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桜杜
ちょっ、姉さん。(姉の手を掴んでそれに食いつく。姉の手からフォークを奪い、交換してから、自分の皿の中のそれを刺して、姉の口元に差し出した)
ん。
俺も食べたんだから、姉さんも食べるが良いさ。
俺が鴉天狗みてーなら、腰から魔法の白い羽が生える姉さんは、渡り鳥のワタリガラス、アルビノのとびっきり美しい鳥さんだね。ーーとかでも、云って欲しい訳かい?
悪ぃが、双子のハイテレパスとやらで、あなたの思考を読むように考えを巡らせても、あなたの望む答えをこしらえて、云う義理はさ、俺にはないね。
ついでに、自分の分のリンゴのコンポートを姉にやるほど、優しい気分でもなくなったわけさ。こいつは、俺が貰うよ。
(姉に差し出していたフォークをひっくり返して、自分で食べようと)
ん。
俺も食べたんだから、姉さんも食べるが良いさ。
俺が鴉天狗みてーなら、腰から魔法の白い羽が生える姉さんは、渡り鳥のワタリガラス、アルビノのとびっきり美しい鳥さんだね。ーーとかでも、云って欲しい訳かい?
悪ぃが、双子のハイテレパスとやらで、あなたの思考を読むように考えを巡らせても、あなたの望む答えをこしらえて、云う義理はさ、俺にはないね。
ついでに、自分の分のリンゴのコンポートを姉にやるほど、優しい気分でもなくなったわけさ。こいつは、俺が貰うよ。
(姉に差し出していたフォークをひっくり返して、自分で食べようと)
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桜杜の参道に建つ、一軒の喫茶店がある。
お店に掲げられた緑色の大きな暖簾に、白字で《まほろば喫茶店》と店名が記されている。
外観は和風建築の古民家風。隣接する《まほろば工房雑貨店》と中で繋がっている喫茶店だ。
この喫茶店の売りは、お手頃でお安い商品のお値段と林檎料理である。
あなたが店の前に立つと、中から中性的な青年が出てきた。彼はあなたを見て、物腰柔らかく微笑む。
「やあ、いらっしゃい。中へ入って行くかい?」
あなたはーー。
●『まほろば喫茶店』について
ここは真(p3p004665)が常連客として、よく入り浸っている喫茶店です。
ここのマスターは、その昔、混沌世界中を旅した経験を持つ凄腕の料理人です。だいたいの料理と飲み物は、リクエストすれば提供されます。
その他、質問等ありましたら、真か舞(p3p007316)にお尋ね下さい。
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