PandoraPartyProject

ギルドスレッド

虚空の生者と久遠郷

【雑談】雑貨屋

廃墟と化した場所に唯一つ存在する小さなお店。
そこでは雑貨がそこかしこに陳列されている。何故か菓子類もある。
奥には埃を被ったレジと、やる気のなさそうな店員が佇んでいる……かもしれない。

※メタは基本NG。

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やましいとまで思う事はないさ。
自己利益のない善意なんて信用に値しないからな。
食べ物を貰えることがモチベーションにつながるならそれはそれでいいだろ。

あ、理由あってたのか。
それにしても、国のために戦うか。
……まあ愛国心に溢れてて結構なことだな。
そうだな。まあお人好しさに関しては
回言殿には負けるかもしれんが。
(小さく笑みを浮かべつつ)

まあ理由の一端と言う奴だがな
だから自分は欠陥品な訳で。
最近はローレットの仕事もこなしているので
すべて国の為。と言う訳でもなくなったがまあ
元を正せばそうなるからな。
故郷を守る為なら命すら惜しくない。
まさか、俺のお人好しは打算100%だよ。
まあ世辞として受け取っておこう。

よくそこまでできるもんだ。
俺だったら絶対自分の命を優先するからな。
国とか他人とか、そんなものの為に命を投げ捨てられるほど愛着を持てたためしがない。
それこそそれが人の為になるなら
打算でも良いのではないかと思うぞ?

普通の人間ならば回言殿と同じ事を言うだろうが
元より自分はその為に造られた命だからな。
愛着も多少あるとは思うが使命感の方が強いかもしれん。
そりゃ打算でも問題ないが、
お人好しかどうかという話ならノーだってことだよ。

使命感かー。どちらにせよ俺には縁がなさそうだな…。
たまにはそういうのを捨ててみたいなんて思ったことはないのか?
国にいた頃ならともかく、今なら別の生き方もできるだろうに。
回言殿がそう思うのならそれでも良いさ。
それでも自分は貴殿に助けられた事実があるからな。
勝手に感謝するし、勝手に借りは返させてもらおう。
少しは学んだつもりだが
人間関係とはそう言うものらしいからな。

そうだな……この様な事を考える時点でやはり
兵器としては欠陥品なのだろうが、
そう言った感情も無い訳では無い…のだと思う。
だが国であろうと友であろうと規模の大小は関係無く。
身を捨ててでも守ると決めたものを守りたいと
そう思う気持ちは誰かに与えられた物では無い
これは自分が決めた事だ。
ちなみに勿論 回言殿の事も守るぞ?大事な友だからな。
……む、ところでこの菓子は美味いな。
(真面目そうな話をした後、菓子を頬張るその顔は
心做しか嬉しそうに見える)
人間関係についてはよくわからないが、
借りを返すのは止める気はないし好きにしてくれ。
まあそんな事に割く労力があるなら、
それで他の誰かを助けた方が効率的だと進言はするが。

まあ自分で決めたってんなら俺は何も言わないよ。
……というか、言ったところで変えてくれるほどお前が柔軟には思えん。
あ、これは悪口じゃないぞ。
気に入ってもらえたんなら上々。と言ってもいつものと変わらないけどな。
ああ、では勝手にそうさせてもらおう。
その時はその時で求められれば助けはするさ
相手にもよるだろうがな。

心配せずとも分かっているとも
人の性格や本質など
そう簡単に変わる物ではないからな
どうやら自分は頑固者と言う奴らしいが
回言殿も中々に頑固だと自分は思うぞ?

毎回美味い菓子が出てくるものだから
つい入り浸りたくなってしまうのが困り物だ
もういっそ此処に住んでみるか…まあ冗談だが。
(美味そうに菓子を食べつつ真顔で状態を言う)
まあ頑固ってのは否定しないな。他人の影響なんざ滅多に受けること無いし。
それに一応言っておくと周りに合わせる柔軟性くらいは持ち合わせてるぞ。
意見の衝突とか面倒だし。

ここは俺の城で安寧の地だ。
残念ながら他の誰かを住まわせるわけにはいかないな。
まあ泊まるくらいならノープロブレムだし、それくらいなら歓迎するぜ。
他人の影響と言えば恋は人を変えるらしいぞ?
実際自分の上官も恋人に対しては
普段の鬼神の如き姿とは想像もつかん初心っぷりで
おもしろ…心温まる。
ただ自分がその様な立場に置かれるのは考えもつかん。
その辺は回言殿も自分と同意見な気がするのだがどうだろう?

む、三食お菓子付きで用心棒でも出来ぬ物かと
ダメ元で言ってみたもののやはり
この菓子の様にそう甘くは無いか。

気持ちは有難いのだが年頃の男子の家に
泊めてもらうと言うのは流石に気が引けるな
自分の様な者のせいで辺に噂が立ってしまうのも
拙かろう。
恋が人を変えるというか恋はその人の別の一面を見せるって感じじゃないか?
普段見えない面が表に現れたというだけだろ。
俺に言わせりゃ人の本質なんてそう簡単に変わらないよ。
まあお互いそうなる姿が考えられないというのは同意だな。

どれだけがっつり貰おうとしてるんだよ……そんな金ないぞ。
それに世間は得てして世知辛いもんだ。

住むのはOKで泊まるのはOUTなのか…。
まあこんな僻地だ。噂が立つなんて奇跡が起こるのと同等くらいに稀だろ。
仮に変なうわさが広がったとしても笑って否定してやるよ。
成程。そう言う考え方もあるのだな。
そこはまあ、お互い良い相手が見つかると良いな。
自分は今の所その様な相手は居らんが。

現物支給で良いぞ?
と言っても自分は大飯食らいなので大変だろうが。
常に生きるか死ぬかの二択のみの戦場に比べれば
随分マシな世の中だがな。
(戦場で生きてきた身なのでそう辛くは感じないらしい)

どうだろうな。人の口にとは立てられぬと言うし。
ちなみに泊まるのも流石に冗談だぞ?

ふむ、ところで自分の話ばかりになってしまったが
回言殿の方は最近どうなのだ?
此方に来てから少しは時が経ったと思うが。
そこんとこはまあ神様が何とかしてくれるだろ、多分。
どうこう言ったって見つからないときは見つからないし。
逆に見つかる時はあっさり見つかるさ。

とりあえずローレットにさえいれば食いっぱぐれないし、
生きるだけならかなり楽だしな。
まあ現物支給でいいなら機会があれば雇ってやるよ。
現状用心する対象が何も無いから不採用ってことで。

まあ言った通り広まったら広まっただ。ただそれだけのことに何の問題も無い。
……あと分かりにくいから真顔の冗談はできればやめてくれ。
んで俺の方はどうかだって?
前と変わらず細々と生きてるよ。
もし回言殿に良い相手が出来ることがあれば
その時は祝いにとっておきの酒でも振る舞わせてもらおう。

そうだなお陰で随分助かっている
そう言えばローレットで飯を食べている時に
やたらユリーカ殿の視線を感じる事があるのだが何故だろう…

む、不採用かそれは残念だ。

むう、すまん。表情を作るのは未だに苦手でな…
こんな感じだろうか?(両の人差し指で口角をくいっと持ち上げてみせ)
ふふ、相変わらずなのはお互い見ての通りと行った所か。(今度は自然に心做しか笑みを浮かべているが
本人は気づいて居ないようだ)
酒か……どちらかというとお祝いのケーキとかのほうがありがたいな。
無論、もらえるなら何でも嬉しいが。

ユリーカの視線?飯の食べ過ぎじゃないのか?
ローレットの食材を食べつくしてないだろうな……。

表情はまあそのうちだせるようになるだろ。
今みたいに笑う機会を増やしてみればいい。

世の中いろんなことが起こってるみたいだが、
こんな閉鎖的な場所じゃイマイチ影響が小さいらしい。
変化が無くても特に苦労はしないしな。
む?酒は苦手だったか?
ではとっておきの甘味にしておこう。

食材に関しては…多分大丈夫だと思うが
妙に胸に視線を感じる気がする…

む?今のは笑えていたか?…そうか。
少しずつ努力はしてみよう。

そうだな。直近でもまた各地で演出(ロレトレ)を
やる様だし、軍事演出であれば自分も参加するべきか。
苦手というか飲まないというか。
ともかく甘味にしてもらえるならありがたいよ。

胸ねえ。何かは知らないがずっと見てたって言うなら何かついてたんじゃないか?

できれば冗談を言う時に『私は冗談を言っているぞ』
って顔に出せる位までになってくれるとありがたいぞ。
なんて言ってみたがこれもう冗談だって口で行ってしまった方が早いな?

ロレトレはまあ今回は規模がデカいみたいだし期待できそうだな。
皆がどういう事をやるのか楽しみだ。
うむ、了解した。


確かにその可能性はあるかもしれん。
その日は何故かリリファ殿にも
恨めしそうに見られていたしな。

むむ…中々難しそうな課題だな。
しかし今から冗談を言う。と宣言してから
冗談を言うのは面白みにかけるのでは無いか?

回言は件の演習何処か行く予定はあるのか?
恨めしそうにね……。何をしたのかは知らんが、
あまりその二人には近づかない方がいいかもな。

逆!逆!冗談を口にしてから今から冗談だって訂正すればいいんだよ。
さすがに冗談を言いますなんて宣言されてから冗談言われても
どんな反応すればいいか困るぜ。

俺は特になになぁ。
強いて言いうなら新しく発見された豊穣あたりの名声を稼ぎたいし、
そこにしとくかなぁ……くらいな感じだ。
うむ、そうだな。用心しておこう。

成程そう言う事か!
そのやり方であれば自分も真似が出来そうだ。

おっと、すっかり長居してしまったな
これ以上居座るのも申し訳ないので
そろそろ帰るとしよう
回言殿と久しぶりに言葉を交わせて楽しかったぞ。
ではまたな。
おう、俺も久しぶりに話す事ができて楽しかったよ。
それじゃあまたな。
暇だな。何か面白い事でも起こればいいんだが。
やあやあ、お困りかい世界くん。インドア派の僕がわざわざ出向いたんだ。泣いて喜んでもいいんだよ?
おっと、ようこそ……インドア派なのによくこんな街はずれまで来たもんだな。
泣いたりも喜んだりもしないが歓迎くらいならしてやるよ、ありがたく思ってくれ。
照れなくてもいいじゃあないか。
インドア派を舐めてはいけない、日が沈めば独壇場さ。
何処をどう取ったらそういう風に受け取れるんだ。
言っておくが嬉しくなったりはしてないからな。
日が沈んでも独擅場なのは室内だけなんじゃないのか?
それは本当かね?
微塵も嬉しくないと言われると少しばかり傷付いてしまうよ。なんてこった僕は傷モノになってしまった、弁償を要求しよう。
それは言ってはならないよ世界くん、僕が許しても世間のインドア派が黙っちゃいないからね。
傷モノっておいおい……全然ちっとも傷ついてるように見えないんだがな。
んで要求の内容は?
むしろエクレアが許してくれるんなら他はどうだっていいんじゃないかと俺は思うんだが。
どうせ他の奴等とか知らないし。
外側ではなく内の方だからね。見えないところも繊細なのだよ僕ぁ。
もちろん決まっているじゃあないか世界くん、お菓子だよ。癒しの甘味とも言える例のブツ。

あー うん。
君はなんというか心が強いのだね。図太いと言うべきか。いや貶している訳じゃないのだよ、褒めているのさ。ある意味ね。
その内の変化をちゃんとわかるよう出力してほしいんだけどなぁ!?
まあ客が来たってのに茶菓子が無いのはいただけないいよな。
(さっと机や椅子を用意してその上に菓子を並べてく)

じゃあ素直に誉め言葉として受け取っておくよ。
お前も別の意味で図太いような気はするが……。
プリティ★プリンセス第7話でも言っていたじゃあないか。
「目を見ればその人の総てが分かる」と。君も目指してはどうかね、プリ★プリ。
(並べた菓子のひとつを頬張りながら見上げる)

いやあ そう褒めなくても。照れるなぁ。ふふふふふ…図太いついでにコーヒーもくれないかな?
ノーだと即答するよ。クール☆プリンスとかならまだ考えた上で却下するんだがな。
と言うよりリーディングスキルを会得する方がずっと早いだろ絶対。
(あと俺、プリ★プリ見てないからな…と言い足しながら菓子を口へと運ぶ)

俺のは褒めてないぞ、ある意味感心してるが。
よく昨日今日会った相手の家に押し入り菓子やらコーヒーやらを要求できたもんだとな。
(と呆れた声で言いつつも別に嫌ではないらしい。
さっと台所らしき場所へ引っ込むとすぐにコーヒーを片手に戻って来た)
観ていないのなら即答もやむなしか。君の衣装は青で間違いないのだがね。ついでに露出も上げれば世の少女と衛兵は君に釘付けだろう。

僕はコーヒーが無いと調子が出ないのだ。つまりそういう事だよ。分かるかい?
(カップを受け取りつつも意味不明なことを力説する)
おそらくだが観ていても間違いなく即答しただろうと断言できる、何故か。
似合わない衣装を着て頑丈な鍵付きの部屋で一晩過ごすなんて俺は御免だぜ。
……というか発案者である君がやる方がいいのではと思うのだがどうかね、エクレア君。

まるで意味がわからん……と言いたいが実は分からなくはない。
でもそれって結局自分でコーヒーを用意すればいいのでは?
なんだい世界くん、僕の際どい衣装を見たいというのかね?変わらず大胆だな君は。
(咄嗟に平坦な胸元を両手で服の上から隠す。持ってるコーヒーカップの水面がゆらゆら)

この店に詳しい君に頼むのは当たり前だろう。木を切るには木こり、怪我を治すには医者。その場に適した者が行動するのは当然と僕は思うのだよ。角砂糖入れてもいいかい?
その台詞はそのままそっくり投げ返しておくよ。
ついでに言っておくが俺は子どもに手を出すほど不自由してないからな。

そうじゃなくて飲んでから来たらどうだと言ってるんだが……。
ああ、既に用意してあるから好きにしてくれ。
(机の上の角砂糖を取りやすい位置に置き直す)
子供とは無礼千万。君が僕の魅力に気付いていないだけだ。容姿端麗ナイスバディな僕に恐れ慄くがいい。

分かってない、分かってないな世界くん。
他人に淹れてもらったコーヒーこそが至高の一杯なのだよ。現に味の深みが違うような気がする。
(一般より明らかに多い角砂糖をコーヒーに突っ込んでいく)
……(足から頭まで見回す)……
まあ、うん。いつかそういうことを言える日も来るだろうさ。
一応子供は取り消しておこう。見た目なんてこの世界じゃほぼアテにできないからな。

なんだその他人の金で食う焼き肉が美味いみたいなの。
まあそんなので喜んで貰えるってんなら幾らでも入れてやるけどさ。
ってか砂糖入れ過ぎじゃない?(なお人の事を言えないくらい紅茶に砂糖を入れてる人)
まったく失礼だな君は。もう少し女性への有効的な世辞を覚えた方が今後の為だと僕は警告しておこう。特に暴力的かつツンデレという多重人格者には注意だ。
(見た目に関しては君も大概だろう、と付け足しながら菓子を口に運ぶ)

ならば君は今日からコーヒー淹れ係だ。僕は美味しいコーヒーをもらい、君は美少女にコーヒーを淹れられる。なるほど、これが等価交換というものか。
むしろ遠慮しているくらいなのだがね。君は苦い味がお好みなのかな?
(砂糖の溶けきっていないコーヒーを躊躇なく啜る)
俺がそんなモノを覚えて何になるって言うんだ……肝心の使い処が無いぞ?
それと暴力的なツンデレなんて創作物の中でしか見たことないし都市伝説だろアレ。
(最後の付け足しに一言余計だとツッコミを入れる)

美女ならともかく美少女にコーヒーを入れる事にそこまで価値を感じねーよ、不等価だ。
そもそも今は曲がりなりにも客として扱ってるから要望に応えたが、外でまで淹れてやる気はないからな?
ブラックコーヒーに眠気覚まし以外の価値を感じる事が出来ないくらいには大好きだぜ。
たった今の状況を鑑みるに使いどころは数多無数に存在するだろう。可能性とは無限大で無常なのだ。
何をいう盟友。此処は何でもありの世界、暴力的なツンデレも献身的なヤンデレも感情的なクーデレも存在するに違いない。

ヤケに冷たいじゃあないか世界くん、君と僕の仲ではないか。まあ君の言う通りほぼ初対面だが、それは些細な出来事に過ぎないさ。
お、おう… 君のブラックコーヒーへの雑な愛は感じたよ。
たった今って……知人に世辞送ってどうすんだよ。
世辞なんて面倒だから見知らぬ相手くらいにしか使わないぞ。知ってる奴なら普通に誉めれば事足りる。
そりゃ存在するだろうが接点が無ければ絵に描いた餅や空想上の生物と同義だと思うんだよ。

俺が特別冷たいわけじゃないと思うぞ。専属コーヒー係に任命されるのなんて物好き以外は断ると思う。
まあ実際眠気覚まし以外に使ったこと無いしな……。
世辞は知人に使わないのだね。なるほど。
ならば僕を存分に褒めてくれて構わないよ、もしも僕を満足させたらいいものを渡そう。さあほら、どんとこい。
君の曇りなき眼ならば見つける事も難儀しないだろう。あとはお得意の駆け引きだ、当たって砕けるといい。
(無茶を言いながらカップに残ったコーヒーを飲み干した)

ふーむ、断固拒否か。残念だ。
逆に問うが何の専属になら許容可能かな?
そうだな、会ったばかりで上手く褒められるかわからんが……
まあまずはインドア派なんて言ってるが割かし行動力はあるよな。遠路遥々こんな僻地にまで来るくらいには。生まれ持っての好奇心が為せる業だろうか。
あと先程図太いと俺が言ったがその物怖じしない態度は個人的には結構良い事だと思うぞ。図々しい面もあるが言い換えりゃ世渡りが上手だとも言える。チャンスを逃さないどころか自分から作っていきそうだ。
外見で言えば自分で美少女と断言するだけあって整った顔立ちはしてるんじゃないか?もし成長するなら、多分周りからチヤホヤされるくらい別嬪さんになるかもな。
それとそのマント……裏が空に浮かぶ星みたいで綺麗だな。正直俺も一枚欲しい。
超個人的な事でいいなら甘い物が好きそうなのもベリーグッドだ。
会ったばかりだし大体こんなもんだろう。お気に召すかはわからんがな。
……それとなんで駆け引きが得意みたいになってるんだよ。勝算の無い勝負はしない鶏だぞ俺。

面倒なのと不自由なのは好きじゃないからなぁ……
何か手伝ってほしい時に暇だったら付き合う位な感じと思ってくれ。おそらく専属は向かない。
予想以上の言葉の多さに驚いたよ。及第点には達しているから安心するといい。鶏ではなく君は立派な金糸雀だ。
しかしそこまで褒めちぎられると僕といえど恥ずかしいな。身体が暑くなってきたよ。

今までの行動から君が拘束を好まないことはよく理解したよ。ならば次に此処へ訪れたときは、快く歓迎してくれたまえ。君と会話を紡ぐことは少なからず僕は楽しい。
金糸雀……ふむ、悪く無いな。次からはそう言おう。
相手の長所ならコツさえ掴めば誰でもこれくらいは見つけられるさ。無論、仲の悪く無い相手に限定されるが。
まあ満足させられたようで何より、存分に照れてくれて構わないぜ。むしろそういう反応見たさで褒めてる所もあるからな。

分かってくれたようで何より。俺も暇してるから来てくれるってんなら歓迎するぜ。
楽しませてくれるのなら十分な対価になるしコーヒー専属でも何でもやってやろう。
否、断る。僕は怒涛の責めに弱いのだよ。だからこれ以上醜態を晒す訳にはいかない。しゅーりょー、サービスタイムはしゅーりょーだ。君のそのスキルは酒場ででも発揮させたまえ。
(バッサバッサと両手を振るって離れる)

何でもとは大きく出たな世界くん。
いいだろう、君の暇を圧殺させる程に好奇心を満たすアーティファクトを持ってきてあげるとも。楽しみで夜も眠れぬ日が続くといい…ほうら、謝礼の「いいもの」だ。
(バッグから取り出した用紙には彼女の名前「エクレア」と「収容施設特別見学申請書」、あとは細かな文章が書かれていた)
なんだなんだ?なかなかどうして可愛い所もあるじゃないか、はははっ!
まあ今日は止めておくが……これは揶揄い甲斐がありそうだな?
(エクレアは褒めると照れる…などと近くの紙にメモし始める)

当然だが何でもってのは俺が嫌がらずにできると思った範囲内でだからな。
しかしそんな大層な物を持って来てくれるとは期待させてくれるねぇ。
…っと、謝礼は本当に貰えるのな。ふむ、これは何の書類だ?
(受け取った用紙を読みながら)
普段が可愛くない言い方はよしたまえ。
それに僕の事を筆記で残すのならば、もっと美的な脚色が必要だろう。優雅な僕を頼むよ。
(止めもせず平らな胸を張ってみせた)

もう遅い、既に時は動き出したのだ…とは言っても恐れることはない。そんな無理難題は押し付けないとも。
僕に「会える」権利とでも言っておこう。所属している場所が特殊でね。
普通に会う事も可能だが、いちいち申請するのも面倒だろうと思って…まあ所謂年間パスポートというものだと思ってくれたまえ。

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