★概要
黒杣・牛王（p3p001351）の義兄弟であるアルク・ロード（p3p001865）には、
犬１匹、猫２匹、驢馬（ロバ）が１頭、パカダクラ１頭
…計５匹の愛玩動物（現代風に言うとペット）がいた。
しかしその５匹には、まだ名前がなかった。
牛王は名付けを手伝うと申し出、
アルクにはその５匹を実際に小屋に連れてもらうことにした。


そして更に、「お土産」と称して、料理をすることになった。


＊
黒杣・牛王、アルク・ロードのみ発言可

え？あー…、まあ、うん。(野菜が苦手だし山葵に手を付ける気になれないからサラダに手を出して居ないだけなのでちょっと気まずい)

（パンケーキをもぐもぐしつつ）…本当に美味ですね。
アルクの母の味といいますか、その上に心がこもってる、といいますか…。
…冷静に考えると、私の作ったのは、ただアルクの苦手なものを詰め合わせただけに過ぎないですね……申し訳ないです。
（ちょっと落ち込むような表情を浮かべ、口に箸先を加えたまま頭を下げつつ）

え゛っいや、別に偶々苦手なモンの詰め合わせだっただけだから…牛王と俺の好き嫌いの違いだろ……。(頭を下げられてちょっと慌てる)

……。(ジッとサラダを見詰め、一口口に運び…)……うへぇ、なんか、まずかねえけど…やっぱ苦手だな…口に残る…

やはり、お肉の方が味が合いますかね
……アルクの分、貰っても？
(じっと見る。特にサラダの方)

ん？うん。俺苦手だしやるよ。……その代わり牛王のツナと卵のサンド、少しくれ。こういう時は交換がいい。(サラダの皿を牛王の方へ差し出して)全部は要らねえよ。牛王もそれは苦手じゃないだろ？

はい。（と、嬉しそうな表情でサンドをあげて、サラダを受け取り）
…けど、アルクの選んだ野菜、美味しいです。
苦手だと言っても、美味しそうな物を選ぶ感性がある、と感心いたします
（と、サラダをもぐもぐ食べる）

ありがと。(此方も嬉しそうに牛王のサンドイッチを半分千切って口に運び始め)んん、ほうか？…(口に頬張ったまま「そうか？」と首を傾げ)
ん。(ごくん)そりゃ牛王に美味いもん食わせたいからな

（ほんのり甘みの感じるレタスを噛みしめながら）
……その気配りまでも、母上譲りなのでしょうか。
野菜は、食べれば何でも良いという方が多いもので……特に、畜生とかだと。

え、どうなんだろう…。肉なら新鮮なのを食べさせたいって思うし、そうじゃなけりゃ美味しく調理してって普通に思うけどな…。目の前のやつにまずいモン食わせたいとは思わねえんじゃねえ?前に牛王に土産だって摘んできた草も、新鮮なのとか見た目が綺麗なのを選んだし、「食えるからこれでいいだろ」って訳じゃねえよ

（しばらく考えた後）…………確かに（と、うなずく）

アルクみたいに故郷の味や、母の味など知らないのですが、
結局、自分や相手に合わせて美味しい食べ物を選んでいるのが不思議ですね…

だろ？牛王に美味しいって言って貰えて良かった。（嬉しそうに笑み）

想い遣り、なんじゃねえかな。それに、誰だって不味いもん食べたいとは思わねえよ。

ふふ、思いやり、ですか。…杣からくれた草にでも、一度も不味いと感じたことありませんでしたね。それも、そうなのでしょうか。
……では、私も、アルクでも美味しいと言えるような野菜等、選んでみましょうか

……ところでアルク、さつまいもとかは、食べれますか？

ん、うん、芋は嫌いじゃねえよ。青菜系が苦手。雑穀類とか、芋は普通に食べる。

…よし、それでは、今度はぽてとさらだとやらを作ってみましょうか。
といっても、以前、鉄帝からの依頼で採ってきた芋を使いたいだけですけどね。

マジで？あ、俺さつまいもは甘いのが好きだな。パン生地に混ざってるとか、素朴な甘さで美味いんだよ。
あと俺、ネギ類がどうにも苦手なんだ…。
オニオンスープとかの匂いは好きなんだが、食べたあとに腹壊しやすくて…体質的に合わないらしい。
だからホテトサラダ作るなら俺のは抜いて欲しいな…

そういや牛王って苦手な食い物って肉だけか？

ええ、分かりました。
私もさつま芋、好きですね。最近は焼き芋を生まれて初めて食べて…とても美味でした。
鉄帝の芋は、とても大きいので、アルクと二人きりで食べるには、大変かもしれませんな？

…アルクは、いわゆる「あれるぎー」というものでしょうか？
とにかく、ぽてとさらだ作る時は、気を付けてみますね

はい。今の所、お肉だけのようですね。
食べれないというわけではありませんが…気持ちの問題ですね。

焼き芋もイイな……んん、最近食いっぱぐれる事もねえんだけど、癖って抜けねえな…食い物に弱い…

鉄帝の芋、懐かしいから…ラサでもまあ見かけたけど。栄養価高いだろ？量もあるし、ガキの頃よく食べたよ。

あれるぎー？あー…体が拒否反応示す病気だっけ？
猫とかはネギ類は毒になるらしいんだが、俺の場合は腹下すか吐き気するかくらいで済む…そんな感じ。悪いな…ありがとう。

ああ、そっか…（元々牛だもんな…）共食い以前に思う所もありそうだわな。まあ無理しなくていいんじゃねえの。

ふふ。私も食べ物に弱いですよ。特に美味しい草とか、ね。

やはりアルクもよく食べるのですね。鉄帝イモ
大変巨大なのは、栄養がたっぷり詰まってるせいなのですかね

そうですね。
現代の地球から来た旅人の方々は、大体そういうのを「あれるぎー」と呼ぶみたいですよ。
野菜の他に、花粉やら小麦やら、卵等々にも反応することもあるようです…大変そうです。
いえいえ、どういたしまして。食べるときは、やはり楽しい気持ちでいて欲しいですからね。

お気遣いなく。牛肉以外は普通に食べれますので（と、さらりと答える）

食えんのかよ（肉全般じゃねえんだ？ってツッコミ。他のが今ので全部ぶっ飛んだらしい）

ふふふ（つっこみにツボが入ったのか、手で口元を隠して笑った後）
……お魚のお肉は、食べれますよ。
でなければ、あの時、遠慮しているか、おはぎに全部やってますよ。

あ……（そういえば何も考えずに自分の好物土産にしちまったな…と考え、尻尾が垂れ下り）牛王の食えなさそうなモン、考慮出来てなかったな…。ホント狩りで獲ったのにしなくてよかった…

そんなのお互い様ではありませんか。
さらだだって結局、私の好みで選んだようなものですし。
そして、それぞれ好きなもの、嫌いなものとで両方あったからこそ、
こうして半分こしたり、交換したりすることができたのでは？
私はそういうのも、食の楽しみだと考えておりますが（と、レタスを食べる）

そ、そうか？なら良かった…(安心したのが判り易く、尻尾がゆらりと一度揺れ)
…アー…なあ、食い終わったら、少しゆっくりしねえ?少しのんびりしたいなって…

はい。いいですよ…と、どういたしましょうか？
（と、いつのまにかおはぎが目を覚めて、牛王の膝上に乗っかってきた）

やった…（嬉しいですって尻尾が素直に動き、表情も嬉しそうに綻ぶ）おー…おはぎ、良いなそれ。暖かいだろ。

(おはぎも牛王の膝上で寝ころびながら尻尾を振っている）
……アルクも、乗ります？

はぁ！？な、いや、なんで！？なんでそうなんの！？（ちょっと良いなって思ってた分かなり動揺する。尻尾爆発中。）

え、先ほど「良いな、それ」と仰ったのでは。
でもそうなると、大きさが足りないですね…いっそ牛になってみるとか…
（と、おはぎの背中を撫でながら一人で勝手に悩み始める）

うぐっ……お、俺がして欲しいとかじゃ無くてだな…おはぎ、それ良かったなって意味で言ったんだよ…んな甘えたな事言うわけねえだろ…（しどろもどろ）

………牛になって昼寝するなら俺も雪豹になる。

おや、とんだ勘違いを…お許しください。
（おはぎがアルクの視線に気づいて目が覚め、「さっきから何慌ててるんだ、この人ー」みたいな感じで見つめる）

（と、牛になって昼寝するなら俺も雪豹を…）
それなら、お外に出てみますか？せっかくだから、みんな揃って。

……んな不思議そうに見るな…（おはぎの視線に気が付き、なんとなく察したらしく静かになる。いや、ちょっと良いなって思ったけどさ？と思いつつ、尻尾が落ち着き無く横にｽｯｽｯと振れたり床にﾍﾞｼﾍﾞｼ叩きつけられたり）

んん…いいな、それ。日向ぼっこ気持ちがいいし。

（おはぎの視線は、いつの間にかアルクの尻尾の動きに向き始め、牛王の膝から降りて、
尻尾を前足で捕まえ始めようとする…）
……ひょっとして、おはぎ、一緒に寝たらいいのにって思っていたのかもしれませんね。

（日向ぼっこ気持ちいいし、に対して頷いた後、ふと思い出したように）
…その前に、皿洗いとか、後片付けをしなければなりませんね
アルク、空いた皿をこちらに
（と、そそくさと、皿を集めようとする）

……いやまあ後で一緒に寛ぐけどな…。（牛王の言葉に返すがおはぎに尻尾を捕まえられて）うおっ、びっくりした…

あ、悪い、手伝うわ。（後片付けを俺も手伝う、と立ち上がりフライパンを洗いに行く）

ふふ。是非おはぎと一緒に。
（おはぎは尻尾を追いかけるのに夢中である）

ありがとうございます。アルク
（付近の井戸で掬った水で皿を洗う）

ん？あー…あ、ああ、そういう…(牛王と一緒に寝たらいいのにって方だと思ってたらしい。ゴホンと咳払い。フライパンを洗いに行くので自然とおはぎから尻尾は逃げていく)…尻尾は変な声出そうになるからやめろ…。

俺も使ったから当然だろ

そういう、と？（なんのことだ、と、聞きたがっている）
…と、おはぎ、じゃれたい気持ちはわかりますが、程々にしなさい
（と、猫じゃらしを引き出して、おはぎを引き寄せようとする）

（ちょっと考え込み、）
…確かにアルクは客人、でありながら料理人でありますし。
とはいえ、皿洗いまでご一緒していただいて、有難く感じます。

だぁもうっ、言わねえ…！何でもねーよ…！（おはぎから逃れた尻尾が移動の際に壁をﾍﾞｼﾍﾞｼｯ！）

…客ってか、遊びに来てるだけだよ。（洗いつつ）

（明らかに矛盾してるような反応に、内心ちょっと面白がっていたりする）
（おはぎはちょっとビビってる。んだよこのやろー、みたいな感じで）

遊びに来てるとしても、遥々来た方、ですからね
元の世界だと、何であれ招いた側がやる、というのが当たり前だというのもありますし
……けど、結局楽しいですね。こういうのも。
（食器を片付けながら、そういう）

（顔赤くしてムスッとしながらフライパン洗ってる。尻尾がまだ壁を叩いていたり）

……俺はやりたい派なの。自分で使ったモンは片すのが普通だと思ってんだよ。

……そう感じるなら良かった。………俺も楽しいよ。

……とりあえず、洗ったものは、この上に敷いて乾かしましょうか
(日差しの当たるところに藁で重ねた敷物を敷き、
その上で洗った食器を並べておく)

いずれにしても、助かりました。アルク。
ありがとう。

…さてと、洗い終わったら外へ出て見ましょうか
おはぎも一緒についておいで(と、おはぎを肩上に乗せようとする)

ん、おう。(上着を着ると濡れた手を適当に服で拭いて、牛王の後を追おうか。…若干嬉しそうな雰囲気で。パカさん達は既に食後のお昼寝モードに入っているらしく、その場で昼寝の態。シマとビーだけアルクの後をついて行く気らしい)

パカさん達はここでいいのですかね？

…ひとまず、少々遠いですが、ついてきてください
(と、おはぎを連れて外に出る…)

気が向いたらついてくるんじゃねえ？基本、アイツ等は好きにさせてるから。……あと俺の横で寝たくねえとかありそうだしな…。リンはパカさんとローに懐いてるみたいだし。

お、うっ…（返事をしようとしたらシマが頭に飛び乗って来て身体をこわばらせてつんのめるのを回避。牛王のあとをついていく。）（ビーはアルクの足元を擦りつきながら移動。ローを踏まないように進む）

（小屋から出てしばらく歩いていると、静かに煌めく水面が見えた…湖だ）
（柔らかな日差しが地を照らしているおかげか、先ほどまで鬱蒼とした雰囲気とは違って、
晴れ晴れとした所だ。周囲の青い草と小石の床も水面も明るく見える）

…ここが、いつも昼寝しているところですが、
アルクにも寝やすいところでしょうか。（と、しゃがみ込み、おはぎを肩から降ろしながら）

(少し開けた場所に出ると辺りを見渡し)へぇ…良いな、こういうとこ。
水の近くだと昼間でも暑くならねえし。(シマを頭から降ろすとビーとおはぎの隣いけば?と尻尾でちょいちょい示してから牛王の隣で同じくしゃがみ込む)

ええ。序でにお水も飲めますよ。
（と言いながら、さっそく小石の床上を寝転がり始める）
（おはぎはビーと横並びして寝転がり始める）