PandoraPartyProject

ギルドスレッド

悪の秘密結社『XXX』

【一振の部屋】

まず目に入るのは自作したらしい木製の棚
壁の四方を囲むように配置されたそれには、工具やら雑多な部品やらがそれなりに積まれていた。

ついで作業用と思しき木製の大机と椅子と諸々
大凡一般的な家具ではあるが、生活用というよりは工作用と言った風情だ。

そしてぽつねんと適当に敷かれた掛け布団
場所に困ったから取り敢えず置いておいた。と言わんばかりであった。

総じて部屋というより工房である。
おそらく部屋の主の趣味なのだろう。

そんな部屋の主は適当に居たり居なかったり、作業してたりしてなかったりする
鍵は掛かっていないから勝手に入る事も出切るだろう。

ただし、部屋の片隅に置いてある
コントラバスのケースを開ける事は止めておく事をお勧めしておく
何が起きても知らないよ

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オーーウーーセーーーーー???(滅茶苦茶嫌そうな顔である)
そんなわけないでしょう…俺は興味ないと前に言いました。
ただあの人は野暮用で来ていただけですよ。
(鳴く子犬の声をきくと、じぃーっと子犬を眺め)…ちっさいモフモフ。
いやあ、何やら真剣そうな顔だったし、押し黙って顔を向け合っていたものだからてっきりね
ああ、コレは馬に蹴られる前に退散退散と思って引き返したのだけれど…どうやら違ったようだね
こりゃ失敬失敬
(柴犬撫で撫でしながらである。ヘラヘラ)

んー、ウチの子撫でていくかい?この子もなんかテンション高いし
(さっきからラクリマを見て尻尾をパタパタと振っている。なんか嬉しそうだ)
ああ…あれは…会話が続かないのと…
会話が尽きたので困ってただけです…(大きく疲れたように溜息をつき)

はい、撫でたいです!(パタパタ尻尾をふる姿に嬉しそうに寄って行き)
この子の名前何て言うのですか?
じゃあ丁度変なタイミングだった訳だね
なるほどなるほど

それがまだないんだ>名前
正確に言うとずっと悩んでるから決まってなくてね
ごめんね(柴を下ろす。とてとてとラクリマに近づいて行った)
なるほど、まだ名無しさんなのですね。
(とてとて近づいてくる柴を撫でようとしゃがんで手を伸ばし)
でも、そんなに悩むって事は
名前の候補が沢山あるのですか?(小首を傾げ)
そういうわけじゃあないんだ>沢山ある
恥ずかしながら、生き物に名前を付けると言うのは初めてでね(はは、と照れ臭そうに笑った)
なんてのが相応しいか。どういうのが良いか。
ちゃんと考えてあげようと思うとどうしたものかなってね

(柴がラクリマに撫でられる。嬉しそうに撫でられている)
ふむふむ…そんなに難しく考える事は無いと思いますよ?
見た目の色で名前をつけても似合って良いと思いますし
好きな食べ物や道具の名前や
あとは人から名前を貰ったりとかでも良いかと。
長い名前は、この子が覚えにくいので避けた方が良いと思いますが
この様子なら何でも喜んでくれると思いますよ?

(嬉しそうに撫でられる姿につられるように嬉しそうに笑い)
なるほど、ね(ラクリマが撫でている赤茶の柴犬をようく見る)
君を拾ったのは3月の頭だったから……(少し考え込むように、思い返すように顎に手をやり)
時期は早いけれど…
時雨…春雨… うん、春雨だ。君の名前は春雨にしよう
春雨…。(春雨とついた子犬をひょいっと抱きかかえ)
細やかに柔らかく、木々や花々、動物たちに新しい季節を告げる
優しき春を運ぶ雨の名……良い名前ですね。
(抱きかかえた春雨を針金の傍まで連れて行くと、はいっと渡そうとし)
師匠の受け売りさ(春雨を受け取る。)そっちこそ一本詠むとは風流だね。
さて、君の名前はそんな風になったけれど、お気に召してもらえたかい?(わん!となく春雨)
よしよし、改めて宜しくね春雨
これでも俺は色んな風景や話しを曲にし歌う吟遊詩人です。
たぶん季語などの言葉はたぶん得意なのです…たぶん!(たぶん連呼しながらドヤ顔)

ふふ、よろこんでくれてよかったですね。
ああ、これで一安心だよ(春雨を撫でる)
あとでご飯を食わせてあげよう

初耳だね
ああ、魔法もそこら辺が縁だったりするのかい?
ふふ、歌うのは依頼の時ばかりで結社で歌う事はないですからね。
初耳と言われてしまうのは仕方ないかと。

そうですね、歌うようになってから
詠唱が安定して魔法の失敗が減ったので縁と言えば縁でしょうか。
歌がなければ魔法も続けられず今頃やめていたでしょうし…。
なるほどなるほど
魔法は先に知ってて、後から歌で安定だったわけだね
となると、ラクリンくんは誰から歌を教わったんだい?
丁度魔法が行き詰まってた頃にいい先生に巡り会えたのだろうけど
えっ…えっと……。
歌は先生に教わったではなく、なんと説明すればいいのか…。
いや、説明は出来るんですけど
こう…確実に笑われるので言いにくいと言いますか……(ぐぬぬっと唸り)
へえ?(興味深そうに笑みを深くする)
となると尚更聞きたくなってきたよ
じゃあどうやったんだい?
(強くなった笑みに、怯えた表情を浮かべ)
……は、花の…………花の声がとても、優しくて綺麗な音だったので
その声をたどって音を口ずさんでいるうちに自然と歌になって
それがすごく楽しくて、繰り返して遊んでるうちに今の様な感じに……。
(得心がいったという風にポンと手を叩き、楽しそうな笑顔を浮かべる。同時にペンがふわりと浮き上がり、メモへと執筆を始める)
そうか…ハーモニアは自然そのものと対話が出来るから…!
つまり花の語る声が君の師匠であり、大自然こそが君の歌を育んだわけだ!面白い話を聞いた!(テンションがみるみる上がっていく)
いやあ、面白い話を教えてくれてありがとう!
今度何か奢らせてよ!
(予想外の反応に驚いた表情になり)
お、奢るって…そんなにテンションあがるほど面白い内容でしたか?
友人の時みたいに「お前乙女かよっ!!」と爆笑されなかっただけ良いのですが。
(メモする姿を不思議そうに眺めると、メモを覗こうとのそのと近寄り)
その針金先輩のメモ、いつも気になっていたのですが
一体何が書かれているのですか…?
君にしか無い個性の物語だからね!
それは他で聴くことの出来ないここだけのお話。
面白くない筈が無いし、事実面白かった
それに始めて聞いた話だからね
そりゃあ何か奢りたい気持ちにもなるさ。

おっと(メモを閉じて懐に仕舞う)
申し訳ないね。このメモばっかりは誰かに見せるわけには行かないんだ。色々あってね
個性の物語……随分と面白い言葉ですねそれ(今度、歌に使おうと心にメモした)
でも、初めて聞く話が面白い気持ちはわかります。
初めて聞く生き物、植物、神秘の力、文化や造形物……見れない物を見せてもらえる話はワクワクするので嫌いではないです。内容にもよりますけどね。

(むすっと眉をしかめ)無理に見る気はないですけど
色々と言われてしまうと、すごーーーーーく気になるのです!
この世に全く同じ人間が誰一人いない以上、個性を語るって言うのは必然未知の物語になる
今までも色んな話を聞いてきたけれど飽きる事がないよ
だから世界は面白いのさ

他のものなら別に構わないんだけれど、これだけはね
どんな条件を積まれても無理なんだ(言い切る)
(不思議そうにまじまじと見つめ)ふむ…どんな条件でもだめですか。
それだけ、大切な事が沢山書かれてあるという事でしょうか…。
(小さく笑い)ふふ、針金先輩にそこまで言われると
見るのが怖くなりますね、大人しく諦めるとします!
そういう事>大切な事が沢山
それに人に見せる為に書いてないから、多分読むのが大変だろうし
何より量もある
(懐のメモ帳を取り出す ひらひら)
これとか60個目のメモ帳だしね
ああ……俺の楽譜も人に見せるために書いてないので
酷い文字列になってる…よくわかります(深く頷き)

60個目、そんなにメモがあるのですか!
それっていつ頃からメモつけるようになったのですか?
まあ、物心ついた頃からの癖、とだけ
素晴らしい物はいつみても素晴らしいし…時間が経てばどうやっても忘れちゃうからね
だから沢山書いてたらそれだけの数になったのさ
なるほど、癖……(と言いつつ不思議そうに小首を傾げ)
でも、それだけ沢山書けるほど
素晴らしい物を見つけられるのはとても羨ましいです。
きっと、普通の人では気づきにくい幸せを見つけるのが上手なのでしょうね。
そんな大した事じゃないよ
十年ぐらい色んな所を巡り歩いてたら誰だってこんな量になるさ(メモ帳を仕舞う)
放浪生活が長い分良いものも悪い物もそこそこ見てきた結果が六十冊のメモ帳ってだけさ
俺は針金先輩より10年以上多く生きてますけど
あまりに毎日が平凡なので一年日記ですら埋める自信ありませんけどね…(遠い目)

悪い物ですか…確かに混沌は平和な所もあれば荒れた所もあるので
旅をしていれば沢山見てしまいそうですね。
不吉を呼ぶサーカスみたいな騒ぎも、特別ここだけ起こる物ではないでしょうし…。
まあそれに僕は忘れっぽいからね
だからそれの対策もあるのさ

そうだね…(少し遠くを見ながら)
どうにもままならない事も多いさ
助けられなかった事も自分の過ちも理不尽な話も山程あるよ
まあ、それだけじゃなかったけれどね
(変化した様子に、少し不安そうな表情をうかべ)
(そうか、ただ見て来ただけじゃない…巻き込まれていた可能性もある。もう少し言葉を選ぶべきだったか……)
……すみません。
あまりこれは…触れるべき話題じゃなかったですね……。
いやいや、そんな気にする事じゃあないさ
ラクリン君が謝る事じゃないよ
(こういうのに聡いね彼は)
(吟遊詩人やってるが故の感性ってわけだ)
だからまあ、そう怯えないでくれると助かるよ
過ぎ去った話で荒れた感情を他人に叩きつける程、子供じゃないさ
(慌てて、手をパタパタ振り)
いえ、怯えているわけではないです!
俺も子供ではないので、誰かに感情を叩きつけられるくらい
それくらいは、大丈夫なのですが。
ただ……。嫌な事を思い出させてしまっていたら、申し訳ないなと……。
そう?
まあ何れにしても不安がったり、申し訳ないと感じる必要はないさ

所詮は「こんな事も有ったなあ」程度の話のタネ
なんだしね
そ、それならいいのですが……(納得いかないのか複雑な表情を浮かべつつ)

あっ春雨を見にと来客の誤解を解くために来ただけのつもりが
けっこう長話になってしまいましたね。
俺はそろそろこれで失礼します。
はいはい、またねえ

よし、春雨
ちょっと軽く用意するから待っててね(きゃんと鳴く春雨)
(春雨がご飯食べてるのをまったりと観察しつつ、メモに取る)
針金兄が柴を飼ってると聞いて!
ちょっとした動物用のおやつ作ってきたから、気に入るかなって思って持ってきたよ!!
(ノックして元気よく言い)
やあ、レイ
おお、それはありがたい
ほら、春雨、ご飯持ってきてくれたってさ(元気に駆け出す春雨。食べ物の方に視線を向けてきゃんきゃんと鳴いている)
お邪魔しまー
お気に召すかしらー?
(部屋に入って犬用クッキーを食べやすいように割って柴、春雨に差し出し)
(クッキーを嬉しそうにモグモフする春雨)
いやあ悪いね。市販品で済ませてたものだからこういうのは助かるよ
他にもいろいろ作ってきたからあげるー!
(犬用のおやつを差し出し)
ありがとうね
良かったね春雨(春雨撫で撫で)

しっかし、見事なものだね(しみじみと犬用お菓子の品々を見つつ)
一体どこでここまでのお菓子作りの技術を覚えてきたんだい?
どういたしましてー♪
んー?
ここに来る前はプロの人達んとこに突撃してじーっと見てるだけで覚えてから、自分なりに作っては失敗しつつも周りに助けてもらったりして今に至る!(ドヤ顔)
なるほどなるほど
そりゃあ立派な話だ
って事は元からお菓子作りに興味があったって事なのかい?
そうねー
甘いもの好きだったから、買うのめんどくさいし
暇だったから、作った方が楽しいし好きなもん食べれるから良くね?ってなってね!
良い事だね
普通はその手間を惜しんで市販品を買うのだから素晴らしい熱量だよ
市販品の中でこれいらねぇべってなるの
抜けるしねー
買いすぎずに済むしね
ただ自作するなら材料が結構値段張りそうとは思うのだけれど、そこの所どうなんだい?
普通に買うよりは安上がりなんだろうけども
んー?
そこんとこは知り合いからいらんとこだけ貰っとるー
フルーツだと形が規格外のものとかねー
あとは裏で育てられるもんは育ててたりするわ
(しゃがんで春雨を撫でようとしつつ)

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