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桜杜
(姉に『お兄ィ様』と呼ばれて、びくりと震える。エプロンを着て台所に立ち、袖まくりしていた手が、表情が一瞬、固まった)
珍しいね。姉ちゃんが俺の事、「お兄ィ様」だなんて洒落た戯れの呼び方をするなんて? いったい何の前触れだい?
(業務用の冷蔵庫から林檎をいくつか取り出して、調理を始める。
姉の方が料理の腕前は上だろうが、真も嗜む程度には料理ができない訳ではないのだ。意外と器用に何でも熟そうとするのがこの男である。――まあ、できないこと、苦手な事もあるけれど。
ここで大事なのは姉に求められた事であって、技術ではなく気持ちなのだ。
林檎とまな板に包丁を出したついでに、ポットに湯を沸かして、手慣れた手つきで、着々と料理をしていく。――この料理でヘマはしない。)
珍しいね。姉ちゃんが俺の事、「お兄ィ様」だなんて洒落た戯れの呼び方をするなんて? いったい何の前触れだい?
(業務用の冷蔵庫から林檎をいくつか取り出して、調理を始める。
姉の方が料理の腕前は上だろうが、真も嗜む程度には料理ができない訳ではないのだ。意外と器用に何でも熟そうとするのがこの男である。――まあ、できないこと、苦手な事もあるけれど。
ここで大事なのは姉に求められた事であって、技術ではなく気持ちなのだ。
林檎とまな板に包丁を出したついでに、ポットに湯を沸かして、手慣れた手つきで、着々と料理をしていく。――この料理でヘマはしない。)
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桜杜の参道に建つ、一軒の喫茶店がある。
お店に掲げられた緑色の大きな暖簾に、白字で《まほろば喫茶店》と店名が記されている。
外観は和風建築の古民家風。隣接する《まほろば工房雑貨店》と中で繋がっている喫茶店だ。
この喫茶店の売りは、お手頃でお安い商品のお値段と林檎料理である。
あなたが店の前に立つと、中から中性的な青年が出てきた。彼はあなたを見て、物腰柔らかく微笑む。
「やあ、いらっしゃい。中へ入って行くかい?」
あなたはーー。
●『まほろば喫茶店』について
ここは真(p3p004665)が常連客として、よく入り浸っている喫茶店です。
ここのマスターは、その昔、混沌世界中を旅した経験を持つ凄腕の料理人です。だいたいの料理と飲み物は、リクエストすれば提供されます。
その他、質問等ありましたら、真か舞(p3p007316)にお尋ね下さい。
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