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シナリオ詳細

再現性江戸1XXX:フレッシュ!新選組

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●すごいことになってしまったぞ
 江戸。それは再現性東京が東京と呼ばれるより昔にあったという都市である。
 将軍様のおわす江戸城を中心として広がる町は士農工商の理によって制御され、独自の文化を花開かせたという。
 再現性東京で放映されている時代劇もこの江戸をイメージしたものであり、つまるところそれだけ強烈な時代でもあったのだ。
 そんな江戸が再現性江戸として誕生したという知らせを練達のオペレーターが受けたのは、とある寒い日のことだった。
「え、なんですって!? もう1回言ってください!」
「再現性江戸です。時代劇で見たやつです」
「ええ……? なんでそんなことに……」
「そう言われても。なんか新選組っぽいのもいますし」
 聞き間違いじゃないらしいが、現地調査員が酔っていないか確認したくなってくる。
 オペレーターは眉間を揉んで、詳しいことを聞き出そうとする。
「座標を報告してください。一体何がどうなって……また薩摩か」
「はい、また薩摩です! あそこの担当、ちょっとファンキーなのが多いから……!」
 ファンキーなのが多いとどうして再現性薩摩が再現性江戸になるのか。
 分からない。分からないが……まあ、再現性東京がそうなったと言われるよりはマシだろうか?
「そういえばなんか新選組とか言ってたのがいましたよね……」
 そう呟いてからは、オペレーターの行動は早かった。

●再現性江戸が出たぞ
「そういうわけで、今回は江戸です」
 なんか薩摩めいたバケツヘルムの誰かを探す『晶竜封殺』火野・彩陽(p3p010663)に「今回は貴方です」と【旅するグルメ辞典】チーサ・ナコック (p3n000201)は告げる。
「え、そうなん?」
「そうです」
 そっかー、と彩陽は呟くが……なるほど、そういえば次回は新選組だとか言ったような覚えがある。
「まあ、例によって薩摩なんですけども」
 そう、再現性薩摩が現在再現性江戸になってしまっているのは、どうにも「新選組」が現れたからであるらしい。
 新選組。江戸時代末期に江戸幕府の呼びかけにより作られた組織である。特に尊攘派志士の弾圧活動に従事しており、その内訳も元々武士ではない者も多かったとされているが……その辺の事情はさておこう。
 今回出てきている新選組はすなわち薩妖関連であるため、実際の新選組とは大分異なるようだ。
 まずは局長の近藤いちご。
 副長の土方ドリアンと山南キウイ。剣の天才の沖田スイカ。他にも永倉シークワーサーに斎藤バナナ、原田さくらんぼ……どれをとってもフレッシュな面々だ。
「ごめん、なんて……?」
「フレッシュ!新選組だそうです」
 もぎたてフレッシュな殺意溢れる彼等は、怪しい奴等を見ると御用改めとして斬りかかってくるらしい。
 なんか薩摩とそんなに変わらない気もするな……気のせいかな……? さておいて。
「とにかく、今回は新選組を倒すのが目的となるです」
 そうすれば再現性江戸は再現性薩摩へと戻っていくだろう。
 あんまり変わらない気もするが、それが正常である以上はやるしかない……!

GMコメント

というわけで今回はシンプル(?)に新選組です。
皆さんの出発地は薩摩藩屋敷です。薩摩武士がいっぱいいます。大丈夫かな……?
新選組の屯所が何処にあるかは情報がありませんが、探せば見つかります。
というわけで頑張って新選組をやっつけるのです!

●フレッシュ!新選組(敵)
もぎたてフレッシュ新鮮な殺意。御用改めだ!
・『局長』近藤いちご
一番強い。刀で斬りかかってきます。
・『副長』土方ドリアン
鬼の副長。超強いです。武器は刀。
・『副長』山南キウイ
強いです。武器は刀。
・その他新選組隊士×50
以下略。

●薩摩武士(味方かもしれない)×30
心の導くままにチェストします。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • 再現性江戸1XXX:フレッシュ!新選組完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2024年01月22日 22時00分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)
【星空の友達】/不完全な願望器
仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
モカ・ビアンキーニ(p3p007999)
Pantera Nera
ニャンタル・ポルタ(p3p010190)
ナチュラルボーン食いしん坊!
刻見 雲雀(p3p010272)
最果てに至る邪眼
火野・彩陽(p3p010663)
晶竜封殺
レイテ・コロン(p3p011010)
武蔵を護る盾
安藤 優(p3p011313)
君よ強くあれ

リプレイ

●フレッシュ!新選組(前編)
 薩摩藩屋敷。元となった世界の「江戸」にはそういうものがあったという。
 言ってみれば将軍と呼ばれた人物の権勢を示し、大名に金を使わせるなどまあ、色んな目的があったとされるが……ひとまずその辺りはさておこう。再現性だから本物ではないしね。ともかく、そんな場所が今日の始まりである。
「おう安藤! 元気にしちょっとや?」
「江戸はなんでんたかあがい。わいも苦労しちょっじゃろ」
「ほれ、唐芋じゃ!」
「ここの住人に顔と名前を覚えられてしまったので、皆さんを道連れにしようとしたら、いつの間にか名誉薩摩武士になってた件。前より悪化してるじゃないですかやだー!」
 薩摩武士に藩屋敷で絡まれている『名誉薩摩武士』安藤 優(p3p011313)がサツマイモを食べながらそう叫ぶ。
「……えっ? 『じゃあ依頼に来なきゃいいのに』? 『今回呼ばれてないでしょ』ですって? 呼 ば れ る 前 か ら 現 地 に い る ん だ か ら 仕 方 な い じ ゃ な い で す か」
 安藤 優。名誉薩摩武士であり薩摩の空気を纏う者であるからだろうか。なんと現在再現性薩摩在住である。異変で消えているが、再現性薩摩に自宅がある。すっかりなじんでいる優の明日はどっちだ。薩摩か。さておいて。
「え? 優さんいつの間に再現性薩摩に引っ越――えっ元から? そ、そうだったっけ……!? あれおかしいな、これまでの規模を考えるとまだ大人しい方に見えてきた……」
 『最果てに至る邪眼』刻見 雲雀(p3p010272)がそんなことを言っているが、こんなときのツッコミ役の『薩摩も薩妖も皆殺しだ。』レイテ・コロン(p3p011010)はどうしてしまったのか? なんかすでに称号からして薩摩面に落ちているがさておいて。
「……うん。結局、再現性薩摩がある限り、薩妖は産まれ続けるんだ。それってさ? 再現性薩摩の連中全てが薩妖を産む源って事だよね。言い換えればさ? 再現性薩摩の連中全てが薩妖と同じ物って事だよね。ああ、なら簡単じゃないか。薩妖は皆殺しだ…そして再現性薩摩の連中も皆殺しだ。レイテ? 誰ですかそれ? ボクは薩妖スレイヤー。薩妖と薩妖を産み出す全てを皆殺しにする、只それだけの存在ですよ?」
 おっと、落ちていたのは長州面だったかもしれない。
「レイテさんが薩妖スレイヤーに……! すごい……!」
 『【星空の友達】/不完全な願望器』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)がそんなことを言っているが、まあその辺りの諸々も含め適応できているようだ。
「ところで……りんごは?りんご担当新選組いないの? ねぇりんごは誰!? まとめてフルーツ盛り合わせにしたいんだけど! りんご食べたい! みかん食べたい! こたつでみかん食べるー!」
 おっと、ヨゾラも中々にやる気が凄い。
「まぁ、そうだな。こうなるよな、うん」
 慣れと諦めが入り混じった複雑な表情を『陰陽式』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)がしているが、まあ慣れというのは恐ろしいものではある。
「いやしかし、今回は中々に手強そうだ。何せ、相手はあの覚悟が決まりきった新選組だからな──裏を返せば。薩摩の相手としてはこれ以上無いに相応しい相手とも言えるが。そう思わないか、皆の者(薩摩武士含む)!」
 薩摩武士の面々が「うおおおお!」と声をあげているが、汰磨羈も適応してきたということかもしれない。
 ちなみにそんな薩摩藩の藩屋敷だが、焼き芋の香りが漂ってきている。『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)が焼いているのだ。
 薩摩藩屋敷の庭での焚き火で焼いた薩摩芋を食べながら出発することでフレッシュに対抗して、こっちは熟成させた殺意というわけだ。
「唐芋はよかな!」
「ああ、よか」
 『ナチュラルボーン食いしん坊!』ニャンタル・ポルタ(p3p010190)も芋をほっふもふと食べている。焼き芋も美味しいが、今日の目的は別にあるのだ。
「果物が食べられると聞いて! 何?! 優の仕業じゃないだと?? そんでもって果物にされるかもしれんのは我等の方も同じじゃと?!! そんな……やってやろうではないかーーーーー!!!!」
「そんなんでしたっけ」
「薩妖殺す……」
「ワァ……」
 優とレイテがそんなことになっているが、ニャンタルは気にしない。
「とか言いつつ、出立場所が既にデッドofデッドなんじゃが……兎に角行くぞ!!!!」
 ちなみにニャンタルは気にしないが『晶竜封殺』火野・彩陽(p3p010663)は気にしていたようだ。
「……いや、その……なんかすいません。つい思っただけなんよなあ。薩英やったんならどうせやったら新選組もしたら面白そうやなーって思っただけで。後優はんはいつから薩摩人になったん? あと事実とは言えレイテはんちょっと落ち着いてもろて。ヨゾラはんは後で美味しいところ探しに行きましょ。どっかにありますよってに」
「名案にごつ」
「フォローしきれん……!」
 フォローキャラである。レイテが今日は長州面に落ちている代わりに彩陽が新たな輝きを見せているので、汰磨羈も安心してボケにいく。そんなわけで心を1つに出発である……!

●フレッシュ!新選組(後編)
「御用改である!」
「できたてフレッシュ! パラダイスロストぉぉぉぉ!!」
「幕府の犬がああああ!」
 雲雀とヨゾラ、そして薩摩武士が揃ってフレッシュ!新選組屯所にかちこんでいく。綺麗な薩摩仕草だ……再現性薩摩の何処に出しても違和感はないだろう。
「これぞ逆池田屋事件。なんちゃって。けれど何だ今回は本業か……いや違うけどそんな気分。俺一応暗殺者とかスパイとかやってる身だから……そんなにそう見えないかな?」
 アンジュ・デシュを打ち込んでいく雲雀の横を通り抜けていくのはヨゾラだ。
「……っていうか! りんごとみかん! どこにいるの! 冬の甘くてしゃりっとしておいしいりんごと冬のこたつのお供のみかんはどこにいるの!? 全員纏めてフルーツ盛り合わせにして果物食べたいんだけど! りんご食べる! みかん食べる! こたつで寝てる猫見ながらみかん食べるー!」
「なんか変な奴が来たぞー! 全員であええええ!」
 勿論新選組は食べられないが、さておいて汰磨羈の提案により「見回りを順繰りにチェストしながら辿っていけば、いずれは屯所に辿り着く」方式をとっている。うん、薩摩だね!
「良く聞け、皆の者。此度の相手はあの新選組── 徳 川 の 手 先 だ」
 汰磨羈は、この徳川の手先の部分を強調している。めっちゃ強調している。
「思い出せ、関ヶ原を。あの戦いを! そして目覚めさせろ、我等の魂を! チェスト関ヶ原! チェスト徳川! チェスト新選組! 行くぞォ!!」
 言いながら、汰磨羈はふと真顔になる。
「……そういえば。この時代って、薩摩御用盗とかいなかったか?」
 再現性薩摩なのでその辺はさておこう。さておいてばっかりだな。でも薩摩だから仕方ないね。
 そんなわけで初手で絶界・白旺圏を付与する汰磨羈は殺意溢れるキメポーズもバッチリだ。
「倒幕願って漲るパワー! サツタマキ!」
 キランと効果音すら出そうだ。出ないけども。
「さあ。果物は果物らしく、黙って食後のデザートになるがよい。ちなみに、私はいちごが好きなのでな。新鮮な内に頂かせて貰う!」
 そういえばえぐいのを真っ赤な果物に例えることとかあるらしい。別にそれがどうというわけではないけども。
「おい、沖田とかがおらんじゃらせんか? 病欠け?」
「さっき来る途中でチェストした」
「そうだったか」
 汰磨羈とそんなことを言い合いながら、モカも黒豹疾駆撃で不殺チェストを狙っていく。
「あたいん拳は人を殺すためじゃなく、人を生かすためん拳じゃ!」
「ぐあー!? おのれ唐芋侍!」
「むむ……唐芋をたもったや、言葉が薩摩弁になってしもたぞ」
 ちなみにサツマイモに本来そういう効果はないので安心してほしい。
「よぉ……チェストいらねぇか?」
 そんな押し売りじみたことを言いながらチェストに挑むのはニャンタルだ。屯所に鋼覇斬城閃を叩っ込んで破壊したのは伊達ではない。
「ムフフ♪ 之でお主等と充分に戦えるって寸法よぉ。てかドリアン臭っ!! 土方臭!! メンタルまで殺られそうじゃ!」
 何故ドリアンくさいのかは分からない。ただの名前なのに……殺気とかの匂いだろうか。
 とにかくニャンタルは局長である近藤を狙い、仲間を巻き込まないようにワイルドキングストリームを発動させていく。
「我も剣を扱うからの。剣士として! この戦い負けられぬ!!」
 そんなニャンタルとは別方向でレイテも気合十分だ。
「フレッシュ新選組ね。なら名前の通り、血を搾り採ってフレッシュジュースにして殺すね」
 おっと、かなり物騒だがやる気は充分だ。H・ブランディッシュを思いきりレイテは叩き込んでいく。
「薩摩武士もボケっとしてないで、さっさと隊士にチェストして死ね。薩妖を産み出すお前達の命は、薩妖と相殺する事でしか罪を贖えないんだから。だから一人残らずチェストして死ね。やらないならボクが殺す」
 かなり長州面に落ちているが、結果が伴っているから問題ない。
「心配しなくてもフレッシュジュースにした血は、ちゃんと飲んであげるよ。ボクは蝙蝠の飛行種だけど、蝙蝠は蝙蝠でも吸血蝙蝠だからさ。これコンプレックスたがら隠してたんだけどなぁ」
 思わぬところでレイテのコンプレックスが露になっているが、此処にそれを笑う者は誰1人としていない。そんなことは許されないからだ。
「わいどん敵か!? いや、やはり言わんでよか! 敵かどうかはチェストすりゃ分かっど!」
 星辰天眼を維持している優の星辰天風も新選組へ炸裂していく。大分優も戦いに対する躊躇いというものが消えてきているが、それは戦士としては素晴らしいものであるのだろう。
「わいどん、なないしちょっか! ここは薩摩じゃ! 京のヤッセンボが、ないん用じゃ!」
 まあ、此処は再現性江戸になってしまっているのだが、元々は再現性薩摩なので正しい言いようであったりもするのがちょっと面倒ではある。
「サツマシャインスラーーーーッシュッ!!」
 汰磨羈の攻撃も炸裂していく中で、いよいよ残るは近藤いちごだけだ。薩妖の変化した近藤を倒せば、此処に再現性薩摩に戻る。それでこの仕事は完了だ。だから、優は一気に踏み込んでいく。
「よし、雲耀一閃で一気にチェストしてやりますよ!」
 そう叫んだ優の一撃は、実に洗練された動きだ。
「けしもごたっとか! よか! チェストしっくるいで、たっちきこんか! キィエエエエエイ!!!」
「ぐわー!?」
 その一撃が、近藤を切り裂いて。再現性江戸の風景が、少しずつ崩れていく。再現性薩摩へ戻ろうとしているのだろう。
「はい倒したらさっさと撤収!」
 雲雀が逃げようとするのを、モカがさっと捕まえる。
「終わったら高品質な芋焼酎の湯割りで乾杯じゃ!」
「よか!」
「うむ、よかな!」
「あっ、新選組倒した後だからか綺麗な薩摩武士になってる!?」
 幕府の手先を倒して再現性薩摩武士の鬱屈した感情が浄化されたのかもしれない。ヨゾラとしては結構意外なものを見た気分であった。
「──いやしかし。こうなると、次は大正辺りのネタが欲しくなるな。こう、撃・薩摩過激団とか」
\大正薩摩に殺意の嵐!/
「なに、史実ネタでは無いからダメだって? そうだね、薩摩だね。でもほら、薩摩法魔術学校でクビー・トッターとかするよりいいかなって」
 クビー・トッターと上士どんの刀。さておいて。
「次はなんやろねえ。そろそろネタ無くなってきたわ」
 レイテをなだめながら彩陽がそう呟いているが、そろそろ普通の薩摩でもいいんじゃないかな。何の話かは分からないけども。
「しかし前回の件もあったからか、しっかり顔を覚えられてる気がするね……」
「よか!」
 ヨゾラの隣で優が薩摩顔をしているが、なるほどこれならば普段の薩摩で上手くやっていけそうだ。
 そうして始まるのは、あちこちから酒を持ち寄った酒宴だ。やはり鬱屈の原因である相手をどうにかするというのは、心の健康にも良いのだろう。再現性薩摩を巡る事件としてはなんと初めての穏やかな帰還の流れは、なんとも夢のような気分を与えるものであった。

成否

成功

MVP

仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式

状態異常

なし

あとがき

ご参加ありがとうございました!

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