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Wiegenlied
うん。全然変じゃないよ。
とってもとっても、可愛い。
(嬉しそうな表情に、こちらも顔を綻ばせ)
…っ。
(ひらひら、ふわり)
(気まぐれにその指にとまったその蝶は。
ピキピキ、パリン――。と音を立て、消え去るだろう)
(もしも。もしもふと視線をあげた先。少女と目が合ったなら。
悲しさの色の混ざる表情で、笑みを浮かべ)
うん、……そう、だね。
ボクは、冬が嫌いです。……とても。
こんなこと、誰にも言ったことはないんだけれど。
……ごめんね。きっとボク、今すごく、悪い子だ。
(苦々しい顔で、肯定して)
(申し訳なさそうに、悪い子だ、とことばを零し)
きっと、そうだよ。
ボクはそう思う。
(笑みを浮かべ深く頷き)
(嬉しそうな彼女たちの様子を楽しそうに見守って)
わぁ、ほんと?
ボクもおしゃべりは、好きになれたから。
えへへ、そっか、そっか。
(目を細めて、噛みしめるように)
とってもとっても、可愛い。
(嬉しそうな表情に、こちらも顔を綻ばせ)
…っ。
(ひらひら、ふわり)
(気まぐれにその指にとまったその蝶は。
ピキピキ、パリン――。と音を立て、消え去るだろう)
(もしも。もしもふと視線をあげた先。少女と目が合ったなら。
悲しさの色の混ざる表情で、笑みを浮かべ)
うん、……そう、だね。
ボクは、冬が嫌いです。……とても。
こんなこと、誰にも言ったことはないんだけれど。
……ごめんね。きっとボク、今すごく、悪い子だ。
(苦々しい顔で、肯定して)
(申し訳なさそうに、悪い子だ、とことばを零し)
きっと、そうだよ。
ボクはそう思う。
(笑みを浮かべ深く頷き)
(嬉しそうな彼女たちの様子を楽しそうに見守って)
わぁ、ほんと?
ボクもおしゃべりは、好きになれたから。
えへへ、そっか、そっか。
(目を細めて、噛みしめるように)
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レガド・イルシオン郊外。
東のそらが白みはじめ、鴉、次いで小鳥が歌い出す頃。
木々が、草花が、白露を帯びている。
白銀の枝葉を揺らす風に乗せて。
微かな歌声が、静寂の森に満ちていた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
1:1RP。
アイラとわたしの、或る日の一幕。