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樹上の村

【RP】本の虫干しをする日の事【1:1】(誰でもどうぞ)

「よいしょ、っと……」

ある晴れた冬の日のこと。
ツリーハウスから本を運び出しては積み上げていく少女の姿があった。
積み上げられた本は、恋物語から魔導書、誰とも知れぬ者の日記まで、種類大小様々で。
「本」とあらば興味の尽きない少女の性質をよく表していた。

「ホントはもう少し早い時期のほうが良かったんだけど」
色々あったしね、と少女は1人呟きながら、本を一冊手に取って、用意しておいた机の上に頁を開いて立てる。
ぺらり、かたり、と開いては立て。
偶に本の中身に気を取られながら、少女はどこか楽しげに本を並べていくのであった。

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・1:1のスレッドです
・タイトル通り、虫干しの為に本を並べています。絡み方はご自由に
・最初に書き込んだ人とお話します
・面識のある人もない人もご自由にどうぞ
・長くて30~40レス程度を目安に終了します
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お話の中の人物に自分や誰かを当てはめちゃうよね。
あり得なかったはずのもしものことに空想が膨らんだりしてさ。

うへ、そんな格好いいものじゃなくて、やむを得ずって感じだったんだけどさ。
2、3年前からかな、習慣って怖いもので召喚されてからもそんな生活しちゃってる。
前と違ってお金はたくさん持ってるから不便はしなくなったけど。
何だか、ずうっと、旅行に出てる気分……かな。
アレクシアも気が向いたら少し一緒してみる?
それで溜め込み癖が直るかどうかは知らないけど。

おっと、また共通点が見つかって何だか嬉しいかも。
大召喚の時に来た人が多いから、他で時期が重なるのは珍しいね。

それは、ああ、素敵な変化だね。
成長って言っても良いんじゃないかな。
俺もずっと狭い世界に暮らしていたから分かるよ。
アレクシアがその足で広げる、空想なんかじゃない世界が、
お兄さんに追いつくように応援してるから。
この先もそうしていられるように、俺も今よりもずっと強くなっていきたいな。

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