PandoraPartyProject

ギルドスレッド

即席事務所と喫煙所

【RP】102号室:解放感溢れる工房

扉を開くとそこは荒野であった。
というか本来窓際の壁がある場所あたりから、外側から見た時の構造を無視して全く別の空間がつながっていた。

昼夜を問わず良く晴れた空。
遠景で噴煙を上げる山。
灌木も草木も風に囁く。
火山地帯らしき微かな硫黄臭と、草と、土の匂いがする。

足元からは地熱がじわりと伝わり、さりとて風がよく通って一年を通じて比較的気温は安定していた。

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……(自分にも覚えがあるので反論しようとする気も起きず)
…そう、だな…その通りだ…

グルルゥ…(自覚は実際そこまでない…が、言われたのを嘘だと断ずる気持ちもない)

…そうだな…確かにそうだ…
…脅しかオイ
全力で引き留めにくるなよなァ…(やれないじゃないか、と苦笑して)

…ナカがあってもガワがなきゃ生きられないだろ?
だからガワをまず守ろうと思ったンだが…それが間違い、か…
…って、だから落ち込むなって(近づくなと言われているので離れた場所でうろうろと落ち着かなげに動く)

……分かった、もっとよく、考えてみる(やめる方向に、と頷く)
(それから、ふと思い出してぽつり、と呟いた)…ちょうどよさそうな依頼もあるしな…
心も魂も何方も欠いては健全には生きて行かれんよ。
何があっても何を欠いても平然と生きていける者なら、そもそも家族など作ろうとも思わない。
あるいは、居たとしても必須ではないのさ。
(この二人して孤独を平然と受け入れる事もできずに頑なさで塗り固めたような人物像の持ち主だろうに、何故気づけないのかとも思う。或いは塗り固めたから気づけないのか。眠たげにあくびをしている。)

(ちょうど良さそう、ねえ。と耳をぴくぴくさせた)
ん。俺はアンタに人生180度変えられてるからな。今まで復讐復讐ってなってたのにだ。そんだけアンタの存在はデカいんだよ。銀影やダレンのお陰もあるけど、最後のきっかけくれたのアンタだし

脅しですが何か?悪いが、俺の命かけた脅し使ってでも止めたいんでな。アンタが俺を大事にしてねえと無意味だが、脅す材料には十分だろ?大事にされてる自覚あるし

ダレンの言う通り、器だけ守られてもな。…実際それで俺は絶望してるから…
落ち込むってよりは妥協案も出してんのに俺の心を無視してるのが悲しかった。そんだけ。
…あと、ホント律儀だな。(苦笑を零すが苦笑いというよりは愛おしい者を見るような、そんな眼差しで「近く来いよ」って喉を鳴らす)

丁度良さそう?(しっかりと聞き取った。内心、ホントこっそりできねえ奴だなぁ…とか考えてるが顔には出さなかった)

あ、ダレン。住処の整備とか手伝ってくれねえかな?バリガが温泉見つけたいらしくてさ。…アンタそういうの判るだろ?
(話を聞きながら、首を傾げて)…灰のは、違うのか?
クラン…家族とか…いらねェの?

開き直るなよ…
くっそ、そうだよ大事だよ、当たり前だろ…

妥協…(どこが妥協だっけという顔)
うるせェ…オマエ、嘘嫌いじゃねェか
だったら、嘘つくヤツは信用できねェし安心もできねェだろ?(だからつかないんだ、と言いつつ隣に座る)

……あーー、そうだな、それ頼みてェな
もちろん、時間とか余裕があれば、だけどな(一瞬真顔になった後に話をそらそうとのる)
今のところは、べつに欲しくはないな。
孤独にも価値があるし、寂しいばかりが一人でもない。
俺は一人でいることを物足りないと思わない程度には可愛がられて生きてきたのでな。
(軽く伸びをして言う。存分に可愛がられてから独り立ちしたので家に対して未練がないのだ。これから自分の手で作り上げるにもまだいくばくかの猶予さえある。極めて健全な青年的思考であった。)

まあ、手伝うくらいなら構わんさ。
とはいえあまり期待はするな。そこまで何でもできるわけでもない。
……ダレンは婚期逃しそうだよなぁ。理想がクッソ高いし(余計な事言う)

大事ならやめろよ。大事な息子からのお願いなんだし(隣に座ったバリガの背を優しく撫でようと手を伸ばす)
まあ、嫌いだな。理由ありきだし…。俺の両親が死んだの、俺を守るためについた些細な嘘のせいだから、特にそういう嘘は無理だな
そういう意味で嫌いなんだ。勿論嘘つきは信用ならねえけどさ。あと、俺が嫌いな事しないでくれてるアンタの事好きだぞ。ありがとう

やった。(尻尾ゆらん)
あ、力仕事も手伝いできそうか?タダでとかは言わねえ。
そっか、そういうモンか…(しっかりしてンな、と尾を揺らし)
ン、助かる

…へェ?詳しく聞きてェとこだが…長居するわけにもいかねェな、ソフィーを一人にさせちまってる(心配だ、と顔を曇らせ)
(撫でられ、尾が照れくさそうに揺れる)…ン、やりたい事やってるだけだ
…おゥ
(自分も好きだとは素直に言えない様子)
そう理想が高いとも思わんがなあ、自分では。
まあ100年くらいしたら結婚を前提に相手でも探すさ。
(幻想種特有のクッソ気長な感性でモノを言う。)

出来なくはないがお前らの方が力仕事は向いてると思うぞ。獣種に力比べで勝てるわけがなかろうよ。
待たせてるなら先に行ったほうがいい。後から迎えに来てもらうことにしよう。
幻想種の今期逃すってのが500年単位案件だったな…(俺100年後とか多分生きてねえしダレンの子供絶対見れねえだろうなって考えてる)

…勝手に出てきたの俺だし、ソフィーにも謝らねえとな…。(尻尾の動きで大体察したのでポンポンって背中を軽く叩き)帰るか。

ん。人手あった方が良いと思ったからな。…あと、俺がダレンを頼りたいってのが…
気が長ェなァ…さすが幻想種…
…ン、そうだな、言葉に甘えさせてもらう
こんな時間に悪かったな、色々と(小さく頭を下げ)

…オレもだな…ン、帰ろう(帰るという言葉にほっとし、出入口へ向かう)
いつだって遅すぎるってことはないさ。生きていればな。
(初婚が早い村落からすればこの二人とて行き遅れではあるが、それだって生きてさえいれば遅いことなどありはしない。)

ああ、人手が要るならあとで迎えに来てくれ。及ばずながら頼らせてやろう。
俺はちょっと仮眠でも取るよ。眠くてかなわん。
迎えに来るなら適当にノックでもしてくれれば気が付くと思う。
(じゃあ、またなと手を振る)
ん、急に押しかけたのにありがとな。また頼みに来る。

おやすみ、ダレン。またな(尻尾を揺らして挨拶をし、バリガと共に帰って行った)
…サンキュ、な…灰の
じゃあ、また(尾を揺らして一緒に出て行った)
(先ほど帰ったばかりの扉を、獣姿で全力でガリガリと引っ掻く。扉や自分の爪が傷つこうが深夜迷惑だろうがお構いなしの様子だ)
ダレン…ダレン!!起きてくれ、ダレン!!(鼻を鳴らして懇願するような必死な声で引っ掻き続ける)
(寝入り端を扉を引っ掻く音と声で目を覚ましてのろのろと扉に向かう)

……どうしたね、お嬢。
(半裸で日頃より機嫌の悪さ数割増しのツラで扉から顔を出す)
(予想以上の凶悪面にびくっとしつつ)怪我人が…っ!ソフィーが怪我した!お願いだ、助けてくれダレン…!!
(話してる時間さえも惜しい、とばかりに床を何度か引っ掻き、ズボンを咥えて引っ張ろうと)
……五分待て。
(ぺんっとバリガの鼻っ面を叩いてズボンから口を離させようとする。流石に上に何か着たり支度したりもあるのだ。)
ふきゃっ!?(弱点である鼻への衝撃にびっくりして離す)
…ン…(鼻を両前足で抑え、情けない顔で伏せして待つ)
(一度引っ込んで、しばらくして服を着て鞄と薬缶を一つぶら提げて出てきた。)

……。
(まだ機嫌悪い。眠いのだ。ついでに言えば恐らく何かが物足りないが、メイクが済んでないとかその辺だ。)
(姿を見ると飛び上がるように立ち上がり、早足にならない程度に歩き出す)
(早く早く、と時々立ち止まって後ろを見て尾を振る)
(振られる尻尾を目印に足早に歩きだした)
(コンコンッ)ダレン、起きてるか?(軽快なノック音をさせて尋ねる)
寝てる。
(バッチリ起きて朝飯の支度してるくせに、明瞭な声でそんな事いう。)
(ガチャって開ける。こういう事言うときは大体鍵かかってねえもん)何処が。
そこの布団の中で俺が寝ているはずだ。よく調べたかね。
(理屈に合わない事を言う。布団がなんだかこんもりしている気もした。)

まあおはようだ。
……(一応見て盛り上がってるのを確認すると視線をダレンに戻し)…女?(尻尾毛羽立ち気味)

おう、おはよう。美味いパン買ったから一緒にどうかなって思ったんだけど
何、見れば分かるさ。
(弟分を真顔でからかっているらしい。身動きする様子はないので生きてはいなかろう。)

せっかくだ、貰おうか。昨日の残りのスープで済ませようかとも思っていたのだ……おっと、すまんな玉葱が入ってる。
(自分用だからね仕方ない。)
代わりに先に紅茶を出そうか。
あ、大丈夫、ミルクも買ったからそれ温めてくれねえかな。………。(女連れ込んで事後に寝かせてるにしては動いてねえし、まさか死んでるのか!?いやいやいや、ダレンに限ってンな事になる訳は…)

(色々考えて見るのが怖いが気になる方が強かったらしい。そろそろとベッドに近寄り、そっと布団を持ち上げる)
(ちなみに片手に紙袋を抱えている。パンとミルクはその中だろう)
構わんよ。好きに火を使うといい。
(小さい片手鍋はそこ、と水切り籠の中を指した。)

(さて、ベッドの中は死んだ動物……ではなく羊か何かの毛皮だ。敷きパッド代わりにしていたようだが、偶然寝相が悪くて丸まって偏った結果、なんとなく誰かが入っているようにみえているだけである。)
あ…な、なんだ女の死体じゃねえのか…良かった…(ホッと息を吐き、それを伸ばして布団を直し、片手鍋を取ってきてからダレンの元へ)
「そこで俺が寝ているかもしれない」と最初から荒唐無稽なことを言っているだろう。
からかってない要素が一つもないな。
(木製の器にスープをよそう。玉葱とピーマン、干しキノコと人参がたっぷりはいってさらに溶き卵も入ったコーンスープだ。液体というよりは固形分のほうが多い。そこにチーズをすりおろし、黒胡椒を弾いてかけた。)
寝てないくらい判ってるよ…(尻尾スッスッスッ)
…一口だけ貰っていい?(牛乳瓶から中身を片手鍋に移しながら)
体を壊さん程度ならな。(口をつける前に匙と器を差し出す)
やった。(一口なら多分平気だって顔で匙を受け取り、スープのチーズと卵、それとキノコを狙って掬い口元へ)…ふー…ふー……。……ダレン、これ結構熱いよな…?
まあ熱かろうなあ。朝方は冷えるから腹に温かいものを入れたくなるのだ。
火傷せんようにな。
(とろみがあるからよりあぶないやつである。あくびをひとつした)
だよなぁ…(フー…フー…と何度も吹きかけ、そろそろ平気かなと口に運ぶ)あふ…んん、美味い。ちょっと熱かったけど火傷はしなかったぞ。…っと、今度こっちがアツアツになっちまう(膜が張る前に降ろさねえとって鍋を火から下げ、カップ2つに注ぐ)
(器を返してもらい、匙で全体を軽くかき回して一口。野菜の自然な甘みと旨味が卵で渾然一体となり、チーズの塩気や胡椒の香気とともに熱々のまんま胃の底に落ちていくのが分かるようだ。体が芯からあたたまる気がする。火傷はしない。つよいからね。)
しかしこんな朝から来るとは、よっぽど早起きか、寝付かれなんだかね。
ん、おばちゃんの焼いたパンと一緒に売ってるミルク。この時間だと焼き立てのを食えるんだ。美味いんだこれ♪(袋から自分の分を取り出し、その残りとカップを一つ差し出して)
ん?ああ、早起きの方だな。日の出前に起きて家の近くを散歩してから店開く時間に街に出たんだ。んで、なんとなく此処に立ち寄った
なるほど目当ての店があったか。
(どうも、と頭を下げてカップとパンを受け取る。まだじわりと温かいような気もするし、焼き立て特有の香ばしい匂いが備考を擽る。)
うん。あとその店の仕入れも手伝ったりしてるよ。小銭稼ぎにもなるし、偶に売れないやつくれる。焼き損じでも十分美味いから俺としてはラッキー。(パクッとパンに齧り付きながら)
なるほど。
顔を見るにいい仕事なのだろうな。それに越したことはない。
(健全であることだとおもった。頷く。いい人との健全な人付き合いは大事。)
まーな。…おばちゃんの手伝い楽しいよ。店番は流石にこのガタイと顔だし、遠慮させて貰ってるけど、偶に俺の作った小物も置いてくれたりしてさ…力仕事でこんな楽しいって思ったの初めてだな(パンをちぎってミルクに浸し、口に放り)…ミルクもんまいしな
そんなものさ。
目上の相手と噛み合ってればそれなりになんだかんだ楽しい。退屈ではあるが、平穏がある。
(具を浚え終えて僅かに残ったスープにパンを浸してたべる。旨い。もう少し素朴なパンのほうが好みではあるが、しかし良いものは良い。)
なのかな…俺は初体験だから。(残ったミルクを飲み干して)っと、そろそろ行くかな。買い付けた小麦の大袋、昼までに取りに行かなきゃならんし。(コップを洗い場に持って行き、そのまま扉の方へ)
そんなものなのさ。
(幼少の頃からあちこちで遊び半分に働いてきたのでそう思う。頷いた。)
……ああ、ごちそうさま。またいつでも来ると良い。

(その背を見送り、食事を終えたあと片付けなどして日向ぼっこを決め込むのだろう)
ん、また来る。じゃあな(軽く手を振ってから出て行った)

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