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ギルドスレッド

キャリー喫茶店

【個別スレ】パン屋と喫茶の共同開発

▼「新メニューを考えよう」
 季節の変わり目と言えば、やはり飲食の店では新メニューが欠かせないだろう。
 しかし新メニューともなると、やはりアイデアと試作は必須。
 だから二人は集まった。アイデアのパン屋と、試作の喫茶店による新メニュー共同開発のために――。

※パーセル・ポストマンと上谷・零の個別スレッド。

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(いつものキャリー喫茶店。看板は臨時休業と称して「Closed」になっている)
さて、これで一通り揃ったか。
(ずらり、と種々様々な材料をテーブル上に並べて一息付く。今日この共同開発で使うために買い込んだ材料だ)
後は坊っちゃんだが……。
(いつも通りにキャリー喫茶店に訪れる、パーセルは既に居るだろうか…)
お、お邪魔しまーす
(若干緊張しつつ、声を出しながらドアを開け、店の中に顔を覗かせる
「Closed」と書いてあると、入っていいか若干不安になるのは仕方ない、少なくとも今まで「Closed」の時に入ったことは無いのだから)
(ドアベルに反応して振り返る)
おう、坊っちゃんかい。いらっしゃい。
(上谷の不安を知ってか知らずか、いつも通り店の制服の状態で上谷によう、と手を上げて挨拶する)
なにそんなところで突っ立ってんだ、今更一見さんぶってんじゃねえよ。そら、入った入った。
(自身の姿は、いつも通りの学生服、この世界では寧ろ浮き脱可能性もあるが、今は問題ないだろう)
いや、「クローズド」ってなってると、入っていいか少し不安になるじゃんか…、なら改めて、お邪魔しまーす(そう言いつつ、招かれるように店の中に入る)
(彼の見た目はどうやらいつも通りの服装らしい
(入って来たのを認めると、よし、と一つ頷く)
今はアンタも関係者だろうが。それとも、試食に来ただけのつもりだったかい?(違うだろう? とからかうようにウィンクする)
それじゃ、早速取り掛かろうか。パンのメニューから始めるぞ。坊っちゃんのところ、付け合せのジャムはどこまで取り揃えてたっけか。
ははは、まさか。流石にそんなつもりじゃねぇとも。(そう苦笑しつつ相手の言葉に応じ)
そうだな、パンのメニュー、となると色々在るが何が良いかね…。(そして相手の言葉に)
…今の所は…出せるのはイチゴぐらいかな?
とは言っても、あまりたっぷり作り置きしてるわけじゃねぇけどさ。
上等。量が少ないなら限定生産だかなんだか言って売り方を工夫しよう。人間は希少性に弱い。
で、だ。希少性はあくまで客の背中を押すための物に過ぎない。だから商品の方を魅力的にする必要がある。
とりあえずパッと出てくるのだといちごのサンドイッチだが……これ食パンでアンタの出せるものっつーとフランスパンだよな。切り込みでも入れてジャムを付けるか……?
(しかしそれだと平凡なサンドイッチとほぼ何も変わりが無いか、と少し難しそうな顔をする)
なあ、坊っちゃんの世界ではパンにプラスアルファで何かつけてたか?
あー、成程…限定生産ってすれば確かに色々売りやすくなりそうだな。
商品の方を魅力的に、か…成程…(ふむ、っと考え込みながら
フランスパンに切り込みを入れてやるってのも一つの手だが…
パンにか?おぉ、結構色々つけてるのはあったっけなぁ
例えば、食パンの上にベーコンとかチーズとか色々乗っけてピザ風にしたり、ふりかけってのをかけてたり…
納豆をぶっかけてるのもあったぜ。他にも色々…(思いつくのを片っ端から羅列していきつつ
フランスパン限定で行くなら、明太とかもあったかなぁ…あれはどうやって作ってるのか見当もつかねぇが…。(あれは美味しかった記憶がある、今は口にする機会もないが
(零の言っていくアイデアをメモ用紙に書き連ねていく)
ベーコンとチーズでピザ風ってのは簡単そうだが……
(メモを取る手が止まる)
フリカケ? ナットウ? メンタイ? ってのはどういうものなんだ?
ピザ風なのは絶対行けると思うんだ、ピザトーストって名前の奴も俺の世界にはあるしな。
(そう言いつつ、不思議そうな声を聴いてハッと気づき
…あぁー、明太はこっちにはなかったか…(ふりかけや納豆は想像していたが、そちらは少々想定外だ)
そうだな…どれも食べ物の一種で、ご飯のお供みたいなやつだな

ふりかけは…味のする粉?みたいな感じで…(元の世界では随分と世話になったものだ)
納豆は確かな、発酵させた大豆…豆みたいなのかね?ネバ付いてるけど栄養も豊富だしな。

で明太…と言うか明太子は…スケトウダラっていう魚の卵を唐辛子で漬け込んでたやつ…だったかな?
結構辛めな奴だったぜ
(あまり深く考えて食べた事はなかったからか、若干自信なさげだ)
味のする粉と、発酵させた豆、魚卵の唐辛子漬けか。
(ふむ、と腕を組む)
魚卵のメンタイコとかいうのがどの程度の速度でダメになるかが怪しいが、他二つなら1日売り歩いても良さそうだな。
多分そのメンタイコとピザトーストはできたてはうめえが冷めるとマズくなったり、その日の内に売らないと腐ったり、なんてことを警戒しなきゃいけなさそうだ。
ランチタイムとかにパッと売りさばくイメージだな。
ちなみにアンタ、その3つは自分で作れるのかい?
あー、確かにダメになりやすさはありそうだな…(記憶違いでなければ、めんたいは消費期限は早かったはずだ)(だが残り二つはある程度持つはずだ、よっぽど気温が高すぎない限りは)

その手の出来立ては凄く旨いのは心理だよな…
注文されたらその場で作る、みたいな形式も有りかもな…調理場がその場合必須だが
ランチタイムにぱってイメージであってるだろうよ。
(そして、作れるのかという問いに)
あー…(ここで主人公の如き人間ならば、異世界の知識を存分に記憶し披露していた事だろう)
(だが彼は一般人な上に記憶力も言うほどよくない方だ、つまりは)
……そういや作りたか知らないな…納豆は腐らせるみたいな感じに発酵させて納豆菌がどう、とかは知ってるが細かい道程は知らねぇし、めんたいに至っては”明太子”にすでになった商品を視たぐらいしかねぇしな…(記憶力の無さを、ここまで呪ったのは久しぶりだ)
………あ、ふりかけなら…それっぽいのは行けるかも…?ゴマみたいなのがあればふりかけ代わりにも使えるだろうし…、魚の骨を細かく砕いてそれを軽く焼いて香ばしさをプラスした感じなのも良いかもだし…(ふりかけならばまだ難易度は低いだろうと思いつつ)

(しかし、これだけでは案が足りるか…?と思い考えていた時、ふと閃いたように)
あ、そうだ思い出した!
パンと言えばカレーパンってのもあるんだった!…ここって…カレーみたいなのメニューになかったっけ?(確かあったような気がする、勘違いならばそれはまだいい、カレーならまだ作り方もふんわりとだが記憶してるし比較的作れるはずだ)
(案はあれど実現は難しい。ふぅむ、と腕を組んだまま沈思黙考していると、上野が声を上げた)
ああ? カレーにパンだあ?
まあ確かにコメが合うならパンも合いそうだし、普通に作れるだろうが……あの液体状のカレーをタレよろしく掛けるか漬けるかして食うならちと食いにくいぞ。
(異世界のカレーパンというものが想像できなかったらしく、少し完成予想図がズレているようだった)
ん……?(相手の言葉を聞いてみれば、どうやら自分が想像したのとはまた別の予想図になってるらしいと気づき)
あ-いや違うぞ?…確かにカレーをタレみたいにつけて食べるのもあるにはあるが、それは多分パンじゃなくてナンが必要だろうし…。(だが、今言ってるカレーパンはそれとはまた別物だ)

カレーパンってのはだな、簡単に言えば揚げたパンの”中”にカレーが入ってる感じなのさ
外はかりっとしたパン、口に頬張れば中に入ってたカレーが口の中に入って…何度でも食べたくなる味っていうか、…凄く良く合うし、ほんと美味しいんだぜ…!
俺のいた世界でもすげぇ人気な食べ物の一つだしな。
……パン生地にカレーを混ぜるのともまた違いそうだな、そりゃ。
(ふぅん、と異界の知識を聞いて感心したように声を上げる)
それならなんとかパン生地の中にカレーを入れられりゃ簡単にできそうだな。試しにやってみるか……。
中身はスープ状じゃなくてある程度固まってるんだよな?(ドロっとしたのをイメージする)それだったら揚げるとも言っていたし、一度冷やしてある程度固まってるのをパン生地に包ませて、それを揚げるのが一番良さそうだな。……スープ状だとさすがに生地が破れたときが大惨事過ぎる。
生地自体にカレーってのもそれはそれでおいしそうだけどな。(其れはそれで別の料理に活用できそうだな…なんて思いつつ)

ある程度固まってたぜ、確か…(昔食べた記憶を掘り起こしながら)
冷えてた時も、割と固まってたし…ドロッとしていたな…。
あー、確かにそんな感じに作るとそれっぽくなりそうだな、パン粉とかがもしいりそうならフランスパンぐらいなら提供できる気もするが。
……スープは…絶対大変なことになるな…
よし、坊っちゃんから確認が取れたなら早速やってみるか……。
(鍋からカレーを容器へ入れて、冷蔵庫でしばらく冷やす)
とりあえずこっちは良いとして……。パン。パンか。
そういや坊っちゃんはパンはフランスパンとかいう物しか出せないんだったんだよな。なんかこう、他に応用できたりしねえのか?
どんな出来になるんだろうなぁ…
(一発目から成功するかは自分で作るわけでもないから分からないが、美味しくなる未来がなんとなくだが想像出来て)
そうそう、フランスパンぐらいしか出せねぇんだよ。
…応用、応用か―、一応ギフトでどこまでやれるか挑戦中ではあるが…
長さは最長一メートルで、硬さも武器になるレベルまで硬くできるて、数は多分気力が持つ限り…?
あと他にも色々…密度もいじれるっぽいし…とりあえず思いつく応用は、武器には使えることぐらいかね…?(正直、まだまだ分からないことが多いのだ、なんだこのギフト、と思うことは多々ある)
(ボウルに入れた材料を混ぜては捏ねる)
ほー、結構な長さに……待て、何て? 武器?
(思わず作業の手が止まって、上谷の方を見る)
……坊っちゃん、フランスパン握って戦いでもしたのかい?
(まさかな、という視線を向けながらも、しかしその目は半信半疑だった)
いや、でもまあそれはそれとして。……今、密度もイジれるって言ったな。アンタのフランスパンってのはどこから出すもんなんだ? もしかしてうまいことやれば、カレーを中心に密度のスカスカなパンを作って取り込んじまえば簡単にそのカレーパンってのができそうなもんだぜ。
嫌そんなことしねぇよ!?ただそれ位固くなったってだけだから…!
普段は木刀だし、そも戦う事すら救ねぇんだぜ、俺…?
(その半信半疑な目に反論しつつ)

何処からって言われると若干伝えづらいが…こう手に軽く力を込めて…そのパンの形とか固さとか色々イメージしつつ出してる感じ…かね?あんまり深く考えてなかったらデフォルトのフランスパンだが…
(本人も感覚でやってるよう)
……?
………、
…………!!
………その発想は、無かったな……(目から鱗が落ちた気分だった)
…やれるかはわからねぇけど、もしかしたら行けるかもしれねぇ……だけどやったことないから、成功できるかはわからねぇけどさ…。
よーし物は試しだ。早速やってみようぜ。何回かやってみりゃいけそうかどうかもわかるだろ
(言いながら、カレー皿にルーをよそって机の上に置く)
ルーの前に手ぇ出して、中身が空なパンを出してくれや。
ぶっつけ本番!?…いやまぁ、確かにそうか……やれるだけ試してみるか…
…っ!
(そういいつつ、ルーの前に手を出し、いつものように…否、いつもよりよりイメージを練って、中身が空なフランスパンを出すように念じる。…そしてそのカレーを取り込むように出そうとして―――)(20以下で成功)
40
(しかし、出てきたのは確かに、中身が空なパンではあったが……流石にカレー自体を取り込むのは出来てなかったらしい)流石に…難しいな…。でも何度かやれば、いけそうな気もするが…うーん…
……さすがに、一発で成功とまではいかねえか。ま、これは今後の課題ってところだな。
アンタの練習次第で新しい品目ができるぜ、坊っちゃん。もしかしたら、カレー以外でも何かできるかもな。
んー、難しい…(そのパンをちぎって、中の様子を確認しつつ、そのパンのひとかけらを見てみる、ぱっとみおいしそうだが味は同じなのだろうか…)
確かに課題だなぁ、…新しい品目…はっ、そうだよな…!
カレー以外を包むとかもできるかもしれねぇ、チョコを包むのとかもあったはずだし…!
なるほど、確かにそれだったらカレーパンと同じ様に持ち運びながら食えるな。こりゃいい、ジャムでも試してみるか!
(気を取り直して、納戸や冷凍庫から各種ジャムやらチョコを見繕って皿へと小分けにする)
そういや坊っちゃん、アンタそれ使えるのは集中力が切れるまで、だったか? どの程度使えるんだ。
確かに食いやすいもんなーあの手のやつって
おぉ! こりゃまた…けっこう色々あんな…!!(更に小分けで出されるそのチョコやらジャムに、思わず目を輝かせ、とりあえずは千切って出来たフランスパンの欠片を口に頬り飲み込んでから)

流石に一日中はやった事ねぇけどそうだな……、普通のフランスパンで何も弄らず…を数時間ぐらいなら普通にいけんじゃねぇかな…?
まぁ現実問題も考えっと、俺自身の気力とパンを食べる人が揃ってるか、って所もあるかねぇ、パン腐らせるわけにゃぁいかねぇしな
(先に言った「ギフトの挑戦」…「ローレットトレーニング」でのチャレンジは、その食べる人も確保できてたからこそ出来た事である、流石にフランスパン大食い大会を年がら年中開くわけにはいくまい)
ふぅん? それなら一つ、面白い案があるぜ。ちとまだ時期尚早かもしれねえが、客と根比べするんだ。
アンタは出せるだけパンを出しまくる。客は一人でそれを平らげる。平らげたら全部無料。平らげきれなかったら、高めの料金をせしめる。
祭りの場なんかでやれば、そこそこ観客も集まるだろし、いい宣伝になるぜ。
!……ほほぉ、成程…その手はいいかもしんないな…。大食い大会的な催しってことか。
(少し悩むように考え)
祭り…祭り…なら、近く始まりそうなイベントごとを狙って、宣伝ついでに大食い大会を開いてみるのがいいかもな…、平らげられなかったらそんときゃ高めな金額をあらかじめ提示…うん。いいな。行ける…
あとは…そうだな、どっか場所をちゃんと借りたほうがいいかもな
普段はブルーシートに乗ってフリマみたくパン売ってるし…。
アンタそれ衛生的にどうなんだ……いや、その場で作って渡せるから良いっちゃ良いんだろうが……(難しい顔で眉間を揉む)
ま、俺からアンタに助言できるのはこんなところか。
(吐息して、時計を見遣る。もう昼時だった)
……さすがに結構時間食ったな。どうだい、上谷の坊っちゃん。ここらで今日は切り上げて昼食にしようや。何か作ってやるよ。
さ、流石に衛生的に気を付ける意味もあって、「食える分だけ」を「その場」で出すようにしてるんだぜ…うん。
流石に固定の店とかあった方がいいのは分かるんだが…、流石にお店を買って場所を似て入れるなんてできねぇしな…借りるにしても金が結構かかるしな。
おぉ、助言もサンキューな!結構助かったぜ。
(そういいつつ視線をやるパーセルに合わせ、自身もまた時計を見て)
おぉ、切り上げには問題ねぇぜ……え、良いのか!?
そいつぁ嬉しい…楽しみだ……!!
うし、なら決まりだな。
パンばっかりってのも味気ねえだろ。今日はちと味の濃い物でも作るとするか。
良い野菜が入ったから、ポトフでも――
(言いながら、キッチンへと向かっていく)
(何かと多難な商品開発。異なる業態の二人だが、互いに教え合うことで一歩ずつ前進していくのだった――)

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