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ギルドスレッド

路地裏にある診療所

診察室

裏路地の奥にある診察所の診察室。
小奇麗に整えられてはいる。
少しだけ血の匂いが漂ってくるのはご愛嬌。

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…迷ってこんなとこに来ちまったが、診療所があるとはな。
…誰かいんのか?そもそもやってんのかねぇ。(ドアを少し開けて中を覗き)
あらぁ、いらっしゃぁい。患者…というわけではなさそうねぇ。お茶でも出したほうがいいかしらぁ?(黒いローブを纏って出て来る
っと、人がいたのか。
いや、結構。迷っちまってふらっと立ち寄っただけだからな。
しかし、こんな人気のねぇ所に診療所を構えてる奴が居るとはねぇ。
都合がいいのよぉ、こっちのほうが。
粗茶だけど、どうぞぉ(カップにティーパックの紅茶を差し出し
ふむ、そういうもんなのか。
…って、いいって言ったんだがなぁ…まぁ、いただくか。ありがとよ。(カップを受けとり)
こんな所にはるばる来てくれたんだものぉ、お茶の一つでも出さないと失礼だわぁ。
まぁ、この世界で正式に医学免許持ってるわけじゃないからねぇ。闇医者ってやつよぉ
(迷っただけなんだよなぁ…)
闇医者ねぇ…子どもにしか見えねぇが。まぁ、この世界じゃ見た目なんざクソの役にも立たねぇが。
それにしたって…見えねぇよなぁ。(茶を飲みながら)
あらぁ、こんばんはぁ。患者じゃない子が多いわねぇ。御茶どおぞぉ(余ったお湯でティーパックの紅茶を作って差し出す
(物音のした方に目を遣り)
おぉ、随分と賑やかなのが来たな。
ここがこんなに賑やかなのは初めてだわぁ。ずっと閑古鳥が鳴いてたものぉ(くつ、くつと嗤い
そりゃ、こんな場所にあったら連日閑古鳥のパーティーだろうよ。(茶を飲み終え)
出来上がったのもつい最近だしぃ、これと言って宣伝もしてないからねぇ
あぁ、そうなのか。
なら、宣伝でもすりゃ人も来るんじゃねぇの?(カップを返そうと)
いやよぉ、めんどくさい。研究に割く時間が少なくなっちゃうじゃなぁい。
そもそも闇医者が宣伝ってどうなのぉ?
研究も大概、面倒なものじゃねぇのか…。
んなこと言ったって、宣伝でもしねぇとこんな所、物好きでもねぇ限り客なんて来ねぇだろ。(微かに香る血のニオイに鼻をひくつかせ)
私にとっては診療はおまけだしねぇ。出来るからやってるだけよぉ?
それにぃ、闇医者なんて知ってる人が知ってる程度のものが丁度いいのよぉ。
下手に広まって摘発されたらそれこそ問題だと思うわぁ?
それは医者なのか……あぁ、だから闇医者なのか。
んー、まぁそりゃそうか。表に出たら面倒臭いじゃ済まねぇだろうしなぁ。
うむ、苦しゅうない(カップを受け取り
怪しげな雰囲気に惹かれてやって来たが、なるほど医者であったか。
残念ながら余は患者にはなってやれぬ。元気だからな!
元気なのは良いことだわぁ。
あんまり人気になったらここ撤退しないとだからねぇ。あぁ、めんどくさぁぃ
ふーむ、闇医者も楽じゃねぇんだなぁ。
ただ患者から金を巻き上げてるだけかと思ってたが。色々と考えてんのな。
闇医者とて医者は医者であろう? 腕は立つのであろうな?
よもや金が支払えぬなら臓器を寄越せ、とかいう話には……(おそるおそる
いやねぇ、そんなことはしないわよぉ。お亡くなりになった方からはいくつか頂戴したりはするけどねぇ?
マジかよ…ま、まぁ、生きてる奴から引き抜かねぇだけマシ…なのか?
あぁ、生きてる奴から引っこ抜いたこともあるわよぉ。もう助からない奴だったけどぉ。
おまっ……当事者じゃねぇからなんとも言えねぇが、恐ろしいな。
…だが、苦しみを長引かせるよりマシ…か。
臓器だのなんだのだって生きてるからねぇ。生きてる内に取り出して保存しないと無駄になっちゃうのよぉ。
一番いいのは生きてる体から直接移植なんだけどねぇ
まぁ、一応ナマモノ(?)だからな。
移植…医学に関しちゃ門外漢だから知らねぇが、そうなんだな。
本当は適合するかどうかの試験はしないとなんだけど、そんな余裕は無いからねぇ
ちなみに失敗したら死、あるのみよぉ。
迅速に処置して間に合っても、最悪拒絶反応でポックリか。
怖ぇな。
なにやら聞いていると、患者の命どうこうというより、当人の趣味のように感じてくるな。
ひとの体をいじくり回すのは面白そうではあるが。
あらぁ、ご明察よぉ。人に感謝されるわ、自分の欲求は満たせるわでいいことづくめだとおもわなぁい?
貴方もこっち来るぅ?(きし、と機械化された足を組み
(うへぇ…どうなるんだか)
(成り行きを見守っている)
しかしながら余は医学の知識がない。
加えて、細々とした作業は苦手でな。
不得手なことには手を出さぬ主義だ。丁重にお断りしよう。

それはともかく……美しいな、その足。
あらぁ、残念ねぇ。助手が欲しいところだったのだけれどぉ。

んー?この足ぃ?これ義足よぉ。変な感性してるのねぇ(義足を伸ばして見せ
うむうむ、完全であるものは美しいが、不完全であるものまた美しいものよな。
両腕のない彫像を見たことがあるが、あれもよいものであった。
私は芸術に関してはさっぱりだからよくわからないわねぇ。
不完全…ねぇ。私の足、一応保存してるけど…見るぅ?
あくまで予の価値観だ。他は知らぬ。
ほう、見てもよいのか? 
隠すようなものでもないしねぇ。あまり見せるようなものではないから一度ギルドに入ってもらってもいいかしらぁ?

あー、あとグロイのダメだったらご遠慮願うわぁ。
望むところであるぞ!
余に苦手なものはあんまりないぞ。安心するがよい。
なら良かったわぁ。とりあえずギルドに入れるようになったと思うから、お願いねぇ
(終わったのか…?)
(隅の方で眺め)
……なぁにビクビクしてんのよぉ、大の大人が情けない。
ビビっちゃいねぇよ。
ただ、痛そうな話題だったから混ざりにくくてな。

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