PandoraPartyProject

ギルドスレッド

即席事務所と喫煙所

【RP】102号室:解放感溢れる工房

扉を開くとそこは荒野であった。
というか本来窓際の壁がある場所あたりから、外側から見た時の構造を無視して全く別の空間がつながっていた。

昼夜を問わず良く晴れた空。
遠景で噴煙を上げる山。
灌木も草木も風に囁く。
火山地帯らしき微かな硫黄臭と、草と、土の匂いがする。

足元からは地熱がじわりと伝わり、さりとて風がよく通って一年を通じて比較的気温は安定していた。

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あれ?ナイフ飛ばすの?私を解体するの?
わかった、お腹空いたのね?動物だもんね。
でも私よりうさぎや子鹿の方が美味しいと思うなー。
私はほら、父様と混じってるから。
下手に食べるとカタチがぐちゃぐちゃになるかもしれないよ?
(体躯の大きい男性に凄まれているにも関わらず欠片も怯えることなく平然としている)
喰うとかじゃなくて……。

なあ、武器商人探しに来たんだろ?こんな所で油売ってないで探しに行けよ。

寧ろ行ってください頼むから。
(泣きが入ってきた)
わかってないなあ。
父様を探すのも大事だけど油を売るのも大事なんだよ?
私が油を売るとそれだけ物語が産まれるから。
そうすると父様が愉しいのー。

ねぇねぇ雪豹さん尻尾触らせて。
尻尾尻尾ー♪
(てててっと近づいて彼の尻尾に手を伸ばそうと)
いい加減にしろ!!(尻尾を避けつつ伸ばした手を叩こうとする)

尻尾触ろうとするとか、先ず動物飼うの無理だろ!!
動物の嫌がる事くらい勉強して出直せ!!
出直しても俺は飼われねえけどな!!!
わあ、痛い。
(叩かれた手をひらひら)

嫌がるのは知ってるよ?
でも私子供だし理性が蒸発してるから我慢できないの。仕方ないね?
あんまり怒ると頭の血管切れちゃうよー?
(欠片も悪びれやしない非の打ち所がない悪ガキ)
仕方ないで済ませるな!

学習くらいしろよ…。子供なら尚更だろ。

……あと、いきなり叩いて悪かった。(叩いた事には悪いと思ったらしい)
学習した上でやってる。
だって楽しいでしょ、弄るの。
(確信犯)

いいよ?怒ってないよ?
私拳骨されても仕方ないぐらいのことしてるのに
雪豹さん良い人なのね?
(澄んだ瞳で見上げる)
……(「あ、これ何言ってもダメな奴だ。」)
(諦めの境地に至った黒雪豹。もう何も言いたくないらしい)

…ダレン、追い出してくれねえ?(何時ものように兄貴分を頼る)
あちらはお前がほしい。お前さんはそうなる気がない。
本当はそれで終わりなのさ。
お前さんはあちらの言うことを自分の心身を害してでも聞かねばならないという前提が心のどっかにあるから、相手の強欲に腹が立つのだ……
(つくづく心の優しい奴であるなとおもった。)

まあ、ところで、なんだ、招いてないのに現れて弟分の機嫌を逆撫でするのが人家での作法だというなら、そいつはちと礼儀に乏しいんじゃないかね、リトル・ミス。
そうだというなら俺もそれなりの対応を……

なんだね。鍵は空いてる。
(ノックの音に返答をした)
『失礼。こちらに……あぁ、居ましたねルミエール。(扉を開けたのは白髪の青年だった。神職の装いをした青年は中の様子を見るなり、己の白狐の耳を小刻みに揺らし深いため息をつく)申し訳ございません、私はそこの娘を引き取りに来たものです』
……どうやらお迎えのようだぞ、迷子のお嬢さん。
(まあ丁度良かったんだろうと扉を開けた狐人と少女を交互に見た)
仕方ねえだろ…。完全に拒絶するの苦手なんだよ…。
(人運になさは自分で招いてるのではって発言)

……。
(早く帰ってくれって顔でルミエールを見てる)
えー、帰るの?
帰るのやだー…。
まだ雪豹さんで遊びたい…。やだー…。
(じりじりと後退り)
アルクは遊ばれたくないようなので駄目だ。
モノとか獣のように扱われて機嫌が悪くなっているのでな。
ここは俺の部屋なので俺が来客を好きにする権利もある。
(声は荒げないが、相手が誰であれ譲りそうもない物言いではあった。)
『主人は庵……サヨナキドリに帰っておりますよ。最も、アレの毛の先ほどしかない面目を潰したいなら私(わたくし)も放置するに吝かではございませんが。(胡乱げな目で青年はルミエールを見遣る)』
俺は遊ばれたくねえよ…。さっきまでダレンと遊んでたのに…なんで遊び道具にされなきゃならねえんだ
(兄貴分の後ろに隠れようとする)
父様お家にいるの?
…………。
(青年と幻想種の男性を交互に見)

じゃあ帰る。帰って父様に遊んでもらう。
…………。
(トコトコと青年の元へ近寄り、半身振り返っては雪豹の彼を見つめる。
じぃ………。)
……、な、なんだよ…。飼うのは諦めてくれよ…。それ以外なら考えるけど……(ダレンの後ろから)
(ふるりと首を横に振り)
…飼わないよ。
だって、飼ってもすぐに死んじゃうもの。
悲しくなるから。だから飼わない。
からかって遊んだりしてごめんね。

(青年の方に向き直り)
真砂さん、帰ろ?
私、お家に帰って真砂さんの祝詞が聞きたい。
『祝詞は神に奉納する歌だといつも言ってるのですが……まぁ、いいでしょう。帰りますよルミエール。(そっと片手を差し出して)ダレン様、アルク様、私(わたくし)の同僚の失礼をお詫びいたします。それでは…』(呼び止められなければルミエールを連れて帰ろうと)
…あ、そう。(「んな簡単に死ぬなら俺はとっくの昔に死んでるわ…」)
(口に出すとまたややこしくなりそうで心の中で思うだけにした。)

誂われるの好きじゃねえから次に会ったとしてもやるなよ
(部屋を出ていく際に尻尾を軽く揺らして見送る態)
それじゃあな。
いい子にしていればお茶くらいは出そう。
(呼び止めない。呼び止める理由があまりないのだ。立ち去る二人を見て)

ああ、お前さんの主人によろしく伝えといてくれ。
どうあれ世話になったからな。
(差し出された手に、白く細い手を乗せて繋ぎ)
……みんな死んじゃう。
私達は何十年も何百年も何千年も生きるけど
誰をどれだけ愛しても、みんないつかいなくなる。
(青の瞳を僅かに伏せ、独り言の様に呟く)

今度来る時はいい子にするね。
いい子にできればだけど。
………。(「確かに、俺は死ぬんだろうな…。幻想種のダレンや銀影ならまだしも。……マリアももしかしたら不在証明があっても不老は残ってる可能性があるのか……。俺だけ、先に……。」)

(「なんで、俺は幻想種でも…旅人でもないんだ……」)

ああ、その時は一緒に遊ぼうか。(ルミエールにはそれだけ言葉にした)
『ええ、我が主人も喜びやがるでしょう。……ルミエール。(嗜めるように、慰めるように声をかけ、しっかりと手を握って来た道を引き返す)』
……武器商人って、色々と恨まれてねえ?(えぇ…って顔で『喜びやがる』の部分に軽くツッコんだ。苦労してんのな…的な意味合いで尻尾を揺らして見送った)
(おお、あざとい芸を使うなー……みたいな目でしおらしい姿を見送る。幻想種は死なない限りはそうそう死なんのが文化に根づいてるからね。しかたないね。)

ふあー……
やれやれ、とんだ客だったな。(欠伸しながら伸びをした)
ん、ホントそれな。なんだろう、発散した分の倍は疲れた…(滅茶苦茶深いため息)
帰って寝るのともう少し遊ぶのと、どっちがいいね。
なんならお茶の時間にしてもいいが。
(疲労の纏いつく溜息のくっくっと笑い)
茶、貰う。……。変なモンはナシでな。(口にするものに釣られるが一応念を押して置く。この間のが響いてるらしい)
不調でもないのに薬など飲むもんでもないさ。普通の茶さ。
(台所から牛乳の瓶を取ってくる。それから焚火の傍に置かれた煤けた銀の茶器からカップにお茶を注いで、ミルクを継ぎ足して温度を少し下げた。砂糖もあるが、そのままでいいやと先に口をつけた。お茶請けに並んだのが炙った干し魚なので、或いはお茶に砂糖よりは塩を少し入れた方がいいかもしれなかった。)
おう。(丁度良さそうなところに腰を下ろして自分もカップを手に取った。温度が下がってるのは知っているが火にかけていたのを見ていたので心情的に息を吹きかけてからちろ…と舌先で温度を確認するネコ科)
…ダレン、男とヤる時ってどんな風にしたらいい?(とか突拍子のない爆弾発言を投下した。本人、至極真面目に聞いている)
こないだも聞いてたな、たしか。ついに踏ん切りがついたか。ほい。
(覚悟は出来てたので眉一つ動かさない。懐から糸で簡単に装丁した手作りの冊子を取り出した。前戯の仕方やら、薄いゴム製品とかのあった方がいいものやら、お互い今日はムリだなって思ったら引き際をきちんと守ろうねって言う心構えやらなんやら書いてる。ハードなプレイは非対応です。)

他の同性カップルと話してみるのもいいぞ。なんだかんだコミュニティって偉大だ。
……。(受け取った本を開くとなんか色々とピーーな説明だった。)
とりあえず読み込んで置くわ…。(コイツ街角でも読む気だ。ふんふんと暫く読んでから懐にしまった)
事後処理しねえと腹壊すのか…あと、感染症に注意…ふむ。(ブツブツとお茶啜りながら反復。)
艶本だと何かとカットされがちだからなあ、そういう細々した部分は。

ま、夜な夜なひっそり読んでよし、パートナーと共に読むも良し、だ。
(根がカラッとしている筆者の性分ゆえか、生々しさには乏しかった。実用的かつ実践的だがそういう意味の実用品としてはイマイチだ。お茶美味しい。)
なるほど…。(普通に納得しちゃった奴。茶を啜る)

取り合えず街角で朝長とかリチャードに会ったら聞いてみるわ
(夜な夜なひっそりという言葉が入って行っていない様子。このままだと普通に街角で読書感覚で読みそうだ)
ところで落ち着け、街中で大っぴらに読んだり話したりしたら流石に変質者だぞ。
(干し魚齧りながら)
内容が一応内容だからな。お子様に優しくはなかろうさ。
全年齢、全年齢……。
(くわばらくわばらみたいなおまじないみたいに言う奴)
な、なるほど?
…確かに、この内容はガキにはアカンな…(懐から取り出して)
何かと大人は本の取り扱いには気をつけんとな。俺はあまり読まんが。
(干し魚を口元でぴこぴこさせる)
所謂異世界のエロ本ってやつか。(知ってたらしい)

ダレンが普通に渡してくるし、平気な面してるからてっきり普通に読める書物系かと思ってたわ…(言いつつ視線は口元の干し魚に釘付け)
世の中面の皮厚く堂々と生きていた方が気楽なんでな。
(一切れ差し出す。ごく小さなアジかなにかを三枚におろして干したものだ。小さい分水分が飛んで味が濃く、同時に塩気が利いていて酒のアテの方が向いている気がした。魚と、焚火の香りがする。)
俺はそう言うの無理だわ…
(差し出されたのを受け取ると口に運んだ。食べているときはほんわかと幸せそうな黒雪豹。最近特に味を噛み締める様になったようで、塩気と自分の好きな魚の味が口内へと噛むたびに滲み出る感覚に夢中になる。ぽわぽわと周囲に花が飛ぶような…そんな感じで幸せ満喫中だ。)

…んまい
世の中交渉が上手いものもいれば共感が得意なものもいる。
得意な者が得意なことをすればいいのさ。
(うまそうに食う様子に目を細めた)
ん、そっか…。
(肉食獣と言うよりはハムスターみたいな感じでもきゅもきゅ口を動かす。)

これ、酒と合いそう…。塩分強いし……(ごくんと飲み込むと味への感想を述べる。ミルクの入ったお茶も美味しいなぁって幸せそうに残りも飲みほした)
乾きものなら、ぬるめの酒だともっといいな。
(もう一切れどうだねと炙りながら尋ねた)

うん、その顔はいいな。何事も楽しんだ方いい。
楽観と傲慢は内心との戦いに必要、らしいぜ。俺の叔父貴も常々言ってたが。
うん?…その顔って?
(首を傾げてキョトンとする。幸せそうな顔は無意識らしい。炙った魚が差し出されるのを犬なら尻尾を振るような雰囲気で待って居る。)

良く分かんねえけど、今の俺っていい顔してんのか?
(指ごと炙られても平然としている。程よく表面にぷつぷつと脂が浮き、皮目に僅かな焦げ目がついた所を引き上げて差し出す。)

前よりずっといい顔だと思うよ。俺はな。

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