PandoraPartyProject

ギルドスレッド

古戦場跡地

紫水晶の洞窟(超危険区域)

魔法力を増幅させると言われている、紫の水晶に覆われた洞窟。
入り口~中腹は比較的安全で決闘が可能だが、足場や視界が悪く、トラップも残存している。
また魔力に水晶が反応し、思わぬ暴発を生む事もある。

洞窟奥地には、様々な鉱石や魔法石の宝庫となっているが
行き場を無くした怪物たちの住処にもなっており、
遭遇した際は非常に危険。

罠一覧:トラバサミ、落とし穴、落石、毒矢、他


■怪物一覧
【グール】ゾンビ。魔術で一斉浄化可能。弱い。
【オーガ】怪力の巨人。力は強いが知力が低い。強さはそこそこ。
【スライム】物理攻撃無効。溶かされ吸収されるので逃げましょう。

■以下、ボスクラス

【ケルベロス】三つ頭を蛇の尻尾を持つ犬。とにかく疾い。
【サイクロプス】最強の火力を誇り、雷光を纏う一撃を放つ。
【ヨルムンガンド】毒蛇。鋼の鱗で包まれている。普段は眠っているが起こしたら大変。
【サラマンダー】炎の魔獣。道具でもなければ倒すのは無理?
【ドラゴン】出現するとの噂があるが、目撃者はいない。

【その他】他にも何か出るかもしれませんね。


※ルール
・適度に冒険し、適度に脱出しましょう。
・ボスクラスは、1回の冒険中に1体のみ遭遇。
・強力な魔物を倒す程、良いアイテムをドロップできるかもしれません。
・装備は万全な状態がお勧め。
・力尽きたら保養所に強制送還されます。レッツ再チャレンジ。
・怪我は保養所でしっかり治しましょう。

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いーとも!
お姉ちゃんが必要な部位って限られてるから…
足りなくなったら、もう一回来ればいいだけだし、ね?

(微笑んで、なんか酷いことを言いつつ
 早速現れたグールを足で思い切り蹴り飛ばせば上半身が壁にべちゃりと散って)

お姉ちゃん荷物持ちするから帰り道の護衛もお願いしまーす
崖までごーごー!

(きゃっきゃっ。外道ピクニック編ー完ー。)
ゾンビ肉…一体どんな味するんだろう!
昨日街角で聞いてから、ずっと楽しみにしてたんだ~…。
(うきうきで洞窟に入っていく)

口笛さんやトレラさんが言ってたのも一理あるけど、
やっぱり食べてみるまでは美味しいかどうかわからない!
(食べ物のことになると、弱点「鈍重」と「非力」がなくなる)
(地面を踏んでカチッと音が鳴り、毒矢が飛んでくるが普通に避ける)
なんだかいつもより遅く見えるなぁ…。
(矢を地面から思い切り引き抜いて、回収)

あれはもしかして…♡
…。(だが物陰から現れたのは一体のオーガだった。)
(ギフトの記憶からコンパウンドボウを引き出し、魔力を消費して姿形を投影し物質化する)
ちょっと今は、オーガに用はないんだよね。
引っ込んでてくれるかな?
(遠くから毒矢をすべて命中させて、オーガが倒れる)
うーん…いないなぁ。
(どしゅっとオーガにスティレットでとどめを刺してから引き抜き、返り血が思い切りつくが気にせずそのまま進んでいく)

またオーガ…。まさかとは思うけど、あなたたちがゾンビ肉を食べてるんじゃないよね?
(ギフトの記憶から爆弾を引き出し、魔力を消費して姿形を投影し物質化する)
そっか。こんだけ歩いてもゾンビの一匹も居ないもんね。
そのお腹の中を裂けば、ゾンビのお肉が出てくるのかな…?
痛いかもしれないけど、大丈夫大丈夫。
(オーガの頭上に爆弾を投げて落石。落石の影響でオーガが動けなくなっている)
(オーガはしぶとく生きている)
あー…まだ生きてたんだ。(笑いながらしゃがんでその様子を見て)
ゾンビ肉を食べました!っていったら助けてあげよっかな~。

(オーガが最後の力を振り絞ってユーリエを掴もうとする)

…。(避ける)
ゾンビ肉は俺たちのもんだ…?渡さない…?
ふーん、そう。じゃあ私があなたたち全員根絶やしにすれば私のものだね。
(地面に伏しているオーガをパタで頭から思い切り刺突させて絶命させた)
(そのまま奥に向かっていく)
はぁ~…ちょっとお腹すいてきちゃったなぁ。
(血まみれのショルダーバッグから、クッキーを取り出して食べている)

そのクッキーの上に、スライムの溶解液がかかりクッキーが溶ける。
…。はぁ、貴方のおかげでお菓子タイムが台無しだよ。
どう償ってもらおうかな。
あっ、そうだ…スライムも食べられるのかなぁ…。
そういえば、どっかの本で読んだなぁ。
消化層をひっくり返して天日干すれば食べられるって。
ねぇ…あなたはどんな味がするのかな?
甘いのかな?辛いのかな?すっぱいのかな?にがいのかな?
(スライムを覆えるほどの容器を投影して、スライムにぶつける。)
(その容器は吸水性がありスライムがその上に乗ると容器に吸い付き、身動きがとれなくなる)(それに蓋をして回収して取り合えず地面に置いて、後で回収することを選択)
ふふ…。新しい食材ゲット。
(そのまま進んでいく)
あ、よくよく考えたら私の魔法じゃ数分経ったら投影したもの消えちゃうんだった…。
うーん…うーん…。
ま、いっか。ゾンビ肉さえ見つかればいいから!

あれは…ゾンビ!?(遠くの方に物体が見えるので走って近づいていく)
(だがアルビノの少女だった)

…。この期待。どうしてくれるの?
ってダメダメ…あなた名前は?
私はゆーr
(おえんsrはw‘P!!! と聞き取れない呪文を言い放たれる)
(狂化させ従わせる呪文にかかる)
あれ?私なんでこんなところにいるんだっけ?
あぁ、そうだあなたのためにゾンビを殺しに来たんだよね。
なんか、無性に、お腹もすくし。
ねぇ?あなたもお腹すかない?

(どうでもいいよお姉ちゃん…)

は?
お腹がすいて何も食べなかったら人は死んじゃうんだよ?
そこのところ考えてから言ってね?
もう一度聞くよ?お な か す い た よ ね ?
(アルビノの少女は震えて頷く)
あっはははははは!!!(狂気的に笑い)
そうだよね?そうだよね?
貴方もおなかすいたよねー。
じゃあ食べ物探さないとね~。
あ。
(目の前に蜜色の瞳に白い体、身体には花が咲き蝶々の翼を持った、5m程度の美味しそうなドラゴンが現れる。美味しそうなドラゴン。とっても美味しそうなドラゴン。)

あはははっ!運がいいね!私たち!?
あなたはあのドラゴンのどの部位を食べたい?
頭?首?腕?足?尾?
(どこでもいいよお姉ちゃん…)
そう…。じゃあ私がきりきざんであげるからねっ!!!

(右手にはかつて自分の手で生み出したクロバさんの黒ノ羽々斬を投影し、左手でガラスのナイフを次々と投影して投げていく)
(待たれよ。とドラゴンが喋る)

!?(攻撃の手が止まる)
お肉がしゃベった。
あは。面白いね。

(そなたは何故我に剣を向けるのか?そなたの本当の目的は違うのではないかな?)

私の…目的。う、ぐ…私の目 的は……!

(お姉ちゃん。貴方の目的は 私 の 恨 み を 晴 ら す こ とでしょ?)

…。
ふふ…。
っくく…あははは!
そうだった…!なんで忘れてたんだろうね?
私の妹は一人しかいない。そう、決して貴方じゃない。
あなた誰?
(!?狂化は解けてないはず…どうして?)
(簡単なことだ、白い少女。彼女は元から狂っておる。)

(さぁ、決めるがよい。お主の目的を。我を倒して肉を喰らうか。我と共闘してあの少女の呪いを解くか)
(私のこと裏切らないよね?お姉ちゃん。)
あは…あっはははっは!!
ふー…ふぅ…
そうだなぁ…今は貴方と一緒に戦うことを選ぶよ。
よろしくね?喋るお肉さん。

(…。我は喋るお肉ではない。ドラゴンフローラという名前がだな…。)
うるさい。貴方は肉、いいね?
(はい。)

さぁてと…、貴方は誰?(アルビノの少女に向かって問いかける)

(どうでもいいよ、お姉ちゃん。私の事をとらないのなら…私にも考えがある!!)

(その刹那、レーザーの如き一撃が狭い洞窟内で一閃する)
(一閃するが、ユーリエに傷一つない)
は?今の何?
姉に向かって、そんなことする妹。
私にはいないよ?

(今のは威嚇射撃。お姉ちゃんを傷つけるつもりはないよ。)
(けど後ろのおじちゃんは早くしないと死んじゃうかもねー?)

(振り返って喋るお肉を確認する)

(ふっ。我も舐められたものだな…。この洞窟の中でどれだけの歳月を過ごしたと思っている…。)(…と鱗をぼろぼろにしながら喋っている)

なーんだ。思ったより平気じゃない。
言ってもわからない妹は姉である私が調k…(下がれ。)
(すぐ後ろでただらなぬものを感じ、喋るお肉の後ろにバックステップ)
(喋るお肉が息を吸い、アルビノの少女に向かってブレスを放つ)
(すると、周囲にあった紫水晶が急成長し何重もの層になって、アルビノの少女を隔離した)
あれ…、私はゾンビ肉を食べに来たんじゃ…。(紫水晶の魔力のおかげか、それともアルビノの少女が遠くに隔離されたか。表向きの狂化が解ける)

(そなたはバカか?ゾンビ肉など食ったら腹壊すに決まってるだろう?)
でも、洞窟内に全然ゾンビいなかったけど…。多分オーガが!
(ふむ。大方他の生物が食したのだろうよ。おそらくオーガは新鮮な肉じゃないと食べないだろう…。)
そっかぁ…じゃあオーガだけ倒しても意味ないかぁ…。

!(ぱき。ぱき。という音が遠くの方で聞こえる。おそらくアルビノの少女が魔力レーザーで攻撃しているのだろう)

(さぁ、いくがよい。アレはそなたの妹ではない。本当の妹は別世界におるのだろう?)
本当の妹…そうだ。エミーリエ…。
(ゾンビ肉のことを忘れて内面の狂化が解ける。鈍重と非力が戻る)

(このまま進めば、洞窟の出入り口へとつながる通路がある。そなたはそこに進め。)
でも、ドラゴンさんが!
私ドラゴンさんに助けられたのにひどいことばっかり言って…ごめんなさいっ!
(ぺこぺこ謝って)

(よい。気にするな。それより早く行け。あれの瘴気に近づくとまた毒されるぞ。)
でも、ドラゴンさんが…。
(それに…、足止めするのはいいが別にあれを倒しても構わんだろう?)

ドラゴンさん…くぅっ!ごめんなさいっ(出口に向かって走り続ける)

(忘れるな道具を生成する少女よ。そして思いだせ本当の笑顔を。)
(そなたの原動力はその笑顔に他ならないのだから。)
(時を経ずして紫水晶の壁はアルビノの少女によって破壊される)
お待たせ。お姉ちゃん、邪魔者が入ったけど会いに来たよ。ってあれ?
(アルビノの少女の眼前にはフローラドラゴンが構えていた)

白い少女よ。いささか来るのが遅すぎたのではないか?

おじちゃんまだ生きてたの。お姉ちゃんはどこ?

さぁな。我が食ったかもしれんし、他の同族が食ったのかもしれぬ。

ユーリエお姉ちゃんを?私の人類の殲滅の計画の理解者になってくれると思ったのに…。

フッ。人類を、ときたか。いささかスケールが小さいのではないかね?
そなたのような少女一人では街一つがせいぜい限界だとおm
うるさい消えて…!(レーザーをドラゴンに向かって何度も攻撃して、元がドラゴンであるとすらわからない肉塊と化す)

ふふ…ユーリエお姉ちゃん。また会えるよね…?
(そういってどこか寂しげにアルビノの少女は消えていった)
後ろで凄い音が聞こえる…。(出口について)
ドラゴンさん、無事だといいけど…。
あれ?このショルダーバッグの中に入ってるのは何だろう?
(ダイヤモンドの宝石が入っていました)
ドラゴンさん…、命がけで私のために…。
貴方に助けてもらったこと。護っていただいたこと忘れませんから。
(その宝石を握りしめて、保養所へ向かいました)
 昔から『自分の意志を通す力』『相手より高い位置に頭を置く優越感』が嫌だった。
 漠然と、嫌気である。という感情でしか表せなかったが、少し違う。
 戦う事しか知らない種族『オウシェ』らしからぬ思想だった。
「……元の世界での戦いは、違和感の正体を知る道のりだったのかもしれない」
 闇のなかで扇子をぱさっと開く。
「ではこの世界では?」
 決まっている。
「愉快愉快。愉快千万。拍手万雷、恐悦至極。では征こう――なんてな」
 扇子で口元を隠す仕草と、誰かの口まね。
 冒険者セットから松明を出して、壁に擦る。
 紫水晶の暗がりに炎の光がさした。
 究極のブービートラップとは! 便座に座ると爆弾が作動するやつだコンバット!
(尻を強調する傾奇ポーズからの放屁)

                 ―――『企業傭兵』コンバット渡辺

 元の世界にいたオカッパマッチョを思い出して、頭痛が痛い。
 炎とチョークでスライムを倒す。
 チョークは乾燥材を兼ねた素材。水分の多いスライムには効果絶大だ。
「まず目的の一つ」
 強い酸性の体液をもつスライム。体液を慎重に瓶へ詰めて歩みを進める。
 何気ない動作に常に注意を払うこと。近代戦に関しては、オカッパマッチョが凄まじく秀でていた。
 この世界ではこの世界なりに、罠や仕掛けがある。そこは初心者冒険者の手引きで学んだが、根本的に、どういう所に罠がしかけられているかの知識は手引きには無かった。
 経験がものをいう領域だ。
 なお、男の美学とやらも叩き込まれたが――今のところ一番役に立っていない。
 今日も元気にお寺飯!
 (ゴザでドリフトで突入してお櫃をあけてヒジキ豆ご飯をよそう)

                ―――『封印巫女』エヴァトロン・エンシェ

 カタリナやバクルドたちが踏み入れていないルートを通っている。
 シオンやポテチがケルベロスと遭遇したと聞いたが、そのルートはしらない。
 物陰で一服つく。
 燗鍋に水筒の水を入れて湯を沸かし、茶葉の粉を溶く。
 あまった湯に干飯と芋がら縄入れて煮る。
「ダンジョン飯にしては、かなり豪華だな」
 茶と味噌雑炊で、腹ごしらえ。
 味噌に飽きない限り。湿気や水に注意していれば、何日も籠もれるだろう。
 空の燗鍋に飲料水を注ぎ、飯の粘性を溶かした水を飲みこんで洗浄完了とする。
(ということで、一旦ダンジョン泊。to be continued)
(紫水晶に覆われた洞窟内、そこに南瓜のカンテラを吊るして素材を集めるべく動く者がいた…)

さて…紫水晶は確保した。ついでだしここのモンスターから何か調達しようか…
(目標の一つ、紫水晶は入手した。残りの必要な素材を落とすサンダーエレメントはどうやら居なかったようだ…)
(その時、後ろからカツカツと小さな音が…)

(振り返ると、人の腰ほどの大きさのゴーレムが歩いてきて「ハァ‼︎」…綺麗に薙刀で三分割された)

(薙刀の石突きを立てて)今はでかくなっては困るからな(倒した小さなゴーレム…哨戒形態のモーフィン・ゴーレムの魔石をバッグにしまう)

そういやここには蜘蛛が出るんだったか…うっし、そいつを倒して帰るか(大蜘蛛の探索を開始、使えそうな素材は選んで入手していく…)
(カンテラを手に、罠を避けつつ素材をバッグに放り込みながら進んでいると、蜘蛛の巣が空間を覆い始める)

…そろそろ来るかね(薙刀を片手に慎重に進み始める)

(そして…空気が先に流れているのに気づく。どんどんと増える蜘蛛の巣を薙刀で払いながら進み…大部屋に出た)

(そこは、部屋全体が蜘蛛の巣に覆われていた。所々には獲物だったものであろう、糸に覆われた塊が大小混在している)

(そして、新たな獲物が来たことを感知したこの部屋の主達は姿を表す)

…まぁこの大きさで1匹はないと思ったが…おかしな奴が紛れ込んでんな

(この部屋を占領する大蜘蛛…タランチュラ。どうやら3匹で占領していたようだが…真ん中の1匹は目が赤く輝き、体表は黒く染まっている…そして、ギシギシと牙を鳴らし、興奮状態にあるようだ)
ボス格のタランチュラを従わせる新種…?いや、この魔力は違うな。
…聖杯に狂わされたか…‼︎(タランチュラの糸放出、それをバックステップで回避して走る)

(2匹のタランチュラと1匹のタランチュラ…以下タランテーラと仮呼称…は今まで確実に仕留めてきた作戦を躱され激怒した。そして、タランテーラは牙を一定感覚で鳴らす。すると2匹は左右から挟み込むように動き出した)

…あぁそうかい…知能も上がってんのかい!(蜘蛛の糸を払いながら勢いよく跳躍、壁ジャンプしながら蜘蛛の巣に降り立ち、近づいてきたタランチュラの一匹を薙刀を振るって攻撃)

(タランチュラBの甲殻にヒビが入り、後退、それを見たタランテーラは自身も攻撃するべく移動を開始)

…蜘蛛の糸は頑丈、小さな普通の蜘蛛の糸でも一種の糸を撚り合わせれば人間一人は容易く吊るせる程の強度はある…てめぇら潰して使わせてもらうぞ?(薙刀を振るい、静かに笑った)
ーーギギチィイイイイイ‼︎
(叫び声を上げ、攻撃の合図を出すタランテーラ、それと共にタランチュラが突進)

…フッ‼︎(足場の糸をしならせ跳躍、先ほどヒビを入れたタランチュラに向けて薙刀を投擲)

(突進でうまく回避できずタランチュラBの頭に薙刀が突き刺さり、横転。タランチュラAは横転し絶命したタランチュラBにぶつかりダメージ)

…まず1匹‼︎(着地してタランチュラBに走り寄り、薙刀を引き抜いてそのままタランチュラAを強襲。頭に薙刀を振り下ろし続けざまに撃破)

2ひ…ガァ⁉︎(直後、糸の弾が側面に直撃、そのまま吹き飛ばされ、粘着する糸に着地してしまった)

ーーギギチチチチィイイ‼︎
(
(糸弾を放った下手人…タランテーラはしてやったと言わんばかりに咆哮を上げる。そして、愚かに巣に絡まった「餌」を糸巻きにしようと近づく)

…クッソ…しくった…!(粘着糸は強力な粘着性を見せた。薙刀も飛ばされ振り解けない)
ク…!(もがいてみるがやはり抜け出せない。寧ろ糸が絡み付いていくばかりである…)

ーーギギチィ‼︎
(もがいて抜け出そうとする獲物を嘲笑するように鳴き声をあげ、今後の非常食にするべく糸を吐き出そうとして…動きを止めた)

…?何…⁉︎(突如動きを止めたタランテーラに困惑。そして、タランテーラが見ているであろう方向に顔を向け…驚愕した)

(1匹と一人が見た先…そこには白髪に赤い目の少女が立っていた)

…嬢ちゃん、なんでそこにいるか知らんが逃げろ‼︎(いつの間に糸の上に立っていたのか、そもそもなぜここに少女が一人でいるのか…疑問は尽きないし糸に絡まれたせいで冷静に考えることができず叫ぶ)

(タランテーラは動かない。絶好の獲物が前にいるのにも関わらず…それは仕方のないことであった)



(…関係ないよ、お兄ちゃん)



(彼女は人間ではなかったのだから)

(少女…「白き小聖杯」は呪文を唱えた)
…⁉︎ガカァ…⁉︎グァ…‼︎(体内に流れ込む悍ましい魔力に悶える)

(お兄ちゃんは人じゃないでしょう?だったら、こんな蜘蛛さんを倒さずに別の獲物を殺そうよ)

(タランテーラは少しづつ下がる。悍ましい魔力が濁流のように流れるこの場から一刻も離れたいが、目を離せば殺されかねないという本能故に)

アァァ…ガァガ…ガァァァアアアアアアアアア‼︎(魔力は注がれる。その脳を殺戮に向くよう作り変えるために)

(さぁ…一緒に殺しに行こうよ‼︎)

(そして聖杯の魔力は注がれきった。辺りはシン…として、小石が落ちる音も聞こえない)

(気分はどう?いいなら早速外に出て、人間を殺しに行こうよ!)

(少女の問いかけに、ゆっくりと首を少女に向けて)あぁ…じゃあまずは目の前の小娘からにしよう。

(………え?)

【魔力徴収】(使える魔法の中で唯一詠唱を必要とせず、そして…危険な魔法を使用した)
(呪文を唱えた瞬間、大部屋の魔力の流れが変わった。紫水晶の魔力が、死んだタランチュラ達の残留魔力が、タランテーラの淀んだ魔力が、白き小聖杯の狂った魔力が…悉くマカライトに流れ込んでいく…‼︎)

本来は範囲が世界を覆うほどだがシステムで弱体化食らってるらしい…まぁどっち道人がいたら使えない魔法だが、なーんの問題もないな?(凄まじい笑顔で白き小聖杯を見て、蜘蛛の糸を引きちぎりつつ立つ)

(お、お兄ちゃん…?なんで魔法が…)

(紫水晶が砕け始め、タランテーラは崩れ落ちる。白き小聖杯もこんな短時間に急激に魔力を吸い取られて困惑している。…そして、マカライトは片手を上げた)

…さっさと死ね、【詠唱破棄:■■■■■】

(人間に発音できない名前の魔法が行使された瞬間、空中から巨大な柱が落とされた)
……(己の魔法で変わった大部屋を眺めつつ、歩き出す)

(落とされた巨大な柱により、大部屋を縦横無尽に覆っていた蜘蛛の糸の大部分が千切れ飛んだ。柱が落とされる対象地点の一つだったタランテーラは潰され腹と足を残して死に、そして…)

(グ…痛い……痛い…よ…)

(もう一つの対象地点だった白き小聖杯も、柱の下敷きになって呻いている。柱自体に魔力を封じる力が込められている為、シールドもビームも出すことが出来ない)

よぉ?潰されて這いつくばる気分はどうだ「化け物」?(そんな状態の白き小聖杯に近づき声を掛ける。その声は怒気を含んでいた)

(化け物は…お兄ちゃんも一緒でしょ…?)

(問いかけに、苦し紛れに答える)

そうだな。俺は人間じゃねぇな?(無造作に足を上げる。そして…)



だが、それでも俺は「人」なんだよ(白き小聖杯の頭を踏み抜いた)
(…ぎ……か……)

(未練のような呻きを上げた後、白き小聖杯は消えた。残ったのは、土埃に塗れたマカライトと、柱が出現して光量が落ちた大部屋のみ)

…2度と汚いツラ見せんな、クソ野郎(自分を狂わせようと魔力を流し込み、踏み抜いた化け物に向けての一言である)

…さて、蜘蛛の糸回収して…この大蜘蛛も回収せんとな!(喜色満面で言い放ち、蜘蛛の糸を専用の棒で巻きつけていく)



(この後、無事に巻き取った蜘蛛の糸と倒した大蜘蛛三体、そして帰り道で雷のエレメントダストを回収して帰還した)
 また遊ぼう! りゅっちゃん!
 (敗北の口上の直前に言われた言葉)

                ―――『愛を知る者』埜々島 ルキヴェル

 以前、サイクロプスと交戦した階層へと下った。
 あの時のサイクロプスの姿はない。
「もっと深層にいるのかもしれんな。現れたら……また遊ぼうか」
 この世界に飛ばされる直前の相手を思い出しながら、似たようなセリフをつぶやいた。
「さて、目的のものは近い……見つけた」
 紫水晶には目もくれず、灰色の岩壁に駆け寄った。試験用の瓶を出して成分を確認する。
「やはり灰重石か」
 元の世界。あの世界の続きを見てみたく思う。
 だから、ここであの世界を護らなければならない。よりによって自分であるとは驚くが。
 今は自分ができることを積み重ねるしかない。
「これが郷愁か。来て早々に抱いてしまうとは、女々しい話だ」
 ぎっしりと灰重石を袋に詰め込む。
 ふと、引きずるような物音が聴こえた。
「これがモーフィンゴーレムとやらか。マカライトの報告であった」
 ところどころ色が異なる無機物の巨人が、下層からの穴より這いずり出てきた。
 下半身はない。
 紫水晶。灰重石、その他岩石、死骸がモーフィングされた姿であった。
 それが上半身だけで這いずってくる。頭部は何の生物か定かではない頭骨で、その眼窩の向こうは闇ばかり。

『オオオオオオオオオオ!!!!』

 頭骨の口から咆哮がおこる。
 応じるように武器を構える。
 右手で、得物の薪の木剣。左手で、楔打ち。
 この楔打ちは、代用武器の研究で拵えたハンマーと楔を合体させたものである。片手で楔が打てるものだ。
「このモーフィング能力の力の源――魔石は欲しいな。炉を作るのに最適だ」
 ――疾走。
 狙うゴーレムの脇腹――木材の部位。薪の木剣で貫く。
「El.Basker.F-」
 貫きながら、力を籠める。
 薪の木剣から木の根が四方へ放たれた。
 戦いは苛烈を極めた。
 ここは、運が悪いことに、灰重石があった空間。
 灰重石とは、融点3,380℃の超硬物質――タングステンの原石だからだ!
 砕けば灰重石で補充される。あるいは紫水晶で補充される。
 柔らかい部分を貫いて、内部から木の根で砕こうにも、灰重石には通らない。
 そして楔打ちで鋼玉の楔を打ち込んだとて、それは相手の身体になってしまう。
「中々厄介だ」
 着眼点を変える。
 剛腕と平手打ちをかいくぐり、一部を傷つけ、再生が始まると同時に、戦松明とランタン燃料をねじ込む。
 この作業を繰り返す。戦松明を作るための黄燐もねじ込んだ。
 一撃貰って血反吐を吐いたが、めげずに繰り返す。そして十分と判断したところで、攻撃行動に移る。
 なんということはない。戦松明を着火して投げ込むだけ。これが攻撃につながる――
 次々と爆発が発生した。洞内が地響きのように揺れて、音が反響する!
 最後にむき出しとなった魔石をえぐり取り、戦いは終わった。
 散らばるタングステン。木材。紫水晶エトセトラ。
 被害は――最後の爆発の準備のために何度も鉄拳を受けている。被弾している。
「フー……ここまでだな。今の爆発音で湧いて出てこられても困る。消耗品も松明も尽きた」
 袋に集められるものだけ集め、帰還する。

(探索成功!)
(灰重石、タングステンインゴット、良質な木材、紫水晶の塊、虫の死骸などを入手した!)
ここよね、人型の魔物って言ったら

(地図を狩ててに、鉄球を蹴りながら進むオールドワン
 磁力で罠はくっついていくので、落とし穴に落ちたら拾う落石推したら破壊するで
 なかなか簡単に進んでいく。
 おかげで装備は貰った白いリボンの剣と、ツルハシぐらいだ
 ……一応ツルハシもってきました。なんか掘るために。)

さーてーとー……?

(しばらく進むと、白髪の少女を見つける
 迷子だろうか?とてとてと近づき、ちょっとかがんで目線を合わせ)

どうしたの?こんなところで…

(一応巡回も兼ねている、働き者のお姉ちゃんである
 がしかし、こんなところに普通の人間がいるわけなく)
「こんにちは、お姉ちゃん
 あのね、お姉ちゃんみたいな人を待っていたんだ。
 私のお友達になってくれる人を。」

(白き小聖杯は微笑み、呪文を唱え―ー)

そっかー!お姉ちゃんも新しい妹が増えてもいい頃だと思ってたの

「えっ」

(バーサーカーに 狂化は きかなかった!!)

「お、お姉ちゃん・…?あのね、私、お姉ちゃんにしてもらいたいことがあるの
 人類を……」

全て弟と妹にする、そういうわけね!
よーしそうと決まれば行くぞ妹4号よー!!

「いやあああああこのお姉ちゃん一番駄目なタイプぅうううう!!」

(バーサーカー からは にげられない!
 お姉ちゃん は 白き小聖杯(いもうと) を てにいれた !
 そしてずんずんと奥に進む。「やめてー」とか聞こえても。)
(そうして遭遇するのは待望の人型モンスター
 腕に抱えた白き小聖杯が泣きながら「こんなはずじゃなかったのに」といっても聞かない
 だってお姉ちゃんだもん。)

あれが弟候補…ええと、サイクロプスちゃん!

「ちょっとまってお姉ちゃんの中であれって人類なの!?」

旅人なら有り得るわ、セーフよ!
さあゆくぞ妹四号よー!!
大 人 し く 弟 に な あ れ !!!!!

「私を巻き込まないでぇえええええ!」

(素足で、一速。一気に距離を詰めて、その巨体の足を払う
 足から潰す派巨体との戦いでの常識。そして弟と戦う時の常識「そんな常識なぁい!」
 ベルナールド家においてきょうだい喧嘩は発生しないが
 「お姉ちゃん本当に何しに来たの!?」)

お姉ちゃんは模擬戦のために…人と戦う訓練をしに来ました
なので弟よ!全力でかかって来なさい!

(「模擬戦相手は絶対こんなのじゃなああああい!!」絶叫が絶えない。
 元気な妹でお姉ちゃんは嬉しい。)
(よろめきながら放たれる拳を、飛んで、その上を駆ける
 顔面、目玉に刀で言うならば平突きというだろう。ただし、これは手刀
 思い切り肘までぶち込み、勢いをつけて抜きながら
 追撃の拳に手を突いて、とん、と跳び退く。
 なおここまで、妹4号を抱えたままの動作だ。)

「ね、ねえお姉ちゃん…お、弟?死んじゃわない?」

大丈夫!模擬戦だから!
ちょっとぐらい脳貫通しても生きていけるわよ!

「それすっごい駄目なやつだよ!
 殺す気しかないよお姉ちゃん!!」

弟なら立ち上がるって信じてる。
ほら、立ち上がった……

(よろめくサイクロプス、その最強の火力―ー雷撃が周囲に満ちる
 姉はここで、動いた。)

そおい!!

(地面を殴り、微かな揺れと―ー落石をもって、自分と白き聖杯の間に壁を作る
 これで、彼女は無事だろう。さぁ)

模擬戦がんばろっか、サイクロプスちゃんっ♡

(「お姉ちゃん模擬戦じゃなああい!死んじゃう、死んじゃうよー!?」)
(満ちる雷撃、それに対して、ツルハシを思い切り投擲
 電機は金属に引き寄せられる
 ツルハシを避雷針として―ー追撃の拳を)

っしゃああああああああああ!!

(大地を踏みしめ―ー地面に素足がめり込んだ
 全身の力を巡らせ―ー気は満ちている
 ただ、一つの動作。ただの正拳突きをもって、迎え撃つ。
 腕からべきべきと音がする
 だがしかし、それは)

まだ片腕が残ってる。なんだ、模擬戦意外といけるんじゃない?

(両者の拳であった。
 軽いフットワークで後ろに飛んで、とんとん、と腕を確認する。
 いけるいける。さあ、まだやれる
 思い切り胴を横薙ぎに蹴り、電撃を収束させる魔を与えず
 手折れたところを、右胸を―――思い切り、踏み抜いた。素足で。
 素足で、膝まで、踏み抜いて。
 これが同じ大きさの人間なら、マウントを取って動かなくなるまでの追撃だったろう
 骨の位置まで推測した人工知能と、肉を踏み抜く素足の出来る技。)
「お姉ちゃん大丈夫!?
 ねえ、酷い音が………」

はっ…お……

「お?」

弟を…殺ってしまった……

「ですよねー…でもお姉ちゃんも満身創痍ー!?
 うわぁあああんバーサーカー!」

たしかに全身軋みをあげているけれど…
模擬戦の練習はしっかりしないと……
ほら、その、恥ずかしいじゃない?

「お姉ちゃんの今のどこに恥ずかしい要素があったのか私解らないよ!
 むしろ模擬戦で何をする気なの!?」

刀と素手、どっちが強いか気にならない?

「バーサーカぁあああ!
 いいから!ほら!お姉ちゃんは保養所なの!!」

えっ えっ でも弟とか妹とか

「いいからー!
 こんなの放っておいたら人類どころじゃなくなっちゃう……!」

人類でも人類じゃなくても、あなたは可愛いお姉ちゃんの妹です!

「そうじゃなくて!
 そういいながらサイクロプス殺さなかった!?ねえ!?」

あ、そうね、保養所に運んであげないと

「死体は生き返らないよお姉ちゃ…ん?」
(がっしりと片手に妹4号(確定)を抱え
 サイクロプスの足を掴んで、ついでとばかりにツルハシ…はもう使えないので
 無事な方の腕で、手刀でそこらの紫水晶を削ってポケットに入れ…よし)

帰るぞ弟(死んでる)、妹(モンスター)―――!!!

「いーやーぁあああああああああ」


(これが、【バーサーカー道場】のきっかけであった。
 余談ではあるが、保養所で満身創痍とされたお姉ちゃんでしたので
 これぐらいが模擬戦なんだなーと強く思いました。

 そして白き小聖杯はお姉ちゃんが靴下を食べ始めた頃にやっと解放されたそうな。
 がんばれ白き小聖杯。最近ほんと災難だな白き小聖杯。
 がんばれ白き小聖杯。)
(なお誤字は面倒なので修正しないバーサーカーであった。ごめんねっ)
クソ、さっさと倒れやがれッ!

(男は傷だらけになりながら、ようやくオーガの首をはねた)
(男はマントを破いて傷の処置をすると、再び歩き出す)
(無茶な剣の修行が始まってから、既に数時間が経過していた)
(しかしそれでも男が剣で仕留めた魔物は片手で数えられるくらいだ)
(それでも最初の頃よりは着実に強くなっているはず、と自分に言い聞かせ、洞窟を進んでいく)
(事実、男の剣術の真似事は雑魚相手であればなんとか通用するようになった)
(オーガも無茶をすれば倒せるようになった)
(しかし逆を言えば「その程度」)
(強いモンスターや本職の剣士の足下にも及ばない)
(なにより、男が「止めたい」と思っている女性には全く届いていなかった)
(それが男の焦りを加速させる)
(それを自覚し、「無茶をするな、と人に言っておきながらこのザマか」と苦笑する)
(しかしそれでも立ち止まる訳にはいかなかった)
(再びオーガと遭遇し、記憶にある親友の動きを真似て走り出す)

らぁッ!

(イメージの中の親友がオーガの首をはねる)
(しかし男の剣はオーガの肩を浅く斬っただけだった)
(それでも諦めず、反撃を受けても立ち上がり、何度も挑んでいく)
(気づけばさらに時間が経過していた)
(どれくらいの時間が経っただろうか)
(安全そうな場所までやってきた男は、尻餅をつくようにドサリと座り込んだ)
(そして無様な姿を自嘲する)
(既に男はこれが無駄な努力であることを自覚していた)
(男に剣の才能はない。それは誰が見ても明らかだ)
(いつもの男であれば、さっさと見切りを付けて別の修行をする)
(主人公のような存在にはなれる奴がなればいい、自分には自分の役割がある、ならそれを頑張ればいい)
(そう、とっくの昔に割りきっているからだ)

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