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桜杜

【誰でも歓迎! 交流・雑談場所】《まほろば喫茶店》

【誰でも歓迎! 交流・雑談場所】《まほろば喫茶店》

 桜杜の参道に建つ、一軒の喫茶店がある。
 お店に掲げられた緑色の大きな暖簾に、白字で《まほろば喫茶店》と店名が記されている。
 外観は和風建築の古民家風。隣接する《まほろば工房雑貨店》と中で繋がっている喫茶店だ。
 この喫茶店の売りは、お手頃でお安い商品のお値段と林檎料理である。

 あなたが店の前に立つと、中から中性的な青年が出てきた。彼はあなたを見て、物腰柔らかく微笑む。
「やあ、いらっしゃい。中へ入って行くかい?」
 あなたはーー。


●『まほろば喫茶店』について
 ここは真(p3p004665)が常連客として、よく入り浸っている喫茶店です。
 ここのマスターは、その昔、混沌世界中を旅した経験を持つ凄腕の料理人です。だいたいの料理と飲み物は、リクエストすれば提供されます。
 その他、質問等ありましたら、真か舞(p3p007316)にお尋ね下さい。

●この掲示板スレッドについて
 誰でも参加OKの交流・雑談・RPスレッドです。ここでは好きに過ごして下さい。
 ただし、目に余る誹謗中傷、器物損壊、公序良俗に反する言動を確認した場合、出禁になります。ご注意下さい。

 それでは、宜しくお願い致します。
 

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(縁側の席にいる。ラフな格好で、裸足を外に投げ出して片膝を立てて座っている。読みかけの小説を一冊片手に、夕焼け林檎のアップルティーを嗜んでいる。)
 ごきげんよう。

(勝手知ったる様子で、玄関先で靴を脱ぎ揃えて置くと、店内の奥へ進み入る。)
 ん?
(読みかけの小説から顔をあげる。
 長い黒髪を揺らして颯爽と歩いてくる人を視認して、誰が来たのかがわかった。)

 ああ、姉さんか。ごきげんよう。
(物腰柔らかく、親愛の情を込めて、肉親の双子の姉へ、にっこりと笑みを送り申し上げます。)
 お招きありがとう、真。
 悪くないわ、あなたが好みそうな良いお店ね。
 窓辺から差し込む木漏れ日が気持ちよくて、(真に視線を落とす)――ゆっくり読書を嗜むには、良い場所みたいね?

 ここに着くまでにたくさん歩いたから、ノドが乾いちゃったから、飲み物をお店のヒトにオーダーしたいのだけれど、マスターはどこかしら? (きょろきょろ)
 ん。(奥のカウンターを指差す)
 きっとあの裏で椅子に座ってうたた寝しているよ。かすかに寝息が聞こえてくるからね。
 起こして何か作ってもらってもいいし、自分で何か入れてきても良いよ。
 ここのオーナーも俺だから、姉ちゃんなら俺がマスターに言っておけば、構わないでしょう。俺の身内だし。
(真の指差した先を見て、カウンターの裏を覗き込む)
 あら、本当ね。気持ち良さそうにマスターが眠っていらっしゃるわ。
 この陽気ですもの。居眠りしちゃうのも納得よ。
 起こすのは忍びないわねえ。
 お昼の3時になったら、お菓子を作って貰う為に一旦、マスターには起きていただくけれどねー。
 それまでは、見た目よりもお年寄りだし、ここまで来るお客さんも存外、少ないから、好きにさせているのさ。

 (積み上げた本の上から手に取った太宰治の『斜陽』を指先でぺらぺらぺらーりとめくって、少し流し読むように目を通して、側の床に置く。そして真はあくびをして、立ち上がって伸びをした。首をほぐす)

 さて、お姉様、ご注文は?(縁側と中を仕切る障子戸に手を掛けて、ふわりと笑みを形作る)

 読書にも少し飽きたので、よろしけれ、今なら俺が手づから給仕致しますよ?
 へえ、そうなの。
 あら、それじゃあお兄ィ様? アップルティーと林檎のコンポートを御馳走くださる?
 2人分ね。
 久しぶりにあなたと食べながら語り合いたいわ。
 
(姉に『お兄ィ様』と呼ばれて、びくりと震える。エプロンを着て台所に立ち、袖まくりしていた手が、表情が一瞬、固まった)

 珍しいね。姉ちゃんが俺の事、「お兄ィ様」だなんて洒落た戯れの呼び方をするなんて? いったい何の前触れだい?

(業務用の冷蔵庫から林檎をいくつか取り出して、調理を始める。
 姉の方が料理の腕前は上だろうが、真も嗜む程度には料理ができない訳ではないのだ。意外と器用に何でも熟そうとするのがこの男である。――まあ、できないこと、苦手な事もあるけれど。
 ここで大事なのは姉に求められた事であって、技術ではなく気持ちなのだ。
 林檎とまな板に包丁を出したついでに、ポットに湯を沸かして、手慣れた手つきで、着々と料理をしていく。――この料理でヘマはしない。)
 お・と・う・と♡
 わかっているでしょう?
(フライパンで林檎のコンポートを作る。少し考えて、姉のカマかけか要求かは知らないが、ソレから目をそらす事をやめた。露骨にため息をついてみたいと云う好奇心にかられるが、我慢して、唸るにとどめる。)
 …………あー、はいはい。お姉様(おあねえ)様からの御依頼ならば、何でも頼み事を承りましょう? 戯れならば、俺の時間が許す限り、いくらでも付き合いましょう?

それで、なあに? (注文されたアップルティーと林檎のコンポートを給仕する。)

ちゃんと言葉にしてくれないと、わかりたくないなあ。(悪戯っぽく口端をあげてみせる)
あら、わかっているのに、お姉様(おあねえさま)に云わせるの? いけずねえ。
ただ、ちょっとお買い物に付き合って欲しいの。
ちょ〜っと、うちの従者(子供)達では、買い出しに行けそうにない場所(ところ)なのよ。
 (フォークに甘い蜜を絡めた林檎のコンポートを一切れ刺して、弟の口元に差し出す)
 真、私と一緒に行ってくれないかしら? 裏世界の骨董品店、魔女の品々を取り扱うお店まで――。
 ――え、普通に嫌でしょ? あそこ、おぞましくってこわいじゃ……あー、はいはいはいはい、わかってますよ、わかっていますよ。お困りのお姉様のお願いですからね。報酬を承りましょうか?
(差し出された林檎のコンポートをしゃくりと噛んで呑み込む。毒味かしら? 今回が初めての事じゃないし、慣れた事だと受け入れて、美味しい林檎を味わって食べる。)

 ちなみに、今回は変なもん、入れ込んでねーよ? 普通に美味しい林檎のコンポートとアップルティーだぜ? 姉ちゃん。(喧嘩も腹立ちも意見の相違も発生していないのに、姉を怒らせる意味が無いんで、普通に料理した。)

――それとも、これも戯れかい?
 ふふふ、そうよ? ええ、気まぐれの戯れですとも! 鳥に餌をやるようなものよ? 最もその鳥は、とっても大きくて黒い鴉天狗のようですけれどもっ! ーーさあ、お食べなさい、真。私のお誘いを断るなんて、小生意気を云うコは罰を受けるのよ? うりゃ、うりゃ! (ぶすりとフォークに刺したそれを弟の口に押し付ける)

 ーーねえ、真面目にお願いしたいのだけれど、たまには一緒にお出かけするのも、良いでしょう?
 あなたじゃなかったら、誰が私とあの薄暗いアングラなお店にいってくれるっていうのよ?
 私だって、あんなかび臭くて、お洒落でもないし、古臭い占い店みたいな、ひなびたお店、用がなければ、あまり行きたくはないわよ。

 報酬は、……そうね、あなた、何が必要なものはあるかしら?
 ちょっ、姉さん。(姉の手を掴んでそれに食いつく。姉の手からフォークを奪い、交換してから、自分の皿の中のそれを刺して、姉の口元に差し出した)
 ん。
 俺も食べたんだから、姉さんも食べるが良いさ。
 俺が鴉天狗みてーなら、腰から魔法の白い羽が生える姉さんは、渡り鳥のワタリガラス、アルビノのとびっきり美しい鳥さんだね。ーーとかでも、云って欲しい訳かい?
 悪ぃが、双子のハイテレパスとやらで、あなたの思考を読むように考えを巡らせても、あなたの望む答えをこしらえて、云う義理はさ、俺にはないね。

 ついでに、自分の分のリンゴのコンポートを姉にやるほど、優しい気分でもなくなったわけさ。こいつは、俺が貰うよ。
 (姉に差し出していたフォークをひっくり返して、自分で食べようと)
(真の手を掴んで、身を乗り出して、フォークの先にささったそれをパクリと食べる)
 あらそう、でも食べちゃった。これ、貰うわね! だって私にくれるのでしょう? (嫌味なほど、とろりとした婉然とした笑顔を真に向ける。手はしっかりお皿を掴んで、離さない)

 
 ……仕方がないね。どうぞご自由に。もともとが姉ちゃんのリクエストに答えて、お出ししたものだからね。どうぞ好きに、食べるがいいさ! ああ。

 ーーそれで? なんの話だっけ? 報酬? ああ、護衛の話だったね? (姉の口から、真面目にと聞いた気がするから少し考え込む。)

 
 ……もう、つまらないわねぇ。
 良いから、食べなさい。リンゴはあなたの好物でしょう? あなたの分まで、とる気はないわ。ただ久々に、姉弟喧嘩という戯れがしてみたかったのよ。あなた、わかっていたでしょうに……ーーいなされちゃったから、興がそがれたわ。

(ギルド・ローレットから預かってきた、スクロールを出す)
 これ、正式な依頼書ね。あなた宛の指名依頼にしておいたから、報酬は好きなものを書き込んでちょうだい。

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