ギルドスレッド
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Wiegenlied
ふふ、ほんとにおひめさまみたい。
よかった、気に入ってくれた。
(安心したように息を吐き。
同意を求めるように精霊たちに、ね?と声をかけて)
…そうなの?
氷も、雪も。命を奪うだけの、ちからじゃ、ないの……?
(あたたかい。あたたかい言葉。あたたかなやさしさ。
少女のこころにすうっと、とけて、染み込んでいくのをゆっくりと感じ取って)
ボク、ね。
ボクのちからも、からだも、この瞳も。
ぜんぶぜんぶ、嫌いだったの。
(でも。小さな手でスカートを握って、それから)
でも、ね。
ようやく。好きになれそう。
だから、ありがとう。
(微笑んで。心からの感謝を伝えたい、と)
……どんなちからでも。
愛されるべきだし、誇れるものだし。
それを知ることのなかったヒトが、いたのは。
少し、残念に思います。
(受け入れられなかった自分のちから。
混沌でも、少女の居た世界でもきっと、同じことはあるのだろうと。
悲しさの混じった声色で告げて)
よかった、気に入ってくれた。
(安心したように息を吐き。
同意を求めるように精霊たちに、ね?と声をかけて)
…そうなの?
氷も、雪も。命を奪うだけの、ちからじゃ、ないの……?
(あたたかい。あたたかい言葉。あたたかなやさしさ。
少女のこころにすうっと、とけて、染み込んでいくのをゆっくりと感じ取って)
ボク、ね。
ボクのちからも、からだも、この瞳も。
ぜんぶぜんぶ、嫌いだったの。
(でも。小さな手でスカートを握って、それから)
でも、ね。
ようやく。好きになれそう。
だから、ありがとう。
(微笑んで。心からの感謝を伝えたい、と)
……どんなちからでも。
愛されるべきだし、誇れるものだし。
それを知ることのなかったヒトが、いたのは。
少し、残念に思います。
(受け入れられなかった自分のちから。
混沌でも、少女の居た世界でもきっと、同じことはあるのだろうと。
悲しさの混じった声色で告げて)
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レガド・イルシオン郊外。
東のそらが白みはじめ、鴉、次いで小鳥が歌い出す頃。
木々が、草花が、白露を帯びている。
白銀の枝葉を揺らす風に乗せて。
微かな歌声が、静寂の森に満ちていた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
1:1RP。
アイラとわたしの、或る日の一幕。