコッティが繰り出すのは赤潮だ。
 地下の入口で防衛になるから、部屋に散逸されると面倒であると考え放つ赤潮は、仲間たちとの連携を前提にしたものだ。
「っていうか我疑問に思うんじゃが。お主等なんで奪いに来るんじゃ? 滅びってそんなに良いものか? 阿呆な質問と言うてくれるなよ。お主等のイノリがどこに向いているか我は知りたい」
 答えはないかもしれないと思いながらも、ビスコッティはそんな問いを投げかける。
「一度灯った火はいずれ消え、闇だけが残る。ではその次は何が来る? また太陽は登るのか? いくらイノリを唱え、ザンゲを繰り返しても無意味に終わるのであれば。その時までそっとしておいておくれよ。我は、そのために。抗うために生まれたんじゃからな!」
 そこまで言った後、ビスコッティはフッと笑う。
「かっくいーこと言っちゃったの! さあ来い、守るものしかないぞ、我は!」
 ちなみに巡礼型ちっさ君からは、やはり反応は無かったが……だからといってビスコッティのやることが変わるわけでもない。
「中々良いことを言う」
 昴もビスコッティをそう称賛しながらも全闘気の収束を終えていた。
「さあ、いくぞ……回避できるか?」
 そうして昴がアルティメット・レイを放てば、そのまま肉弾戦の態勢へと移行していく。
「そう簡単に倒れはしない……ここからが勝負だ!」
「ここから先には進ませねえぜ!」
 牡丹のあまたの星、宝冠のごとくが発動し、己が全てで殴りぬいていく。
「地下には行かせねぜ……来い! オレは硬い、オレは無敵だ!」
 そんな自己暗示じみたことを叫びながらも、牡丹は戦況に目を配っていく。
 問題はない……こちらが断然有利だ。しっかりとした準備が功を奏したのは明らかだろう。
「万一突破されて地下に入られてもオレの機動力なら追いつけらあ! 進行妨害してやるぜ! 空き巣なんつうせこい真似はさせるかってえの!」
 そう、そんなことはさせはしない。そんな気合のままに巡礼型ちっさ君たちを全滅させて。義弘はふうと息を吐く。周囲に敵影はない……これで終わりだ。
「全部終わったし、取り敢えず後片付けかねぇ。天義の神様を信仰してるわけじゃねえが、綺麗にするに越した事はない」
 言いながら、全員で片付けながら地下の「忘れられた聖剣」の下へ行く。
 こうして改めて見ると、実用ではなさそうに見えるが歴戦の気配が伝わってくる。
「後は街の守りをどうするかかねぇ。何かしら結界のようなものがあって失われてしまったようだしよ。……あいつらがいなけりゃ、剣がどうにかするのかね?」
「うーん」
 義弘にスティアは悩むような様子を見せる。
「ちっさ君がうろうろしてたら聖剣の力が弱くなったっていうのは気になるかな。こうして見ると力を失ったままみたいだけど……何かまだある気はする……」
 たぶん魔物除けのようなものではあるだろうが、力を使い切ったように見える。あるいは放置すれば元に戻るのかもしれないが……ひとまずは回収だろうか。
「これまで通り街の人達が聖剣を心の支えにしながら暮らせると良いなぁとは思うし……神官長さんが帰ってきたらまた別だと思うんだけど。やっぱり象徴って必要なんだね」
「忘れられた聖剣……・神官長さん、戦いにも使いながらも大切にしてたんだろうね」
 ヨゾラはそう言いながら、忘れられた聖剣を手に取る。
「回収して空中神殿に持っていこう。後で返しに来るからね」
 ひとまずはこれが無ければ此処が襲われることもない。やがて戻しに来るときまでは……それでいいだろう。
 今のところは、それが最善の策なのだから。

成否

成功

MVP

スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
天義の聖女

状態異常

なし

あとがき

ご参加ありがとうございました!

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