書庫は日光はあまり良くないから、ランプを使ってね。
それと、飲食はここでは禁止よ。本を汚さないようにね。
つまり、後は雑談をするだけの場所ということ。

そうだといいんだけどねぇ。
あー……それにしてもきれいだったわね。妙見子の結婚式。
本当に、アレを見て戦ってよかったって思った。

ねー、本当によかったよねー。ああいう風にいろいろと幸せな将来を見れるようになってよかったよねー

そう言われると……悪い気はしないわね。

ああ本当に、あの二人も大恋愛だったわねぇ

ねぇ、本当に大恋愛だ。なんていうか、私もああいう恋愛はすごい良いなぁって思っちゃう

レイリーもなんだかんだで恋多き乙女じゃない？

そうねー⋯⋯。だからこそ、一途なのは憧れになってしまうのよ

そう言われるとちょっと弱いかも。
私の場合は一途とは言えないしねぇ……。

英雄色を好む、とは言う、が。なんとも色鮮やかだ、な？

つまり私は色彩豊かな乙女！

乙女っていう年齢でも素性でもないけどねー。エクスマリアはどうなのー？

あら、エクスマリアもその寵愛を受けた側ではないかしら？

さて。マリアは一途だが。時折火遊びすることも、なくはない。

つまり、エクスマリアも色を好むから英雄ってことねー。
さて、じゃあ、もうそろそろ旅行の話とか考えるー？

じゃあエクスマリアがそういうならそういう事にしておくわぁ。

ああ、全員で旅行みたいな話。あったわね？
当時はかなり私、人間性が怪しかったから少しうろ覚えだけど

そうそう、してたでしょー。だからみんなで旅行に行きましょ！
なんか色々巡りたいでしょ!例えば今度はゆっくり影の領域まで自分の足で向かってみるとか

……そういえば、あの場所残ってるの……！？

分からないのよね。だから、一回あった場所に見に行きたいなぁって思っちゃう。

いいわね……未知の冒険って感じ。

そうでしょう。だから、一回旅行代わりに向かってみるのもありだと思う。

(やることメモに追加しつつ)

あとはやっぱり貴族の皆の領地を巡ったりもしたいわね

あー、それもやりたーい。みんなとゆっくりお話ししたいし。特にエレンシア

そうそう、騎兵隊の皆を……。
ああ、英雄たちの後日談、みたいな？

そうそう、そういう話は色々聞きたい！！

……リクシナで出すか（ぼそっ

やってみよう！実際通らなかったら、誰かが、もしくは、ギルドが管理してるってことだろうし

じゃあ4月くらいにやってみるわねぇ。
これでやりたいことが一つ増えたっと

OK！そしたら、出られるように準備しとくねー
やっぱり冒険って楽しいよねー

（そうしたら新しい衣装が届いたのでばさっと着替えてくる）

（やってきた）
（ヒュッと息をのむ）
（静かに扉を閉める）

旭日殿、どこへいくのー！

って、あー、イーリン着替えてきたの？とても綺麗でスマートじゃない！似合ってるわよ。
特に白のセーターや白の上着が私の大好きな色でいいわね！

おやおや、久々に顔を出してみれば。これはなかなか。

あら、旭日？　貴方と似たような白系の衣装よ。ほら、見ていきなさいよ。

そしてレイリーの色でもあるわね。白亜の城塞とはまた趣が違うけど。私の場合はそうね、心境の変化ってやつかしら。生きて良いんだ、みたいな？

あら、エマもお久しぶり。

いやなんか……閃光手榴弾かと……？（いそいそ入ってくる）
新しい衣装おめでとう。なんだろな……後光が差してるような煌びやかさばっかり見てた気がするからさ、こうやってある種シンプルっつーか落ち着いた衣装見ると改めて美人だって感じるな。

エマ殿も久しぶりねー！冒険行こうかってお話してたのよ！

なに、貴女にとっての生って白色なのねー、へー。確かにそれなら眩しいって思うのもわかるなぁ

ほんと美人で一緒並んで歩いたら、注目浴びれそう！その時は私がイーリン注目しそうだけど！

ええ、お久しゅうごぜーますね、皆様。

ほう、冒険とな？
冒険は良い。良いものでありんす。
して？どちらへ向かわれるご予定で？

何がフラッシュグレネードよ。
まぁ今までは見られることを意識しまくらなくっちゃいけなかったからね。旗印として。
ある意味そういうのを背負わなくてよくなったってことで。美人だなんて……。ありがと
（旭日に少し恥ずかしがる）

生の色っていうか、これから何をやってもいいというか。
ほら、どんなに色を重ねても最後は黒になるなら。最初くらい白を着ていてもいいし。なんなら絵の具のように、ミスしたら削ってしまえばいいし。
そう、そんな感じでポジティブな感じのアレなのよ。心境の変化。
恥ずかしいわね言葉にすると。
（レイリーにううんと唸る）

目下行きたい場所が多すぎてね。縁深い海洋からでどう？ってところ。

そっかー、何をやって重ねるなら白（０）からってことかぁ。いいねー、そういう気持ち
ん、海洋も確かにあんまり体験してないし、そうね、絶●海●の●果●て●は確かに目指したい

何がと言われればかわいさとか……？
後光が差すような魅力が必要だったと考えるとだいぶ末期だったよな、いろいろと……魅力的といえばどっちもだけど俺はこっちのほうが落ち着くかな。お外に出たら褒め殺しだろうから慣れておかないと？

海…ああ、墓参りも兼ねて海洋も良いやもしれないでござりんすね？

それやると多分一生暇つぶしができちゃうから最後の選択肢よ。最初の一杯目でそんな豚骨に背脂持ってきちゃ駄目だわ
（ふふっと冗談めかして）
ええ、どうやっても汚れは残っちゃうからね。心機一転って何回あってもいいのよ
＞レイリー

まぁだって、あれは私に取って本当にギリギリもギリギリだったからね。
正直あの状態だと食事も睡眠も本来は必要ないんだけど。わざとその機能をカットして人間っぽくしていたりとか。
結構誤魔化したのよ？
あと褒め殺しも怖いのだけど？
＞旭日

墓参りなら毎月行ってるんだけどねぇ……。
まあ、それでも思いでめぐりがね、良いわね

それもそっかー。確かにそうなると一生モノの冒険ってなるわね。それはとってもやってみたいけど、まずは、海洋の各地を回る感じかしら。
そうそう、心機一転って何回やってもいい物

ねー、今のレイリーの方が自然体だよねー、旭日殿。褒めたくなるのもわかるよ、とっても綺麗だもん。

あぁ、墓参りかぁ。そっか、私もやらなきゃなぁ

機能をカットってあたりが末恐ろしいな。やってたら今現在病院食まっしぐらな予感……
底おかげで俺たちは少しは安心できた……できたか？（首をひねる）

ねー、こんなのナンパの嵐になることは目に見えてるからな。
ここはひとつ、ここでほめられといて体制を付けてもらわないとねぇ。

俺も休職もらう予定だし、予定は立てとかんとな……予定は未定で適当にぶらつくのも趣があるのかもしれんけど。

そうね、ざっと海洋の観光名所巡って。それから鉄帝かしら？　あっちは正直群雄割拠したあとが大変なことになってるし。事後でどうなってるか気になるわ。

魔力漏出剤もほとんど毎日四六時中点滴してたし。
外に出る気力というか思考力もほとんどなくなってたからねぇ。
まぁだから頑張ってたのよ、私結構。安心してもらわないと困るわ。

まあ確かにそう思うと安心……というか油断してた気もするかも。
まあそれは各々のみぞ知るかなぁ。

まぁこうして擬似的に”成る”ことはできるんだけどね？
（ふわっと髪をかきあげると。その髪の影から膨れた光が燐光になり、燐光が後光を形作って最終決戦の装いに成る）

ってことは、各地でそれぞれの問題に首を出しちゃうことになるのかしら？
ってあぁ、その姿のイーリンも神々しくて好きだよ。頑張りすぎてるあの時より、ファッションに近い今なら、素直に好きだよ、私を祝福して！とか言えちゃうわ

ほんと、レイリーのそこのちょっとどころなく倒錯的な性癖は今となっては可愛げねぇ。
（ぼふんともとに戻って）
だって私が頑張らなきゃどうするのよってメンタルだったもの、あのときは

その辺はどうしてもねー。もう、もとから誰かの、たとえば、王子様やお姫様騎士になりたかったって憧れがあったしねー。誰かに仕えたい、この身を捧げたいっていう願望がまだ残ってるのよ。

ひえっ……って思ったよりなんなかったな。やっぱりレイリーさんが言ってるとおりファッション的で命がけじゃないのはだいぶ大きい。よっぽどメンタル参ってなければなんとかなる。
ホント、そっちのほう面で心拍数が上がらなくなったことはいいことだ……

あこがれは止められないっていうもんな。それにレイリーさんは似合いそうだしいいね。

ちなみに旭日が一番危機感を感じたのはいつ？
この前（偽シナ）のときは私は（こっちの世界では）一時的に座標が消失してたみたいだけど。

そういう意味ではお嫁さんになるのとか、家庭的なのって入らないの？（レイリーに首を傾げ

……ごめん、すごくいいかも。今まで考えたことなかったわ、お嫁さんになるとか