PandoraPartyProject

ギルドスレッド

とある場所

【RP】幻想の端の森

薄暗い森の中。
時折獣の声が聞こえたり、ハイナのトラップが隠れていたりする。

(※ドラマ中は背後でその場に居る人に乱入の許可を得てください)

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(あ、これなんか勘違いされてるなって思うが、後で言えばいいかって何も言わずに再度ギフトを発動しながら目を合わせ)
(先ほど見せた場面から、少し時間が経った後の場面)

「…さてと、いい加減に帰らないとまた叱られちゃうね。また明日ね、牛王」
(杣は、自分の背中をぽんぽん叩きながら笑顔で言った)

『またあした』

(この言葉もきっと杣には通じていないだろう。自分は人間ではないから)

『いっしょ』

(そしてさっきからこの言葉が胸に引っかかっていた)
(そしてまた同じような自問自答)

『…おかーのこどもなのに、なんで? ずっといっしょにいられないの?』
『わたし、うられるの? はなれるの? おかー、べつのところにいくの? またおかーいなくなるの?』
『…あれ、“また”? おかー、いる。ずっといっしょにいる…のに…あれ…?』

『…ソマ…? いったい、だれ…?』
(今までずっと側にいた娘、杣が牛王にとっての『実の母親』だと思っていた。けれども、それでも『おかー』と呼んで付き添っている。それに疑問を覚えるようになる)
(そして月が見える時に頭痛が起きるようになる。頭痛のたびに、頭が冴えるような気がする)
(…そして、またいつものように峠へ登り、湖へ)
(満月の光が自分たちを照らす。いつもより光が増している気がした)

「あの長者、あの海の上で死んじゃったって。みんな私が殺したんじゃないかって言うの。まあ、一度嫁を断っていたから、そうなるわよね」

(杣は変わりなく笑顔だが、悲しそうにも感じた)

「…まあ、私のおかあとおとうは、『領地や金を奪いまくってたから神様からの天罰がくだったんだ』って味方になってくれてるけどね」

(こんな悲しそうな時に、鼻で杣の腕を突いて笑わせる他無い)

「…ありがとう。私は大丈夫だから」

(撫でる。自分にもそんな手があったら)

「…さーてと、そろそろ帰らなきゃ、またね。牛王」

(手を振って去っていく)

『またいっしょにいけないの?』

(自分の本当の母じゃないのに追う必要あるのか?…いや、本当の母じゃなかったからと、簡単に離れていってしまうのは、今までの記憶をドブに捨てているようなもので、とても悲しい)

(…本当に思い慕っていたのは、『おかー』じゃない。目の前にいる娘の『杣』という人間だ。だから、悲しい思いしている彼女を放って置けない)

(……だから、私は、“手を伸ばしたんだ”)
(ここから目の前が急に色鮮やかになる。夜であることには変わりがないが、月明かりのおかげで、目の前にいるのがちゃんとした『小さな娘』…杣であることがわかる)
(…そして杣がきょとんとしながら、自分を見上げている。自分の手が握られている)

(…いや、待て、手? それにどうして私は立っている?
そして今目の前にいるのは…あの、杣か?)

「…あの、どちら様でしょうか? 旅人の方ですか?
あ、いや、待った、裸! とりあえず私の上着貸しますので身を隠しましょう、ね!?」

(杣も急に我に帰った後、質問攻めになり、顔面で着物の上着部分をばさりと被せられる)
(ここで私は不意に理解した…自分は人間になっている、と)
…(自身の感覚はキチンとあるので見てて恥ずかしくなり一瞬視線を外しそうになるが何とか堪えた。顔が真っ赤である)
(自分が一糸纏わぬ状態であることの羞恥もそうだが、突然視界や自分の体が変化したことにも困惑を覚える)
(…ひとまず、杣から上着を借りて身を隠し、木の影で混乱を落ち着ついた後で、これまでの経緯を説明する)

「…つまり、貴方は、あの、牛王で、突然人間になるようになったと?」
「はい…信じられないようですけど」
「ううん。…でも私もびっくりしたよ。もし牛王が人だったら良いなーって思ってたけど、まさかなるとは思わなかった」
「…申し訳ありません」
「ううん、私も…あ、そうだ、じゃあ、まともな服を用意しなきゃね。小屋からおとうの古着、取ってくるよ。待っててーー」

(と、杣が去ろうとすると、突然自分の背中に冷たい風が押し寄せてくるーー臆病風ともう言うべきか。一人になってしまうことに恐怖し、反射的に杣の手首を掴んでしまう)

「? どうしたの?」

(ここで怖い、と言って仕舞えば、ただの我儘だろうか)
(…自分はもう、子どもではないーー牛であれ人間であれ、大人だ)

「その前に……お慕い申し上げます。杣、貴方のことが好きです」

(杣はきょとん、とする。その後、頬に赤く染め、はにかんでるのか困っているのか分からない表情で、「ああ、そう」と言いながら、急ぎ足で去って行った)
…(「其処で其れを言う理由もリンクしてるから分かるが…全裸で言うなよ…服ちゃんと着せてもらってから言えよ…」)
(顔真っ赤にしながら視てる)
(静寂の峠。しばらく一人で木の影で身を隠す)
(ひょっとして、杣は戻らないのではないのか、と不安が止まず、泣きそうになる)
(肌寒さもあったが、杣の上着があるため、少しはマシだった)

(しばらくして、杣がやってきた。嬉しさのあまり立ち上がろうとすると)

「そ、その前に着てちょうだい!」

(と、杣から父親の古着を投げ飛ばされる。自分はいそいそと着替える)
(着替え終えた後、杣は、ほっと溜息をついた後で、)

「それじゃあ、ちょっと海のとこまで散歩でも行こう」

(と、手を差し出しのべてきた)

「…帰らなくてもいいですか?」
「うん。まあ…説教は覚悟してるから。今日は牛王の寂しさが晴れるまで、ずっと一緒にいるよ。ほら、立って」

(そう、杣は微笑みながら言った)
(杣の手を握る。柔らかくて暖かい…生まれて初めての感覚だった)
(それからも、牛としての、人間としての私と、杣との交流が続く。月夜の時にしか人間になれないと知った時は流石に落ち込んだが、杣は「それでも良い、どんな姿でも牛王が好きだから」と付き添ってくれた)
(人間になれば、杣と二人っきりで遊んで、触れ合って…些細なことで会話するだけでも嬉しかった)
(そして…話すことで、色んなことを知った。杣自身やその家族のこと、私が生まれた時のこと、私の父は売り飛ばされ、母は病に亡くなったこと。そして、3年経てばいずれか私も売られていくこと…私が売られていく話をすると、杣も泣いて抱きつかれ、私は「大丈夫だ」と杣の背を撫でて落ち着かせることしかできなかった)
(…それでも、幸せだった。牛になっても、晴れやかな気持ちと杣の愛しい想いは変わらなかったから。どんなに暗い夜でも、杣を慕う気持ちで生きていけると思っていた……『運命』に至るまでは)
(長い真夏を過ごし、ようやく涼しい風が感じた頃。
私はいつものように人間になり、杣と二人で森の中を散歩していた…と、杣から、私に贈り物をしたいと言い出した)
(杣から、薄紅色の風呂敷をもらった。元は杣が大事にしていたものだが、私に持っていて欲しいという。そうすれば、離れても寂しくはないだろう、と)
(杣は、無理して笑顔を作りながら、私の手を握った)

「あのね、牛王。私は」

(その時突然、目の前が真っ暗になった)
…(「まさか…この瞬間に、か?」)
(…気がつけば、目の前には知らない色が広がっていた。
青い空に白い雲。空に浮かぶ石造り。そして、彩りの花に彩りの人々)
(…これは、『大規模召喚』の頃の光景だ…)
(私は、最初目の前にいる人を八百万の神々、そして、天国にいるものだと思っていた。そして不思議なことに、お日様の下でも私は人でいて、さっきまで傍にいたはずの杣の姿が、全く見当たらない……強い恐怖が押し寄せてきた)
(杣、杣はどこにいる…!)
(無我夢中に杣の姿を探した。空中庭園にも、街角にも、どこにも…一緒に召喚されたのではないかと僅かに希望を抱いていたが、数日探しても一向にも見つからず、諦めて、自分の置かれている状況を引き受けるしかなかった)

(そうして、特異点、旅人になってからの記憶に移る。街角で出会った人々、世話になっている商売ギルド。友人。後輩。古い小屋が見つかったーー)
(人間として日差しの元でも生きられるようになってから、元いた世界よりも更に出来ることや知識が増え、それなりに面白く、楽しく生きている)
(…だが、その傍らに、彼女がいない。どんな時でも暖かく見守ってくれて、付き添ってくれた娘、杣がいない。
…この恵まれた恩恵も、ただ虚しく感じてしまう)

「何故、このような力を得たのだ」
「何故、私が召喚された。杣は召喚されなかった」
「…私は、何のために人として生きている?」

(人間の姿でありながら牛頭なりに、そう自問自答しながら、今を生きている…)
(…顔を伏せた)

……私の記憶は、ここまでです。
(一度目を伏せ)……牛王、旅人は、この世界に大規模召喚前も召喚されてきてた。練達で、帰る方法を探す奴が居るが…まだ方法は見つかっていない。……まだ、な。…大規模召喚てのも歴史上初めての事らしい。だからさ、諦めんなよ。
また話したいんだろ?この世界から戻った時に、胸張って、人として杣を娶るつもりで人の常識とか学んで、準備すればいい。

元の世界では牛王って牛は消息不明になったんだ。なら、戻った時に人として会いに行けばいいじゃねえか。アンタのその姿を知ってるのは杣だけなんだしさ、それなら売り飛ばされて離れ離れにもならねえだろ。

知識付けて、生きる術と力身に着けておけば馬鹿にしてた村人からもしっかり守ってやれるだろ
…大規模召喚が、歴史上初めての出来事だとしたら、その逆もあり得るのでしょうか。
私は…
(私は、何のために人として生きている? …それに対する答えを、アルクが一つ教えてくれていた)
……ああ。また、話をしたい。私は、あの話の続きが気になって仕方がない。

…私は先ほど、生まれる前から畜生としての生きる定めだと、言いましたよね。
けれども、特異点の活動が、世界崩壊を回避につながるのなら、
私も、真の人間となって元の世界に帰る可能性もある、と…であれば、私はそれに賭ける。

……私は、杣とずっと暮らしたいし、守りたい。
(意を決したのか、タスキかけをしている薄紅色の風呂敷を握りしめる)
この世界、未知の事が多すぎるくらいだぞ?絶望の青って呼ばれてる海の向こうに何があるのかもわかってねえしな。アンタ、練達の依頼がローレットに持ち込まれ始めたら顔通しとくのも考えとくといい。あそこは旅人で結成された国家だし、さっき言ったが、元の世界に戻る方法を探す奴も居るって噂だ。

…んじゃ、生きねえとな。アンタはアンタの目的の為に、だ。

出来る範囲でなら手伝ってやるよ。また寂しくなったら受け止めてやるし、なんかあったら軽率に愚痴っていいぞ。

…ん。(風呂敷を握りしめる牛王の頭を撫でようと手を伸ばし)
練達のお話は、いつぞやどこかのギルドでもお耳しましたが…そうですね、余裕があれば覗きに行ってみましょうか。

…ええ、生きてみましょう。牛頭なりに、ね。
(そんな自嘲する言葉を出すが、吹っ切れたような笑みを浮かべていた)

…本当にありがとうございます。アルク……
(黙って頭を撫でられていると、つい甘えたくなり、抱きつこうとする)

っと…はは…なんか弟が出来たみてえ。(甘えてきた牛王を受け止め)別に、俺が心配だし、気にかけたいだけだから。…早いとこ、杣に抱き着きに行かねえとな
弟…では、私達は兄弟、ということですか?…年齢からすると、どちらかと言えば、父子のような…(首傾げ)

…ええ、アルクみたいに、こんなふうに受け止められる男になれれば、いいな。
あー…確かに歳の差は大きいけど、子供って寄りは弟かな…俺、弟欲しかったし(嬉しそうな顔しながら背中を撫でて)

そうだな、確かに抱き着きにじゃねえな…抱きしめにの間違いだわ
では、アルク義兄上、でしょうか…いや、あにー、とかでしょうか?(と笑いつつ)

…その方が、夫らしい、ですね。ええ、抱きしめにいかなければ。
ふ、普通にアルクで良い…。呼ばれ慣れてねえし、なんか、こう…こそばゆいからアルクで良いわ

ん。応援してるからな
ふふ、そういうことにします。アルク。

…あ、そうだ、息抜きがてら、お茶飲まれますか?
流石に長いこと見ていたからお疲れでしょう
あ、貰う…って此処で?(湯を沸かす道具あんのかな?って首傾げる)
大丈夫、水筒がありますので…
(と、風呂敷から水筒を取り出し、蓋を器にお茶を入れて…)
…どうぞ。疲労によく聞く薬草で作りましたので、少々苦いやもしれませんが
おう、ありが……苦いのか…(嬉しそうに受け取ったが最後の言葉で尻尾と耳がへ垂れて明らかにテンションが下がっているのが判るだろう。)
(あ、これは余計な一言だったか、と思いつつ)
…ほら、良薬は口に苦しともいいますでしょう。ちゃんと飲めるように調節はいたしましたので
(と、弁明してみる)
……苦ぇの苦手なんだよなぁ…まあ、でも折角だし…(意を決して口にする)

【ダイス:苦さの感じる度合い】
65
(結構苦くて思わず雪豹姿になってぷるぷる震える)
あ……
(本当にダメなんだ、と、さすがに申し訳なく思って、雪豹のアルクの背中を撫でる)
薬系は…苦手なんだ…(目が潤んでる雪豹が震えて撫でられながらそっち見る)
よしよし……次は麦茶か玄米茶にしますね。お口直しにお饅頭も用意しましょう…(なでなで)
うぅ…情けねえけどダメなモンはダメなんだ…口の中がぁぁ…(鼻面前脚で抑え、鼻をピスピス鳴らし)

つか、前に兄貴分にもクッソ苦いのを飲まされたうえに、夜元気になる薬だとか言われていい思い出がねえんだよおおお
(何か嫌な思い出を抉り出してしまった気がして)
……野イチゴでも探しましょうか?

…あ、飴持ってんだった…上着のポケットに幾つか入ってっから出してくれねえ?
あ、はい…(いそいそと、アルクの上着のポケットを探る…)
……この、袋に包まれてる小さなものでよろしいのでしょうか?
(確認のために、個包装のものをアルクに見せてみる)
ん、それ。(口を大きく開けて入れてって頑丈な顎と牙がそっちを向く)
(袋から小さなキラキラした玉を取り出して、アルクの舌の上に乗せる)
ん、さんきゅ…(口に入れてもらうとガリッ、ゴリッ、バッリョバッリョと噛み砕き)

ふぅ…治ったわ…。牛王、折角好意でくれたのに悪いな…(申し訳なさそうに手の甲を舐めようと)
(手の甲を舐められ、気を緩むように微笑みながら)
…いいえ。小屋に遊びに来た時にどのようなお茶をお出ししたら良いか分かったので…

…あ、そういえばアルク、お腹が空いていたのでは…?
クランの方々に心配なされるのでは…
(ついでに頬をこすりつけてから顔を離し)…さっき薬草って言ってたが…まさか、普通の茶を出すつもりだったんじゃ…ねえの?(恐る恐る)

ん?ああ、…
(伸びをするようにして、徐々に人の体に変化すると立ち上がり)そうだな、そろそろ飯買いに行って食うかな…

…ちなみにクランって言っても、自立はしてるからその辺は大丈夫………な筈…多分。バリガが心配性過ぎるから完全に否定できんけど
おや、食材、買いに行かずとも、あるのでは?貴方の目の前に。
(冗談交じりでそういってみる)

…では、母上に顔を見せた方がいいかもしれませんね。
弟分喰えるか馬鹿野郎。(鼻っ面にデコピンかまそうと)

だなぁ。
つか、年下のメスにんな心配される様な立場もなぁ…まあ、心配かけんようにするけどさ。
っ(デコピンされる)
……ふふ、こういうのされたことなかったから、新鮮な気分です。

心配されるということは、それほど愛されている、ということですよ。
心配かけられないよう頑張るのもいいですが、御身を大切になさってください。
……その言葉、アンタに熨斗付けて叩きつけてやろうか?

俺はアンタがいつの間にか喰われてたとかならねぇか心配なんだけど…
お気持ちだけ受け取っておきます。
(さすがにあの冗談は不味かったな、と思いつつ)

…大丈夫ですよ。今日はこのまま人間として帰りますから。
それか…私の小屋まで送ってくださいますか?(と、なんとなく言ってみる)
ったく…あと、世の中腹に納めるって意味とは別に喰うって言葉もあるからな?ガード固くしとけよ

……送ってくわ。なんか騙されて危ない奴に付いて行きそうだし。
…ふふ、やはりアルク、兄上というよりも母上のほうが合う気がしますね
では行きましょうか
(心配しまくるアルクを可笑しく笑いながら、小屋の方向へ向かおうとする)
そう思うなら俺に母親みたいなこと言わせないような人間になれや…。(ぶつくさ言いつつ付いていく。その間、なにか危険があれば密かにガン飛ばしたりしてセコムみたいな事をしてる筈――…)

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