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ギルドスレッド

幻想空想の庭園

庭園 その13

庭園にある居住区エリアの庭。
多種多様な植物が生えている幻想的なエリア。
お昼頃に迷い込んでしまった女の子が1人。

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ティア・マヤ・ラグレン(p3p000593)
マルベート・トゥールーズ(p3p000736)

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ふぅん、悪魔の身としては物欲も大事だと思うけどね。
(くんくん)……うん、けど良い部屋だね。ソファーとかに寝転んで寛ぎたいよ。
「私は悪魔じゃないし。
ソファぐらいならあるにはあるけど。
そこそこ作れそうだけど何食べたい?」
ふふっ、分かってるよ。天使だもんね?
そうだなぁ。何でも構わないけど、強いて言うなら肉が入ってれば嬉しいかな。干し肉とかベーコンでもあれば最高だよ(うろうろ部屋を見て回りつつ)
「一応ね。
ん、なら適当にお肉料理でも作ろうか」
それはありがたい。と、手伝う約束だったね(見学をそこそこにキッチンに向かい)
それでは何なりとご命令を、シェフ?(冗談っぽく)
「シェフでも何でもないよ。
それなら野菜洗って切って貰って良い?」
ふふっ。キッチンに立つ姿が似合ってたのでつい、ね。
了解だよ。えっと、野菜はどれを使っていいのかな?
「似合ってるのかな?
食べたい野菜があれば。
大抵の物は揃ってるし」
(牛肉を取り出して解凍待ちつつケチャップと少量のニンニク、塩胡椒、赤ワインを用意しながら。)
ん、似合う似合う。いかにも美味しい料理を作ってくれそうな雰囲気があるよ。
それじゃあ……お、ズッキーニがある。良いね(野菜を数本取って洗い始め)
「そんな風に見えるもんなんだ。
使い過ぎなければ食べたい野菜選んでね」
(牛肉の塊の解凍待ちの間にソース作りから始めて。)
うんうん。料理が得意そうと言うか、家事全般が得意そうと言うか……。ティアに恋人が出来たりしたらその人はきっと幸せだろうね。
それとも既に良い関係の人が居たりするのかな?
(ズッキーニを丁寧に薄く切って並べていき)
「1人暮らしが永いからね。
男の人と恋人になる気は更々無いかな。
可愛い女の子をお嫁さんにならしたいけどね」
(材料を混ぜたソースを鍋に入れて熱を掛けて。
解凍終えた牛肉を塩胡椒で下味をつけていく。)
ふぅん……?(ぺろり)
可愛い子をお嫁にしたいってのは同意するね。私も良い子と甘く蕩けた愛のある生活を送ってみたいものだよ。
(ズッキーニを皿に並べ終わり、次いでトマトを冷蔵庫から取り出し)
「案外分かってもらえるとは思ってなかった

(下味を付けた牛肉を熱したソースの鍋に入れて煮込み始め。)
おや、可愛いものを愛でたく思うのは自然な事だと思うよ。
……ふんふん、美味しそうな匂いがしてきたね?あぁ、堪らないなぁ。
(後ろから鍋を覗き込み、くんくん)
「そういうものか。
まだ煮込み途中だしもうちょっと待ってね。
野菜の方はどんな感じ?」
(弱火でじっくりと煮込みながら。)
ん、こちらも順調だよ。簡単なサラダのようなものだけどね。
(トマトを洗い、同じようにスライスして並べていく)
「十分だよ。
ドレッシングは使う人?」
(落とし蓋をしつつ。)
そうだね。生野菜でもいいけど、やはり料理となればソースは欲しいかな。
オリーブオイルと酢なんかがあれば簡単なものは作れるのだけど……あるかな?
「あった方がメリハリが付くもんね。
あるよ、使い過ぎには気をつけてね」
(キッチンの戸棚からオリーブオイルと酢を取り出して。)
ん、ありがとう。シンプルな料理は好きだけど、やはり味付けはしないとね。
文字通り美しい子がドレスを着飾るようなものだよ。
(受け取り、ボールでちゃちゃっと混ぜて簡単なドレッシング作り)
「喩えはよく分からないけど味付けは大事だよ」
(落とし蓋を少し上げて牛肉を菜箸で突き硬さを確認して。
もう少しかかりそうだ。)
ふふっ、そうだね。(出来上がったドレッシングを振りかけ)……っと、私の方はこんな所かな。随分簡略化したけど「ズッキーニとトマトのサラダ」だよ。
そちらが出来上がるまで冷蔵庫で冷やしておこうかな。
「ん、ありがとう。
それならラップを掛けて冷蔵庫にだね」
(ラップを手に取り手渡そうと。)
うん、どうも(受け取りラップをして冷蔵庫へ)
さてさて、後はティアの料理を少し見学でもしてようかな?
「煮込んでるだけだから見学できるような内容では無いと思うけど」
(再び菜箸で牛肉を突き、十分煮込めたようで火を消して余熱で温めながら。)
ん?いやいや、こういう素朴な風景も良い物だよ。家庭料理の雰囲気が良いね。
(横に並んで鍋を時々覗きつつ、料理しているティアの様子も見て楽しそうに)
「そういうものかな?」
(お皿を取り出し余熱で温めていた鍋から煮込んだ牛肉をスープごと取り出して。)
そういうものだよ。可愛い子が料理しているのを見るのもまた……
と、邪魔になってしまうかな。
(調理に差し障らないように少しだけ離れて)
「んー、私はどちらかと言うと美味しそうに食べてもらう方が嬉しいかも。
大丈夫だよ、一先ずこれで完成かな?」
(お皿に盛り付け終えて。)
ふふっ、それも勿論。それが料理への礼儀でもあると思うよ。
さて、それでは早速頂こうかな?
(冷蔵庫に入れていたサラダも出して)
「お口に合えば良いんだけど。
テーブルに運んでからね?」
(盛り付けたお皿をテーブルへと運ぼうと。)
君のご厚意で作ってもらった料理なんだ。美味しく頂くと約束させてもらうよ。
実際とても美味しそうだしね。よく作る料理なのかな?
(同じくテーブルにサラダの皿も運び)
「それなら嬉しいかな?
ん、元の世界でも妹と一緒に作ってたよ」
(テーブルにお皿を運び終えて、「何飲む?」と聞いて。)
へぇ、妹さんがいるんだ?素晴らしい事だね。血を分けた存在なら羨ましくも思うよ。
飲み物はワインがあれば嬉しく思うけど……そこまで集るのも流石に申し訳ないな。水で大丈夫だよ。
(横にサラダも並べて)
「居るよ、今は幻想で貴族になってるよ。
赤ワインで良ければあるけど、度数高くても平気なら出すよ」
おぉ、幻想に来ているのか。それは……本当に良い事だね。家族は大切だよ。
度数は特に気にしないけど、本当に良いのかな?それなら是非。いやぁ、ワインまで頂けるとは恐縮だけどありがたいな。
(言いつつ明らかに嬉しそうな雰囲気で)
「そうだね、私よりも数百年ぐらい先に来てたみたい。
とっても大切な家族だよ。
まぁ、数はあるしそこまでお高いワインじゃないし良いよ」
(冷蔵庫の隣にあるワインセラーから赤ワインを取り出して。)
おや、数百年とは……大召喚よりも随分と前だね。その間離れ離れだったと考えると結構辛かったのではないかな。
しかし至れり尽くせりでありがたいね。今度私も何かお礼をしないと……。
(ワインを取り出す様子を楽しみに眺めつつゆるりと待ち)
「私もそうだけど、妹の方がもっと大変だった気がするよ。
まぁ、機会があればでいいよ」
(取り出した赤ワインとグラスを2つ持ち、テーブルへと運んで。)
ふむ、幻想もあれで結構キナ臭い所もあるからね。貴族の派閥争いなり何なり。
(運ばれてきたワインを見て)ありがとうね。それではこの返礼は近いうちに、とさせてもらおうかな。
「そうだね、無名から小さいとは言え貴族にまでなったんだからすごい頑張ったんだと思う。
ん、無理しない程度にね」
(グラスを置き、赤ワインのコルクを取りグラスへと注ぎ。)
へぇ……貴族に!それは立派な事だ!
私も幻想に領地を構えてる以上、何処かでひょっこり会う事もあるかもしれない。ティアの妹さんと言うとやはり可愛らしい子なのかな?それとも全然似てなかったりするのだろうか。
「うん、立派だよね。
ん?まぁ、私に似てるよ。
瞳と髪、翼の色が違うぐらいかな」
(「とりあえず食べる?」とグラスを置いて。)
それは気になるなぁ……っと、そうだね。それでは頂こうか。
今日この日の素晴らしき出会いに乾杯しようじゃないか。
(グラスを持ち、すっと掲げて)
「忙しいみたいだから滅多に逢えないけどね。
ん、それじゃあ、乾杯」
(傾けられたグラスに、自身が持ったグラスをカツン、と当てようと。)
うん、私達の出会いに(同じくグラスを軽く当てて、こくりと飲み)
……ん、良いワインだ。昼間からお酒を楽しめるとは思わなかったよ。
「ん、結構度数高い方だけど平気そうだね。
依頼とかあるわけじゃ無いし、偶には良いんじゃない?」
(グラスのワインを一口飲んでから、作ってもらったサラダを食べようと。)
まあ酔わないわけではないけど、それなりに強いからね。伊達に長生きしてないよ。
どれ、それじゃあ私も……(肉料理を口に運び)
「それなら別に良いんだけど。
さて、お味は如何かな?」
(サラダを食べつつ、「美味しい」と零しながら。)

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