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シナリオ詳細

<Je te veux>今、再びの亜竜集落イルナークへ

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●イルナークの忘れ物
 亜竜集落イルナーク。そう呼ばれていた場所があった。今はもう滅びた、そんな場所だ。
 死してなお巨大な威圧を放つ亜竜サンダードレイクの骨によって守られていたイルナークは、しかしアダマンアントクイーン率いるアダマンアントの襲撃によって滅びた。
 いわゆる「覇竜侵食」事件である。竜種にすら伝わるほどに大規模な事件を起こしたアダマンアントたちはクイーンを失ってなお災厄の種をあちこちにばらまき、しかしそれも覇竜に数ある危機の1つとして今は埋もれている。
 イルナークの生き残りはいないとされており、彼らがどんな生活をしていたのか。どんな風な人たちがいたのかは今は分からない。
 しかし、イルナークは小集落の1つであったとはいえ、近いうちに3大集落と同じ規模になったであろうとすら言われていた。
 そんな場所であるからこそ、驚くような人がいた可能性もまた、否定できるものではなかった。
 しかし、その情報はそんな覚悟をしてなお驚くようなものであった。
 あったが……同時に、それに付随して届いた情報もまた……驚きに身を浸す暇のない、緊急のものであったのだ。

●イルナークに迫るもの
「実はのう、イルナークにイレギュラーズがいたようなんじゃよ」
 『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)は、集まった面々にそう切り出した。
 イレギュラーズ。特異運命座標。呼び方は複数あるが、生ける特異点、歩く可能性蒐集装置であり……『パンドラ収集器』を所持していることもまた、その特徴の1つである。
 そしてどうやら、何処の誰であるかは不明だがイルナークにもローレットに属さないイレギュラーズがいたようなのだ。
 それは「イルナークの忘れ物」と呼ばれる闇市に流れているアイテムの中にそれを思わせる手記があったこと……そして、終焉の手先がイルナークに向かって侵攻している事実が観測されたことから判明した。
 その名前はちっさ君。もしくは『小型ベヒーモス』や『ベヒーモスの欠片』とも呼ばれる敵だ。
 そもそもベヒーモスとは南部砂漠コンシレラに鎮座する終焉獣である。ベヒーモス、アバドーンなどと称されており、R.O.Oでは名無しの少女(ジェーン・ドゥ)が連れていた『でっか君』と呼ばれる存在であった。
 そのでっか君から溢れ落ちた欠片が今回の「ちっさ君」であるというわけだ。
 各地で散見されるちっさ君は外見はベヒーモスに似ているものだけでなく、行動中にその姿を変化させるものもいた。
 それゆえに「これがちっさ君である」という決まった姿はないのだが……今回のちっさ君は、どうにもアダマンアントに似た姿をしているようなのだ。あの地では多くのアダマンアントが蠢いていたし、そういう何かを察知したのかもしれない。
「恐らくはイルナークの中に『それ』があるのじゃろう。渡すわけにはいかん。今すぐ向かってくれ」

GMコメント

亜竜集落イルナークに向かい、パンドラ収集器を見つけましょう。
何処の誰のものであったかは分かりませんが「金色の短剣」の形をしているようです。
見つければすぐにこれだと分かるオーラを放っています。

●パンドラ収集器「薔薇の短剣」
柄に赤いバラの紋様が刻まれた金色の短剣。
これの持ち主は何処の誰だったのかは、今は知る由もありませんが。

●フィールドデータ【亜竜集落イルナーク】
天辺にある巨大なサンダードレイクの骨の放つ威圧に守られた集落……でした。
未だサンダードレイクの骨の放つ威圧は健在ですが、終焉獣たちが気にするはずもありません。
巨大な岩山をくり抜いて作られており、地上階層が居住区、地下階層が保管庫、そしてアダマンアントがイルナーク襲撃時に空けた大穴がまだ残されています……が、奥には今は何もありません。
この大穴以外の何処かに短剣があるでしょう。

●敵一覧
●ちっさ君×8
南部砂漠コンシレラに鎮座する終焉獣……ベヒーモス、アバドーンなどと称される、R.O.Oでは名無しの少女(ジェーン・ドゥ)が連れていた『でっか君』から溢れ落ちた欠片です。外見はベヒーモスに似て……ないです。どうやら変化したようで、アダマンアントに似た形となっています。
防衛型ちっさ君(盾役。高い防御力と自己再生、強靭な顎による噛みつき)×3、攻撃型ちっさ君(攻撃役。素早い動きと超強力な噛みつき攻撃、近距離範囲のエネルギー波)×3、回復型ちっさ君(HP回復、AP回復、BS回復)×2といった内訳です。
アダマンアントを模しているせいか、普通に壁走りや天井走りもやらかしてきますしすでにイルナークの中に入り込んでいるでしょう。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <Je te veux>今、再びの亜竜集落イルナークへ完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2024年02月14日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)
【星空の友達】/不完全な願望器
イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)
黒撃
仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
ソア(p3p007025)
愛しき雷陣
アルム・カンフローレル(p3p007874)
昴星
ヴィルメイズ・サズ・ブロート(p3p010531)
指切りげんまん
トール=アシェンプテル(p3p010816)
つれないシンデレラ
紅花 牡丹(p3p010983)
ガイアネモネ

リプレイ

●イルナークにて
 亜竜集落イルナークは、あの頃と何も変わらない。岩をくりぬいて作ったこの場所は、未だにその頑丈さをそのまま残している。
 あの「覇竜侵食」事件の最終決戦に参加した者であれば、未だにあの風景を思い出せるだろう。亜竜種であれば、在りし日のイルナークの風景を思い出せたかもしれない……そんな、複雑な感情を呼びおこす場所だった。
「もう一度ここに来るなんてね」
 『無尽虎爪』ソア(p3p007025)がそう呟いたのも、そんな記憶から来るものだろう。
「光の届かない場所は真っ暗だね」
 他の亜竜集落でもそうだが、イルナークでもそこは変わらない。
 そんなことを考えながらソアは暗視を働かせて進んでいく。
「短剣は地上階層か、地下階層か……多分ちっさ君たちが向かった方にありそう」
 ソアは遊撃隊のようにソロで動くことで、誰よりも機敏に動ける。
 だからこそイルナークの床に耳を当てて超聴力を働かせることで、アダマンアントの足音に似た響きは聞こえるか試していく。
 それだけではない。超視力で痕跡を探すことで真新しい足跡はないだろうかと調べていく。
 見つけたら超嗅覚でその匂いの行先を辿ることは出来るかもしれない。ハイセンスをフル回転でちっさ君の後を追うべく、ソアは全力でうごいちぇいた。
(機動ならば絶対にボクの方が上だ、きっと追いつく)
「渡すもんか、齧りついてやるから!」
 そうして真っ先に動いていくソアとは別の3人班に『陰陽式』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)は属していた。
「よりにもよって、アダマンアントの姿に似せてくるとはな……そんな趣味が悪い輩は、早々にこの世から退去して頂こう」
「そうだよね。それにパンドラ収集器……ちっさ君に奪われたくない。敵を倒して短剣を回収するよ!」
「ええ、頑張りましょう」
 『【星空の友達】/不完全な願望器』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)に『プリンス・プリンセス』トール=アシェンプテル(p3p010816)も頷き、ギア・ゼロを維持しながら真説『プリンセス・シンデレラ』を発光させてライト代わりに使用していた。道中、何か動くものを見つけたら超視力で確認、共有するつもりだが……今のところは、それらしきものはない。
 汰磨羈も聞き耳と超聴力で敵が出す音を探りつつ移動し、敵との距離が近づいてきたら、エコーロケーションで位置と数を把握すると同時に先行しているソアの位置も同様に確認し、万が一ソアが戦闘に突入した場合、即座に合流するつもりだった。
 更にもう1つ4人班とは、共鳴を用いて位置確認と報告を行い、共鳴範囲外に出る際は、再度の連絡を取るポイントを決めることにしていた。
 だからこそヨゾラも保護結界で周囲保護しながら広域俯瞰にハイセンス、鳥のファミリアーで探索と索敵を行っていた。勿論此処は屋内なのでその効果はある程度限定的になってしまうが……それでも充分すぎるほどに役に立っている。
 更にはギフトである「興味への道しるべ」も使用しているが……とにかく天井や壁等にも警戒している。相手がアダマンアントを模しているというのであれば、そこにいてもおかしくはないからだ。
 4人班の『黒撃』イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)も、しっかりと周囲を確認していたが……静まり返ったこの場所を見て、ふと思うのだ。
「此処の集落民は今はもういないんだね」
 そう、此処にはもう誰も住んではいない。それ自体はもう終わってしまったことだ。
 だからこそ今最善を尽くすしかない。イグナートは自分たちの班で得た情報と別の班からの情報と合わせて、ちっさ君の集落内の居場所をハアクして戦略眼で分析する役目を負っていた。
「ちっさ君が短剣を見付けていないのなら短剣を探せばイイ範囲を絞れるんじゃないかな?」
「確かにね」
 オルド・クロニクルと保護結界でイルナークの保護をしながら『昴星』アルム・カンフローレル(p3p007874)もそうイグナートに応える。事前に資料検索でイルナークの地形情報なんかを集められれば活用出来そうとも考えていたが、覇竜侵食事件までは人が住んでいたうえに、その事件で探索も行われたため、それなりに精度の高いものをアルムは手に入れることが出来ていた。
「イルナークに精霊……いるかな? 何か情報を得られるといいけど」
 精霊疎通をしようとしてみたアルムだが……やはりこういう場所ではあまり精霊がいないのだろうか。それでも「何かいる」程度の情報は得ることが出来ていた。
「それにしてもイルナーク……俺は初めてくる場所だけど……ここで一人、ローレットに属さず孤独に生きてた特異運命座標がいたんだね。どんな人だったのか知る術はもうないかもしれないけど、その人が生きた証でもあるだろうパンドラ収集器が残ってるなら、みすみす終焉の手の者に取られるわけには行かないよ」
「ああ、その通りだよ」
 イグナートも頷くように、此処にあるパンドラ収集器を取られるわけにはいかないのだ。
「それにでっか君には、俺と縁があった街を壊された……かもしれないし……ちっさ君を退治して、でっか君を倒すための手掛かりも得たいものだけど!」
 でっか君……すなわちベヒーモス。ちっさ君はまさにそこから溢れ落ちた欠片なのだ。
「滅びた集落……きっと多くの人々が暮らしていたでしょうに。少しだけ、閻家の隠れ里のことを思い出してしまいますね……急いで短剣を探しましょう」
「何よりもパンドラ収集器の確保が大事だからな。事前に資料検索でイルナークの地形とかは頭に瞬間記憶しておいてある。崩壊後も何度か戦いの舞台になってたようだしな」
 『未来を託す』ヴィルメイズ・サズ・ブロート(p3p010531)に『ガイアネモネ』紅花 牡丹(p3p010983)も言いながら探索をする。
 具体的には透視超視力で捜索が基本だ。
「壁越しやら瓦礫の下でも見つけてみせるぜ」
 地上部なら広域俯瞰も使えるし、透視もあるか薄い骨や屋根なら貫通して見通せるだろうとも考えていた。
 地下や灯りがない場所は発光することで味方も探しやすくなるだろうし、鍵がかかってる場所も透視で見抜いたり物質透過で壁抜けしたり、解錠で開けられるから保管庫とかにあっても一安心だ。そう、牡丹は何があってもある程度対処できるように備えてきていたが……それだけではない。
「霊魂疎通もあるからイルナークの住民の霊達に心当たりを聞きてえとこだな。本人の霊が一番確実だろうが」
 まあ霊魂なんざ彷徨ってないに越したこと無いんで、霊がいなけりゃそれはそれで良しだ。いたとして本人なら短剣とかが未練かもだからな。そう牡丹は思うのだが……持ち主に関しては分からないが、霊魂はそれなりにいるようだった。
「パンドラ収集器にする程の思い入れのある品なんだろうしよ。安心しな。役目を終えたらちゃんと墓標に備えてやるよ……或いは墓から作ってやるべきかもだがよ」
 ヴィルメイズも広域俯瞰と暗視(弱)にて、ちっさ君がいないか等を確認しつつ短剣を探すが……霊魂疎通で彷徨う魂から短剣の情報が聞き出せないか試みていた。
 奇しくも、此処は大勢の人間が死んだ場所だ……多少いなくなったところで、霊魂はそれなりに残っていたようだ。
「どうかご助力ください、これ以上あなた方のような悲しい犠牲を生まないためにも」
 そして牡丹とヴィルメイズは同時に「その情報」を得る。この近くにある、誰かの家。ドアの壊れたその場所の瓦礫を漁り見つかるのは、柄に赤いバラの紋様が刻まれた金色の短剣。
 そして同時に……ソアの声と戦闘音が響き始めた。

●薔薇の短剣
「渡すもんか、齧りついてやるから!」
 軌道カタパルトを自分に付与したソアは、一気に湧き出てきたちっさ君たちを追うように戦っていた。
 ソアは、2つのパターンを考えていた。
 ひとつはちっさ君たちがひとまとめになって短剣を目指しているパターン。
 最悪なのは短剣を奪われてそのまま逃げられることなので、それだけは絶対に防ぎたいと思っていたが……確保したものを奪われない限りは、そのパターンはもうない。
 もうひとつはちっさ君にも短剣の位置が分からなくて散り散りになっているパターンだが……どうにも此方が薔薇の短剣を手に入れたことに気付いたのか、ちっさ君たちが集まってきている。
「どちらにせよ、ここで終焉獣を倒すよ!」
 光速回し蹴りからの狩人の爪をソアは放ち、そこにまずは3人班が合流する。
 汰磨羈が狙うのは回復型ちっさ君だ……形がアダマンアントだとしても、形状違いはみれば分かる。
 回復型を狙える位置に回り込むと絶愆・織獄六刑を放ち、事前に付与したグラビティ・ゲートの効果で吹き飛ばそうともしていた。
「そのやり口は既に知っている。どれだけの数とやり合ったと思っているんだ?」
 そう、すでに汰磨羈はアダマンアントのやり方はよく知っている。今更モドキに惑わされたりはしない。
「このタイミングで出てくるとは……! でも、それも想定内です!」
 トールは名乗り口上で敵を引き付けた後、アムド・フォートレスを付与していくが……役目は盾役兼アタッカーだ。
 とにかく敵を引き寄せることで、薔薇の短剣を奪われる確率も自然と減っていくだろう。
「ちっさ君……アダマンアントに近い姿になったのか……!」
 ヨゾラもまた、ちっさ君たちのその姿がアダマンアントもどきとでも言えるものになっているのには気付いていた。
 似ているが、違う。そう言い切れる。そして短剣は奪われていない……まだこちらの手にある。
 ならば、奪われて逃げられるのは防がなければならない。
「楽園追放……さよなら、ちっさ君!」
 放つパラダイスロストは、回復型を優先していく。相手に粘られてはならない。
 だからこそイグナートもハンズオブグローリーからのコードレッド・オーバーゾーンで片っ端からちっさ君たちをぶん殴っていく。
「ベヒーモスのカケラって事だけれど……聞きていた通りにどう見てもアリだねぇ。イロイロ変身するらしいけれど何か法則性があるのかな?」
 それは分からない。分からないが……少なくとも此処では状況に合わせた姿になっているのは事実だろう。
 まさかちっさ君が真実を教えてくれるわけでもない……だから、ぶちのめすのが最善だ。
 だが、ちっさ君たちもただやられてくれるはずもない。その姿に相応しい猛攻を見せるが、ヒーラーとして動くアルムがその傷をそのままにはしない。
 黄金色の恩寵を仲間に与えながらも天上のエンテレケイアを発動させていく。
「攻撃スキルは持ち込めなかったけど、代わりに皆の消耗はHPだろうがAPだろうがすぐ治療!」
 そんなアルムが優先する壁役たちのうちの1人……牡丹は「あまたの星、宝冠のごとく」を発動させることで、まさに綺羅星の如き活躍を見せていた。
「オレは硬い、オレは無敵だ!」
 自己暗示じみた叫びも、牡丹を更に一歩前に進ませる力となる。
「そいつはてめえらが手出ししていいもんじゃねえんだよ!」
「ええ、その通りでございますとも」
 ヴィルメイズが崔府君舞を舞い、万が一ちっさ君が短剣に近づいている、もしくは奪って逃げようとした場合も対応できるように目を光らせていく。
 そう、絶対に渡さない。そんな意思を突き通すように全てのちっさ君を倒し切ると、ヴィルメイズの手には薔薇の短剣が残る。
「これが短剣なんだね!」
「ええ」
「これが、かつてイレギュラーズだった方のパンドラ収集器……素敵な短剣ですね。持ち主を失ったというのに衰えを感じさせません」
 ソアとトールはヴィルメイズの手の中の短剣を覗き込むが……確かにパンドラ収集器であると理解できる。
「金色の短剣……すごいオーラ放ってるね、持ち主さんの影響かな」
 持ち主さんの事はわからないけどこのまま回収しよう、とヨゾラは頷く。
(短剣の持ち主さん……イルナークの為に、戦ったのかな。パンドラ収集器まで敵に奪わせない、空中神殿に持って行くからね)
「金色の短剣、か。覇竜に滞在していたという点を鑑みるに、金鱗の古竜との関係を想像してしまうな」
 実際にかの竜種と関係があるのかどうかも本人のいない状況では分からないが、と汰磨羈は残念そうに呟く。
「とにかく、これで持って帰れるね!」
「そうだね! 一安心ってところかな」
 イグナートとアルムも頷きあうが……そんな中でヴィルメイズは思う。
「集落が栄えるのは長い年月がかかるというのに、滅ぶのはほんの一瞬なのですね。世界も……いえ、決してそのようなことはさせません」
 なんとなくヴィルメイズの頭の奥底で『怒りこそが力の源である』という声が響いた気もしたが……そればかりではないと、この場に居る仲間が教えてくれているような気もした。何故なら、ヴィルメイズたちは終焉とは違うのだから。それこそが、何よりの証明である。

成否

成功

MVP

紅花 牡丹(p3p010983)
ガイアネモネ

状態異常

なし

あとがき

ご参加ありがとうございました!

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