廃墟と化した場所に唯一つ存在する小さなお店。
そこでは雑貨がそこかしこに陳列されている。何故か菓子類もある。
奥には埃を被ったレジと、やる気のなさそうな店員が佇んでいる……かもしれない。

※メタは基本NG。

はいはい、普段もちゃんと可愛いから安心してくれ。
ってか、ただのメモにそこまでする所以は無いからな。どんだけ自己評価高いんだよ。
（自慢気な態度にエアデコピンを繰り出す）

まあエクレアなら無茶振りはしないだろう。多分、きっと、めいびー。
会える権利ね……そういや会った後ちょっくらローレットの名簿で調べてみたが中々面倒そうな組織にいるみたいだな。手続きが要らなくなるってんなら是非貰っておこう。
いつかそっちにも遊びに行くよ。

あぅ、痛いじゃあないか盟友。額に窪みが出来たらどうする。自己評価など所詮他人に理解してもらうものでもないからね、満点で丁度いいのだよ。

めそめそ。信頼されてないとは悲しいよ僕ぁ。
予習とは恐れ入った。水面下での活動だが秘密裏の組織ではないから勇気があれば来るといい。もちろん自己責任だ。
その時にはお土産を頼むよ、ふへへへ。
それじゃあお邪魔した、コーヒーそこそこ美味しかったよ。
(額をさすりながら軽く手を振って店を出ていった)

寸止めだから当たってないだろ！？仮にも女性にそう簡単に暴力振るわねーよ。
まあそれが一番なんだがその自信が少し羨ましいぜ。

んじゃあ何か甘いもんとコーヒーでも持ってくるよ。
帰り道、転ばないよう気を付けるんだぞ。
（わざわざ外まで出た後、軽く手を振って見送った）

…………。（ｷﾘｯ）
（意味も無く鏡の前でシリアスな表情を浮かべてみる）

失礼するぞ……？どうしたのだ回言殿？
難しい顔をしているが悩み事か？
自分で良ければ話を聞くが……
(いつの間にか後ろに立っていた軍服姿)

いや、別に何でもないよ。……入るならノックくらいしてくれると有難いんだが。
強いて言うならば友人が関連する依頼に落ちてしまった己の運の無さを後悔してるだけさ。
（呆れ顔で振り返りながら）

ふむ、流石に無遠慮が過ぎたかすまない。

なに最近はイレギュラーズも増えて
引く手あまただからなそんな時もあるさ。
そうそう、今日は土産を持って来たのだが
良かったら受け取ってくれ。
(包みに入った菓子折を渡そうと)

いやいいさ、よく考えたら店も兼ねてるんだしそのまま入って来るのは普通だった。
お店に入る時にわざわざ「いらっしゃいました！」なんて言う客が居ないのと同じだ。

そう思っておくことにするよ。件の鳳圏とやらの戦力を見てみたかったんだがな。
……っと、わざわざどうも。それじゃあ折角だしコイツで一杯やるか。
（もちろん酒じゃないぞと付け加えながら机と椅子、お茶の用意をする。）

うむ、ならば良かった。
回言殿は甘味の方が良いかとも思ったのだが
煎餅とおかきを立ち寄った店で見付けてな
適当に包んで貰ったのでお裾分けと言う奴だ。

ああ…奴らか。自分の予想が合っていれば。
いや、十中八九当たっていると思うが
だとすればあまり気持ちの良い話では無いぞ？
それでも良いなら話はするが…。

まあ、どうせ甘いもんならここに沢山あるしな。言い判断だと思うよ。
じゃあ日本茶の方が紅茶よりいいな。何茶にする？

じゃあ聞かせてもらおうかな。
気持ちが良かろうと悪かろうと知らないままでいるよりはマシさ。

うむ、では緑茶でもいただくとしよう。
茶飲み話には些か華がない事ではあるのだがな
聞かせてくれと言うのであれば是非も無い。

前に話した事ではあるが自分は鳳圏と言う国で
造られた兵器なのだが
最近になって自分の後継機らしき者たちと
交戦する事があったのだ。
此度の依頼でもそ奴らと戦闘になる事は間違いないだろう…
と言うのは前置きでな。

黄泉軍計画と言う不死の軍隊を作り出す計画の
実験体第1号それが自分。『伊邪那美型 甲式』
生みの親である技術顧問の実の姉の死体を
素体にして造られたのが自分だ。
出来損ないの死に損ないが1人生まれただけで
計画は水泡に帰したはずだったのだが此度のこの騒ぎだ。

無から有を生み出す事は人の身では決して出来ぬ事。
祖国からの亡命希望者と女、子ども問わぬ無理な徴兵の話。
量産型と思わしき自分の後継機たち
さて、素体はどこから手に入れたと思う？
自分の推測は確証は無いがおおよそのところ
的中しているのではと思っているのだが
無理矢理集めた人間たちを使って
そんなモノを造っているのだとしたら
あまり気持ちの良い話では無いだろう？

だから自分はかつて姉だった者として
弟を…彼を止めなくてはならない例え刺し違えてでもな。

（話を聞きながら緑茶を注いで伊佐波の前に置く）
そこら辺は確か前にも聞いたな。なるほど、一度取り消された計画がまた醜悪な形になって戻ってきたわけだ。
……お前の前で言うのも気が引けるがだいぶ腐ってるな。大丈夫かお前の故郷。

まあ刺し違えるのは結構だがその前に生命保険に入ることをお勧めしておこう。
ちなみに受取人は俺な。……っあ、そもそもそういうのこの世界にあるんだろうか。
（などと真面目な顔で言ってるが当然冗談である）

昔はこれ程では無かったと記憶しているのだがな…

いや、構わん。自分も今回の件は疑問に思っているし
それに今の自分はローレットのイレギュラーズだからな。

残念だったな回言殿。
自分は刺された位で死なん体質だ。
その金は一生受け取れんぞ？…冗談だぞ？
(ちゃんと言えているか不安になったのか言葉じりに
付け足しつつ)

まあ戦いが長引けば非道な作戦に走るのは世の常ともいえるがな。

聞いた話じゃお前も他の人も国に入ることすらままならないみたいだし、なにかわかるといいな。

ちぇ、楽して暮らせると思ったんだが。
じゃあ刺し違えることなんてまず無さそうだな。安心安心。

国や軍の上層部が何を考えているのかは
分からんが…少なくとも今回の件の黒幕の一人は
自分の生みの親で間違いないだろうからな。

その反応だと今回は上手く冗談が言えた様だ。
(小さく笑みを浮かべ少し嬉しそうな様子)

だがまあ、それぐらいの覚悟はあると言う事だ。
実際自分と同じかそれ以上に自分の性能を理解している者を相手取る事になるのでな自分とて不死身では無い。
弱点を突かれればどうなるか分からんからな。

まあ強制でやらされているという可能性もある……んだがそう断言してるってことは
マッドでサイエンティストな類だな？

おう、ちゃんとできてたぜ。
もっとも冗談が上達したところでどこで役に立つのかはわからんがな……。

どうせ他のイレギュラーズがいるんだし、案外何とかなるさ。
それにしても弱点ねぇ…………食い物を断つとかか？（大喰らいだしなと呟く）

あの人の目的は自分を…もとい姉だった者を
生き返らせる事だけだからな。
その為ならば自国すらも利用するだろうさ。

こう言う場面で役に立つのではないか？
それとそうだな…子どもに泣かれなくなる。

なんとかなる…そう信じたい所だな。
う゛…実は先日だな…寧ろ食い意地をはったせいで
死にかけたと言うかだな…
(珍しくバツが悪そうにしている)

やはりマッドだな。目的の為なら手段を選ばんタイプと見た。
それにしても姉ね……結局お前にはその姉の面影ってやつはあったのか？

まあこうやって下らん会話をするにはちょうどいいな。
しかし、子供に泣かれなくなるって普段は泣かれるのかよ。

珍しいな、お前が食べ過ぎるだなんて。
どれだけ食っても満腹なんて言葉が程遠いと思っていたが何かあったのか？

見た目は遺体を使っているわけだから
彼女そのままだぞ？だが記憶の方はな。
自分はあくまで伊佐波 コウであって彼の姉では無い。

うむ…普段からこの服装でこの背丈だからな
気を付けてはいるのだが
初対面だと気弱な子には泣かれてしまう事もあるのだ…
子どもに泣かれるのは少し堪えるのでどうにかしたいのだが。

満腹で死にかけたと言うよりは
食い過ぎで喉に詰まらせたと言うかだな…
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/4050

まじか、初耳だぜ。じゃあ実質ゾンビみたいなもんなのか……。
しかし、もし脳や心臓辺りも使われてたら何かしら記憶の断片を持ってるかもしれないな。
いずれにしてもお前の言う通り、既に伊佐波 コウ以外の何者でも無いわけだが。

背丈や格好よりもむしろ表情じゃないのか？
にっこり笑ってやれよ。こう、人差し指で口角を上げてさ。
そうするだけで明日から子供たちの人気者だぞ、多分な。

何やってんだよまったく。
死因が飲食による窒息死とかシャレにならんぞホント。

ゾンビか…確かに似た様なものかもしれん。
肉体の再生を微小機械。
ナノマシンと言ったか？それにやらせているので
便宜上は鉄騎種と言う事になっているがな。
ふむ……同族に成り果ててしまった者達を眠らせてやりたいと言うのも勿論だが、何故か博士を止めたいと強く思うこの気持ちは彼女の物なのかもしれんな。
であればこそ彼の最初の被造物としても
姉だった者としても自分は責任を果たさねばならん。

無愛想だと言う自覚はあるのだがな…
これでも少しはマシになったのだぞ？
にっこり…ほうふぁ？(人差し指で口角を上げてみせる)
だがしばらくすれば慣れてくるらしくてな
居候先の子ども達とは一緒に遊んでやったりする事もあるぞ？
(その時はきっと自然に笑っているのかもしれない)

全くもって面目無い…こちらに来て
少々気が緩み過ぎているのやもしれんな。
(あまり表情に変化は無いが凹んでいる様だ)

親ならともかく姉ってだけで責任なんかありゃしないさ。
んな責任、背負うだけ無駄ってもんだ。
難しく考えずに、他の奴等でもなんとかなるけどどうせなら自分で解決したい
……程度に考えればいいさ。

くくっ、良い感じな顔だな。明日からでもウケそうだな。
しかし子供の相手ねぇ。似合わないというか逆にらしいというか、
なんにせよ楽しそうでいいな。

なに落ち込んでんだよ。そんな顔してたら煎餅不味くなるだろ。
終った失敗なんて反省するだけしてさっさと笑い話のタネにするのが一番さ。

そうだな…そう考えられる様に善処はしよう。

む？そうか。では今度子ども達の前でやってみせるとしよう。
子は宝だからな大事にしてやらねば…
と言うのはお国柄だと言うのもあるのだが、
年の離れた子どもと遊んでいると何処か懐かしくもある…
この気持ちもきっと彼女のものなのだろうな。

むぅ…それは失礼した。
確かに加賀准尉殿にでも話したら良い笑い話に
なりそうだな。
日車殿辺りには本気で心配されそうだが
(少しだけ笑みを浮かべ)

どんな人だったんだろうな、その人は。
多分悪いやつではなかったんだろうが。

ふむ、しかしおにぎりだとパンチが弱いか……。
つぎはお餅で挑戦してみない？

女だてらに勇ましくだが子どもには優しい
凛とした女性だったらしい
人づてに聞いた話だがな。

むぅ…それは冗談なのだろうが
回言殿も意地が悪い所があるのだな
(拗ねたわけでは無さそうだが少々困った様子で)

ほー、確かにお前に似通ってる部分があるな。
というかその部分だけでみたらほぼ一致してるじゃねえか。
生みの親とやらもお前で満足してればよかったのになぁ。

むしろ意地が悪い所しかないぜ。
冗談のつもりだったが何なら本当に挑戦してみるかい？

どれだけ外見が同じだろうと中身は別物。
軍用に調整された人格は感情に乏しく…と言う奴だ。
それに今の状況と自分の変化は完全な計算外だろうからな。

万全の状態であれば問題無いと思うが…
(腕を組んで悩んで)

どうあれその辺の部分は割り切っておくべきだと思うんだがね俺は。
とはいえ普通はそう割り切れるものでもないか。
しかし、元々姉を生き返らせる目的だったはずなのに、
今はどうしてそんなことになってるんだ？

意外と自身あるんだな。やりたくないと言うかと思ったんだが。
金も無いしやることは多分無いからそんな真剣に考えなくても良いぞ。

研究の為に軍属になったからには研究結果は
軍の為にこそ使われるべきもの。
一個人の願望の為だけに軍も金は動かさんだろう
最初は利害の一致と言うだけだったろうし、
おそらく今もそれだけだ。
彼は研究より完全なものとし、姉を取り戻す為。
軍部としては痛みも疲れも知らぬ統率のとれた兵士が大量に手に入る訳だからな。

む…そうか。餅は無しか。
(心なしか残念そうな様子の腹ぺこ軍人)

まあ当然のことか。さすがに個人の財力で研究なんてできないもんなぁ。
しかし、疲れ知らず痛み知らずなら無人機とか考えればいいのになぁ。
もっとも、技術やコストの面を考えればこちらのが色々お得なんだろうが。

欲しいのかよ！！食いすぎさえしなければ餅でも何でもいいぞ。

うむ、そういう事だ。
安上がりで何より材料にも困らぬのなら
そちらの方が良いだろうからな。

むぅ…そう言われると食い過ぎてしまいそうな
気がするので遠慮しておこう。

もっとも国の人口が減って行くわけだが。
そこら辺はどう考えてるんだろうな。

どっちだよ！どうせそう言わなくても食い過ぎるんだから無問題だよ！！

さてな……見境が無くなった時点で
最早既に国としては破綻しているだろうさ。
(それでも少しは祖国を憂いている様子)

失敬な。自分だってちゃんと食べ放題と奢りの違いぐらい理解しているぞ？……覚えたのは最近だが。
(最後の一言が不穏である)

昔は違ったんだろ？なんか何処ぞの国みたいに魔種でも巣くってるんじゃないのか？
どうにかなるといいんだがな。

食べる方にはある意味どっちとも同じような物とも言えるが。
他人の金なら遠慮は無いから実質食べ放題ってな。

今よりましだっただけだがな。
もしかすると博士自身が魔種になっているやもしれん。

ふむ、そう言うものなのか？

元から戦争とか好きそうだもんなぁ……まあ偏見だが。
って博士が魔種の可能性もあるのかよ。
もしそうだとしたら、一応生みの親だし何か思う所でもあるんじゃないか？

そういうものだ、多分。
というかそんなに腹いっぱい食べたいなら
バイキング形式の店とか行ったらいいんじゃない？

別に戦争が好きと言う訳では無いぞ？
資源確保の為に否応なく…と言うのがそもそもの大義名分だった筈だ。
思う所か…さっきも言ったが自分は彼を止めねばならん
例え何者になっていようとやる事は決まっている。

バイキング…確か先日似た様な形式で食事をしたな。
美味いものが沢山食えるのは良い事だ。

まあ戦争の発端なんてそんなもんだ。正当な理由と大層な正義を掲げて
……と話が逸れたな忘れてくれ。
ともかくどんな理由にせよ今もやり続けてるってことは結局やめる気はないのかな。

中々にえげつない行いをしてるみたいだしサクッと終わらせてやれ。
それも多分奴の為になる……かもしれないし。

伊佐波なら元取れるくらい食べられそうだしいいよな！
問題は通い続けるとその店が潰れる事だけど。

そんなものは自分達には関係ない事だがな。
生きる為、生き残る為、死ぬ物狂いで戦場を駆け
敵を屠り、或いは屠られ…上の思惑がどうだろうと
自分達には生か死しか無い。
まあ自分はその死すら殆ど無いような物だが。
何にせよだ。簡単に止められる事ならば続けてはおらんだろうさ。

彼一人止めるぐらいであれば自分の命一つで足りるかもしれんが…
まぁその時が来たら貴殿も手を貸してくれると心強い。

むぅ……それは確かに問題なのだ。
(「伊佐波 お断り」の張り紙が貼られた店店を思い出して
心なしか苦虫を噛み潰したような表情)

何れにしても真実はわからないし……か。
ま、こんな陰気臭い話ばかりじゃなくて何かいい話も聞きたいな。
何か鳳圏名物とかそんなんないのか？

面倒だな。まあ下手したら国を巻き込む大事になるかもしれないし、考えてはおくよ。

あー、その、なんだ。腹一杯にしたいだけだったらここに来ると言い。
前にも言った気がするが、菓子だけなら腐るほどある。（表情から何かを察した）

ふむ、名物？名物か……にぎり飯だろうか
鳳圏の米は美味いからな。

実はその辺は少し事情が変わってな。
先日助けた老婆と少女が居たのだが、
彼らが亡命する交換条件として
鳳圏に秘密裏に入国して内情を探ってくる事になったのだ。
まあ、ローレットの者として請け負った以上は完遂するつもりだが、
本国からすれば我らは裏切り者扱いだろう
見つかればただではすまんだろうが
個人的に調べたい事もあるのでな。

むう…いつもすまんな回言殿。

握り飯……これまた素朴な。
今はいざこざで忙しいが、落ち着いたら俺も食ってみたいな。

ふーむ、祖国から裏切り者扱いは少しきついよな。
しかしそれを覚悟で挑むんだ、何らかの成果を出せるといいな。

いいってことよ。あ、お代はツケておくからよろしくな。

うむ、最近ツナマヨおにぎりの作り方も覚えたのだがそれも中々に美味くてな。
いつも世話になっているし回言殿にも振る舞わせて貰いたいものだ。

元より自分は亡者の様な物だったからな
軍籍はあれど文字通りの人でなしだ。
今更裏切り者の誹りを受けようが何も失う物などないさ。
だがまあ…そうだな。何か手がかりを得られると良いが。

そうか…ならばツケを踏み倒さぬ様に
尚更生きて帰らねばならんな。

ツナマヨ限定なのか？いやいいけど、よほど気に入ったんだな。
……ちなみに一応聞いておくが、伊佐波って普通に料理できたよな？
暗黒物質とか丸焦げとかそういうのじゃないよな？

まあ失うものがないならそれはベストな事だ。
取り合えず気を付けてな。あとお土産よろしく。

とにかく命だけでも持ち帰ってくるんだな。
それはそれとして、こんなちんけなツケなんざ気にしなくていいぜ。

出来ないわけでは無いのだぞ？
ただ、自分とて女なのでな嗜む程度には料理はするが
てまり殿を筆頭に周りに料理上手が多いのでな。
(ついそちらの飯を食べてしまう様で)

ああ、では行ってくる。
土産は期待しないで待っていてくれ。

いや、できるなら良いんだ。
ただ……悪いがこう、あまり得意そうに見えなくてな。
それじゃあ楽しみにしとこうかな。どうせならツナマヨ以外もよろしく。

”期待しないで待ってる”よ。
仮に死んでも霊魂疎通取って死後の話し相手程度にはなってやるから気楽にな。

(コンコン)

とある日の昼下がり、控えめに扉をノックする音が聞こえた

……お客様だ！

……中に誰もいませんよー。
（とどう考えても誰かいるとしか思えない返事をする）

（扉が開くと、覆面と紺色のコートで変装したちっちゃいのが拳銃を構えて入ってきた。）

金を出せ

（とても低い声は、これはボイスチェンジャー？）
（これは……これは……子供強盗）
（※適当低速進行）