ギルドスレッド
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樹上の村
(もう本を整理する手を止めず、努めて淡々と喋りつづける)
うん、戻りたい……かな?
ゴメン、誤魔化すつもりはなかったんだけど、
本当を言うと戻る家なんて無いんだ。
母さんはもういないし、兄貴だって今はどうしているやら。
ただ、上手く言えないけど、俺は納得をしたいんだと思う。
あの2人のこと……自分のこと……。
それでやっと何処かに戻れる、そんな気がする。
今までは考えるのも嫌だったけどね。
アレクシアのおかげかな。
前に話を聞いてくれたでしょ。
クロックフラワーを見に行ったときさ。
あれで少しふっきれた気がするんだ。
誰であっても……かあ、俺には分からないや。
そうやって諦めないでいるにはどうしたらって……素直に思うよ。
うん……そうだね。
線が引かれてるのはきっと自分の中なんだろうな。
(そこまで話して、頷く少女の表情を伺うように向き直す)
(シャイネンナハトのことを思い出すと心が弾んだ。次第にこの試みも悪くないように思えて顔がほころんで)
眺めが良かったり、見応えのある建物だったりするのも中にはあるんだけど、
大体は野宿よりはマシっていうレベルだぜ。
そう、シャインナハトでやった悪戯、まさにあんな感じ!
俺にとってもさ、いつもの夜がアレクシアと一緒っていうだけで、
なんだかもう大冒険だよ、浮かれて寝つけないかも!
へへ、約束したぜ、待ってるから!
(目を合わせたまま交わす言葉に表情がパァっと明るくなって)
本当? それじゃ、また約束しようぜ!
ホオズキを流した時にやったやつ!
あの時は応援するって言ってたじゃん?
今度はきっと一緒に踏み出そうって!
(そういって拳を握って右腕を伸ばして見せて)
うん、戻りたい……かな?
ゴメン、誤魔化すつもりはなかったんだけど、
本当を言うと戻る家なんて無いんだ。
母さんはもういないし、兄貴だって今はどうしているやら。
ただ、上手く言えないけど、俺は納得をしたいんだと思う。
あの2人のこと……自分のこと……。
それでやっと何処かに戻れる、そんな気がする。
今までは考えるのも嫌だったけどね。
アレクシアのおかげかな。
前に話を聞いてくれたでしょ。
クロックフラワーを見に行ったときさ。
あれで少しふっきれた気がするんだ。
誰であっても……かあ、俺には分からないや。
そうやって諦めないでいるにはどうしたらって……素直に思うよ。
うん……そうだね。
線が引かれてるのはきっと自分の中なんだろうな。
(そこまで話して、頷く少女の表情を伺うように向き直す)
(シャイネンナハトのことを思い出すと心が弾んだ。次第にこの試みも悪くないように思えて顔がほころんで)
眺めが良かったり、見応えのある建物だったりするのも中にはあるんだけど、
大体は野宿よりはマシっていうレベルだぜ。
そう、シャインナハトでやった悪戯、まさにあんな感じ!
俺にとってもさ、いつもの夜がアレクシアと一緒っていうだけで、
なんだかもう大冒険だよ、浮かれて寝つけないかも!
へへ、約束したぜ、待ってるから!
(目を合わせたまま交わす言葉に表情がパァっと明るくなって)
本当? それじゃ、また約束しようぜ!
ホオズキを流した時にやったやつ!
あの時は応援するって言ってたじゃん?
今度はきっと一緒に踏み出そうって!
(そういって拳を握って右腕を伸ばして見せて)
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ある晴れた冬の日のこと。
ツリーハウスから本を運び出しては積み上げていく少女の姿があった。
積み上げられた本は、恋物語から魔導書、誰とも知れぬ者の日記まで、種類大小様々で。
「本」とあらば興味の尽きない少女の性質をよく表していた。
「ホントはもう少し早い時期のほうが良かったんだけど」
色々あったしね、と少女は1人呟きながら、本を一冊手に取って、用意しておいた机の上に頁を開いて立てる。
ぺらり、かたり、と開いては立て。
偶に本の中身に気を取られながら、少女はどこか楽しげに本を並べていくのであった。
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・1:1のスレッドです
・タイトル通り、虫干しの為に本を並べています。絡み方はご自由に
・最初に書き込んだ人とお話します
・面識のある人もない人もご自由にどうぞ
・長くて30~40レス程度を目安に終了します
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